名句に駄洒落で絡んでみました!
むかーし、戯れで作った駄洒落俳句です。さて、元句は? 作者は?
古い毛や 生唾飲み込む 池のホト
震え毛や なまず飛び込む 池のほと
若草や たわむれむれに ゆめのあと
寝乱れの 遣り残してや 一つどう?
今朝の由紀 根深々となん 仕置きかな
静香さん いやに染み入る 笑みの声
あら由美や 床によこたふ 尼の川
秋深き 隣は何でも する人ぞ
いろ道や ゆくことなしに 秋の暮
蛸壺や はかなき夢も 運の尽き
むざんやな あぎとの中は ぎりぎりで
先方や 耳にせいしが 飛ぶのかな
蛤の ふたみにわける 筒先ぞ
これらの駄句の数々は、今は無きホームページに載せていたもの。ホームページの消滅と共に消え去った……と思っていたら、あるSNSサイトに投稿していたので、ここに採録しておきます。
以下は、同SNSサイトのコミュニティに投稿していたもの。上掲の駄句を作って数年後の遊び:
震え毛や なまず飛び込む 池のほと 弥一
古い毛や 生唾飲み込む 池の淵 michio
古い毛や 固唾飲み込む 池の淵 弥一
古い手や 片隅逃げ込む 池の鯉 michio
古い手や かわす逃げ込む 池の鯉 弥一
古い手や 蛙(かわず)と煮込む 池の鯉 弥一
古い手や 買わず逃げ込む 射手の声 michio
古い手や 買わす追い込む 行けの声 弥一
震え手や 買わず老い込む 湯気の恋 michio
震え毛や 撓む(たわむ)のけぞる 行けよとぞ 弥一
奮い気や たわわの毛そる 見ずの声 michio
降る雪や 川に溶け込む 湯気のほと 弥一
降る息や 皮に溶け込む 湯下の酒 michio
狂うミケや噛まず飲み込む池の鯉 弥一
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