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2023/09/20

虎が犬たちを

(夢……長い前段)何処かの屋敷…朽ち果てた屋敷が苔むした石畳の道を挟んだ向かい側にある。自分は手前の家にいた。一人、いつしか石畳の道に立っている。禁断の屋敷が気になってならない。高い塀に囲まれた屋敷。苔やら蔦やらが方々に生している。塀の一角が窪んでいてそこが段々になっていて入口になっている風に見えた。

 が、覗くと違った。昔は裏の出入り口の一つだったようだが、今は違う。閉鎖されてる。あるいは苔や染みが描く形が謎の石段に錯覚したのだ。

 もう少し左側へ移動してみると、そこは内部への通路になっていた。入っていいものだろうか。躊躇いがなかったわけじゃないが、覗きたい誘惑には勝てなかった。

 そこは広い庭。植込みの跡もある。でも、寂れてしまっている。あちこちキョロキョロしていたら、背後に人の気配。違った動物だ。犬。一匹だけじゃない。何匹も。自分の存在に気付く? 奴らは自分にはお構いなしだった。

 やがて綱のように太い縄の網に絡み込まれた犬たちの塊。十匹以上はギュウギュウに。生きた犬たちが。しかも、でっかい虎が網の中の一匹に喰いついている。というか、喰いつきぶら下がるようにして自分の体重で団子状態の犬たちを引き摺っているのだ。おぞましい光景。

(その謎の虎や犬の集団が過ぎ去ったあとも夢は続いたが、忘れた。(09/20 10:25)

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