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2025/02/02

2025年1月読書まとめ

 ← 買い物からの帰宅直後、庭を観て回った。生け垣の山茶花が元気。椿はまだまだ。 (01/24 13:04)

「2025年1月読書まとめ」をメモるのを忘れていることに、2月の読書まとめをメモる際に気付いた。何とか、1月に読んだ本は確かめることはできたが、読んだ頁数やナイスの数は確認できず。ま、いっか。とにかく、今頃になって思い立って、分かることだけでも記録しておく。 (04/04 00:43)

1月の読書メーター
読んだ本の数:14
読んだページ数:不明
ナイス数:不明

 

 

国家はなぜ衰退するのか(下):権力・繁栄・貧困の起源 (ハヤカワ文庫 )の感想

「ヨーロッパの旧宗主国が植民地にもたらした負の遺産、(中略) 人類史をひもとき格差や貧困などが生じる要因とその解決策を示」す書。

読了日:1月30日
著者:ダロン アセモグル/ジェイムズ A ロビンソン

 

死と乙女 (岩波文庫 赤N790-1)の感想

拷問の果ての虐殺死。女性は強姦を含む拷問が悲惨。復讐心に燃えるのは当然だが、さて如何に復讐する?

読了日:1月28日
著者:アリエル・ドルフマン

 

シェイクスピア全集21 アントニーとクレオパトラ (ちくま文庫 )の感想

クレオパトラの自殺の方法(毒蛇に噛ませる)も有名。この自殺を選ぶに際し、囚人を使って各種の毒薬の効き目をいろいろ試したという。そっちのほうが怖い。

読了日:1月24日
著者:W. シェイクスピア

 

穀物の世界史 小麦をめぐる大国の興亡の感想

穀物に焦点を合わせて歴史を観ると見えてくるものがある。

読了日:1月22日
著者:スコット・レイノルズ・ネルソン

 

ロリータ (新潮文庫)の感想

究極のところ、これは純愛小説だと思った。語り手の、惚れた少女への、あるいは一度惚れた少女像への一途な想いが、ついには彼が涙ぐむほどの中年男の純情物語に成り果てる。

読了日:1月20日
著者:ウラジーミル ナボコフ

 

カメラ・オブスクーラ (光文社古典新訳文庫 Aナ 1-1)の感想

ナボコフの言葉のマジックに気持ち良く翻弄された。

読了日:1月18日
著者:ナボコフ

 

孤独な散歩者の夢想 (1969年) (旺文社文庫)の感想

迫害妄想から生涯悩まされてきた(原因の一端は自身にある)が、過剰なほどの繊細の精神はだからこその表現・思想を実現させた。

読了日:1月12日?
著者:ルソー著 山口 年臣訳

 

ハルビン (新潮クレスト・ブックス)の感想

読み物として凡庸な感強い。テーマは劇的なのに、緊迫感が伝わってこない。正直、読むのが苦痛だった。ベストセラーなのも、韓国だからこそだろう。

読了日:1月11日
著者:キム・フン

 

[図説]世界の性と売買の歴史:バビロニアの神聖娼婦から江戸吉原、第二次大戦下までの感想

何故、本書を手にしたか。まさか、表紙画像に目が眩んだわけじゃなかろうが。(中略)図版500に目が眩んだわけでもない…かどうか不明。

読了日:1月10日
著者:ケイト・リスター

 

82年生まれ、キム・ジヨン (単行本)の感想

作品としてのインパクトはあるとしても、小説(物語)としてはどうか。

読了日:1月6日
著者:チョ・ナムジュ

 

出会いはいつも八月の感想

マルケス存命中最後に刊行された「わが悲しき娼婦たちの思い出」……マルケスが本当に書きたかったのは…生きたかったのはこういう世界かな、なんて妄想したっけ。

読了日:1月6日
著者:ガブリエル・ガルシア=マルケス

 

めくるめく数学。の感想

解析系、幾何系、代数系という専門分野の違う三人の女性数学者らの数学エッセイ。女性らしいテーマ選択(衣服の選び方など)もあったが、幾つかは馴染みのテーマだった。

読了日:1月5日
著者:嶽村 智子/大山口 菜都美/酒井 祐貴子

 

 

絶望 (光文社古典新訳文庫 Aナ 1-2)の感想

この数年ナボコフファンになりつつある我輩、初期の作品である本作はナボコフらしさが如実で面白かった。ありもしない、且つなくもない物語を語り口一つで創出する作家の騙り部性を凄いと思った。
読了日1月4日

著者:ウラジーミル ナボコフ

 

天文学者たちの江戸時代 増補新版 (ちくま文庫か-89-1)の感想
江戸時代の天文学者たちの奮闘に感心するばかり。渋川春海らまで天文は占いばかりの旧態依然だったことに逆に驚く。流れ星…特に彗星に最後まで禍々しさの感が拭えなかったんだなあ。徳川吉宗の理系の知恵に感心した。

読了日:1月4日

著者:嘉数次人

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