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2009/11/29

木版画家・鈴木敦子展へ

 日曜日だった今日、午後、五月の中旬だったか、咲き終えたチューリップの球根を前の庭に植えた。
 昨年はここだけではなく、他に二箇所にもチューリップ畑を造成したのだが、来年は、今の所、この一箇所だけ。
 ちょっと畑や庭仕事の余裕がありそうにない。
 でも、せめてあるだけの球根は活かしたくて、慌しく植えたのである。

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→ 初めて足を運んだ「Gallery NOW」のエントランス付近の佇まい。

 そのうち、ふと、忙しいと言っているばかりじゃ、悪循環となってしまうだけ。
 思い切って外出しようと、車で今日で終了する展覧会へ出かけた。

 目当ての画家の作品に、実物に出会えるのだ。
 
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2009/11/27

『ブラックホール戦争』は決着したのか

 日々、あくせくするだけの生活。
 今日などは、父母ともにそれぞれデイサービスへ。
 なので、二人が帰ってくる四時頃までは、幾分はゆったりできる…はず。
 が、さにあらず、連日のように送られてくる督促状の支払いに銀行その外へ奔走。
 その前に、父母の分やら自分の分の洗濯に案外と時間が取られる。

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→ レオナルド・サスキンド著『ブラックホール戦争  スティーヴン・ホーキングとの20年越しの闘い』(林田陽子/訳 日経BP社)

 二人がいない間に、父母の寝室を掃除。
 寝室だけじゃなく、廊下や玄関も、いつも以上に。
 さぼっていたわけではないが、この数日、表の通りの落葉掃除をやっていなかったので、落葉掃き、今日は燃えるゴミ出しの日なので、数日分のゴミを掻き集めて出す、などなど。


 

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2009/11/05

『快楽の本棚』未満

 今日(11月2日)、津島 佑子【著】の『快楽の本棚―言葉から自由になるための読書案内』(中央公論新社 (2003/01/25 出版))を読んだ。
 図書館で借りる本を物色していたら、「芸術の秋」特集コーナーがあって、二十冊ほどの本が並べられていた。
 その中から二冊を選んだうちの一冊である。

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← 津島 佑子【著】『快楽の本棚―言葉から自由になるための読書案内』(中央公論新社 (2003/01/25 出版))

 多分だが、小説家である津島佑子の肝心の作品のほうは、一つも読んでいないはず。
 まあ、彼女の世界への糸口になれば、という思いもあって手に取った。
(この拙稿を書き上げてから思い出したのだが、学生時代、女性作家の作品を読み漁った時期があって、その際、津島佑子の作品も読んでいた! (09/11/05 追記))


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2009/11/03

解剖図の歴史を垣間見る(下)

(本稿は、「解剖図の歴史を垣間見る(上)」の後篇です。)

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→ フレデリック・ロイス(Frederik Ruysch)「解剖標本集」(1638-1731)[anatomist] 当時にあってはまだ、「臓器をオブジェとして展示するという発想は奇怪なものではなかった」(本書より)。「「なぜに私は現世に未練があるのだろう」「人間は女性から生まれ、つらく短い人生を生きる」「年端のいかぬ心清らかな者にも、死は容赦なく襲いかかる」……図には、こうした人生のはかなさを詠った文言が添えられている」(本書より)。
 

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