« 連句巻く(梅雨・海苔編 2) | トップページ | 水たまり »

2006/07/07

落句拾遺 6-1

 先月は、「連句しましょ(梅雨・柔肌編 1)」や「連句巻く(梅雨・海苔編 2)」と、月に二度もの連句を巻いたこともあって、皆様、待望の「落句拾遺」をメモるのをサボってしまった。

 ということで…、気を取り直して:

 お待たせしました!
 六月の拙句(駄句・雅句・落句・川柳・標語etc.)をまとめて披露!
 六月半ば過ぎにはに「落句拾遺 6-1」をアップするはずが、気が付くともう七夕だ。
 七夕…。小生の生活はバタバタ…。

 俳句に川柳に短歌に警句に標語にと、持ち味いろいろ。
「それにしても、ちょっと収穫が少ない。六月は頑張らなくっちゃ!」と思っていたのに、相変わらず不作気味なのが情けなく、また申し訳なく思う。
 それでも、楽しんでもらえたら嬉しいのですが。

 と、いつも同じ文句を書いている。
 けど、気持ちはいつも新鮮!

 いつもながら、句をひねるのは、誰かのサイトの記述を読んでコメント欄に書き残す場合が多い。その本文との絡みがあってこそ生きる(?)小生の句だが、句しか載せられないのが残念(日付にリンクが貼ってないものは、人様のサイトのコメント欄に残したものです)。
 と、繰言はこれくらいにして……、
 では、いざ、句の杯盤狼籍の席へ、どうぞ!


 ********************


緑陰を二人歩くも影一つ    2006/06/01

ひなげしの原吹く風にも夢の舞う   2006/06/02

去年(こぞ)の田は畑となりて蝶の舞う   2006/06/05

桑の実を食みたくただ画に見入る   2006/06/06
トマト食む瑞々しきを我が身にと   2006/06/10

降る雨は我が心からと紫陽花の   2006/06/12
紫陽花の雨に降られて帰り道   2006/06/13

虹は約束雨ふり小僧追いかけて   2006/06/19
膝抱え雨ふり小僧はズブ濡れさ    
橋の下雨ふり小僧は待ちぼうけ    
夢の島雨ふり小僧で満員だ

飲めぬならせめて乾さんか池の鯉   2006/06/20

五月雨に破片の飛んで脂汗   2006/06/20

雨降れば憂しと思うは人のみか
     御覧!葉っぱも虫も生きてあり   2006/06/25

教科書や触らぬうちに年度末   2006/06/25

君は誰思わず問いし傘の君   2006/06/29

水滴の丸み透かして天の海   2006/06/30

|

« 連句巻く(梅雨・海苔編 2) | トップページ | 水たまり »

俳句・川柳」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 落句拾遺 6-1:

« 連句巻く(梅雨・海苔編 2) | トップページ | 水たまり »