汗駄句・駄目駄句・楽駄句・辛句
昼顔も夕顔も捨て朝の顔
(2007年11月07日作)
行く末を我の如くと枯れ葉散る
終(つい)の日は風に任せん落ち葉道
夕焼けをビルの谷間に今も追う
(以上は、2007年11月09日作)
鴛鴦を一人見つめて秋の暮
雪虫の舞い飛ぶ如くフケも散る
彼岸花オレの耳には悲観かな
暖冬も懐までは届かざる
極東は何処にあっても極東だ
(以上は、2007年11月14日作)
人に馴れそれで忍ばず変だよね
そうなのよ胡麻塩頭今我も
絵の餅に落胆しきり笑うなよ
懐を懐炉で温め火傷せし
極東やファー言う人はゴルフ好き
徹夜してブログを書いて読まれざる
(以上は、2007年11月15日作)
故郷は遠くにありて見えないよ
木枯しや自転車の手の温み消え
かさこそと落ち葉の道を影一つ
行き交いし人々の群れ我一人
落ち葉道踏み締める日の少なかる
(以上、2007年11月19日作)
髪の毛はヒトの証し長き友
(2007/12/23作)
絵の餅も手が伸びるのは誰〈た〉がためぞ
この道は行く人もなくためらいし
(2007/12/25作)
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