2010/01/30

「とめはねっ !」の代わり(?)の石川九楊著『書』

 テレビでは、河合克敏による書道を題材とした日本の漫画作品を原作としたテレビドラマ作品『とめはねっ ! 鈴里高校書道部』(書道監修は武田双雲)が1月7日からNHKで放映されている。
 原作の漫画は読んでいないし、NHKのドラマは話題になっているようで、気になるのだが、生憎時間帯が小生には悪く、テレビを見ることのできる環境にない。

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← 石川九楊著『近代書史』(名古屋大学出版会) さすがにこの本を手にすることは当分、なさそう。

 だからというわけではないし、テレビドラマの「とめはねっ !」を予感したわけではないが、まあ、正月だからだろうか、たまたま年初に図書館に寄って、美術書のコーナーを物色していたら、本書を発見。

 但し、手にしたのは、第36回大佛次郎賞を受賞した、「日本の近代の書表現の歴史を、大きなスケールと具体的な作品分析で解説する石川九楊氏の評論『近代書史』(名古屋大学出版会)ではなく、同じく石川九楊氏の著書である『書―筆蝕の宇宙を読み解く』(中央公論新社 (2005/09/10 出版))だった。

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2010/01/25

『光琳カルタで読む百人一首ハンドブック』で正月気分

 正月だから、だろうか、今月上旬、図書館に寄ったら、新入荷本のカウンターに久保田 淳【監修】『光琳カルタで読む百人一首ハンドブック』(小学館)があった。
 うむ。確かに正月である。元旦とは言いかねる日と相成っていたが、正月には違いない。
 たまには、床しい和歌を詠んでみるのもいい。

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← 久保田 淳【監修】『光琳カルタで読む百人一首ハンドブック』(本文執筆:鈴木宏子/谷知子  写真協力:太田真三/片山虎之介/中田昭/フォトオリジナル/宮地工 小学館 (2009/12/19 出版)) (画像は、「紀伊國屋書店BookWeb」より)

 俳句もだが、和歌はもっと苦手なジャンル。
 だけど、詠むのは嫌いじゃない。
 というか、折々、和歌に関係する本も読むし、関連の日記(記事)を仕立てたりもする。
 

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2010/01/19

加藤文元著『物語 数学の歴史』から数学の凄みを知る

 加藤文元著の『物語 数学の歴史』(中公新書)を読んだ。
 物語と銘打ってあるが、随所に出てくる数式などを読解するには大学の数学科に在籍する学生でもちょっと無理で、大学院レベルの素養と訓練などが必要だろう。
 それを高校三年の夏に理系への進学を断念した小生が読むのは無理がある。
 でも、雰囲気は楽しめる。

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→ 加藤文元著『物語 数学の歴史』(中公新書)

 所詮は、外野…どころか球場の外で歓声を聞いている程度の数学の力もない小生だ、何となく臨場しているという雰囲気さえ味わえたら十分なのである。
 ガキの頃は漫画家、やがて中学生の一時期、数学に魅入られた小生、数学への決して満たされることのない渇望、数学のセンスを持つ人間への羨望、もっと言うと、数学(的思考)でしか表現も想像も存在も考えられない世界があることに、ただただ驚異の念を抱き続けている。

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2010/01/17

デイヴィッド・リンドリー著『そして世界に不確定性がもたらされた』を楽しむ

 デイヴィッド・リンドリー著の『そして世界に不確定性がもたらされた―ハイゼンベルクの物理学革命』(阪本 芳久【訳】 早川書房)を読んだ。

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← デイヴィッド・リンドリー【著】〈Lindley,David〉『そして世界に不確定性がもたらされた―ハイゼンベルクの物理学革命』(阪本 芳久【訳】 早川書房 (2007/10/25 出版))

 本書は、「世界を揺さぶった不確定性の概念と、それをめぐる著名な科学者たちの人間ドラマとをみごとに描き出した、渾身の科学ノンフィクション」といった本だが、小生は、図書館で本書をパラパラ捲って、その冒頭の一節を読んで借りることに決めた。

 それは、「量子論と不確定性の考え方は、ある日突然現れたものではない。浮遊した微粒子がランダムに動くブラウン運動など、19世紀には不規則で統計的な現象の存在が明らかになっていた」とあるのだが、そのブラウン運動などを含めて、不確定性理論の前史がある程度、踏み込んで描かれているらしいと分かったからで(も)ある。

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2010/01/10

デューラー『メランコリア I』の「I」再び

 過日、図書館へ足を運んだ。
 いつものように自転車を駆って、ではなく、車で。
 不本意ながらも車を使ったのは、車道はともかく歩道には雪が残っていて、走行に不安を覚えたからである。
 早く、快適な風を浴びながらサイクリングを兼ねて図書館などへ向かえるような季節が来て欲しいものである。

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← 藤代 幸一【著】『デューラーを読む―人と作品の謎をめぐって』(法政大学出版局 (2009/12/10 出版))

 その図書館の新入荷本のコーナーで、デューラーを扱う本を発見。
 題材がデューラーとなると、目を通さないわけにいかない。
 それは、藤代幸一著の『デューラーを読む―人と作品の謎をめぐって』(法政大学出版局 (2009/12/10 出版))である。

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2010年リベルダージ New Year Party のお知らせ!

 最新版!
2010年リベルダージ New Year Party のお知らせ!


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2010/01/08

保苅瑞穂著『ヴォルテールの世紀』に感激

 年初より、保苅瑞穂【著】の『ヴォルテールの世紀―精神の自由への軌跡』(岩波書店 (2009/11/19 出版))を読んでいる。

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→ 保苅瑞穂【著】『ヴォルテールの世紀―精神の自由への軌跡』(岩波書店 (2009/11/19 出版))

 本書は実に面白くて、時間が許せば一気に読みきってしまいたくなる本。
 家庭の事情で、生憎、そういうわけにはいかない。

 その代わり、この大部の本を一週間以上を費やして読むことで、ヴォルテールという偉大な人物の一生に立会い、深く付き合えたような静かな、しかし熱い感動を覚えることができている。

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2010/01/06

マーク・ホウ著『ミドルワールド』でブラウン運動の驚異を知る

 1905年というと、物理学好き、あるいはアインシュタインをニュートンと並ぶ科学の英雄とガキの頃に思い込んでしまった小生のようなものには、特別な年である。
 言うまでもなく、「アインシュタインは「光量子仮説」「ブラウン運動の理論」「特殊相対性理論」に関連する5つの重要な論文を立て続けに発表した」わけで、これらの何れの論文も後世の科学に非常な影響を与えた年だから驚異の年と呼ばれるわけである。

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← マーク・ホウ著『ミドルワールド―動き続ける物質と生命の起原』(三井 恵津子【訳】 紀伊國屋書店 (2009/12/12 出版))

 このうち、「ブラウン運動の理論」は、やや地味な扱いになっているかもしれない。

 小生はアインシュタインの伝記などを好んで読んできたので、概略は(覚束ない理解ながら)知っている。
 しかし、肝心の「ブラウン」なる人物については、全くといっていいほど知らないし、まして彼に付いて調べよう、なんて思いもよらないまま、今日に至ってしまった。

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2009/12/27

ベリーダンサーさんサイト情報(続篇)

 本稿は、「ベリーダンサーさんサイト情報」の続きです。

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← 「マタ・ハリ」 (画像は、「マタ・ハリ - Wikipedia」より) 「その人の名はマタ・ハリ」へ?

 東京在住時代、最後の3年ほど、ベリーダンスが好きになり、ショーにも折々観に行きました。
 富山に帰郷して、ベリーダンスのショーを見れなくなり、なんとか富山でも見たいものと、ネットでベリーダンサーさんのサイトを探してます。
(未だに夢は実現していない!)

 本稿には、ネットでたまたま見つけたサイト(多くはamebloブログ)を順不同で載せていきます。
 多少のダブりはあるかもしれません。
 プロの方も居れば、現在、習っているという方のサイトもあります。
 随時、追加していきます。
 情報があれば、提供をお願いいたします。

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2009/12/25

H・P・ラヴクラフト著『文学における超自然の恐怖』を読む

 H・P・ラヴクラフト著の『文学における超自然の恐怖』(大瀧 啓裕【訳】 学習研究社 (2009/09/18 出版))を読んでいる。
 間もなく読了できると思うが、ラヴクラフトの異名は聞き及んでいて、彼には期待していただけに、ちょっとガッカリの本。

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← H・P・ラヴクラフト著『文学における超自然の恐怖』(原書名:Supernatural Horror in Literature 大瀧 啓裕【訳】 学習研究社 (2009/09/18 出版))

 本の謳い文句には、「人類の最も古く最も強烈な感情は恐怖である!怪奇幻想文学の系譜を解析した代表的論考」とあるし、「「宇宙的恐怖(コズミック・ホラー)」などと呼ばれるSF的なホラー小説で有名」な作家とあって、それなりの論考なのだろうと期待して読んだのだが、論考もだが、本人の創作も、文章の緊密度が低いように感じられて、読むのが苦痛だったりした。

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«久世光彦・著『ベスト・オブ・マイ・ラスト・ソング』の周辺