ニコライ・レーリッヒの孤高の境涯
今日は、休日なので、庭仕事や畑仕事をしたかった。滞ったままで、昨日、少しはやったけど、まだまだやることがたくさんある。
でも、前夜来の雨。それも、終日。
→ ニコライ・レーリッヒ(Nicolas Roerich)作 (画像は、「∞山田みきのおむすびっ記∞ バイクでニコライ・レーリッヒ@Manali3」より)
仕方なく、今日は、家の中を掃除。久しぶりに掃除機を使って、5つの部屋や寝室、茶の間、廊下や玄関を掃除。
掃除機を使ったのは久しぶり。大抵は、モップだったり、ダスキンだったり。
日中は、歯医者さんへ。歯石を取ってもらったのだが、かなりきつい治療だった。
ところで、先日、金歯を抜歯してもらったのだが、少なくとも金歯は小生の物のはず。歯医者さんが没収してしまった?
← ニコライ・レーリッヒ作 (画像は、「八重樫克彦・由貴子(@katsyuki2)さん Twitter」より) 多くの作品は、「Nicholas Roerich selected paintings slideshows」にて。
ヒマラヤを探検し、人類の理想郷「シャンバラ」に到達したと噂されるロシアの画家ニコライ・レーリッヒ。
小生は、「八重樫克彦・由貴子(@katsyuki2)さん Twitter」にて<発見>した。
全く初耳の人物。
あるいは、遠い昔、神秘家として聞きかじったような気もするが、今回、上掲サイトのツイートで新鮮な感動を覚えた。
→ ニコライ・レーリッヒ作 「Everest 1936」 (画像は、「Nicolas Roerich Museum」より)
「ニコライ・レーリッヒとシャンバラ伝説 - 佐藤浩 ブクログのパブー」によると、「ニコライ・レーリッヒ(1874-1947)はロシア・ペテルブルグ生まれの画家で、思想家、詩人、探検家、平和運動家」だとか。
人類の理想郷とされる「シャンバラ」は、「中央アジア奥地の雪深い山脈によって外界から隔てられた地の、さらに地下深くにあるという神々のユートピア」だとか。
「この地の言わばお膝元にあたるチベットを中心に、世界の民族そして宗教が「聖地」の存在を語り継いで来ました」らしい。
「シャンバラとはチベット語で「幸福の源に抱かれた土地」を意味」するという。
← ニコライ・レーリッヒ作「Himalayas」(1933) (画像は、「Nicolas Roerich Museum」より)
まあ、彼の思想はともかく、彼の絵画作品の際立つ個性と独自性は否めない。
「シャンバラの使徒 ニコライ・レーリッヒの思想と生涯」(2008年4月)によると、「ストラヴィンスキーと共にバレエ「春の祭典」の台本作成。13年にはパリで初演。レーリッヒは舞台装飾も担当」とか。
また、同上サイトによると、「1923-28」の頃、「シッキムからインド、カシミール地方を経て、25年から3年3ヶ月に渡る大探検旅行を挙行。中央アジア、チベット、モンゴル、シベリアまでの広範囲を調査。シャンバラ、キリスト伝説の収集。宗教、考古学、民俗学、言語学の分野で多大な成果」を上げたようである。
→ ニコライ・レーリッヒ作「Compassion」(1936) (画像は、「Nicolas Roerich Museum」より) 彼の思想や境地の孤高ぶりが歴然と。
意外なエピソードに、「アメリカの1ドル札の裏に印刷されている国璽(フリーメーソンのシンボル)の採用はレーリッヒが当時農務長官だったウォーレースに勧めたもの」といったことも。
参考サイト:
「ニコライ・レーリッヒとシャンバラ伝説」(佐藤浩 ブクログのパブー)
「シャンバラの使徒 ニコライ・レーリッヒの思想と生涯」(2008年4月)
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