イラストレーター八木美穂子ミニ特集
我が家は築60年の家である。父母が亡くなって早3年となるが、家の内外のいろんなものが故障したり壊れたり。
一昨年はボイラーが破損。まあ、設置されてから30年以上だから、ここまで持ったのが不思議なくらいだが。
その年、トイレ(小)に流れる水道の機能がおかしくなった。
↑ 偶然、遭遇した頁なのだが、以下のコメントに惹かれたのだった:「「東京コンシェルジュ」忘年会で八木亜希子さんから戴いた12枚綴りのミニカレンダー(並べてスキャン)。なぜこれを?と思いきや、イラストを描いているのが、姉の八木美穂子さんなのだ」。小生、八木亜希子さんのファンなのである。そうだったのか、である。
今年に入っても、洗濯機の故障、寝室のエアコン(冷房)が不調、台所の蛇口が緩んでいる、一昨日は、とうとう風呂場の照明が消えた。
→ 八木美穂子作「カトリックのサレジオ修道会が経営する出版社の依頼。聖人特集ムックでエッセイと挿画を寄稿し」たとのこと。ロウソクの焔が、服を脱ごうとする女性の裸像に見えるのは、作者の意図的なものなのだろうなー。 (画像は、「東京イラストレーターズソサエティ (TIS) 作家 八木美穂子」より)
入浴は夕方(仕事に行く前の日の夕方)と決めている。暗い中で入浴というわけにもいかず、今日、ホームセンターへ行き、蛍光管を買ってきた。それも、奮発してLED。
が、帰宅して球を交換したが、点燈せず。グローイングがダメらしい。
仕方なく、電気スタンドを持ち込んで、白熱灯の灯りを洗面所から風呂場へ流し込む。薄暗いオレンジ色の灯りのもと、入浴。なんだか、田舎の温泉場で入浴しているような、変な気分。
← 野口武彦著『「今昔物語」いまむかし』(文藝春秋) 挿画は、八木美穂子による。(画像は、「『「今昔物語」いまむかし』野口武彦 単行本 - 文藝春秋BOOKS」より) 「古典への招待 【第38回:『今昔物語集』のおもしろさ】」など参照。
さて、今日は、八木美穂子(敬称略)のミニ特集。
実は、今、読んでいるのは、野口武彦著の『「今昔物語」いまむかし』(文藝春秋)である。その挿画を担当しているのが、八木美穂子で、表紙の絵が気に入ったので、ミニ特集を組むことにしたのだ。
→ 八木美穂子作「いつかは光が訪れます。希望を失わず、平安が皆様の上にありますように」。 (画像は、「東京イラストレーターズソサエティ (TIS) 作家 八木美穂子」より)
小生、書籍の表紙絵を通じて、知らず知らず同氏の絵に接していたのだと気づいた。
「東京イラストレーターズソサエティ (TIS) 作家 八木美穂子」によると、「京都生まれ 横浜育ち 南島在住 東京藝術大学 大学院修了 横浜美術大学非常勤講師」で、「日本グラフィック展 とらばーゆ賞 朝日新聞広告賞 表現技術賞」といった受賞歴がある。
← ピーター・トレメイン著『サクソンの司教冠』 (甲斐萬里江 訳 創元推理文庫(M) シリーズ修道女フィデルマ・シリーズ)
さらに、「KANASHA Exhibition Oz Zingaro」によると、「2004年与論島に移住。秋になると出稼ぎのために横浜に行き、春になると島に帰るという某映画の登場人物のごとき二重生活。島では家に引きこもって絵を描くインドアな生活をしています」とのこと。
別に、意識的に集めたわけではないが、気に入った作品をピックアップしていったら、修道女の描かれたイラストが揃ってしまった。
初出:「イラストレーター八木美穂子ミニ特集」(2014/08/23)
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