夢談義・夢の話など

2024/05/28

昼行燈87「円らな瞳」

Kuroneko  「円らな瞳

 夢の中にいることは分かっていた。だから藻掻いていても焦ったりはしない。ただ息苦しいのが困る。息が出来ない。喘ぐような息。気管支が閉塞してる? 肺胞が目詰まりしてる?
 ガキの頃、息してることが不思議でならないことがあった。一瞬、呼吸が止まってしまって、もしかしてこのまま窒息して…なんて心底心配したっけ。肺が自動的に動いている不可思議。意識して吸ったり吐いたり。その繰り返しが何より大切なんじゃないか。自分にはみんなのようにうまくできないんじゃないか…。

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2024/04/29

つまはじき

寝起きに見ていた嫌な夢:

 俺はある大きな仕事をやった。快挙なんだ。で、その受賞か何かの会場へ行くことに。みんなして。そのための荷物が沢山ある。気が付くと大型トラックに満載してある。どうやら俺の荷物も幾つか。トラックが出発する直前俺も飛び乗った。

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2024/03/11

昼行燈78「貝の殻」

Umi_20240311040501  「貝の殻

 

 何だかやたらと爽やかな感触があった。ドロッとした、何処かオリーブオイルの中に浸かったような。皮膚も喉頭も眼球も指先も、何もかもがつかみどころのない優しさに満たされている。決して密着の許されない絆。

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2024/03/05

昼行灯76「真夏の夜の訪問者」

  「真夏の夜の訪問者」

 何処かの部屋? 薄闇。薄暮なのか未明間近なのか。真夏。 屋根裏部屋か。蒸し暑くて眠れない。堪らず網戸もないのに窓を開けてしまった。何かが闇を突っ切って部屋に侵入した。黒い飛礫(つぶて)が寝転がってる俺の鼻先を過った。部屋の壁のあちこちにぶつかってる。何だ? 何事だ? こんな真夜中に野鳥が飛来した?

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2024/03/01

昼行燈75「首を振って悪夢を振り切る」

Shuro_20240301023901  首を振って悪夢を振り切る

 

 富山なのか東京(新宿)なのか。ある場所で老婦人に声を掛けられる。私はタクシードライバー?  何処かへ連れていってと。ご婦人の言うままに走らせていくと、未開発、手付かずの、広い、見知らぬ場所へ。
 そこでようやく、婦人は行く先を告げる。済生会病院。正午までに。まだ時間はあるけど、ギリギリ。最初に言ってくれれば楽勝で間に合っていたのに。文句を言っても仕方がない。おおよその方角は分かるが、茫漠とした土地には道がない。彼女を連れ、道を探す。

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2024/02/20

昼行燈72「四次元の世界旅へ」

Reiiji  「四次元の世界旅へ

 やたらと曲がりくねった路地だった。おや? 天井らしき蓋が覆っている…。
 路地に迷い込んだんじゃなく、何処かの廃墟…ビルの中なのか。階段は上にも下にも続いている。踊り場らしき狭い床に居るようだ。
 時計とは逆方向に螺旋を描く階段。昇るたびに踊り場には半端に締まった扉が目につく。扉を潜って闇の向こう側へ忍び込むべきか。

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2024/02/19

昼行燈71「戻る場所はいつも…」

Kisibe_20240220063401 戻る場所はいつも…

…どこを彷徨っていたのか、気が付けば茫漠たる広がりの真っただ中に居た。風…雨…自然の欠片も感じられない。空虚過ぎて光だけが遥かな時空の地平の一点から伸び広がり、私を圧倒していた。眩さが私を焼き焦がしそうで、何もない空間にたった独り放り出された私を孤独に慰撫される暇さえ与えてくれない。

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2024/02/16

昼行燈70「ハンカチが七枚」

Mezara   「ハンカチが七枚

 どこぞの宿に紛れ込んでいた。それともアパートか。俺の新居なのか。やけに閑散としてる。部屋がいくつもあるのに、荷物が何もないからか。荷物どころか家具がまるでない。
 そりゃそうだ。引っ越してきたばかりなんだもの。
 何故かトイレにいる。尿意だ。切迫してる。戸を何枚も開けて、ようやくそれらしい部屋に。壁も床も真っ白で清潔感が漲ってる。広い。六畳は優にある。落ち着かないぞ。

 

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2024/02/07

昼行燈66「鬼哭啾愀」

Kikotu  「鬼哭啾愀

 暗幕の陰で骸骨が躍っている。
 裸だからか、滑稽で惨めな姿。淋し過ぎる。隠しようがない。せめて浴衣でも羽織って、風流を気取ればいいのに、輝く骨身を自慢したいのか、コツコツ音を鳴らせながら、誰も見ていないことをいいことに、踊り狂っている。
 狂っているだけなのかもしれない。それとも快哉を叫んでるのか。

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2024/01/30

途方に暮れる夢続き

Platform  昨夜も庭仕事で疲れて寝落ち。幾度か目覚めたが、気が付いたら朝の八時近く。だが吾輩の生活リズムは普通とは違う。普通の生活パターンだと真夜中過ぎに相当するだろう。リクライニングの椅子なのだが、本を片手にリクライニングを倒すこともせずに寝入ってしまった。腰が痛い。これじゃギックリ腰から回復するなんて有り得ない! 
 夢は数々観たが、大半は忘れたし、忘れたい内容だったことだけは確か。下記する夢1は、初めてのパターンだ。夢2は繰り返し見る。細部はその都度違うが、要は行くべき会場へ行きそびれ、違う会場で途方に暮れている。で、気が付くと渋谷駅っぽいターミナル駅で、自分が乗るべき路線が分からず右往左往しているのだ。

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