SANAA(サナア)にゾッコン
土曜日だったか、暇の徒然にNHKテレビを見ていた。
観たのは、世界で高く評価されている、SANAA(サナア)という名の建築家(コンビ)の特集番組である。
→ 「ニュー・ミュージアム・オブ・コンテンポラリー・アート」 もとは別の場所にあったが、「2007年12月にマンハッタンのバワリー地区プリンス通りに移転し、再開館した。新しい建物は日本の建築家、妹島和世・西沢立衛(SANAA)とゲンスラーによって設計され、展示スペースが大きく拡張された」もの。ほとんどスラム街のような地区で、犯罪も多発していた地域。なので、建築(設計)に際しても、厳しい制約があった。 (画像は、「SANAA - Wikipedia」より)
SANAAは、妹島和世(せじまかずよ)と西沢立衛(にしざわりゅうえ)による日本の建築家ユニットで、プリツカー賞、日本建築学会賞2度、金獅子賞他多数受賞しているとか。
最近はともかく、近年までは日本より海外での評価が高かった。
建築にはあまり興味を抱かない小生の関心をも惹いたのだから凄い ! ?
それが証拠に、「SANAA - Wikipedia」なる項目はさすがに成っていても、その記述の内容の乏しいこと!
これからどんどん、内容も充実してくることだろう。
← 「金沢21世紀美術館」 「無料入場できる範囲を広く取っており、多数の作品を無料で鑑賞することができる」とか。 「外壁同様各所にガラスが多用されているため、館内の見通しが非常に利く。中央の有料エリアからも建物外部の公園や道路を見ることが出来るため、開放的である」という。 (画像は、「金沢21世紀美術館 - Wikipedia」より)
「2004年にフランス政府は、ルーヴル美術館の別館をパ=ド=カレーの、以前は炭鉱町として栄えていたが、既に過疎化しているランスに建設することを決定し」、建築場所の候補はいろいろあったが、「ジャン=ピエール・ラファランが、ランスに「ルーヴル・ランス (Le Louvre-Lens)」という名前の別館を建てることを決定した」とか。
「2005年に、日本人建築家妹島和世と西沢立衛のユニットSANAAがルーヴル・ランスの設計を任され、建築計画が始動した」という。
2012年12月4日に開館したということで、NHKの特集番組と相成ったようだ(推測)。
→ 「金沢21世紀美術館」内部 「建物は地上1階、地下1階建て。芝生の敷地中央にあり、円形(直径112.5m)総ガラス張りで正面といえる面がなく、逆に言えばすべてが正面といえる」とか。 (画像は、「金沢21世紀美術館 - Wikipedia」より)
「ルーヴル・ランス (Le Louvre-Lens)」については、「SANAA「ルーヴル・ランス」がすごい!|とんとん・にっき」が詳しい(画像もいろいろろ載っている)。
あるいは、「dezain.net • イワン・バーンが撮影した「ルーブル・ランス」(SANAA設計)の写真」なるサイトの外観写真が素晴らしい。
← 「サーペンタイン・ギャラリー 2009年」 サーペンタイン・ギャラリー(Serpentine Gallery)は、「2000年以降毎年、隣接の草地に夏季限定の仮設のカフェ兼休憩所「サーペンタイン・ギャラリー・パビリオン」を当代一流の建築家に依頼して設営してい」て、2009年は、SANAAが請け負った。
小生が、SANAA(サナア)についてのNHKの特集番組を見たのは、車中にてのワンセグテレビ。
ワンセグでさえも、建築された建物の斬新なデザインに見惚れてしまった。
これは録画しておくべきだったと、後悔したものである。
→ 「ルーヴル・ランス (Le Louvre-Lens)」:「Accueil - Louvre-Lens」
「 「ルーヴル・ランス」の館長ザビエ・デクト氏から、新たに誕生した美術館の魅力を伝えるメッセージ」:
ルーヴル美術館は、世界で最も素晴らしい美術館です。その“化身”としての分館をランスの地に設立するにあたっては、新たな“宝石箱”を造る必要がありました。新たな来館者と出会い、ルーヴルの類い稀なるコレクションに対する新たな視点を提示する、その舞台とするためです。そして、その役目は妹島和世氏と西沢立衛氏の指揮する日本の建築事務所SANAAに託されました。
彼らは持てる全てを注ぎ込み、繊細でありながら驚くほど個性的で、優雅でありながらも完璧な機能性を携えた、建築を造り上げたのです。 (ルーヴル美術館別館「ルーヴル・ランス」Louvre-Lens)より
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