07エンコントロ・ジ・アルモニア(2)
[本稿は、「07エンコントロ・ジ・アルモニア(1)」の続きです。ここにも書いておきますが、画像がメインです。本文は、画像を載せるこの頁の背景であり、壁紙です。画像と本文は大概、ほとんど関係がありません。なんたって、小生の日記なのですから。]
小生、女の子たちの後にくっ付いていったばっかりに、とんでもない方角へ迷い込んでしまったのだ。
それでも、運河なのか海なのか分からない内海を眺めつつ、長い緩やかにカーブするプロムナードを歩いて横浜赤レンガ倉庫へ向う。
実は、途中、赤レンガ倉庫はこっちという案内の看板を少なくとも二度は目にしていたのだが、イベントのギャルたちの魅力には勝てなかったのだ。仕方ないよね。
既にイベントは始まっている。最初から楽しむことが出来ないのはやむをえないとして、まさか我がリベルダージのパフォーマンスを見逃してしまったなら、一体、なんのためにバスや電車を乗り継いで横浜まで来たのか分からないことになる。
尤も、本日は快晴なりである。微風もない。日差しが厳しい。日陰を選んで歩きたいほどである。
この一角は記念館の類いが一杯あるし、最悪、中華街へ足を向けて、待望の中華にありつくって算段も考えていいのだ…が。
横浜レンガ倉庫に辿り着いたのは、13時半近くになっていた。ま、小生にしては上出来の部類だ。駅を乗り過ごして、会場に14時までに着けない可能性だって、正直、考えていなかったわけではないのだから。
さて、しかし、横浜赤レンガ倉庫も大きな建物が二つあるし、周辺は大きな広場になっていて、イベントは複数、同時に催されているから、肝心の「エンコントロ ジ アルモニア2007」の会場を探すのも骨である。
→ ここから昨年優勝のG.R.E.S.仲見世バルバロス(Bárbaros)のパフォーマンスが始まる。さすがって感じ。
実際、館の周りをグルッと一周、回る羽目になった。
さすがに海関連のイベントがあって、お陰でモーターボート、ヨット、クルーザーを間近で見て回ることができた。綺麗なお姉ちゃんもいたし。
いいなー、ヨットの帆を張って沖合いへ、それともクルーザーを走らせて洋上へ。のんびり太平洋で青い海と青い空の下で居眠りだ!
余裕のおカネがあったら、高級車もいいけど、ヨットかクルーザーがいい。釣り道具も乗せておいて、釣竿を形ばかりに垂らしておいて、本を読み、素敵な女性を尻目に居眠りってのが夢だね。
それにしても、目に入るのは巨大な駐車場。野暮なこと、この上ない、なんて思っていたら、聴こえてきた。そう、バテリア陣の奏でる音が。
小生が来たとき、たまたま出演者の切り替えの時間帯だったようで、演奏が始まると、サンバの雰囲気が一気に濃厚になる。
音を頼りに、会場となる拠点へ。
(バテリアのことについては、「Vem sambar! バテリアの話始めます」や「Vem sambar! バテリアの話1)、2)、3)」などを参照のこと。)
小生が初めて、サンバパレードへ行った時も、商店街のパレードのルートに近づく前に、バテリア陣の打楽器の音が聴こえてきたことを思い出す。
そのときは、打楽器もだが、弦楽器のような音が最初に聴こえたような気がする。後で知ったのだが、それはカバキーニョという外見からするとウクレレのような弦楽器なのだった。
パレードのためのテーマ曲が流れていた。毎年、浅草サンバカーニバルに向けてテーマ曲が作られる。
その後、いろんなテーマ曲を聴いたが、やはり、最初の年に聴いたエンヘード(テーマ曲)が一番、印象的。
出会いはあのエンヘードだったのだ。
何かのイベントのときも、過去のテーマ曲をまとめて聴く機会に恵まれるが、出会いの年のテーマ曲は、格別。聴くたびに胸が掻き毟られるような切なさに襲われる。
音が段々、高まってくる。人垣が出来ている。
数百人の人たちが集まっている。点々と木立や東屋風の休憩所があるけど、芝生緑地の上、青空の下。そう、まさに炎天下の会場なのだった。快晴無風と、会場のオープンさと相俟って、サンバに相応しいとも言える。
小生が来たとき、サウーヂ(G.R.E.S.SAUDE)の演技が終わりかけだった。エンディングを少々見ただけで終わり、アレグリア(ALEGRIA)のパフォーマンスが始まるところだった。
(スケジュールなどは、「AESA - エンコントロ ジ アルモニアのご案内」参照。)
リベルダージ(G.R.E.S.LIBERDADE)のトレードマークカラーであるオレンジのTシャツを着た方たちも見かける。出演が間近という雰囲気。
小生はというと、なんとか曲がりなりにもリベルダージの出演時間に間に合ったという安堵感からか、懸命に堪えていた眠気が一気に襲来。睡魔の第一波というわけである。
油断すると、意識が朦朧としそうになる。
炎天下なのだ。マイクからは、日射病だったか熱中症に気をつけてくださいと幾度となく注意が喚起されていた。サンバに熱中もダメ?
日曜日は、黄砂の影響も大きかったようだ。普通の年なら来る筈のない黄砂の襲来。しかも、黄色っぽい砂埃だけならまだしも、経済の過熱で工場生産が増え、有害な化学物質も大量に含まれている。
今年はまた一段と危険な状態へと性質を変えていて、光化学注意報も各地で出ていた。運動会などのアウトドアでのイベントも小学校などでは中止の憂き目に追いやられたところも何校もあったらしい。
(黄砂については、今年四月早々に「黄砂に抱かれて草むしり!」を書いたし、昨年の四月末にも、「黄砂に吹かれて」を書いている。すっかり年中行事(?)になっていて、季語になっていてもおかしくない!)
家を出てジリジリ照り付ける日差しを感じてしまい、会場へ行く途中、よほど、帽子を買おうかと思ったくらいだった。
その直射日光をまともに受けて、サンバイベントがまさに今、真っ最中。太陽と海とサンバ。似合いすぎる。
小生など、サンバカーニバルを、浅草とは別に、お台場などで催したらいいのではと思ったりする。都知事に願い出たら、即、OKしそう。浅草の名物になっているけれど、日曜日か土曜日に海浜公園で数十万人規模のイベントを海辺の町でやるのも面白いのでは。
小生が初めて、サンバパレードへ行った時も、商店街のパレードのルートに近づく前に、バテリア陣の打楽器の音が聴こえてきたことを思い出す。
そのときは、打楽器もだが、弦楽器のような音が最初に聴こえたような気がする。後で知ったのだが、それはカバキーニョという外見からするとウクレレのような弦楽器なのだった。
パレードのためのテーマ曲が流れていた。毎年、浅草サンバカーニバルに向けてテーマ曲が作られる。
その後、いろんなテーマ曲を聴いたが、やはり、最初の年に聴いたエンヘード(テーマ曲)が一番、印象的。
出会いはあのエンヘードだったのだ。
何かのイベントのときも、過去のテーマ曲をまとめて聴く機会に恵まれるが、出会いの年のテーマ曲は、格別。聴くたびに胸が掻き毟られるような切なさに襲われる。
← 合同バツカーダはここで終了。確かに一旦は終わったムードが漂ったのだが。
音が段々、高まってくる。人垣が出来ている。
数百人の人たちが集まっている。点々と木立や東屋風の休憩所があるけど、芝生緑地の上、青空の下。そう、まさに炎天下の会場なのだった。快晴無風と、会場のオープンさと相俟って、サンバに相応しいとも言える。
小生が来たとき、サウーヂ(G.R.E.S.SAUDE)の演技が終わりかけだった。エンディングを少々見ただけで終わり、アレグリア(ALEGRIA)のパフォーマンスが始まるところだった。
(スケジュールなどは、「AESA - エンコントロ ジ アルモニアのご案内」参照。)
リベルダージ(G.R.E.S.LIBERDADE)のトレードマークカラーであるオレンジのTシャツを着た方たちも見かける。出演が間近という雰囲気。
小生はというと、なんとか曲がりなりにもリベルダージの出演時間に間に合ったという安堵感からか、懸命に堪えていた眠気が一気に襲来。睡魔の第一波というわけである。
油断すると、意識が朦朧としそうになる。
炎天下なのだ。マイクからは、日射病だったか熱中症に気をつけてくださいと幾度となく注意が喚起されていた。サンバに熱中もダメ?
日曜日は、黄砂の影響も大きかったようだ。普通の年なら来る筈のない黄砂の襲来。しかも、黄色っぽい砂埃だけならまだしも、経済の過熱で工場生産が増え、有害な化学物質も大量に含まれている。
今年はまた一段と危険な状態へと性質を変えていて、光化学注意報も各地で出ていた。運動会などのアウトドアでのイベントも小学校などでは中止の憂き目に追いやられたところも何校もあったらしい。
(黄砂については、今年四月早々に「黄砂に抱かれて草むしり!」を書いたし、昨年の四月末にも、「黄砂に吹かれて」を書いている。すっかり年中行事(?)になっていて、季語になっていてもおかしくない! 快晴と書いているが、本来なら風もないのだし、もっと真っ青の空であっていいはずだが、幾分、透明度が物足りないね。)
家を出てジリジリ照り付ける日差しを感じてしまい、会場へ行く途中、よほど、帽子を買おうかと思ったくらいだった。
その直射日光をまともに受けて、サンバイベントがまさに今、真っ最中。太陽と海とサンバ。似合いすぎる。
小生など、サンバカーニバルを、浅草とは別に、お台場などで催したらいいのではと思ったりする。都知事に願い出たら、即、OKしそう。浅草の名物になっているけれど、日曜日か土曜日に海浜公園で数十万人規模のイベントを海辺の町でやるのも面白いのでは。
最後の合同バツカーダが終わったのは、日差しも漸く弱まってきた16時50分頃だったか。
小生、幸い、熱中症にもならず睡魔に負けることもなく、最後まで立ち会えた。素敵な人たちのパフォーマンスも見れたし、浅草へ向けて、前哨戦が始まっていて、<夏>が始まっていることを実感したのだった。
重い足を引きずるようにして、関内駅へ。JRやバスを乗り継いで帰宅したら17時40分過ぎ。
脱力感。眠気。興奮の余韻。
さすがに、当日のうちに日記(レポート)を書く気力は湧かない。画像のみ、処理し、50個ほどを選び、サイズの縮小をして準備だけ整え、シャワーを浴び、「レベッカ」などを読みつつ、寝入った。
夢のような世界があった。ホント、真夏の真昼間の夢に立ち会ってきたのだ。
…そして、今年の浅草サンバカーニバルは、8月25日(土)!
(「浅草サンバカーニバル公式ページ:第27回」を覗くと、「リンクに関するお願いと規制について」として、「浅草サンバカーニバルのオフィシャルページにリンクをはる場合は、事前に当事務局の許可をお取りください。許可なきリンクは固くお断りします。」とある。理解できない。これは、ホームページ同士でのリンクだと画像の立ち上げに支障が生じる可能性があるからではなかろうか。もう少し、きちんとした、理由の分かる説明を提供すべきではなかろうか。)
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