訃報

2008/06/03

白髪一雄から遠く

 白髪一雄がこの四月八日に亡くなられている(訃報記事は末尾参照)。
 同氏に付いて小生は格別何も語ることはない。
 ただ、同氏の仕事を知った頃のことが懐かしいので、メモだけしておきたいのである。

Joka

← 白髪一雄『浄火』 (油彩・キャンバス、4号) (画像は、「アート・遊」より)

 小生が白髪一雄の名や彼の仕事の一端をでも初めて知ったのは、80年代の後半から90年代の前半、主に欧米の抽象絵画やアール・ブリュット、アンフォルメル絵画の世界に夢中だった頃だったろうか。
 ポロックなどの抽象表現主義やヴォルスなどの作品を見ることができるならと、関連の展覧会を見て回った。
 ポロックというと、小生の好きなアーティストの一人で、89年から92年の頃に、彼のアート作品を見ながら(他にも、ミロ、フォートリエ、デュヴュッフェ、クレー、ムンクなどを見ながら)、夜毎、創作活動に励んだものだった。

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