ルネ・マグリット「オランピア」返還!
その冒頭で、一瞬だが、女性のフルヌード!
チャーハンを作ろうと台所でせっせと作業している中、その場面を見過ごさなかった自分を褒めたい。
もう、気もそぞろで料理している。
何としても、ニュースの中で報じられるだろう内容を見る!
大急ぎで料理。
が、間に合わず、とうとう最初のニュース報道は終わってしまった。
で、我輩の気を惹いてならないニュースが始まった。
チャーハン作りも真っ盛りである。
フライパンで炒めているのから目を離すわけにいかない。
← 返還されたルネ・マグリットの絵画「オランピア」。決して、エドゥアール・マネの「オランピア」ではない。
が、テレビでは、冒頭、一瞬だけ映った女性のヌードが、何度もちらつく。
フライパンで炒める音が耳に付いて、テレビ報道の音声がよく聞き取れない。
どうやら、何年か前、何ものかによって盗難された有名な絵画が突如、返却されたということのようだ。
絵を見て、あのマネのオランピアかなと思う。
ネット上で何度か見たが(多分、実物は見たことがないと思う)、32型のテレビで見ると、絵が綺麗だし、迫力がある。
ヌードがでっかく映っているのだから当然だが。
さて、報道内容をネットで調べると、以下のようである:
2年以上前にベルギーの美術館から盗まれた、現代美術を代表する画家、ルネ・マグリットの絵画が買い手が見つからず、美術館に返還されたことが明らかになりました。返還されたのは、現実を超える世界を描くシュールレアリスムを代表する画家として知られるマグリットの代表作のひとつ「オランピア」で、貝をおなかにのせて横たわる裸婦の姿が描かれています。この作品は、2009年9月、マグリットが作品の制作に取り組んだブリュッセル市内の住宅を保存した美術館から、白昼、銃を持った2人組の男に奪われました。美術館が6日、明らかにしたところによりますと、ある人物が保険会社で働く絵画の専門家に接触し、無条件で絵を返したいと申し出てきたということで、およそ2年ぶりに美術館に返還されました。この作品は300万ユーロ(日本円で3億円近い)の価値があるとも言われ、美術館では作品があまりに有名なため買い手が見つからず、処分に困って返還してきたのではないかと説明しており、改めて展示するかどうか検討しているということです。
(「ベルギー 盗難の名画売れず返還 NHKニュース」より)

→ エドゥアール・マネ作『オランピア』
気もそぞろな小生、とうとうチャーハンがほぼ炒め終わった段階だというのに、ガスレンジを離れ、テレビの前へ。
テレビで映し出される、マネの絵画「オランピア」の画像をデジカメで撮影する。
でも、撮ろうとすると、画面にスーパーが入って、邪魔になる。
ヌードだけの画像をカメラに収めたいのに!
それでも、何ショットかは、ヌードを撮れたよ。
← Rene Magritte『Olympia』 「オリンピア」は、マグリットの妻ジョルジェット(Georgette)が貝殻を腹部に載せて横たわっている様子を描いたものとか。
…というわけで、小生、最後まで、ルネ・マグリットじゃなく、マネの「オランピア」だと思い込んでいた。
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