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2007/02/16

鍵束「紛失」騒動

 別窓で開く記事「鍵束「紛失」騒動」は、04年・志村銀座サンバパレード見物レポート&日記の番外編です。一昨年までホームページに所収していたもの。当時、ホームページの容量を超えたため、泣く泣く削除。文章は、ホームページにアップさせた当時のままです。

 なお、サンバ(ブラジル)用語については、下記を参照:
G.R.E.S. LIBERDADE サンバカーニバル基礎知識 構成要素
サンバ(ブラジル)関連用語解説

 リベルダージの公式ページ:
G.R.E.S. LIBERDADE

鍵束「紛失」騒動

 今朝はとんでもない事件に見舞われました。といっても、交通事故の類いじゃありませんので、最初に断っておきます。

 本日は、志村銀座でサンバパレードがあるので、いつもより二時間ほど早く会社に戻った。納金を済ませようと売り上げなどを計算して、さて、車を降りようとした時、いつものように車内に忘れ物などがないか確認。自分のポケットの中の中身も確認。あるある、あるべきものがある…えっ?…ない、えっ?…ない、そんな、嘘だろ?!
 というわけで、必死になり車内を捜索。当然、着衣や鞄なども幾度も探る。 えっ? 何を探しているかって、表題の通り、鍵、それも束の。自宅の鍵からバイクの鍵など、一切合切の鍵を束にしたもの。その鍵束をなくしてしまった。どこかで落っことしてしまった。あああああぎゃああああ、である。
 タクシーは地下の駐車場に止めるのだけど、その地下では同僚がタクシーの洗車をしている。その彼も一緒に車内などを探してくれたけど、やはり、ない。
 間違いない。何処かに落としたのだ。あれがないと、バイクにも乗れない。自宅にも入れない。ともかく、何も出来ない。お先真っ暗。バイクの鍵を紛失したことはあるけど、鍵束をそっくり紛失したのは初めて。小生、少々パニック気味である。
 念のためと思い、車のトランクを調べた上で、バイクのところへ。小生、よく、バイクにキーを差したまま、バイクを離れることがあるのだ。一縷の望みを持ってバイクのところへ。が、なかった。やはり、ちゃんとキーの束をズボンのポケットにしまったのだ。
 さらに念のため、バイクのトランクを開けようとしてみる。小生、たまに、トランクをちゃんと締めないで離れることがあるのだ。が、その時は、ちゃんと締めてあった。確かに、しっかり締めたという記憶があったのだけれど、ガックリである。

 さあて、困った。頭を冷やす意味もあり、乗務員の休憩所へ上る。鍵の救急車を呼ぶか、バイク屋さんを呼ぶか、バイク屋さんは、キーの閉じ込めの場合に対処してくれるのだろうか。やはり、鍵屋さんを呼ぶしかないのか。
 ここで説明しておくと。小生は一人暮らしなので、鍵の予備は外出の際、自分でも持つ。一つの鍵束はズボンのポケットに、予備(合鍵)の束はライディング用の上着のポケットに仕舞う。
 ジャケットのキーはバイクに乗る時に使い、部屋の鍵はズボンのポケットに仕舞う。よって、予備の鍵束はバイクを降りた際に、ライダージャケットと共にバイクのトランクに仕舞うわけである。
 だから、バイクのトランクさえ開けることができれば、予備の鍵束はあるわけだ。バイクのトランクを見て、ああ、この中に予備があるのに…と思い、トランクをガタガタ揺すってみたが、甲斐もない。
 さて、乗務員の休憩所で体を横たえて、頭を冷やすことに。鍵の救急車を呼ぶべきか、その前にバイク屋さんを呼ぶべきなのか。
 実は、鍵屋さんを呼ぶに当たって迷いが生じたのは、小生が乗るスクーターの鍵は、特殊で通常のバイクのものより柄が長く、愛鍵を作る際にも特注の形になったのである。わざわざバイク屋さんにキーの元となる本体を取り寄せてもらい、その柄を鍵屋さんに持参して合鍵を作ってもらったという経緯があったのだ。
 だから、トランクの中に合鍵があるからといって、鍵屋さんを呼んでも、簡単に出来るかどうか、分からないわけだ。
 朝は、未だ、六時。小生、休憩所でバイク屋さんの開店時間を待ちながら寝入ることにしようと思ったが、ふと、思いついたことがあった。

 何が閃いたのか。実は、小生、仕事などで出かける際、部屋の鍵を閉めるのだが、その際、ごくたまにだが、鍵を鍵穴から抜き取らないで、部屋を後にしてしまうことがあるのだ。
 もしかしたら、今回も、そうかもしれない。これまた、一縷の望みである。小生のドジさ加減からしたら、ありえないことではない。これまでだって、年に一度はあったじゃないか。今年の初めもあったじゃないか…。だったら、今回が例外ってわけじゃないだろう。
 一応、脳裏をめぐらしても見ても、今朝はちゃんと締めたという記憶はある。でも、念のためだ。記憶に間違いがあって、ちゃんと締めたという感触のほうが勘違いかもしれない…。
 そこで、小生、思い切ってタクシーに乗り(我が社のではなかった。待っても待っても我が社のタクシーは来ない…)自宅へ。団地の通路のあの角を曲がると部屋が見える。部屋のドアが見える…。
 さて、角を曲がったら……、ああ、ない、鍵束の影も形もない。念のため、ドアをガタガタやってみたけれど、ちゃんと閉まっている、そして鍵がない! あああ、今朝に限って、ちゃんと締めたのだった。
 小生、団地の通路で途方に暮れてしまった。どれほど思案に暮れたか分からないが、結局、バイク屋の開店を待つことにした。もう一度、小雨そぼ降る中、会社へ戻り、一眠りすることにしたのだ。
 また、タクシーに乗って、我が社へ。また、我が社のタクシーは来ない。他社のタクシーを利用することに。
 会社に戻って六時半。顔を洗い、休憩所で眠ることに。動き回ったりしたので体が汗で気持ち悪い。寝冷えしそう。でも、疲れきっている。どうやら寝入ったらしい。目が覚めると、8時半頃だったろうか。
 バイク屋への電話も、まだ、早い。もう一眠りしよう。でも、眠れない。鞄の中の本を取り出して読もうとしたけれど、読む気になれない。

 それでもウトウトしたのだろうか。でも、寝入れない。バイク屋を呼ぶにしても、鍵屋を呼ぶにしても、会社の住所が分からない。調べておかないと、とか、携帯電話の電源が減っている。下手に電話も掛けられない、とか。あれこれ思ってしまう。
 とにかく、実務に弱い小生、困難に遭遇すると手も足も出ないわけである。
 それでも、気がつくと、バイク屋の開店時間である十時を回った! 早速、電話。すると、バイク屋はトランクを壊して開けることはできても、鍵を壊さないで開けることは出来ない、と言われた。でも、鍵屋を紹介してくれた。鍵屋なら我がバイクについても、トランクを開けるだけなら、できるはずと、安心させてくれた。
 鍵屋へ電話(ああ、電源が減っている)。40分ほどで来てくれるという。薄日が差したような気分。となると、小生、途端にお腹が減ってきた。待っている間に、食事しようと、コンビニでミートソースを買ってきたりして。
 休憩所でミートソースをテレビを見ながら食べていると、駐車場から洗車していた彼がやってきた。で、鍵屋を待っているところだ、彼は自分も鍵での失敗の経験がある、などとお喋り。気さくな彼である。つい、最近まで重病で入院していたのだ。でも、家族のためにとアルバイトで頑張っているのだ。
 そのうちに、事務所から事務員の方がやってきた。鍵屋が来たよ、と。あれ、携帯に鍵屋さん、電話、呉れるはずじゃなかったの?
 が、そこで、また、小生、失敗。

 実は、休憩所で食事していたら、テレビの脇に、とても貴重なモノが。それは、携帯電話の充電装置。我が携帯は電池が切れそう。なので、これ幸いと、携帯を充電し始めた。充電するためには、携帯を完全にオフにする必要がある。
 そうして、充電し始めてしまったのである。
 下に下りていって、バイク屋さんに、電話したけど、留守電になってましたよ、なんて、言われて、小生、しどろもどろ。充電していた、なんて言えないし。おかしいな、と首をかしげてその場を曖昧に誤魔化すばかり。
 さて、バイク屋の道具箱を手にした小父さんを地下の駐車場へ案内。地下で、早速、小父さん、仕事に取り掛かる。作業に要した時間は、多めに見ても、十分は掛かっていない。あっという間。
 パカッと開いた!
 早速、トランクの中の、ジャケットのポケットに手を突っ込んだ。
 そこで、小生、とんでもない事態を発見することになる。

 とんでもない事態。
 それは、なんと、ジャケットのポケットに鍵束が二つある!!!???
 ありゃまー、小生、土曜日の朝、部屋の鍵を閉めたとき、ちゃんと締めないとと思って、しっかり締めたのはいいけれど、習慣に従って、部屋の鍵束はズボンのポケットに仕舞うはずが、何故か、ジャケットのポケットに仕舞ってしまっていたのだ。
 それにしても、バイクを降りてからも、携帯を取り出す際に、ズボンのポケットに手を突っ込んでいるはずだし、そのポケットにはハンカチも入っているので、雨降りの昨日、幾度も頭や顔を拭うため、ポケットに手を出し入れしている。
 それに、コンビニで買い物をした際、釣銭をそのポケットに仕舞った。それでも、まったく、部屋の鍵の束のないことに気付かないなんて、そんなことがあるのだろうか。
 でも、それがあったのだ。
 そういえば、小生はドジな奴なのだ。昨年だって、帰省した際、姉達とある牧場で買い物をした。小生、採れたての牛のミルクや飴などと共に、酢を買った。名前は、木酢液とある。
 さて、牧場から自宅に帰って、さて、ビニールの袋から出して、姉達が変な顔をしている。

「ねえ、これ、何、すんの」
「ああ、これ、健康のためさ。体のこと、考えて、最近、酢の入ったドリンクに凝ってるんだ。黒酢とか、梅酢とか」
「ねえ、これ、知ってんの。これ、木の防虫用の酢よ」
「え? 飲む奴じゃないの」
「何、言ってんの、木に虫がつかないための強烈な薬よ。何倍にも薄めて使うの。呑んだら大変」
 てなわけである。酢とあるから、それに、牧場の売店にあるのだから、てっきり、飲み物だと思ったのに。
 呑まなくて、よかった、よかった。
 ちなみに、木酢液は、除草に精を出す姉達にあげた。

  そういう失敗の事例は、枚挙に遑がない。ので、一々、書かないで来た。書くと、切りがないし。
 それにしても、ジャケットのポケットに二束も鍵の束があるとは。そんなことは、バイク屋さんに言えるはずもない。無駄話の中で、合鍵、作ってもらわないといけないなー、と言っていたのだが、まさか、注文する訳にも行かず、鍵屋さんの名刺だけ貰って、後日、お願いしますので、なんて誤魔化しておいた。
 鍵屋さんとの別れ際、「また、お願いします」なんて、言いそうになって、慌てて、ただ、「ありがとうございました」と言った。先方も、苦笑しつつ、「いえ、どう致しまして」と一言。
 この、ドジな顛末で、鍵(トランクの開放)代と、タクシー代、その他で、一万三千円を使ってしまった。この半年、本も雑誌も買わない、一切、娯楽どころか、好きなアイスクリームも夏には食べない耐乏生活を送ってきたのに、己のドジのために、大枚を使ってしまった。
 ああ、これが我輩の実態なのだ。
 以上、鍵束紛失騒動でした。


                     (04/09/05 13:38 記 )

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