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2009/03/25

レンブラントの風景・風俗素描(後篇)

Drawing1visipix

→ Rembrandt van Rijn (1606-1669) source:visipix.com (画像は、「17世紀オランダ絵画 レンブラントの素描・版画編」より) 画像は拡大してみることをお勧めする。

アムステルダムで活躍した光と影の画家レンブラント」(ホームページ:?)によると、「テュルプ博士の解剖学講義」で流行画家となり、「キリスト受難」「夜警」など生涯に約400点の油絵とエッチング、約1200点の素描を残した」という。

 ただ、興味深い事実がある。

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2009/03/17

レンブラントの風景・風俗素描(承前)

[ 本稿は、「レンブラントの風景・風俗素描(前篇)」に続くもの。
 長くなったので、続篇を二分割した。


レンブラントの風景・風俗素描(承前)
(レンブラントの作品、特に風景の素描などは是非、クリックして拡大してほしい。)

Theweighersmanorvisipix

→ Rembrandt van Rijn (1606-1669) source:visipix.com (画像は、「17世紀オランダ絵画 レンブラントの素描・版画編」より)

 さて「レンブラント・ファン・レイン Rembrandt Harmensz, van Rijn 1606-1669 | オランダ | オランダ絵画黄金期」を参照してのレンブラント紹介の先を続けよう:

修行時代はアムステルダムでピーテル・ラストマンに師事し、同氏の下でバロック様式を学んだ後レイデンで独立、同地で最初の門弟となるヘリット・ダウなどの有能な弟子を育てる。1632年にアムステルダムへと移住し、代表作『テュルプ博士の解剖学講義』で自身の名声を確立。1634年に裕福な美術商の娘サスキアと結婚(1642年に死別)、以後、大規模な工房を構え弟子たちと共に数多くの肖像画、宗教画、神話画など様々なジャンルの作品を手がける。

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2009/03/14

レンブラントの風景・風俗素描(前篇)

[本稿は、「レンブラントの風景・風俗素描(前篇)」より移転したもの。]

Rembrandtnightwatch

← レンブラント・ファン・レイン『夜警』 (画像は、「レンブラント・ファン・レイン - Wikipedia」より。この中の「夜警」の項にある逸話が面白い!)

 レンブラントについて、あるいは彼の素描について、小生如きが何かを語ろうというつもりはない。
 ただ、ケネス・クラーク 著の『風景画論 』(佐々木 英也 翻訳 :ちくま学芸文庫  筑摩書房 但し、小生は岩崎美術社版で読んでいる)を読んでいたら、レンブラントの素描、それも風景の素描画に言及されていたので、これを機に、久しぶりにレンブラントの素描画の世界を(ネット上で)眺めてみたくなったのである。

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2009/03/10

トゥールーズ=ロートレック……世界は踊るよ!

 今年の夏前、梅雨真っ盛りの頃、「誰も皆踊る姿にしびれます」と題した雑文を書いた。

Moulin_rouge3

→ アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック『MOULIN ROUGE』 (画像は、「Henri de Toulouse Lautrec(ロートレック)」より。ホームページ:「Gallery tatsu」)

 その中で、「欧米の画家にはダンサーをモデルにした絵画作品が多い。画家にしても、ドガ、ゴッホ、アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレックなどと、踊り子を描いた事例は少なからず居る。踊り子にインスピレーションを受けるからなのだろうか」として、アンリ・マチスの「ダンス」などの諸作品、ドガ「Dance School」、フレッチャー・シブソープ「ザ・テンプトレス」などを画像を掲載して紹介している。

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