伊香保へいかほ
[ 本稿は「03/06/05」付のメルマガにて公表したレポート(?)。一昨日アップした拙稿「「千木のこと」「竹樋・懸樋」追記」にて、小生が泊った「伊香保温泉 千明仁泉亭」のことを話題にしたので、ブログに載せることにした。リンク以外、本文は公表当時のまま。…が、肝心の温泉に着いてからの記事が書かれていないままだと今日、気づいた! (08/10/01 記)]
「伊香保へいかほ」
この数年、友人達と会うというと、その場所は温泉となっている。やはり、年のせいなのだろうか。日本人の遺伝子に刻まれた温泉嗜好が熱を帯びてきたというべきなのだろうか。
ただ、小生自身は温泉が好きとか嫌いとかではなく、ただただ怠け者というか腰が重くて、誘われない限りは、温泉に限らず、何処へも出かけない。温泉どころか近所の銭湯にさえ、足が向かない。困ったものだ。
何処かへ出かけるくらいなら、自室でロッキングチェアーに腰を埋めて、気の向くままに読書したり居眠りしたりしているだけで、なんとなく時間が経っていく。満足してるわけではないが、それほど不満というわけでもない。こうして緩慢に老化していくのかな、これでは拙いと、ふと思うこともないではないが、だからといって何をどうするわけでもない。ほんの瞬間、チクッという痛みらしきものを覚えるのだが、それも眠気や怠惰や不快に至らない程度の気鬱などの中に紛れていく。
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
最近のコメント