06馬橋パレード(1)
表題には、「馬橋パレード」などと表記しているが、催された「まつり」の正式名称は、「坂川清流灯篭祭り」である。趣旨は、会場で配られていたパンフレットによると、「坂川・新坂川がきれいになり、地域を活性化し、21世紀をになう子供たちに「ふるさとの川」「ふるさとの街」になることを願って…。」とある。
今年は、「坂川清流灯篭祭り」の第10回めとなるとか。
← 2006年 26th 浅草サンバカーニバルでの、リベルダージ(G.R.E.S.LIBERDADE)のパレードテーマ(Enredo)は『太陽』。
面白い(?)のは、パンフレットには、「"感動"の浅草サンバが舞う」などと謳ってあること。ちょっと不思議な謳い文句だ。浅草サンバカーニバル(の第一部)に出場し上位入賞を果たしたサンバチームであるリベルダージが、ここ馬橋西口商店街で舞うってことを思いっきり略したってことか。
→ 駅に着いて、跨線橋の上から、まず、会場を展望。
パレードの最中も、商店街の方だろうか、パンフレットのプログラムにも明記されている表現をそのままに、「浅草サンバパレードがやってきます。どうぞ、コースを広く開けてくださるようにお願いします!」なんて、マイクで喋っておられた。
さて、リベルダージ(G.R.E.S.LIBERDADE)の馬橋パレードへ見物に行ってきた。以下、例によってあまり内容のないレポートを綴っていく。
画像に、あるいは本物に敵うはずもないし。
ただ、画像を見る際には、衣装や小道具などに注目して欲しい。なんたって、手作りなのだ!
← 沖縄フェア。
いつも、冒頭か末尾に注釈していることだが、「画像と背景(地)の文章とは直接、結びつきません。これまで同様、画像を掲載するための壁紙(の紙魚か汚れ)と思ってください。画像は、若干の例外を除き、原則として撮影時間順です。写真を撮らせてくれた皆さん、ありがとう。」ということなので、その点を改めて明記しておく。
どうぞ、画像を御覧になってください。
→ いよいよパレードが来たよ!
ちなみに、花小金井パレードのレポートは、(1)から(4)、そして番外編の五つあるのだが、二週間あまりで千数百人の訪問(アクセス)があり、それぞれの方が数回(あるいは五つの頁を一通りか)覗かれたようで、ページビューが6,000回を超えた。
嬉しい悲鳴というか、ちょっとプレッシャーになったりする。下手な記事は書けない…。でも、今更、心を入れなおす殊勝な小生でもないし、これからも、マイペースでレポートその他を綴っていくつもりだ。
← ポルタ・バンディラ e メストリ・サーラ!
パレードの前日というか、実際には既に当日になっていたが、せっせとブログを書いていた。が、馬橋パレードへ行くつもりでいたので、早めに原稿書きを切り上げ、ベッドへ。いつもなら、休日の前日はロッキングチェアーで夜明かしするのだが、さすがに外出を控えていることもあり、大事をとって、夜明け前にはベッドに入ったのである。
目覚めると、昼前。改めてネットや地図でパレード会場への行き方を確認。
常磐線の馬橋駅。
常磐線には上野駅か日暮里駅で山手線などから乗り換えることになる。
そこまでは調べてある。
→ 次々とアーラがやってくる。
前日、ブログ「馬橋パレード…オートバイとの別れ」にも書いたが、三十年近く続けてきたライダー生活と別れを告げたこともあり、普段は控えているピザを自棄食いした。
その三十年ほどのライダー生活の間に、10台ほどバイクを乗り継いできた。走行距離はどれほどになるのか。
大きな事故には遭っていないが、遭難しそうになったことはあった…。
あれこれ思うこと、思い出すことは多い。
← 一見するとパレードが遠ざかるようだが、特設ステージが設けられている、真ん中の小さな円を中心に、バスのロータリーを時計回りに巡る。
そのバイクとの別れを土曜日に体験したのだった。
ピザでは飽き足らず、ポテトや焼き鳥も一緒に注文していて、さすがにサイドメニューのほうは食べ切れなかったので、それを朝食(実質、昼食か)の代わりに食べた。
→ パシスタたちの登場!
パレードのスタート時間は、「15:45」。ところが何故か、頭の中で「15:15」と思い込んでしまった節がある。
その時間から逆算して、家を13:30に出れば十分、間に合うと考えた。
デジカメと新書を一冊、ウエストポーチに突っ込み、いざ出陣。
上野駅までは車内でじっくり本も読めたし、順調だった。
← バテリア陣や歌手、PAも揃った。
が、上野駅に着き、常磐線のホームへ向ったところで、????だったのである。
というのは、常磐線のホームが複数あるのだ。上り下りというのなら分かるが、下りにも二つある。
最初に降りて行ったホームは、雰囲気的にローカル線ではないような。駅員さんがいなかったので、列車内の掃除をする小父さんに、このホームの列車は馬橋へ行きますかと尋ねたら、多分、あっちのホームだと思うよと(自信なさ気に)教えてくれた。
見遣ると、いかにもローカル線という列車が既に止まっている。
小生、焦る気持ちを抑えつつ、ホームの階段を上り、そして下って、別の常磐線ホームへ。
そこに止まっていたのは、快速と書いてある。
快速というのは、ちょっと不気味だったが、ローカル線なのだし、馬橋に止まるだろうと思い(期待し)乗り込んだ。
北千住、金町を通り越して松戸…。
← 華やかというか迫力があるというべきか。さすがにこれだけ人数が揃うと違うね。
不安!
金町って結構、大きな町だ。そこを通過するってことは…。
案の定だった。松戸で降りるのを見送っていたら、列車もまた、馬橋で止まるのを見送ってしまったのだった。
松戸の次に止まったのは柏!
ギャー!
そういえば、途中、通り過ぎた何処かで、提灯がズラッと並んでいた町があったっけ。あの風景は見覚えがある。あれが馬橋だったのだろう……。
仕事では昔は何度か来たことがあるが、プライベートでは柏は初めて(ずっと遠い昔、サラリーマン時代に柏に同僚が居て、その縁戚の誰かの葬式で来たことがあるような微かな記憶があるが、定かではない)。
まして、列車を乗り越しての柏ってのは、初体験である(目的の駅で降りるのをミスって、気が付いたら終着駅ってことは、数知れずある。それどころか、終着駅の操車場にまで寝込んで乗っていき、そこへ乗ってきた掃除の小父さんに起こされたこともあったっけ)。
柏でまた、ホームを上り下りし、今度こそ、ローカル線の常磐線の上りのホームに立ち、各駅停車の電車を待つ。心理的には長く待った挙句、ようやく電車が来たが、聞いたことのない地名が目的地になっている。
不安になり、ホームで電車を待っていた方に聞くと、馬橋に止まるという。各駅停車の電車なのだから、これで止まらなかったら、永遠に馬橋へは行けない!
頭を冷やすというか、気持ちを落ち着けるため、ペットボトルの冷たいお茶を買って、グビグビ飲む。
さすがに本を読む気力も萎えた。開き直って車窓に顔を押し付けるようにして車外の風景を眺めた。こんな時でないと、常磐線や柏、松戸近辺の風景をのんびり眺めることも出来ないし…などと自分に言い聞かせて。
ようやく馬橋に到着。バイクだったら、こんな回り道もせずに済んだのに…。でも、もうバイクとはお別れしたのだ…。
馬橋駅の構内から祭りの会場を遠望する。
多分、坂川と呼ぶのだろう川を眺める。
馬橋へは三度目ということになる。
小生が会場に立ったのは、15:30前。
その時点では、小生、何故か15:15スタートだと思い込んでいたので、まあ、いいや前半の途中からでも観ることができればいいんだし、後半は全部、通して見物すれば写真も撮れるはず。
しかし、実のところ、スタート時間は15:45なのである。結果的に案外といい時間に着いたことになる(?)のだろうか。
駅を出て何本もの常磐線の線路を跨ぐ長い歩道を渡ると、そこは馬橋西口の公園、そしてバスのロータリーとなっている。
ロータリーには特設のステージが設けられていて、昨年同様、沖縄フェアが催されていた。沖縄エイサ・三線・舞踏をチャンプラーズが演じる。
小生はその終わりごろに立ち会ったことになったのだ。
馬橋パレード、正式には「坂川清流灯篭祭り」の会場は、他のどんな祭り会場より出店が多い。しかも、北海道から新潟、そして沖縄までと揃っている。
また、後で画像を載せるが、石垣島出身の「BEGIN」が作った歌、「島人ぬ宝(しまんちゅのたから)」を歌う二人組みも出店の中にいた。
なかなか聞かせる。
沖縄フェアが終わると、冒頭に記したように「浅草サンバパレードがやってきます。どうぞ、コースを広く開けてくださるようにお願いします!」「浅草サンバパレードは、ちょうど中ほど、信号のところまでやってきております。もう、間もなくでございます」と、「浅草サンバパレード」を連呼する。
同時に、「今年はリベルダージは、総勢155名で来ております。今年は本気で優勝を狙う勢いです。」などとも繰り返していた。
チームの熱気や勢いが伝わっていたということなのか。
一体、幾度、「浅草サンバパレードがやってきます」が繰り返されたことだろうか、イライラしかけた頃、ようやく、バテリア陣の楽器の演奏の音が聞こえてきた。リベルダージの音だ。
音が聞こえると、パレードの姿が見えるのも間もない。
……おお、先頭のアーラ(コミサンか)の入来だ!
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