『鳥獣人物戯画絵巻』を覗き見る
ひょんなことで「鳥獣戯画」のことが話題の俎上に上った。
鳥羽僧正覚猷(とばそうじょう かくゆう)の作、と伝えられる、正しくは『鳥獣人物戯画絵巻』である。
→ 『鳥獣人物戯画巻断簡』(ちょうじゅうじんぶつぎがかんだんかん 紙本墨画 縦30.6 横83.3 平安時代) (画像は、「東京国立博物館 館蔵品詳細」より)
せっかくなので、メモしておく。
「鳥獣戯画」は覚猷の作と伝えられ、『宇治拾遺物語』でもおなじみの覚猷は漫画の祖とも呼称されるが(「鳥獣戯画|日本文化いろは事典」参照)、彼が作者であることを「示す資料はなく、むしろ鳥羽僧正の筆が加わっているかどうかも確かめがたい」という。
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