古都サルバドール・サンバの始原への旅
16日の夜、NHKテレビで「探検ロマン世界遺産 「ブラジル・古都サルバドール」」と題された番組を見た。
以下は、番組を見てのメモ書きと若干の感想。
無論、番組を見ての正確なレポートではないことを予め断っておく。
なんたって、我が家のテレビ(モバイル)は、ちょっと映りが悪く、字幕(テロップ)の文字が読みづらい(小生の日本語の読み書き能力の問題は別にして!)。この番組のように、外国人が語る場面が多いと、喋りは現地の言葉だが、親切にも翻訳が字幕(スーパー)の形で出る。
それが読めないんだから、肝心の登場人物が何を言っているのか分からないのだよ。
← 画像は「グスタフ・ブーランジェの描いた奴隷市場」 画家は必ずしも知られていないが、この絵は何故か折々に目にする。左端の子供に注目。(「奴隷 - Wikipedia」より)。
この番組、副題が「情熱のリズム・サンバ誕生秘話▽熱狂カーニバル」で、下記のような謳い文句が番組表に:
探検ロマン世界遺産◇サンバカーニバルで知られるブラジルのサルバドールを訪ねる。大航海時代のポルトガル人が新天地として開拓したサルバドールは、サトウキビ産業で繁栄した。しかしその繁栄は、過酷な奴隷制の上に築かれたものだった。当時のサトウキビ農園主が暮らした邸宅の片隅には、反抗した労働者に水も食事も与えないという刑罰のために使われた木製の足かせが今も残っている。アフリカ人を奴隷として使っていたポルトガルは、19世紀まで奴隷制を強行した。サルバドールはその舞台となった"負の遺産"だが、一方でブラジル人は「魂のふるさと」として位置づけている。彼らはなぜ、サルバドールを心のよりどころとしているのか。人々の暮らしの中にあるその由来を探る。
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