日記・コラム・つぶやき

2008/05/11

異端の画家か 絵金!

血みどろ?芳年」こと月岡芳年を扱ったとなると、絵金(えきん)が続かないと恰好がつかない ? !

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→ 『浮世柄比翼稲妻(うきよがらひよくのいなづま)』 (画像は、「絵金 アートギャラリー」より。画像に付いての説明は、当該頁にて) 

絵金 - Wikipedia」では、得られる情報が少ない。
「絵金(えきん、文化9年10月11日(1812年11月14日) - 明治9年(1876年)3月8日)は、幕末・明治期の浮世絵師」で、「土佐高知の生まれ。姓は弘瀬、名は柳栄、美高、通称は金蔵。文政12年(1829年)、江戸に出て狩野洞白に入門す。帰国後、土佐藩の御用絵師となるが、偽絵を描いて失職する。その後、町絵師として台提灯絵、絵馬、凧絵などを描き、絵師の金蔵を略して絵金と呼ばれた。猥雑、土俗的で血みどろの芝居絵に人気がある」とあるだけ。

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2008/05/08

デューラー『メランコリア I』の周辺

 帰省して図書館事情が貧相で、本の借り出しも侭ならず、郷里に辛うじて残っている本をちびりちびりと読む日々である。
 その中の一冊に若桑 みどり 著の『イメージを読む』(ちくま学芸文庫)がある。93年の刊行。

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← 若桑 みどり 著の『イメージを読む』(ちくま学芸文庫) 但し、小生が所蔵しているのは、「プリマーブックス 69」のもの。

 15年ぶりに読むとほとんど初めて読むような、でも読み出してみると、ああそういえばそんなこと書いてあったっけ、なんて思い出されてくる。
 中には、おや? こんな記述、あったっけ、という件があったりする。

 それは、アルブレヒト・デューラー(Albrecht Dürer, 1471年5月21日 - 1528年4月6日)の銅版画『メランコリア(Melencolia)』についてのこと(ちなみに、『メランコリア(Melencolia)』は、日本語では『メレンコリア』とも表記されるようだ)。

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2008/05/06

クリス・クゥクシ(Kris Kuksi)

 ひょんなことから「クリス・クゥクシ(Kris Kuksi)」という存在を知った。
 何処かで見たことがあるような気がするのは、ギーガーを思わせる雰囲気があるからか、芸術新潮か美術手帖の特集を垣間見たことがあったからか。

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→ 『Church Tank Type 5A』 (画像は、「kuksi.com」(Official Website of Kris Kuksi)より)

 既にネットの世界でも注目を浴び始めているようだ。
A. Kris Kuksi」(2007.03.10)では、「バロック建築を思わせる超過剰装飾」とか「ギーガーを思わせる陰鬱な雰囲気」、そして「ヒロエニムス・ボシュを尊敬しているらしい」などと書いてある。

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2008/05/04

久隅守景から遥か

 今日は久隅守景の世界に触れてみたい。
 久隅守景(くすみもりかげ)については、「小林忠著『江戸の画家たち』」のなかで、木下長嘯子の「夕顔のさける軒ばの下涼みをとこはててれ女(め)はふたのもの」という歌に絡めて「夕顔棚納涼図屏風」という作品に言及したことがあるだけである。

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→ 久隅守景筆『納涼図屏風(のうりょうずびょうぶ)』 (画像は、「東京国立博物館 館蔵品詳細」より)

『夕顔棚納涼図屏風』については、人気番組の「美の巨人たち」で採り上げられていて、久隅守景という人物像も含めこれまた興味深い番組内容だった。

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2008/05/02

リベルダージ、今年は海中探検!

 今年は海中探検って云っても、小生が探検するわけじゃない。
 サンバ・エスコーラ(チーム)であるリベルダージ(G.R.E.S.LIBERDADE)の「2008年浅草サンバカーニバル」に向けてのパレードテーマ(Enredo)が既に公表されているのだ:
海中探検(仮題)

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→ 『海の宇宙ステーション シーオービター(Sea Orbiter)』(Illustration: Jacques Rougerie) (画像は、「Gemini - Research news from NTNU and SINTEF」より) 「海の宇宙ステーション:シーオービター」を参照のこと。

G.R.E.S. LIBERDADE---浅草サンバカーニバル:2008年 パレードテーマ---」なる頁を覗くと、リベルダージのパレードテーマ(Enredo)である『海中探検(仮題)』について以下のように謳われている:

今回の主役は、潜水艦リベルダージ号! 波打ち際から出発し、やがて深海の幻想世界へと、探検していきます。 潜水艦は勇敢に進み、様々な海中の生物たちに出合うのですが、 幾度となく、行く手を阻むアクシデントも?? さあ!沿道の観客も一緒に海の冒険へと連れていってあげましょう!

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2008/05/01

血まみれ?芳年(3)

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← 雑草に埋もれている我が家の畑!

 このところ、草むしりが日課。とにかく、生える量より多くを毟るのがノルマだ。

 さて、徳田良仁著の『芸術を創造する力―イメージのダイナミックス』(紀伊国屋書店)から、「狂画家」「血まみれ芳年」の側面に照明を当てている一文を抜粋・転記している。
 今日もその続きである。

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2008/04/29

血まみれ?芳年(2)

 朝晩はともかく、日中は暖かな日が続いて、家の外での雑用も少しずつやっている。
 納屋から出して庭に山積みにしていた粗大ゴミを業者に纏めて出すのをやめ、分解なり解体などして、日常のゴミの収集の日に少しずつ出すようにしている。
 山はだいぶん小さくなった。
 残りは金属製のもの、プラスチック製品などなので、特別な日に出すしかない。

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→ 地元の神社。買物帰りに傍を通りかかったのでパチリ。近いうちに時間を掛けて探訪してみたい。

 午後からは畑の草むしり。
 雑草が生い茂って、ネギもナスもタマネギも何もかもが姿かたちが埋もれている。
 父がやらないと、なんて呟いていたが、体調からしていつになるか、出来るのかどうかも分からない。
 無理をしないよう、昨日はまず一時間ほどやってみた。

 さて、本題に入ろう!

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2008/04/27

血まみれ?芳年(1)

 小生が密かに偏愛する浮世絵師に月岡芳年(つきおか よしとし、天保10年3月17日(1839年4月30日) - 明治25年(1892年)6月9日)がいる。
 が、ここには直ちに注釈が要る。
 小生が月岡芳年の画業の全貌どころか、その一端をさえ知っているのか危ういということ。

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← 島村匠/著『芳年冥府彷徨』(文芸春秋) 「黒頭巾の男が人を斬るのを目撃し、その殺気を描きたいとの一念に取りつかれた狂気の浮世絵師・月岡芳年の若き日々。松本清張賞受賞作」。「情報紙『有鄰』No.381 P5 絵師・月岡芳年の殺気に憑かれた執念の世界を描く 島村匠と『芳年冥府彷徨』」を参照。

 小生は、高校か大学生になってからか定かには覚えていないのだが、『奥州安達ヶ原ひとつ家の図』(1885年)という作品一つに言い知れない魅力を感じ、月岡芳年というと、「狂画家」「血まみれ芳年」という印象を鮮烈・痛烈に抱かされてしまったのだった。

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2008/04/26

バナナは木ではなく草である:余談篇

バナナは木ではなく草である:日記篇」の続篇(後篇)です。
 まさに小生流の余談・雑談篇…むしろ本編と云うべきか。

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→ 満開の桜!

 余談だが、「植物園 - Wikipedia」によると、「学術色の強い植物園の最古のものは、エジプトのアレクサンドリアにあったアレクサンドリア図書館に隣接して設けられていたものだと思われる。アレクサンドリアのものは、薬草として使うために、種類ごとに採集、分類して栽培されていたものだと伝えられている。用途はハーブオイル、治療など多岐にわたる」という。

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2008/04/24

バナナは木ではなく草である:日記篇

サルガオセモドキに遭遇!」(2008/04/14)にて、「過日、家族らで「富山県中央植物園」へ行ってきた。そのレポート(日記)は時間があれば別個に書く(かもしれない)が、ここでは番外編的にあることについてメモしておきたい」と書いている。

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← 知り合いの車で一路、「富山県中央植物園」へ

 が、いきなり番外編を書いたきり、レポート(日記)のほうは手付かず。

 訪れてからもう十日以上も過ぎたので、日記的なことは書けそうにないので、画像の一部を公開するのがメインになりそう。
(書いているうちに余談癖・蛇足癖の虫が蠢(うごめ)きだして長くなり、次回(後篇)は「余談篇」をアップすることになる。)

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2008/04/23

竹中英太郎…懐かしき妖美の世界

 探偵小説と推理小説との間に違いはあるのだろうか。それぞれの名称の使われた時代(それに伴う時代背景)の違いということくらいはすぐに思い浮かぶが、しかし、ただ思うのは探偵小説(当然、推理小説)の諸作品を印象付けるのに挿画や装丁、表紙の絵なども影響に大きく預かっているとは言えるだろう。

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← 竹中英太郎・画 『探偵趣味』7 表紙/昭和6年 (画像は、「弥生美術館・竹久夢二美術館 生誕百年記念 竹中英太郎と妖しの挿し絵展 ~エロティシズムとグロテスク ・・・闇にきらめく妖美の世界~」より)

 小説を読みながら想像を時に妄想を逞しくしたものだが、特に少年向けに編集された探偵小説を読んだころなど、文章と同じくらい、時にはそれ以上に挿画に刺激されたものだった。
 頁を捲ると何かの挿画が目に飛び込んでくる。
 と、その絵に描かれる場面は一体どんなものかと、絵を説明してくれる記述を逸る心ももどかしく探したりしたものである。

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2008/04/22

08サンバ/リベルダージ画像情報

 今年もサンバの(表の)季節が始まった。
Sambadrome」さんの「2008 » 遊座大山サンバパレード 08/04/13」には、我がサンバエスコーラ(チーム)・リベルダージ(G.R.E.S.LIBERDADE)のメンバーが何人も写っている。
 東京を離れ富山在住となった小生は、追っかけのリタイアを余儀なくされただけに、こうしたサイトを通じてでも、リベルダージのメンバーの活躍ぶりを見ることができて嬉しい!

 さて、改めてじっくり「2008 » 遊座大山サンバパレード 08/04/13」なる頁を見るとするか。

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2008/04/19

死の画家ティスニカル(4)

 今も相変わらず引越しの後片付けが続いている。
 納屋にあった古い家具や器具、書籍などが庭先に山積みになっている。
 その上にビニールシートを被せている。

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← 東京での我が部屋。東京を去る最後の日の朝の室内の様子。

 そのうち、業者に回収してもらうつもりでいたが、おカネがないので粗大ゴミの類いを解体しバラバラにして、燃えるゴミ・燃えないゴミ・金属・プラスチックなどに分類し、それぞれのゴミの日に少しずつ出していくことにした。
 この作業、週末に細々とやっていくので、二ヶ月は掛かりそう。

 本稿も、これまで同様、徳田良仁著の『芸術を創造する力』(紀伊國屋書店)からの転記であり、「死の画家ティスニカル(3)」に続くもの。
 今回が最後。

 === === === === 

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2008/04/18

死の画家ティスニカル(3)

 今日の昼過ぎはトイレ(男子用)掃除。過日は液体洗剤を塗布。今日は、鍋の焦げ付きを磨くタワシでゴシゴシ。深長にやったつもりだけど、やっぱりトバッチリを少々。

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→ 画像の真ん中の黒い点。実は我が家の庭を横切る近所の猫。黒猫に見えるが、濃いグレー。毛並みがいい。これ以上、近寄れない!

 本稿は、「死の画家ティスニカル(1)」「死の画家ティスニカル(2)」につづくもの。前回に引き続き、徳田良仁著の『芸術を創造する力』(紀伊國屋書店)からの転記である。
 では、さっそく続きを。

  === === === === ===

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2008/04/15

死の画家ティスニカル(2)

 本稿は、「死の画家ティスニカル(1)」の続き。「チンドン大パレード」関連の記事が予想外に大作(?)になって、十日ほども間が空いてしまった。

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← 富山の市街地にて。4月6日、チンドンパレードへの途上で発見・撮影。

 チンドンコンクールと死の画家ティスニカルとの世界のあまりの違い! 
 でもどちらもこの世の営みに他ならないのである。

 では、早速、「死の画家ティスニカル」の世界へ。
 前回に引き続き、徳田良仁著の『芸術を創造する力』(紀伊國屋書店)からの転記である。

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2008/04/12

「チンドン大パレード」でベリーな白昼夢!

 (本稿は、4月6日に富山市の県庁前公園や平和通りなどを会場にして催された「第54回全日本チンドンコンクール」関連最終記事:番外編です。)

 猿轡のような、それとも末期の時を恵むに違いない、首を絞めるに格好の白いシルクの布を外してやる。絶え絶えの息。喘ぎ。幾分、脹れ上がったようなその唇を静かに開いてやる。白い歯が零れる。
 洩れる吐息が冷たい空気を溶かすようだ。
 ああ、その頬。紅潮した肌のような花弁の輝き。

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 オレは慌てない。決して逃げない薔薇の園に咲き誇る花たちではないか。
 柱に縛り付けられている? そんなことはない。お前は大地に根付いているのだよ。この世の滋養分を誰より貪欲に吸い上げているじゃないか。オレはただ、そのエキスをほんの一滴、舐めさせてもらえればそれでいいのだよ。

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2008/04/11

チンドンにベリー来航 ? !

「チンドン大パレード」へ(1)」に書いたように、日曜日、「全日本チンドンコンクール」へ行ってきた。

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 小生が見物できたのは、「チンドン大パレード」てある。
全日本チンドンコンクール/チンドン大パレード」に見られるように、「ボーイスカウト富山第17団 パレード横断幕」を先頭に、「富山市 消防音楽隊」や、「堀川中学校」「奥田中学校」「富山商業高校」などの吹奏楽部(この中に我が母校もある)が先導を務め、そのあとに「素人チンドンマン」の各チーム、「チンドンマン」などが続く。

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2008/04/10

「チンドン大パレード」へ(3)

 いよいよ「チンドン大パレード」(チンドンコンクール)のレポートもどき画像集も今回が最後。
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 次回は、同じく「チンドン大パレード」での撮影なのだが、パフォーマンスや衣裳などがトライバル系のベリーダンスだったので、番外編として「チンドンでベリー…ベリー来航 ? ! 」(仮題)をアップする予定。
 これもレポートというより画像集になる。

(引き続き「富山といえば…チンドン屋篇」より)2008_0406071003tonai0142

 しかし、バブルが弾け、一部の人はバブルの夢を追いかけている中、一方では足元を見詰めなおす人も出始めてきた。何が大切かが問われ直し、手に職を技を持つことの大切さが実感されてきたのだ。

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2008/04/09

「チンドン大パレード」へ(2)

(「チンドン屋」より)
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 思うに、チンドン屋さんもサンバチームも、共に路上のアーティストたちである。小生は、路上でパフォーマンスする人たちに憧れとか驚異と賛嘆の念を抱く傾向にあるようだ。

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→ この見事な歌舞伎姿でパレードしている本人からコメントやメッセージを戴きました!

 一言で言うと、自分に一番、足りないものを彼らが持っているから、ということになるのか。
 足りないものは、小生にはあまりに多いので、世の人、皆が偉く思われること、しばしばなのだけれど。
 それにしても、人前で、心からの笑顔を振り撒ける人々には、ひたすらに眩しさを感じるのみなのだ。

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2008/04/07

「チンドン大パレード」へ(1)

 日曜日、「全日本チンドンコンクール」へ行ってきた。最終日だったから、この日だけは逃したくなかった。
 金曜日の夕方近くからプレイベントが始まっていて、土曜日には「全日本チンドンコンクール」の予選など多くのイベントが催されていた。

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 行きたい気持ちはあったが、夜には未明近くまでの仕事をやっており、終わっても家庭での雑用があって、金曜日も土曜日も日中は体が言うことをきかない。


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2008/04/03

山を愛した風景画家―吉田博

 吉田博という名の版画家の存在を知ったのはいつだったか覚えていない。
 ネット上でのこととはいえ、彼について調べたり彼の作品をじっくり見たのは昨年末だったか、明治や大正、昭和初期の版画家をいろいろ物色していてのこと。

 渡邊庄三郎の周辺を渉猟していると(そうでなくとも)必ずや出会うはずの人物である。

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← 日本アルプス十二題より 「黒部川」 37.5×25.1cm (画像は、「版画家 吉田博」より)

 作品をネット上でだがチラッと見ただけで引きこまれてしまった。
 これだけの魅力を持っているのに、知名度がそれほど高くないような。
 あるいは小生が勉強不足なだけなのだろうか。

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2008/04/01

キアズマ

 ここ数年のことだと思うのだが(小生が気づいてから数年なのかもしれないが)、「キアズマ」という言葉をたまに見聞きする(哲学では浅田彰あたりが異種交配的意味合いで使っている)。
 と思ったら、「ステファニー・バレンティン:顕微鏡下の美」なる記事をつづる際にも、この言葉に際会。
 せっかくなので、ちょっと気になるこの専門用語と思われる言葉「キアズマ」を巡って若干のメモを試みる。

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→  山下洋輔トリオ『キアズマ』 (アーティスト), 山下洋輔 (演奏), 坂田明 (演奏), 森山威男 (演奏)  「坂田明,森山威男を擁する伝説の山下トリオの,75年のドイツでのライヴ・レコーディング」! 75年だって。さすがにミュージシャンの感性は鋭い。文末参照。

 その名も「キアズマ」(ホームページ:「横浜国立大学大学院 環境遺伝子工学研究分野」)という頁がネット検索で上位に浮上した。
 そこには、「相同染色体にとって大切な”絆”」とした上で、以下のように説明されている:

新しい遺伝的組合せを作るためには、相同染色体同士が一部交叉することが必要です。交叉によって生じた”結び目”が、キアズマです。交叉は、ほとんどの生物において、2個の相同染色体を別々の娘細胞の核へと正しく別れさせます。キアズマは両親それぞれから1本ずつの相同染色体を減数第1分裂後期までまとめておく役割を果たしています。

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2008/03/29

中川八郎:水墨画の伝統を水彩画に

[この「壺中水明庵(こちゅうすいめいあん)」なるブログは、「ネットで、あるいはリアルでの美と快と楽めぐりのエッセイやレポートをボチボチと」と銘打っている。今のところネットでの美めぐりの旅に終始しているが、この現状に甘んじているわけではない。
 未だ雑用に追われていて、眼が関心が外へ向かない。

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← 『ちくま哲学の森 6 詩と真実』(鶴見 俊輔 /安野 光雅 /森 毅/井上ひさし/池内紀 編集、筑摩書房) (画像は、「Amazon.co.jp: 通販サイト」より) もう二十年近く前、90年の初め頃に購入し読んだ本。帰郷の際、古い本は整理・処分するつもりだったが、つい懐かしくて温存。一年もしないうちに、港区の高輪から大田区の大森へ引っ越すことになると自分でも思っていなかったはず。カフカやジャコメッティらはともかく、寺田寅彦の「自画像」なる一文が秀逸!

 この内向きの傾向が転居(帰郷)に伴う一時的なものなのか、それとも自分でも若干懸念しているのだが、ある意味での精神的な落ち込みの証左なのか、分からないでいる。
 ただ、富山ではサンバパレードもベリーダンスショーも見る機会が極僅かなのは確か(ベリーダンスショーのライブって富山で見ることができるのか、分からない)。
 いずれにしても、追々、リアルでの美と快と楽めぐりのエッセイやレポートも書きたいと切に願っている。
 とは言いつつ、今日も二ヶ月前に作ったメモを提供する次第である。(アップに際し記す。08/03/29)]

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2008/03/25

橋口五葉:ふるきよき美人画

 日々、家事と若干の仕事に追われている。
 トイレ掃除も含め家の中のことから徐々に家の外のことにも手を付け始めた。今朝は除草剤散布。
 父母に要領を伝授してもらいつつ、撒くところと撒かない、散布してはいけない部分とに注意を払いつつ。
 父の長靴を借りて。

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→ 24日の朝、裏庭にて。やはり、水瓶近くの枯れ枝に紛れるようにして。

 その前、燃えるゴミ出しの日だったので、慌てて庭に出たら、庭先に小鳥が居た!
 でも小生の足音か気配に気が付いて、さっさと飛び立ってしまって、写真は撮れなかった。

 さて、以下は昨日に続き約二ヶ月前にメモした記事。
 まだメモしておきたいこともあるが、とりあえずアップしておく。

 === === === === === ===

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2008/03/24

辻惟雄:縄文からマンガ・アニメまで…牧谿の幸い

[メモ的に書いたこの記事。気がつくと二ヶ月近くも放置状態。半端だけどアップしておく。東京の片隅の小さな部屋で真夜中、冬の真っ盛りに電気ストーブで暖をとりながら、せっせと書いていたっけ。夢は荒れ野を…じゃなく、ネットの茫漠たる虚の時空を駆け巡る。]

 久々に辻惟雄(つじのぶお)氏の本を手に取った。辻惟雄著の『日本美術の歴史』(東京大学出版会)である。

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← 辻惟雄著『日本美術の歴史』(東京大学出版会) 「縄文からマンガ・アニメまで、360枚の図版とともに日本美術の流れと特質を大胆に俯瞰する!

 辻惟雄氏というと、今はちくま学芸文庫という形で入手が可能となっている『奇想の系譜―又兵衛‐国芳』(筑摩書房)を読んでお世話になって以来、名前が小生の脳裏にこびり付いている。
 ちなみにこの『奇想の系譜』の章立てを列挙しておくと以下のとおりである:

憂世と浮世―岩佐又兵衛
桃山の巨木の痙攣―狩野山雪
幻想の博物誌―伊藤若冲
狂気の里の仙人たち―曽我蕭白
鳥獣悪戯―長沢蘆雪
幕末怪猫変化―歌川国芳

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2008/03/22

ルイス・ウェインの猫(その2)

 この本を手にする前の年、大岡信著の『抽象絵画への招待』(岩波文庫刊、1985年)を買って読み、抽象絵画やアール・ブリュ、アンフォルメルのアートへの関心を抱き始めた。

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→ Louis Wain "Untitled" - c.1933, watercolour & bodycolour, 9 x 7.5 ins (画像は、「Henry Boxer Gallery presents Louis Wain」より)  これもウェイン本人にしてみれば、愛情タップリに猫を描いているつもりだったのか。

 正常と非正常との敷居などあってなきが如し。
 しかし、同時にそこには牢固たる壁があるのも事実。
 心が壊れる恐怖。後戻りできない蟻地獄。

 当時の心境などを数年前の記事に綴っている。転記する:

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2008/03/21

ルイス・ウェインの猫(その1)

 郷里に出戻りして、生活のスペースを確保する意味もあり、本や雑誌を含めて家の中の不用な諸々をドンドン廃棄している。
 一応、東京から持ち帰った荷物は整理までには至らないものの、とりあえず廊下の隅っこやら納屋などに蔵置はできた。

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→ Louis Wain "Ginger Cat" - c,1932, Crayon, 9 x 7 ins (画像は、「Henry Boxer Gallery presents Louis Wain」より) 

 となると、片っ端から捨てていた古い本だが、段々捨てるのが惜しくなる。
 古い本の山が崩れていってしまうと、はて、引越し荷物の収納も暫定的ながら済んでいるのに、これ以上なにゆえ捨てる必要がある…などと思えてきたのである。

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2008/03/20

ジャン=レオン・ジェローム (2:ヌードを描く光景の淫靡さ)

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← ジャン=レオン・ジェローム『ローマの奴隷市場』 (画像は、「19世紀の画家達」より) かのオディロン・ルドンもジェロームに弟子入りするが、数ヶ月で彼のもとを去った。

 余談が過ぎた。
 話をジャン=レオン・ジェロームに戻す。

 思うのは、ジェロームの絵、特にヌードのモデルが画家(彫刻家)と共に描かれている絵をその構図を併せ眺めると、淫靡ささえ感じる。
 それは小生がゲスな人間だから? でも、ジェロームは一般大衆のそこの心理は冷静に読みきり計算に入れて描いているってのも確かなようだし、その舞台裏を臆面もなく晒しているようでもある。
 この辺りのことは作品の数々を見れば歴然としていると思う。

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2008/03/18

ジャン=レオン・ジェローム (1:ヌードを描くアトリエを嫉視する?)

 絵に魅入ってあれこれ妄想が勝手に逞しくなっている間に記事が長くなってしまった。
 二回に分けて掲載する。

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← ジャン=レオン・ジェローム『Phryne before the Areopagus』(1861年) (画像は、「ジャン=レオン・ジェローム - Wikipedia」より) 「ジャン=レオン・ジェロームの『Phryné devant l'Areopage(アレオパゴス会議でのフリュネ)』も、フリュネの美貌にインスパイアされたもの」だという。でも、価値観も主体の在り処も全く転倒している…。

 ピーター・ゲイ 著の『快楽戦争 ブルジョワジーの経験』(富山 太佳夫訳 青土社)読んでいたら、ジャン・レオン・ジェロームという画家の名前が出てきた。
 どこかで聞いたことがある。
 でも、すぐには思い出せない。
 上掲の本には数知れない事項や名前が出てくるので、一々調べてられないのだが、ジャン・レオン・ジェロームは調べよ、という直感がある。

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2008/03/16

ジョージ・グロス

ねじ釘の画家・柳瀬正夢」なる記事を書いていて、ゲオルグ・グロッスという人物に出会った。
 柳瀬正夢はゲオルグ・グロッスに傾倒したというのだ。
 ゲオルグ・グロッスとは一体、いかなる人物なのか。
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→ 『Grosz』(TASCHEN) 「ジョージ・グロス(1893-1959年)は、ベルリン・ダダを代表する風刺画家として知られるが、後にニューヨークへ移住し、才能をますます開花させた。イラストから水彩、油彩まで、グロスの代表作を紹介」

 しかし、画家として人形作家として、あるいは写真家としても知られる、小生が学生になりたての頃から偏愛していた(はずの!)ハンス・ベルメールのプロフィールなどをチラッとでも覗けば、画家ゲオルグ・グロッスとの深い関わりに気付かないはずがなかったのだが:
ハンス・ベルメール」(ホームページ:「アート・遊」)
 

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2008/03/14

ねじ釘の画家・柳瀬正夢

中谷宇吉郎集 第四巻』に所収されているものの一つに『寒い冬』がある。
 内容に付いては機会を得て触れてみたいが、ここでは挿画の描き手・柳瀬正夢のことを若干ながらでもメモしておきたい。
 
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← 『中谷宇吉郎集 第四巻』に所収の『寒い冬』に付された柳瀬正夢作品の一つ。画像が不鮮明なのは、携帯電話のカメラで撮影したものだから。ネットでは、『寒い冬』に掲載されている絵の画像が見出せなかったので、このような形を採った。 

 柳瀬正夢の作品はある年輩以上の読書好きの人なら大概は何処かしらで目にしているだろう。
 小生もだが、今となってはもう柳瀬正夢という名前を意識して絵を見ていた人は、少ないかもしれない。

『寒い冬』に付せられた挿画に懐かしさや温かみを感じた。
 そういえばこんな絵とやや遠い昔、出会っていたのだっけ…。
 但し、彼の時代や世相を見つめる眼差しは常に厳しい。人を愛するがゆえに、愛するからこそ、反骨の魂が滾るのだろう。

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2008/03/13

アントワン・ダガタ

 ひょんなことからアントワン・ダガタという写真家の存在を知った。
 1961年マルセイユに生まれたフランス人。
 読み捨てられた週刊誌の情報欄に安楽寺えみ 写真展『Snail Diary』についてのコラムがあった。評論家・飯沢耕太郎の手になるもの。
 コラムの題名は、「「只管打坐」の境地で撮る「性と生」-RAT・HOLE・GALLERYで」である。
 そこには小さな写真が一つ載せてあった。写真もだが安楽寺えみという存在がとても気になった。

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← 安楽寺えみ (画像は、「exhibition|RAT HOLE GALLERY」より) 

 その写真展とは、「exhibition|RAT HOLE GALLERY」(東京・青山のラットホール・ギャラリーにて開催中)
 
 一部を転記する:

安楽寺えみは武蔵野美術大学で油絵を学び、約10年間闘病生活を送った後、93年より銅版画制作を始め、98年頃より本格的に写真制作をはじめます。人間の持つ根源的な生への欲望や疑問が、様々なメタファーに置き換えられ、そこに自身の記憶、心象がいく層にも重ねられた不思議な世界を生み出す安楽寺の作品は(以下、略)

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2008/03/12

川原慶賀…シーボルトの眼 ? !

 小田野直武の画像や情報をネットで探したが、平賀源内ら誰彼の関連での記述は散見されても、小田野直武本人についての情報はなかなか見つからない。