2024年10月の読書メーター
早くも11月。あと2ヶ月で来年。何やってたんだ? 昼行燈シリーズも途絶えがち。まずい。読書だけはボチボチ楽しんでるけど。庭仕事も頑張ってる。週に二回は負担が大きいので、週に一回に留める。16日になって懸案だった玄関の戸を交換した…けど、料金が目論見の二倍以上…三倍ほどだった。当分、今以上に生活を切り詰めていかないと。…余談だが、スーパーを別店舗に切り替えつつある。品揃えもだが、商品自体が違っているように感じる。店舗が大きいから? あと、店内のBGMもセンスの違いを感じる。片や、若者向きのアップテンポで煩い曲。片や大人向き。客層が中高年だということを考えれば後者だろう。前者は、店員が若手が多いから選曲も若者向けになってるのだろう。 (11/17 14:08)
10月の読書メーター
読んだ本の数:14
読んだページ数:5096
ナイス数:4834
ヘミングウェイ短篇集 (ちくま文庫 ヘ 11-1)の感想
楽しみたいので敢えて四日ほどを費やして。本の案内には、「ヘミングウェイは弱く寂しい男たち、冷静で寛大な女たちを登場させ「人間であることの孤独」を描く」とある。 行動派の作家とかダシール・ハメット、レイモンド・チャンドラーと後に続くハードボイルド文学の原点とされる作品を書いて来たとか云われる。
読了日:10月31日 著者:ヘミングウェイ
土と脂: 微生物が回すフードシステムの感想
中身が濃いので日に30頁ほどずつ。読了に二週間を費やした。農業、食料、健康などに深く強い主張。付箋だらけに。モントゴメリーの本は四冊目。感想は後日。参考文献リストはネット化されてる。これがあったら450頁の大部に。読みながら随時メモってきた。
読了日:10月27日 著者:デイビッド・モントゴメリー,アン・ビクレー
破砕の感想
「破果」を読んでアクションシーンの緊迫感はなかなかなんて感想を書いた。外伝らしく本作も読ませてくれた。
読了日:10月26日 著者:ク・ビョンモ
ロウソクの科学 (岩波文庫)の感想
科学の新しい知見を得るための本じゃなく、吉野 源三郎の「君たちはどう生きるか」と同様 本書こそは読むべき本。科学する精神を学ぶ本。細心の観察眼と推察と分析そして実験の繰り返し。今度で何度目となるか分からないし、科学者にはなれなかったが、それでも性懲りなくサイエンス本を読んでいくつもり。今更ながらファラデーの偉大さを思う。
読了日:10月24日 著者:ファラデー
恋の骨折り損 シェイクスピア全集 16 (ちくま文庫 し 10-16)の感想
22日に読了。前日からのまる一昼夜で読了した……が、言葉遊びが全開で、わけが分からんが何だか夢幻劇に踊らされたみたい。感想は(書けたらだが)後日。
読了日:10月22日 著者:W. シェイクスピア
楽園の夕べ ルシア・ベルリン作品集の感想
モントゴメリーの「土と脂: 微生物が回すフードシステム」と交互に読んでたから6日ほどを費やした。一気には読みたくなかった。もう本は出てこないだろうし。よかった。感想なんて書けない。書き手の思い出のはずが、作家の物語のはずが、幾つもの場面がいつしか自分の体験みたいに胸にズキズキ疼いたりして。
読了日:10月21日 著者:ルシア・ベルリン
アイヌ語地名の歴史 (604) (歴史文化ライブラリー 604)の感想
なんとか通読したが、アイヌ語地名の研究の困難さを思い知らされただけに終わった…….。「トマム、アポイ、クッシャロ、サロマなど、独特な響きをもつ北海道の地名。アイヌ語を起源とするため、カタカナや読めない漢字表記の地名も多い。地形や自然環境を語る地名がほとんどだが、人びとが生活をしていく上での行動や世界観が示されたものでもある。」
読了日:10月17日 著者:児島 恭子
人類前史 失われた文明の鍵はアメリカ大陸にあった(下)の感想
「古代エジプトのピラミッドと北米大陸の古墳群は同じ宗教思想を元に造られていた」 「アトランティスは亀の島(北米大陸)だった」 「1万2800年前に地球を焼き尽くした 『死の彗星』が、今、再び地球に迫っている」なる主旨の壮大な話。
読了日:10月15日 著者:グラハム・ハンコック
ガルシア・マルケス論の感想
自ら傑出した創作家であるバルガス・ジョサが、創作活動の絶頂期にありながら同じく創作の絶頂期にあったガルシア・マルケスについてこれほどの大著を著す異例さ。ジョサはこのほかフロベール論やユゴー論なども発表している。「広範で質の高い読書、徹底した資料収集と時代考証、創作の実体験に根差した深い文学的知識、読解力、作品に投影された世界観を解き明かす洞察力」は、専門の研究者の追随を許さない(本書の後半はジョサの自らの文学論を展開)。
読了日:10月11日 著者:マリオ・バルガス・ジョサ
はだかの白鳥 阪大大学院卒でAV女優にの感想
正直 感動しました。同時に旧弊な常識に囚われている我輩として疑問も数々。
読了日:10月10日 著者:藤かんな
ひめごと~浮世艶草子~ (SPコミックス)の感想
久しぶりの漫画。楽しく読みました。頁を捲るのがもどかしかった。感想は書かない。
読了日:10月08日 著者:八月薫,篁千夏
人類前史 失われた文明の鍵はアメリカ大陸にあった(上)の感想
やや流し読みの気味がありつつも、それでも一週間を費やした。参考文献が膨大で、可能な限り即座にネット検索。先史についても近年加速度的に研究が進んでる。随時見出だした遺跡(研究)情報は挙げてきたが、全ては無理。宇宙論も生物学も古代史(考古学)もあらゆる研究が大変貌を遂げつつある。人間も知の時空のビッグバンに呑み込まれざるを得ないだろう。
読了日:10月08日 著者:グラハム・ハンコック
あっぱれ! 日本の新発明 世界を変えるイノベーション (ブルーバックス)の感想
「かつて隆盛を誇った「ものづくり大国」日本の凋落は、もはや免れないように見える。だが、そんな逆風のなか、創意工夫と緻密な技巧で、日々、奮闘する研究者たちの姿があった。わが国最大級の研究機関・産業技術総合研究所における、世界の「標準」をくつがえす驚きの新発明の数々に、あっぱれ!」実現が待たれる研究が幾つもあるのだが、世界での競り合いに勝ち残れるか、そこが問題かな。
読了日:10月04日 著者:ブルーバックス探検隊,産業技術総合研究所
テスカトリポカ (角川文庫)の感想
南北アメリカの先住民ものは我輩の読書テーマの一つ。「テスカトリポカ」ももっと早くに読んでおきたかった。話が大きく膨らんで何処まで肥大するかと思いきや、シュンと萎んだような感もあったが、話の本筋はアステカの神々だから穏当な結末なのか。とにかく最後まで読ませる力量は非凡だろう。
読了日:10月01日 著者:佐藤 究
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