文化・芸術

2008/01/03

初夢

 オレは戸惑っていた。
 女はいきなりオレの家にやってきて、絵のモデルになると言い張るのだ。
 女はとんでもない勘違いをしているに違いない。

 勘違いの発端は、吹く風に夏も終わりに近付いていることを予感させる或る日、近所のカフェでのこと。

 週日の午後で、客はオレだけ。前の日も画集を見ながらヌード画を描いていた。

 我ながら上出来だったこともあり、つい、誰かに見てもらいたくなり、店が暇そうな時間帯を狙って、近所のカフェへ繰り出した。
 案の定、暇そうな主人は、グラスなどを白い布で拭っている。
 要するに何もすることがないのだ。

 チャンスだ。
 カウンター席に座り、オレは徐(おもむろ)にデザイン帳をカウンターに置いた。
 主人はオレの何気なさそうな表情に隠された…あからさまなサインを見逃すはずがない。

 昨日もヌード、画いてたの?

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2007/12/25

汗駄句・駄目駄句・楽駄句・辛句

昼顔も夕顔も捨て朝の顔
                 (2007年11月07日作


行く末を我の如くと枯れ葉散る

終(つい)の日は風に任せん落ち葉道

夕焼けをビルの谷間に今も追う
             (以上は、2007年11月09日作

  
鴛鴦を一人見つめて秋の暮

雪虫の舞い飛ぶ如くフケも散る

彼岸花オレの耳には悲観かな

暖冬も懐までは届かざる

極東は何処にあっても極東だ
             (以上は、2007年11月14日作


人に馴れそれで忍ばず変だよね

そうなのよ胡麻塩頭今我も 

絵の餅に落胆しきり笑うなよ

懐を懐炉で温め火傷せし
  
極東やファー言う人はゴルフ好き  

徹夜してブログを書いて読まれざる
             (以上は、2007年11月15日作


故郷は遠くにありて見えないよ

木枯しや自転車の手の温み消え

かさこそと落ち葉の道を影一つ

行き交いし人々の群れ我一人

落ち葉道踏み締める日の少なかる
               (以上、2007年11月19日作


髪の毛はヒトの証し長き友
               (2007/12/23作


絵の餅も手が伸びるのは誰〈た〉がためぞ

この道は行く人もなくためらいし
                (2007/12/25作)

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2007/10/30

自明性の喪失

[以下は、小生の手になる書評エッセイ(からの抜粋)である。途中からはもうまるで書評でもなければ感想文でもなく、無手勝流の想像が闇の時空を舞い狂っている!]

 が、小生は、そんな用語などすっ飛ばして、もっと直感的に、さらに言えば、共感を以って『自明性の喪失』を読んでいた。否、その中の患者の症例に身につまされるものを実感していたのだ。
 観念連合の弛緩といい、現実との生ける接触の喪失といい、あるいは自明性の喪失という曖昧な、しかし他に表現の方法のないある心の事態。

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 現代においては、精神医学が発達して、かなりの精神的な病が投薬などで治療ないし対処されることが多いらしい。また、精神的な疾患などというものは、所詮は脳の先天的な異常か、いずれにしろ脳内の不具合に帰着するに違いないと見なされている。
 癲癇にしろ、病には違いないのだろうし、その発作がなんらかの肉体的異常(それがたまたま脳内の部位に局在しているだけのこと)の精神的な発露・爆発なのだろうと言われれば、それはそうなのだろうと、一応は認めるしかない。

 ここで気になるのは、肉体的異常の結果、では、その人がどのように振る舞うか、あるいは場合によっては精神的所産を為すのかどうかは、全く理論的には整合的に説明できないだろうという点である。

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2007/10/24

新作駄洒落ネタの数々

 あるサイトに「夏目漱石が風呂に入ったらぼっちゃんという音がした」という一発ギャグが披露されていた。漱石好きな小生、せっかくなので、過去に読んだ作品を織り込む駄洒落を作ってみた(作品名、分かるよね!):

漱石の枕は……臭い枕
漱石がなりたかった職業は……坊さん
漱石は大学教授だった……吾輩は公人である
漱石は誰でも知っている……有名人や
漱石は憂鬱症だった……悲観過ぎまっせ
漱石が浮気を噂された相手とは……カラスとの仲
漱石が好きな果実は……ナツメ
漱石が外国から攻撃された……ソ連から
漱石が好きな食べ物は……豆腐
漱石が悩んで……悶々

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2007/07/20

愛の電化製品生活

おい、トースター(どうした)、何かあったか?
オレがコーヒー(恋の)メーカーになってやる。
オレがアイロン(愛の)ワインセラーしてやるぞ。

もっと掃除機(正直)になれよ!
男だろ、ミシンミシンするんじゃない。電気(元気)、出せよ。

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← ポット出のお湯の如きの情熱か

相手は誰だ? えっ、ミキさーって? あの、胸がジューサージューサーの? 顔がシェーバードに似ている?
お前はあの子がスピーカー(好きか)?
オレも彼女の扇風機だ。
扇風機たって、千の風が流行ってるって話じゃない。
扇風機(ファン)なんだ!
オレだってあの娘を見たらポットしちゃうよ。ズボンにプレッサー掛かるよ。

で、どんな悩みだ?
えっ、ベッドでシュレッダー(滑った)?
そりゃお前、あそこに安物のテレビン油なんてベタベタ付けるからだ。

えっ、あそこがこシュレッダー(擦れた)からって?
彼女、エア(ヘアー)コンを間違えた?
だから、今度はプロジェクタ(風呂で食った)?

FAXは、清浄機(正常位)でやらないと。
ホットプレー(ト)ばっかりじゃ、嫌われるぞ。

あの最中にドライヤー(どないや)? なんて乾燥機(感想、聞)いちゃ、あかん!
そんなこと、除湿機(常識)だぞ。

(クソッ、羨ましい!)

あの娘の好きな花は何か知ってるか? グラジオラスだ。
グラジオラスの花言葉は、「用心深い、楽しい思い出、たゆまぬ努力」
お前、あの娘、忘れたほうが、レコーダー(利口だ)ぞ!
ラジカセ(足枷)になっちゃダメだぞ。

なあ、今度、こたつ(交替)しようぜ!
電話(善は)急げだ。
炊飯器(ジャー)な!

冷蔵庫(寒い)なお話でした!
[コメント欄に蛇足あり!]

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2007/02/17

ヒトはいかにして人となったか

 別窓では、やや妄想の気味のある<学説>が繰り広げられます。
 間違っても、由緒ある説として引用などされないように!

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