『レオナルド・ ダ・ヴィンチの手記』をめぐって
十数年も前に買って、初めて読んだのは数年前だったろうか。本書、『レオナルド・ ダ・ヴィンチの手記 上』(杉浦明平訳、岩波文庫刊)は、読むのに難しいわけではないはずなのだが、実際には、読みきるのはとても難しかった。
数年前に読んだ時も、無理矢理読み通した記憶がある。中身はほとんど頭に入らなかった。しかも、読んだのは上巻だけ。
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上巻は、序に加えて、人生論、文学、「絵の本」からを、下巻は、科学論、技術、手紙とメモを収める。
例によって出版社の謳い文句を:
「ルネサンスの偉大な芸術家,科学者であったレオナルドの手記.上巻には『人生論』『文学論』『絵画論』を,下巻には『科学論』を収める.そこには人生に対する箴言あり,寓話笑話文学に対する批評あり,「モナ・リザ」の絵を生みだした陰影と遠近法の研究や『解剖学』などの科学記録もある.彼の偉大さはすべて本書の中に圧縮される.」
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