カイプ? コイプ?
あるところで、久しぶりにカイプの絵に遭遇した。
というが、そこでは、コイプと表記してある。コイプではピンと来ない。
ある程度、本稿を作成し、しばらくしてやっと、そうだ、カイプだ、以前、特集したことがあるぞ、というドタバタ。
← アルベルト・カイプ Aelbert Cuyp (1620-1691) 『The Negro Page circa 』(1652, oil on canvas; Royal Collection) (画像は、「Aelbert Cuyp - Wikipedia, the free encyclopedia」より)
カイプ(以下、コイプではなく、カイプと表記する)は、レンブラントやライスダールを初めとするオランダ(ネーデルラント北部)絵画の黄金時代を彩った画家の一人(Aelbert Jacobsz Cuyp (October 20, 1620 – November 15, 1691) was one of the leading Dutch landscape painters of the Dutch Golden Age in the 17th century)。
→ アルベルト・カイプ Aelbert Cuyp 『View of Dordrecht』(1655 Oil on canvas, 97,8 x 137,8 cm Kenwood House, London) (画像は、「Web Gallery of Art, image collection, virtual museum, searchable database of European fine arts (1000-1850)」より)
カイプは、オランダ、ゾイトホラント州南部の商工業都市であるドルドレヒト【Dordrecht】 で生まれ、同地で亡くなった(Aelbert Cuyp was born in Dordrecht on October 20, 1620, and also died there on November 15, 1691)。
← アルベルト・カイプ Aelbert Cuyp 『View of Dordre』 原画は、ほとんど右上と同じ場面のはずなのに、随分と色調が、雰囲気が違う。(画像は、「17世紀のオランダ風景・生活絵画」より)
カイプの家族は、有名な画家一族だった(His family were all artists, with his uncle and grandfather being glass stainers. Jacob Gerritsz Cuyp, his father, was a portraitist)。
→ アルベルト・カイプ Aelbert Cuyp 『Young Herdsman with Cows』(1655-60 Oil on canvas, 112 x 132 cm Metropolitan Museum of Art, New York) (画像は、「Web Gallery of Art, image collection, virtual museum, searchable database of European fine arts (1000-1850)」より)
「18世紀末、イギリスで再評価されるまで、忘れ去られていた」というが、彼の作品はほとんど散逸しなかった。それというのも、妻となった婦人が有力者でありパトロンだったからのようだ(This may have been because his wife was a very religious woman and a very big patron of the arts. It could also be that he became more active in the church under his wife's guidance)。
← アルベルト・カイプ Aelbert Cuyp 『Herdsman with Cows by a River』(1650 Oil on canvas National Gallery, London) (画像は、「Web Gallery of Art, image collection, virtual museum, searchable database of European fine arts (1000-1850)」より)
「早朝や夕暮れの輝く光の表現はターナーに影響を与えた」というが、小生には???である。
参照拙稿:
「オランダ風景画の巨匠アルベルト・カイプ(前篇)」
「オランダ風景画の巨匠アルベルト・カイプ(後篇)」
(10/12/22 作)
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