白百合の謎
あの幻の青色のトンボを見掛けた辺りはこの野花が翌日開花した。そう実は裏庭といっても、路地を挟んだ隣家の敷地の植栽なのである。我が家には咲かず隣家に何故? 幻の青色トンボにこのビンク色の花。この花も翌日覗きに行ったらすっかり涸れていて、これまた幻の桃色の花と化してしまった。幻続き。
ビンク色の花の名は分からない。せめて青色トンボの名だけでもと調べてみた。「オオシオカラトンボ シオカラトンボより水色に見える 」ということで、オオシオカラトンボと見なしていいようだ。それにしても、もう一度逢いたい!
こんな他愛もないことを真夜中どころか丑三つ時すら過ぎた時間に書き綴っているのは、寝落ちして何だかモヤモヤしてるからだ。庭仕事に精を出すと入浴、そして食事。鱒寿司なんて普段口にしない贅沢も。お盆だからってわけじゃない。内緒だが、実は昨日の昼前の寝起きの際、謎めいた夢に惑わされていた。なんと(あくまで夢の中に、だか)あの石田ゆりこさんが現れたのだ。別にファンではないが、嫌いでもない。我輩が部屋で寛いでいた。すると、カーテンの透き間越しにその彼女が……
彼女は、水色のバスローブ姿。にっこり我輩に微笑みかけている。我輩は立ち尽くしていた。ベランダ(?)に遠く立っていた彼女は次第に近付いてきて、両開きのガラス戸の間際に、気が付くとついには我輩の眼前に。青色のバスローブの下の素肌が匂い立つ。我輩は我慢できるはずもなく彼女を抱き締めた……ところで目が覚めてしまった。暫し茫然。惜しいことをした……てなわけで幻のバスローブ姿がちらついてモヤモヤしていた。ふと過日観た幻の青色トンボのことを思い出したわけである。
幻の青色トンボに続いて幻の桃色の花。まるで夢幻である。誰も来ない時間帯に書き綴るに相応しい他愛ない話である。 (08/16 03:09)
今朝、尿意で目覚めた際に気付いたことが。それは、何故に必ずしもファンではない石田ゆり子さんが夢に登場したかという謎のこと。一昨日、庭中に咲き誇っていた白百合(テッポウユリか)の大半が一気に落花していた(乃至萎んでいた)こと。その百合が名前繋がりで同女を呼び込んだのかも。間違ってもバルカン政治家のあのゆり子は嫌だ。 (08/16 12:06)
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