夢の中の怯え
20日(木)未明の夢:
高い黄緑色のフェンスに囲まれた広い空間。薄暗いのか照明が灯っている。テニスコートのような。違う、ソフトボールならできそうなもっと広いコート。そこはフェンスの半分ほどの高さのネットで2面に仕切られている。私と(自分が心を寄せている、が届かないままの)女性と、更に誰かもう一人は、手前側にいる。彼(彼女)は、私と女性とが今一つ馴染めないで居ることに歯痒くなって、ボールを向こう側に投げ、女性も彼(彼女)との暗黙の了解で向こう側へ。
私も渋々……のようでいて、あるいは嬉しさを圧し殺して(そう、思いを寄せているのは女性のほうらしいのだ……私もとっくに気付いている)向こう側のだだっ広いコートへ向かう。が、私は気が重い。閉じた心は容易には開かない……むしろ二人っきりになり余儀なく近付けば、一層自分の心はネジくれてしまうだろうと分かっているのだ。
いや、分かっているのは別のこと。私の中の怯え。凝り固まって萎縮した心。心を解きほぐすとは、瘡蓋を無理やり剥がされること。それでも、私は(きっと貴女も)諦めはしない。
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