川端龍子著『詠んで描いて四国遍路』
図書館で、川端龍子著で画の『詠んで描いて四国遍路』(小学館文庫)という本を最初は時間潰しのつもりで読み始めたが、段々、彼の世界に惹かれていくのを感じていた。
小生、さすがに川端龍子が高名な画家であることは知っていたし、その大作の幾つかを画集などで眺めたことはある。小生の居住する地域から、川端龍子記念館のある南馬込までは、小生の足でも、三十分もあれば行けるかもしれない。
なのに、あまりに近すぎるから…というより生来の怠慢と、それ以上に、恐らくはとことん彼の作品に魅了されてはいかなったこと、まして、彼が俳句を嗜んでいたなどとは、上掲書を読むまでは全く、知らなかったのである。
迂闊だし、不勉強の謗りを免れないところである。
記念館の正式名称は、「大田区立龍子記念館」のようである。
このサイトにも明記してあるが、「1963年,日本画家・川端龍子自身によって喜寿の記念に設立された。1991年からは大田区によって運営されている。」という。
「川端龍子自身によって喜寿の記念に設立された」! というところに彼の人となりが現れているのか。
といって、小生、彼を貶めるつもりで書いているのではなく、むしろ、彼の反骨根性をこそ思い浮かべている(このことは、後述する)。
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