文化・芸術

2017/08/16

形と睡眠を無くした人生

 二週間に一度の連休。読むぞって思っていたのに、寝てばかり。本を手にすると眠たくなる。でも、久しぶりにリルケの「マルテの手記」を読んだから、まあ、充実していたと思いたい。昨日、畑や庭仕事に頑張り過ぎたようだ。

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← ロートレアモン作『マルドロールの歌』 (栗田勇訳 角川文庫クラシックス) 小生が初読したのは、1980年刊のマルドロールの歌 (1980年) (角川文庫)だった。今日から読み始めるのも、この茶褐色のこの本。蔵の中の段ボールに収められていた本の一冊。「マルテの手記」に引き続いての、我が青春の書の再読の試みでもある。

 そう、リルケ作の『マルテの手記』を久しぶりに読み返したのだ。
 初めて読んだのは、何かの文学全集に入っていたものだったという遠い記憶がある。

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2017/01/01

名句に駄洒落で絡んでみました!

 むかーし、戯れで作った駄洒落俳句です。さて、元句は? 作者は?

  古い毛や 生唾飲み込む 池のホト

  震え毛や なまず飛び込む 池のほと

  若草や たわむれむれに ゆめのあと

  寝乱れの 遣り残してや 一つどう?

  今朝の由紀 根深々となん 仕置きかな

  静香さん いやに染み入る 笑みの声

  あら由美や 床によこたふ 尼の川

  秋深き 隣は何でも する人ぞ

  いろ道や ゆくことなしに 秋の暮

  蛸壺や はかなき夢も 運の尽き

  むざんやな あぎとの中は ぎりぎりで

  先方や 耳にせいしが 飛ぶのかな

  蛤の ふたみにわける 筒先ぞ

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2015/01/12

私は歩く人

 この世界は広いって、つくづく感じることがある。
 別に地球儀を見て、改めて気付いたってわけじゃない。

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← Glenn Brady作「weeping man」 (画像は、「glenox66 (glenn brady) - DeviantArt」より) 

 ただ、自分がこの世界の中にポツンと放り出されている。自分があまりにちっぽけ で、世界どころか、自分の周囲さえ、ろくに見通すことができないことを、何故か不 意に実感してしまったのだ。
 きっと自分の心があまりに窮屈で、それに臆病なものだから、井戸の中にいて、四 角く限られた天を眺めやることに慣れ過ぎたんだろう。

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2014/11/06

甘美な遊び

 そこは女の子だけの世界。笑いさざめく賑やかな空間。
 華やか? とんでもない。横溢する命を持て余しているのだ。互いの優劣を競い合っているのだ。

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→ お絵かきチャンピオン作「なんじゃもん者」 (ホームページ:「小林たかゆき お絵かきチャンピオン」参照)

 自分こそは一番でないといけない。そのはずなのだ、という思い。
 でも、序列はえげつないほどに明らかだった。

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2014/10/12

ピエロは嗤う

 ピエロは嗤う。あなたを、世間を、世界を、そして自分を。
 えっ、舌をペロッと出してるって? ベロが鏡に釘付けされているのさ、なんて言って信じる? あなた。

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→ お絵かきチャンピオンさん作「ハットしてGO」 (ホームページ:「小林たかゆき お絵かきチャンピオン」)

 心は殴られ潰されてしまった。涙の河は行き場を失い眼窩へと流れ込む。
 サテンだったはずの衣裳は、まるで心と体を甚振るように、風と戯れる。風に舞う。

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2011/05/21

「安室奈美恵」さんに絡んでみました!(前篇)

安室奈美恵」さんに絡むお遊びです。
 最近の元気ぶりが嬉しいですね。

 以下、都合上、「安室なみえ」と表記します。

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→ 「安室奈美恵 (あむろなみえ)(アムロナミエ) Official Website


入浴している安室ちゃんを見て          あ 風呂、なみえ
お歯黒をした安室ちゃんを見て          お歯黒 なみえ 
頭から墨を被った安室ちゃんを見て        真っ黒 なみえ
禿(はげ、かむろ、とも言う)の鬘を被った安室ちゃんを見て   かむろ なみえ
鏡に映った安室ちゃんを見て           安室 なみえ!

 あれっ? 最後の当たり前じゃん?!

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2010/02/28

うおつりぼし

[「瓜南直子twitter展覧会(photo by 銭谷均)」より]

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→ 「瓜南直子twitter展覧会S30『千の眠り』―photo by 銭谷均

 

私は土の子、土の精。
大地を寝床に夢を紡ぎ、
大地が私を褥(しとね)に愛を営む。


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2009/05/18

父、子を叱る! 麻雀用語篇

 今朝(18日)、あるサイトで麻雀用語を使っての、以下の言葉遊びを見つけた:

へ~い! 麺単品! 三食 いっぱい食う どらどら?
(メンタンピン サンショク イイペイコー)

7萬 (  ) 9萬
    ♪来てよ「8萬(パーマン)」僕のところへ~

よし! 字一色(ツーイソー)で追走よV^^


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→ 「麻雀牌」 (画像は、「麻雀 - Wikipedia」より)

 恐らくは、小生がその前に書いた、「麻雀残酷物語なんて、国士無双級の映画だろうけど、今はやってないか」という愚言に触発されての書き込みだろうと思われる。

 挑発(?)されているような気がしたので、オヤジギャグが病膏肓の域の小生、負けてなるものかと、即座に麻雀用語遊び(駄洒落)してみた:

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2009/04/29

たんぽぽの句? 苦?

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蒲公英の雲に紛れて山越えん

蒲公英の綿毛のごとく君に添う

老いし人鼻毛も髪も蒲公英だ

たんぽぽの綿毛のごとし我の恋

たんぽぽにくちびる寄せてクシャミする

たんぽぽや風に任せる青き空

さて、この中には俳句があるでしょうか?


遠い日の空に飛ばし蒲公英の行方を今も追いし我かも

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2009/03/02

幽霊考…幽霊は素っ裸たるべし!

 幽霊考である。題名はイカ飯い、じゃない、厳めしいが、内容が薄いのをカバーするには題名を重々しくするのが何より。 決して、ヨーデルの曲の歌詞を聞き間違えて、ユーレイホーと思い込み、つい漢字変換してみたら、幽霊考になったというオチで拙稿を終えようというつもりはない。
 念のため、当該のヨーデルの曲は、下記である:
 サロニー作曲「山の人気者

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→ 鰭崎英朋 『蚊帳の前の幽霊』(明治39年 絹本着色) (画像は、「「夢幻の美“鏡花本の世界”~泉鏡花と三人の画家」:カイエ」より。「鰭崎英朋…今こそ大正ロマン!」参照)

 歌詞の中に、ユーレイという言葉が頻発する。聴く人が聞けば、幽霊の歌と誤解するかもしれない。お母さんが台所で気分良く、この歌を歌うと、幼い子どもが、幽霊の歌だとばかりに怖がるかもしれない。しかし、曲調はひたすら軽快で楽しいのだが。
 また、ギリシャ哲学や科学を中途半端に齧った人は、歌詞の中のユーレイティを耳にして、ふと、アルキメデスのユーレカのエピソードを連想するかもしれない(ちょっと無理があるかもしれないが)。
 そう、アルキメデスがお風呂に入った時、風呂の水が溢れることから、アルキメデスの原理を発見したという有名な逸話である:
★雑木話★#072 氷山とアルキメデス

 あるいは幽霊好きな市役所の人なら、幽霊課があったら、真っ先に手を上げて担当部署に移動するのに、と思うかもしれない。

 さて、気を取り直して、幽霊に付いて、当り障りのない考察を試みよう。

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