腰掛椅子で宙を駆ける
よく見る夢のパターンの一つ。まるでつかみどころのない夢。車椅子か座椅子に深く腰掛けている。そのうち、動きだす。というか、何時の間にか外にいるのだが、座椅子ごと、地上数十センチのところを路面に沿って走っていく。
地面に触れそうになると、私が座椅子の肘掛けを握りつつ、空へと持ち上げようとすると、実際に相変わらず路面すれすれだけれど、滑るように空中一メートル足らずのところをどこまでも駆けていく。自由感、浮遊感がたっぷり。夢の中だけど、これは夢なんかじゃないと呟いていたりする。とにかく、謎のパターンの夢、頻繁に見る夢なのである。
[ちなみに小生は、車いすの世話になったことは今のところない。恐らく…だが、夢の背景に、日頃、ロッキングチェアに体を埋めるように座りっぱなしの生活があるものとは、言えそう。]
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