ロナウジーニョ…サンバ…リベルダージ!
「蝋燭…ランプ…電球…蛍光灯」の冒頭で書いたように、「日本のワールドカップ初戦対オーストラリア戦を見たいばかりに、(本来、月曜日の予定の)営業を日曜日に振り替えた」…。
にもかかわらず、負けちゃった。
小生、目出度いときに、そう例えば敬愛する方の誕生日を一人で勝手に祝う時などに、好物の宅配ピザを注文し、Mサイズのそれをコカコーラと共に一気に食する。
今日も、初戦の勝利を信じて前祝いとばかりに食べていた。食べている真っ最中に中村選手が先取点をゲット。思わず口に入っているピザを忘れて歓声を上げそうになった。手にはピザを持っていたので、拍手も出来ず。
ああ、それなのに負けちゃった。それも後半終了間際に一気に3点、立て続けに入れられてしまうという悪い形で。
ピザも勝利の前祝いのはずが、ただの自棄食いになっちまったい!
ま、選手らには気持ちを切り替えてもらって、次の試合での勝利を目指してもらうしかない。
日曜日には営業はめったにない。なので、ラジオの番組も何処へ入れたらいいか、決まっておらず、次々にチャンネルを変え、FMとAMを切り替え、局や番組を彷徨っていた。
何処の局(番組)で聴いたのか忘れたが、たまたま、「ロンドンのコヴェント・ガーデンにある王立歌劇場を本拠地とするロイヤルバレエ団」に籍のある(籍を置いたことがある)、バレリーナの「吉田都 - Wikipedia」さんの、日本でのバレー公演環境の厳しさといった話(「吉田都 公式Webサイト」)なども聴けた。
そんな中、日曜日の夕方を車中で迎えたなら必ず聞こうと思っている番組がある。
それは、「J-WAVE WEBSITE NOEVIR SAUDE! SAUDADE...」である。
表紙には、「健康、乾杯のあいさつを表す言葉「サウージ」。懐かしさ、郷愁、人恋しい想いを表す言葉「サウダージ」。この2つのポルトガル語をキーワードとして、ボサノヴァからコンテンポラリー・ポップスまで多彩なブラジリアン・ミュージックをメインにセレクト、アーバン・リゾートな気分でお届けする、J-WAVE開局当時から続く定番プログラムです。」とある。
その説明中にサンバの文字がないのが寂しいが、「ボサノヴァからコンテンポラリー・ポップスまで多彩なブラジリアン・ミュージック」とあるなかに含意されているのは言うまでもない。
実際、曲名は聞き漏らしたが、ショーロ風のサンバの曲が架かったよ。
ラジオパーソナリティは、ボサノヴァなどの人気歌手である小野リサさんが「毎月最終日曜日に「NOEVIR SAUDE! SAUDADE…」(日曜日17:00~17:54)のマンスリー・ナビゲーターを務めてい」て、残りの日曜日を林奈緒さんがされている。
その日は最終日曜日ではなかったので、林奈緒さんだった。
仕事が珍しく忙しく、番組を通しで聴くことができたわけではなかったが、それでも興味深い話をいろいろと音楽の合間に聞くことができた。
それは、ロナウジーニョがサンバ好きで、機内でも彼が音頭を取ってサンバの曲を歌ったり楽器(パーカッション)を鳴らしたりするという話、あるいは、「ロナウジーニョがCDリリース! タイトルは『ゴーゴーロナウジーニョ』」といった話題。
「今作では、彼が尊敬するブラジル音楽界の大御所、カエターノ・ヴェローゾの「丸い半月」など、彼が普段より愛する曲を収録。さらに、得意のパーカッションを駆使して、時間さえあれば“サンバ奉行”としてノリの良いリズムを叩き出す彼本人の楽曲を含め14曲で構成されている」という。
ロナウジーニョが、あるいはブラジルの選手がサンバ好きというのは分かりすぎるくらい分かりやすい話。
そういえば、過日、NHKでロナウジーニョの特集をやっていた。小生、彼の妙技や暮らしぶりが興味深く、じっくり見入ってしまった。ひとつの番組を自宅で通しで見るなんて、小生には珍しいことだ(大概、途中でチャンネルを変えるか、そうでなくても気がつけばロッキングチェアーでグッスリ…のはずなのだ)。
ネット検索したら、関連のブログが見つかった:
「SMRG [Sports Management Research Group] ロナウジーニョのサンバのリズム(遠田)」
ロナウジーニョに限らずブラジル人は、幼い頃からサッカーなどのボールで遊ぶ。砂場のような場所で、ちょっとした空き地で。数人でも集まれば、フットサルに興じる。フットサルでは、ボールが小さいこともあり、足の裏を使って止める技など、小技を自然と身に着けてしまう。
空き地でサッカーの真似事をする際も裸足でボールを扱うことが多いという。ボールを足で自在に扱う感覚が身に染み込んでいる。
ロナウジーニョは兄もサッカーのプロ選手だった。また、自宅には犬を飼っていて、子供の頃から犬とサッカーボールの奪い合いをして玉扱いを楽しみつつ覚えていったとも。
ロナウジーニョにおける、サッカーと音楽、それもサンバとの関係に付いて、「SMRG [Sports Management Research Group] ロナウジーニョのサンバのリズム(遠田)」の中に丁寧に説明されている。「彼は音楽に「合わせる」のではなく、音楽によって「気分を高揚させる」のでもなく、音楽が体に「馴染んでいる」のである。体に染み付けられたリズムが独特のプレーを生み、観る者を魅了するプレーを生んでいるのだ」という結語だけじゃなく、全文を読んでもらいたい。
いよいよ今年もサンバのシーズン突入である。
ロナウジーニョ、サンバと来たら、後に続くは、我がサンバチーム・リベルダージ(G.R.E.S.LIBERDADE)!
今年の浅草サンバカーニバルに向けて着々と準備態勢が整っていると仄聞する。
「2006年 26th 浅草サンバカーニバル リベルダージのパレードテーマ(Enredo)は『太陽』」なる頁を覗いてみて欲しい。
『2006年浅草サンバカーニバル リベルダージのパレード参加者募集中!』という耳寄りな情報もホームページに載っていた。
募集中とはいえ、結構、ハイペースでパレードの参加者が集まっているようで、急がないと、せっかくの出場の機会を逃すかも。些少の参加費で浅草サンバカーニバルに観客ではなく、パレードのメンバーとして参加できる貴重な機会を逃す手はない(今、覗いてみたら、あとほんの数人で募集が修了となる! ついこの間、募集を開始したと思ったら、もう、こんなに!)。
サンバについては、小生ごときが改めて説明するのもおこがましいだろう。
ここでは、例によって、「サンバ (ブラジル) - Wikipedia」で大まかな理解を得てもらうに留めよう。
「2006年 26th 浅草サンバカーニバル」
「エンコントロ ジ アルモニア G_R_E_S_LIBERDADE」
リベルダージ……「7/2(日)牛込パレード」(詳細が判明次第、本ブログでも案内する予定)
小生には、結構な量の「サンバエッセイ」、「サンバレポート」、「サンバレポート・エッセイ」がある。
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