サンバの発想

　サンバのパレードを見て、すぐに感じることは、誰もがすぐにその世界に近づけることだ。高い入場料を払って、何処かの立派な会場なりスタジオなりに入る必要がなく、観たいと思えば、そのパレードコースへ行けばいい。
　とはいっても、ギャラリーが多くて、思い通りには見えないことは確かだ。小生も、二重三重の観客の後ろで背伸びしてダンサー達を追いかけていた。見方として、パレードコースへ早めに行き、どこかの場所を確保して、所謂、定点観測というか、定点見物をすれば、パレードの最初から仕舞いまでの全貌を見尽くすことは可能だ。
　ただ、小生の場合、ダンサーがネット仲間だったということもあり、その人やその人の踊りを見たくて、そしてなんとか挨拶したくて、追いかけたので、結果としてギャラリーの後ろを混雑する中、移動する羽目になったわけである。
　だから、何処かいいポイントを見つけたなら、その場所に居座っているという覚悟を決めれば、パレードを目の前で見ることができる。
　そして繰り返すが入場料は要らない。せいぜい、パレードの開催される商店街などへの移動のための交通費と、暑い盛りに行われることが多いから、飲料に多少のおカネが必要なくらいなのである。

　ネット仲間だから観に行った、追いかけたと言っても、例えば、その人がプロで、前売り券が数千円という値段だったら、小生は行っただろうか。恐らくは行かなかったのではないか。読書好きの小生だが、その本だって、今は、文庫本しか買わない。単行本は、年に十冊も買うかどうか。今は、昔、買って読んだ本を読み直すというのが、年の読書の大半になっている。

　そんな小生なのだ。高い入場料（前売り券のおカネ）を払って、ネット上の知り合いに声をかけるというリスクを払ったかどうかというと、はなはだ疑問なのである。

　ネットで相手の人柄をそれなりに判断する。この人だったら、声をかけてもいい、その判断は自分では自信があった。この人なら、自分を笑顔で迎えてくれるという確信めいたものがあったのだ。
　それでも、踏ん切りがなかなか付けられなかった。
　悲しいかな、入場料が不要なサンバのダンサーだったから、敷居が多少は低く、腰の思いっきり重い小生が、敢えてパレード会場である商店街へ出向き見物し、追い掛け、やっとではあるが、声を掛けられたのである（しかも、実際に声をかけたのは、三度目のパレードでだった）。

　さて、サンバというのは、不思議な世界である。
　既に書いたように、その世界に入るにあたっては、敷居が低い。なんたって入場料が不要なのだから。そのパレードコースへ出向く労を取るだけでいいのだ。
　このことは、実は、サンバに＜踊る阿呆＞としてパレードの、つまりサンバチームのメンバーとして参加している人たちにとっても、言えるのである。
　それは、サンバチームのメンバーになるのが簡単だというに止まらない。それだけだったら、会員になって欲しいというダンスや楽器の演奏を目的とするクラブは無数にある。
　肝心なのは、実際にパレードに参加すること自体への敷居が低いという点にあるのだ。
　それは、楽器の演奏をするメンバーでもそうだし、なんとダンスをするメンバーについても、当て嵌る。
　さて、微妙なのは、ここからである。どんな世界もそうだが、特にサンバという世界に当て嵌まることだが、その世界の一端にファンとして入るのは簡単だ。というか、好きになるかどうかなので、好きなら、即、ファンだし、好きになれないというのなら、それだけのことである。
　が、実際にパレードで楽器隊のメンバーとして、あるいは踊るべきことにダンサーとして踊るに際してさえ、敷居が低いというのは、やはり驚くべきことではないだろうか。
　繰り返すが、ここにサンバの特殊性がある。

　悲しいかな、サンバへの世間の理解も評価も高いとは決して言えない。否、むしろ、低いと見なすしかないだろう。サンバのファンになり、サンバについて贔屓目に見たいと思っている小生も、いろいろなところから漏れ聞こえるサンバについての評価は、まあ、低いものが多い。ああ、あの裸同然の格好で踊る奴でしょ。ブラジルのリオのカーニバルよね。
　音楽は、サンバから枝分かれしたとも言われているボサノバのほうが洗練されてていいわね。これだったら、ワインなど傾けながら静かに聴き入ることができるし。サンバは、ねえ、ちょっと、どうかな。
　断片的に知られていることは、少ないとは言えない。むしろ、多いかもしれない。全く、無名ではないのだ。ただ、知られていることは、上記したように、断片的以上に、偏見に満ちたものなのである。
　まあ、世間的には、日本では、浅草のサンバカーニバルが、辛うじて、広く知られていると言えるだろう。
　その浅草サンバカーニバルのニュース映像も、ほんの一瞬、＜裸同然のダンサーたち＞の踊りを、チラッと見せて、今年も何十万人を集めて盛大に行われました、というのが精々である。
　サンバのダンサーについては、裸同然の格好で人前で平気で踊る、それを目当てに鼻の下を伸ばした男どもが群がる、というのが、大方の理解なのではなかろうか。

　そうした世間的な評価の低さは、諸刃の刃である。評価が低いからこそ、ダンサーになりたいという人は、とりあえず、すぐに受け入れられる。当然、練習はするのだが、場合によっては、基本的なステップさえ満足に踏めない場合でも、ダンサーデビューすることがある。
　というより、ほとんどの場合、素人同然の女性が、＜裸同然の格好＞でダンサーデビューし、パレードコースを埋めた、観客の喝采を受ける。それを勘違いしたか、昨日今日踊り始めたばかりのダンサー達も、笑顔で応え、時には拍手にも応じる。学生のパレードも、結構、人気があるのだ。

　さて、素人同然の女性がデビュー可能なのは、ダンサーのなり手が少ないからなのだろうか。それもないとは言えないかもしれない。しかし、実際には、メンバー同士の連絡があって、今度、参加しないと声を掛け、本来のチームのメンバーでない人も躍ることがある。人数は、補える場合があるのだ。

　それよりも、ある意味、サンバのダンスとはどういうものかという理解が世間にないし、そもそも、パレードコースでは、余程、いい席、つまり観客の前のほうにいないとダンサーの踊りの全体を見渡すことが出来ない。　
　この場合の全体とは、十人ほどいるダンサーを全部、ということではなく、ダンサーの踊る姿を、上から下まで、つまり、頭から足元まで、見渡すということである。
　なんといっても、サンバのダンスは、上半身も見物だが、下半身がポイントになっている。というより、腰から下の動きこそに、醍醐味があるのだ。また、ステップのすばやい動き、リズミカルな交差にこそ、注目すべき点があるのだ。
　が、少なくとも男どもは、裸同然の格好に目が眩む。ことによったら、ことによるかもしれないなどとあらぬ期待をしたりする。踊りなど、どうでもよかったりする。踊りが下手でも、可愛い姉ちゃんが、裸同然の格好で激しく踊ってくれればそれでいい。笑顔を振り撒いて暮れればそれでいい。カメラを構えていたら、シャッターチャンスを呉れれば、それで十分なのである。
　さてしかし、では、ダンサーたちは、自分たちの踊りをどう、思っているか。また、自分たちの衣装をどう思っているか。
　小生などが彼女等の代弁をする立場にあるはずもないのだが、ただ、ほんの数人の方の話を聞くだけでも、自分たちなりに踊りを覚えよう、技術を向上させようと、真剣なのだ。実際にパレードで踊ってみて、練習どおりにできなかったといって、後悔頻りだったりするのだ。多くは主婦だったり、仕事を持っていたりするから、時間の遣り繰りは大変である。その中、時間を搾り取るようにして練習時間を確保し、練習に励んでいるのである。

　それでも、しかし、サンバは敷居が低いというのも、事実である。完璧に基本をマスターしていないとダンサーになれないわけではないし、ダンサーとしてパレードデビューができないわけではないのだ。
　ある一定の基準に達しないと、いくらなんでもダンサーになることなどできないが、その基準が曖昧であり（外部からの印象）、また、必ずしも高くない。とりあえず、熱意と一定の踊りができれば、ダンサーの候補にはなれる。
　そして、ある程度、練習すれば、デビューもできる。このデビューに当っての、敷居の低さがサンバの特徴であり、また、世間的な評価の低さにも繋がっている。何処のプロの舞台が、基本も危ういダンサーをデビューさせるだろうか。

　一方では、ダンサーたちは、技術の向上を目指している。一方では、より多くのダンサーを受け入れ、無理な練習をさせることなく、ダンサーデビューさせる。練習が足りているとはいえない踊り子も実際に踊っている。このジレンマが、サンバには付き纏っているのだ。
　下手すると、一頃のジュリアナとかでのダンスとかパラパラの経験者が、もっと活躍の場が欲しくて探したところ、サンバだったら、すぐにダンサーデビューができる。じゃ、サンバで踊っちゃえということになりかねない。
　が、そんな不純な動機さえ、サンバの世界は、大らかに受け入れてしまうのである。敷居が低いのだから。一旦、その世界に受け入れたなら、あとは、サンバの魅力の虜にしちゃえってなわけである。入りやすいし、出やすいのだから、嫌だったら、止めるがいいのだ。

　むしろ、恐らくは、この技術の向上を常に狙っているのだけれど、現実には、誰をも踊り手として、あるいは楽器の演奏隊のメンバーとして受け入れ、且つ、パレードに参加させるという、このジレンマを抱えていること自体が、サンバの魅力の源泉なのではないかと思うのだ。
　逆に言うと、踊りとして、あるいは音楽として洗練され尽くしてしまったら、サンバの魅力は消滅してしまうのだとさえ断言できるかもしれない。

　見物人についても、音楽的な知識が豊富である必要はない（あればあったで、奥深い魅力を味わえるのだとしても）、あるいは踊りについて、衣装に付いて、パレードの構成について、理解している必要などなく（知っていたほうが、より楽しめるのは請合いなのだが）、誰もが楽しめる。
　子どもが泣いていても、パレードのメンバーの誰が文句を言うだろうか。静かに演奏を聞いてください、ダンサーの踊りに注目してくれないと、退場してください、パレードの最中に席を立たないで下さい、咳払いなんて禁物です、なんてことはまるでなくて、その時に猥雑なまでの現実の世界を許容しつつ、サンバのメンバーは過激に元気にパレードしていくのだ。
　そして、サンバの世界は奥深い。どの世界も奥が深いのだろうが、サンバの世界もとてつもなく奥深い。汲めども尽きせぬ味わいがあるのだ。踊り然り、楽器の演奏然り、祭りの雰囲気然りである。
　それは、何度も繰り返すがパレードを見る側としても、そうである。パレードの見物の経験を重ねるたびに、楽しくて仕方なくなる。それまでは何の気なしに見ていたメンバーの存在に急に気づいて、感激したりする。
　それに、なんたって入場料はただなのだ。

　だが、只ほど怖いものはない。まあ、別に怖くはないが、只だと思って安易に幾度も見ているうちに、ダンサーを見たい一心で追っ駆けているうちに、知らないうちにサンバの虜になってしまうのだから。小生がいい例なのである。

［03/12/05付けメルマガにて公表済み。公表当時のままに掲載する。一読、誤読されると、大いに非難を受けそうな余地がある。でも、ちゃんと読んで貰えれば、仮にサンバへの理解の浅さが目に付くとしても、素人ながらではあるとしても、サンバへの愛情に基づいてのエッセイだと分かってもらえるはず。（07/03/21アップ時追記）］

（以下は、ネットで見つけた本稿の英訳。？？？もあるけど、チェックせず、そのまま掲載する。）

「Conception of samba」

Looking at the parade of samba, as for feeling directly, everyone directly is close in the world the づ
It is け る thing. Paying high admission fee, it enters into the nice meeting place either the studio of somewhere or
If there is no necessity and you saw to be with thinks, it should have gone to the parade course.
With entering, the gallery being many, it is certain not to be visible as desired. Small
Raw, standing on tiptoe with rear of the double triple audience, chased the dancers. Viewpoint
Doing, to go to parade course ahead of time, guaranteeing the place of somewhere, generally known, ocean weather ship observation
If with you say, or do fixed point sight-seeing, you look from first at the entire picture to end of parade and exhaust
Thing is possible.
Simply, in case of Koike, partly due to the fact that, the dancer was the net companion, that person and
You wanted to look at the dance of that person, and somehow you wanted to greet, because you chased, the result
Rear of the gallery while being congested, it is the case that it has become the predicament which is moved as.
Therefore, or where if it was and found the point, you say that it is stationaryod in the place,
If preparedness is decided, it can look at parade before the eye.
And it repeats, but admission fee does not need. At the very most, the shopping center where parade is held
Because and so on to there is many a thing which is done in fare and hot quantity for moving, in the beverage multi
It is the leprosy the your little money without necessity.
Therefore the net companion it went to view, saying that you chased, for example, that person the professional
When so, the advance sale ticket several thousand Yen is the price which is said, does Koike probably go? Perhaps line
Kana it isn't to apply? It is the Koike of the book-reading favorite, but even that book does, now, the publisher's series,
You do not buy. Whether or not the book buys also ten volumes in year. Now, former times, buying, the book which you read
Reading you correct, has become large portion of book-reading of year.
It is such a Koike. High admission fee (the money of the advance sale ticket) paying, knowledge on the net
That when you say, whether or not you paid the risk that you use voice on the り being agreeable, greatly being doubt
So it is.
With the net personality of the partner is judged in that appearance. When it is this person, voice is used,
It was, as for the judgement by your there was a self-confidence. If this person, you receive by your with the smiling face
With the convinced め which says it had those which are.
Even then, you could not attach railroad crossing easily.
Because it was the dancer of the samba whose sad kana and admission fee are unnecessary, the threshold as for some is low,
The thinking っ drill of the waist heavy Koike, boldly goes to the shopping center where it is the parade meeting place and sees,
Chasing, at last is, but voice could be used, (furthermore, really voice?
Beam was with third parade).

Well, samba is the strange world.
As written already, when it enters into the world, the threshold is low. What passing, entrance
Because place charge is unnecessary. Just to take the labor which goes to the parade course it is necessary.
As for this, to tell the truth, < as the fool > who dances in samba, in other words サンバチ of parade
- Very, you can call to the people who participate as a member of ム.
That does not stop the question sea urchin whose it is simple to become the member of the samba team. That
When just is, クラ which designates dance and the performance of the musical instrument that as purpose we want becoming the member,
There is ブ countlessly.
As for being essential, in the point that the あ the threshold to the thing itself which really participates in parade is low,
It is る.
The member who so puts out that, even with the member who performs the musical instrument, dances how
- Concerning, it applies and falls.
Well, the fact that it is delicate is from here. Any world so is, but the especially samba question
It applies to the う world and 嵌 roundly it is thing, but it is simple to enter into one end of that world as a fan.
With you say or, it becomes favorite or, because how kana, if the favorite, the same, fan to put out, favorite being accustomed
You say that it is not, if is, it is that much thing.
Really with parade as a member of musical instrument party, or in should dancing Don
As a sir it dances even at the time of, the threshold is low, with should being surprised after all
It probably won't be?
It repeats, but there is a peculiarity of samba here.

It is high with you cannot call understanding or appraising of the world to sad kana and samba under any condition. No, む
Only you probably will consider that margin, it is low. To become the fan of samba, concerning samba
You saw in the 贔屓 eye to be, in the samba where with also Koike who is thought, leaks from the various places and is audible
Being attached, as for appraisal, well, low ones are many. Well, it does with the person who dances with that naked similar appearance
ょ. The Brazilian Rio carnival don't you think?.
As for music, the bossa nova which is said that the branch it divided from samba, is refined,
Don't you think? て て good わ. When this it is, while the wine and the like tilting, to hear be able enter gently and
The る it does. Samba how, well, just a little, kana.
It is little with you cannot call that it is known fragmentarily. On the other hand, many causing れ
It is. Completely, it is not namelessness. As for simply, being known, way it describes, stopping/deciding
Above the piece, it is something which is full in prejudice.
Well, social, in Japan, Asakusa's samba carnival, is harsh the maggot て, wide knowledge
You probably can say that and others the れ て it is.
News image of the Asakusa samba carnival, just instant, < naked similar dancer
- チラッ showing the dance >, this year gathering no 100000 people, it is done prosperously, increase
Is, at the very most is.
Concerning the dancer of samba, with the naked similar appearance being unconcerned with public, it dances, that the eye this
The man who extends under the nose to the て crowds, with being understanding of the people in general the medium ろ
う?

Lowness of the social appraisal such as that is the blade of the blades. Because appraisal is low very, Don
The person that is directly accepted, temporarily, we would like to become the sir. Naturally, practice
It does, but depending upon when, even basic step even with when you cannot step on satisfactorily,
The dancer there are times when you debut.
Rather than with saying, when it is the majority, the amateur similar woman, with < naked similar appearance > the dancer
- You debutted, buried parade course, applause of the audience is received. You misunderstand that,
It is high, yesterday today just started dancing also the dancers even, to answer with the smiling face, the time applause
It responds. Also parade of the student, well enough, is popularity.
Well, the amateur similar woman to become as for being debut possible, the dancer, because the hands are few
Probably will be? Perhaps it is not with you cannot call that. But, really, the men
There being communication of the bar, that this time, it does not participate, to use voice, the member of the original team
- There are times when also the person who is not dances. As for number of people, there are times when it can supply.

That compared to, a certain meaning and dance of samba what ones is said understanding which the world
Or, in the first place, with parade course, the considerably, good seat, in other words the ほ before the audience
Unless the sea urchin it is, it cannot look around the whole of the dance of the dancer.
The whole in this case about ten people not to mean entirely, with saying the dancer who is, ダ
Say that from above to under, in other words, you look around the form where ンサー dances, from the head to the foot
So it is.
After all, dance of samba the upper body is sight-seeing, but the lower half body in is an important point
It has become. Rather than with saying, there is a Daigo taste from the waist very in the movement under. In addition,
There is a point which it should observe in very the movement and the rhythmical intersection whose ステップ is fast.
As for the man, the eye it is glared at least in the naked similar appearance. When it depends especially, especially
It depends, that the expectation which is not is done e.g., perhaps. The dance and the like, how it was good
The り it does. Being unskillful the dance, the older sister, to be extreme dances lovely with the naked similar appearance,
The れ it is possible to be that. If it shakes the smiling face and spreads and comes to an end it is possible to be that. When it has been ready the camera,
Shutter chance the Kure れ れ, it is sufficient with that.
Well but, with, as for the dancers, how, you think your own dance?
In addition, how you think your own clothes?
There is no either expectation of being the standpoint where Koike et. al. does her et. al. speaking for, but simply, just number
The person story just is heard, will remember the dance in your own appearance, technology improvement it does
It is uninformed and serious. Actually trying dancing with parade, that it could not make according to practice
Saying, the regret 頻 り is. Many are the housewife, with work reaching
Because it does, management of time is serious. Among those, to squeeze time and to take kneading
It guarantees learning time, has striven for practice.

Even then, but, samba the notion that where, is fact the threshold is low. Perfectly basis
Unless you have mastered, is not the case that is not accustomed to the dancer and, as a dancer the pas
It is not the case that it cannot do レードデビƒ…ー.
Unless it reaches to a certain fixed standard, how much regardless the fact that among other things becomes the dancer it to be possible,
, but it is and the standard is ambiguous and (impression from outside), in addition, always it is not high. With
If the り not meeting, enthusiasm and the fixed dance is possible, it leaves to candidacy of the dancer.
If and, it is, you practice, also debut is possible. At the time of this debut,
Lowness of the threshold is feature of samba, in addition, it has been connected to also the lowness of social appraisal.
Will the professional stage of somewhere probably be, debuts the dancer where also the basis is dangerous?

On the one hand, as for the dancers, you have aimed toward the improvement of technology. On the one hand, it is more
It accepts the dancer, the dancer it debuts without being able to point to unreasonable practice.
Also the dancer where practice is enough and with cannot say really dances. This dilemma,
It is attached to サンバ and the 纏 っ て is.
When unskillfulness it does, once JULIANA with dance or the para para experience person, the っ
With wanting the place of participating, when you search, when it is samba, directly dancer debut
Is possible. It is not unable to come to the point of the 踊 っ ちゃ obtaining with samba.
Even such an impure motive, as for the world of samba, being to accept magnanimously
Certain. Because the threshold is low. Once, if it accepted to the world, then, samba
It makes the slave of charm and the ちゃ huh the て it is reason. It is easy to enter because and, it is easy to come out, hate
When is, you stop, but it is good.

On the other hand, perhaps, however it is always to aim for the improvement of this technology, in actuality,
To accept everyone as a dancer, or as the member of performance party of the musical instrument at the same time,
That it participates in parade, saying, holding this dilemma itself, samba
That you think whether it is not to be the source of charm.
Speaking conversely, when it is refined exhausts, as a dance, or as music and
When it disappears, even, perhaps the charm of samba you can assert.

Concerning the spectator, it is not necessary for music knowledge to be abundant if (it was, it was with,
Assuming, that the deep charm Lu herring POUND the わ you obtain, being attached to the clothes), or concerning the dance,
Concerning the constitution of parade, to have understood the necessity and the like without (has been known the one which, from
To receive the fact that it can enjoy is, but), can enjoy everyone.
The child crying, the someone of the member of parade probably will be complaint? Quiet
Unless please inquire about performance, you observe to the dance of the dancer, leaving, it is the く
Occasion, the seat please does not stand, 咳 is paid on midst of parade and it is how prohibited thing, how
While there is no thing quite and the て, allowing the vulgar raw being that time and actual world, samba
The member parade keeps doing radically vigorously.
And, the world of samba is deep. Every world the inner part probably will be deep, but world of samba
It is deep without either boundary original Tetsu. Though draw, there is the tasting which runs out. Dance, musical instrument
Performance, it is atmosphere of the celebration.
That repeats many degrees, but as the side which looks at parade, so is. Parade
At each time experience of sight-seeing is repeated, being pleasant, it becomes helpless. Without some air to that
Becoming aware suddenly in existence of the member whom you saw, you are deeply impressed.
To that, what passing, admission fee simply is.

But merely there are no extent fearful ones. Well, we do not fear separately, but thinking that merely is, easily
Many times, while seeing, you looked at the dancer to be, in wholeheartedness the pursuit っ while having run, knowledge and others
To be, because inside it becomes the slave of samba. It is the example whose I is good.