09チンドン大パレードへ
昨日の「おわら風の盆」の話題に引き続き、今日の午後、行ってきた、やはり富山を代表するイベントの一つ、チンドン大パレードのことを話題に載せる。
実際には、チンドンコンクールが前夜祭も含め、一昨日から始まっていたのだが、家の事情もあって、今日の午後2時半から開催された、チンドン祭りに絡む最後のイベントであるチンドン大パレードだけ、見物してきたのである。
← パレードが来るよ!
とはいっても、日曜ということもあって、家の雑用があれこれある。
今年度、我が家が町内に幾つかある班のうちの一つの班長に(実際には父が班長なのだが、実務は小生がやる)。
(今月は、資源ゴミ置き場の当番にもなっている。)
前日には、回覧板の準備と投函。
昨日は町内会の会合に出席(初めて)。これも、父の代理である。小生は未だ、実質的に居候の身分なのである(町内会は、町内の事情があれこれ分かって有意義だった)。
→ 富山市消防音楽隊
本日(日)午前は、町内会費や地元の神社の初穂料の集金に回った(どうして、町内会で神社の初穂料の集金を代行しないといけないのか、不思議。これがしがらみというものか)。
不在だったり、どちらかだけ払ってくれたり、後でとか、不在とかで、集金も道半ば。
小生、こういう実務は苦手である。
かといって、他に得意なものがあるわけではないのだが…。
← 富山市消防音楽隊
でも、いいこともあって、班のうちの半分くらいの家の方と顔見知りになり、お喋りもできた。
(お喋りの中で、あれこれわが町の事情も多少は仄聞することができた。近所には不思議な事情の家もあるが…、サスペンスドラマのネタにでもなりそうだけど、書けない!)
その後、畑や畑に出て、雑草の生え具合や昨年植えたムスカリの育ち具合を見て回った。
白菜から咲く菜花(?)が立派過ぎるくらい、咲いている。
芽を摘み取って、お湯で茹でて、醤油に漬けて食べたら美味しいという話だが、小生は菜の花を眺めるほうがいい!
→ 我が母校の吹奏楽部
天気がいいからだろう、近所の方も庭に出てこられたので、お喋り。
町内会費などを集金しつつ、あるいは畑に出つつ、顔を合わせた方たちとお喋りし、父の入院の際にお見舞いに来てくれた方たちには、口頭でだけだが、お礼なども。
食事の準備や片づけは、父母が日常的に服用する薬の準備なども併せ、通常通り、小生がやる。
父が退院してきたので、お袋の世話は父がやってくれる。
やはり、ちょっと肩の荷が降りた気分である。
とはいっても、父も近々、介護(乃至支援)認定が確実なので、父母の元気な会話が聞こえて家の中が賑やかになったのは嬉しいとしても、一層、気鬱の気味が深まってもいる。
← ここからはしばらく、素人のチンドンマンチームの画像が続く。
午後は、楽しみにしていたチンドンコンクールへ。
といっても、上記したように、コンクールは本日のお昼で終わっていて、最後のイベントである大パレードの見物に行ってきた。
例年通り、富山市のメインストリートで催される。本来なら富山市どころか富山県内で一番の繁華街のはずの地域である。
けれど、市街地の空洞化は富山も例外ではなく、あれこれやって市の中心部に人を呼ぼうと懸命である。
さて、快晴の空のもと、パレード見物で一時間以上、立ちっ放し。
沿道に市民が一杯。あれだけの人が商店街を巡ってくれたら、富山の景気は一挙に回復する…だろうけど、パレードが終わったら、買物しないでまっすぐ帰宅って人が多いみたい。
本日は快晴で、春爛漫、春全開で、まさにチンドンパレード日和で、もしかしたら顔が焼けたかもしれない。
物騒なものも、既に飛び去った後で、情勢は台風一過というところだろうか。
昨年に引き続きのパレード見物。
ああ、去年、見たチームだとか、あれ、去年より、グレード(張り切りぶり)というかモチベーションが落ちてるんじゃ、とか、おお、今年もあのパフォーマンスをやってくれたぞ、とか、二年目らしい楽しみ方もできた。
でも、富山市が開催しているのに、富山にはプロのチンドン屋さんがいない。
無論、チンドンするチームはある。
ただ、富山では、商売として成り立たないらしいのである。
寂しい限りだ。
パレードの列を最後まで見送って、帰りは自転車を途中の松川縁に止め、桜見物。
数日前、開花宣言が早々と出ていて、その後、風雨もあって、週末まで持つのかと気を揉んでいたけど、桜もチンドンコンクールやパレードに調子を合わせてくれたかのように、七分咲き。
桜の花びらも川面に散るのは、まだ二三日、あとのようで、枝葉と桜の花びらとが、一番いい具合にバランスが取れていて、まさに見頃だった。
帰宅したのは四時前だったが、ちょっとロッキングチェアーで一休みししょうとしたら、疲れて寝入ってしまった。 気が付いたら六時に。
いつもは、家の中の雑事で疲れるが、今日はほとんど一日、出ずっぱりで、比較的、健康な(?)疲労と言えるかもしれない。
こんな風に外を出歩けるのも、父が一昨日、退院して、自宅に居り、母の傍に居てくれるからである。
→ まだまだ素人チンドンマンの画像が続く。以降の画像は、今後アップする予定の「壺中山紫庵」にて引き続き御覧ください。
チンドン屋さんやストリートパフォーマンス関連参照記事:
「「チンドン大パレード」へ(1)」
「「チンドン大パレード」へ(2)」
「「チンドン大パレード」へ(3)」
「チンドンにベリー来航 ? !」
「「チンドン大パレード」でベリーな白昼夢!」
「路上アーティスト」
「来週は全日本チンドンコンクール!」
「チンドン屋」
「富山チンドンコンクールのこと」
「富山といえば…チンドン屋篇」
「浅草サンバカーニバル幻想」
「「08浅草サンバカーニバル」画像情報」
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コメント
おはようございます!
チンドン大パレードって面白そうですね。
着飾ることは大好きですよ
顔に変な化粧をするのはどうかと思いますが…。
富山を代表するイベントとは知りませんでした。
お天気がよくて何よりでしたね。
投稿: 砂希 | 2009/04/06 09:10
砂希さん
チンドンコンクールがメインイベントで、チンドン大パレードは、コンクールが終わったあとの締めのイベントです。
実に華やか。でも、手作りというアットホームな感じがあって、親しみが持てます。
顔に塗るのも宣伝のためだし、人の注意を惹くためなのでしょう。
体全体を使ってのパフォーマンス。
富山発の全国を相手のイベントです。
最終日は快晴。終わりよければ全て良し、です。
投稿: やいっち | 2009/04/06 20:31