落句拾遺 4-2
お待たせしました!
四月後半の拙句(駄句・雅句・落句・川柳・標語etc.)をまとめて披露!
俳句に川柳に短歌に警句に標語にと、持ち味いろいろ。
「それにしても、ちょっと収穫が少ない。四月は頑張らなくっちゃ!」と思っていたのに、相変わらず不作気味なのが情けなく、また申し訳なく思う。
それでも、楽しんでもらえたら嬉しいのですが。
と、同じ文句を書いている。
けど、気持ちはいつも新鮮!
では、いざ、句の杯盤狼籍の席へ、どうぞ!
誰も皆 笑顔の帰り 待っている 2006/04/15
花ならぬ侘しき我も春の色 2006/04/16
花冷えは目覚めの鐘と花の咲く
目を細め手を差し伸べる背伸びする
晴れやかなる日 今こそ愛でん
焔(ほむら)なり踊る女の笑みさえも 2006/04/17
凛々しくも火の鳥舞える闇の中
淡き花眺める人も春の色 2006/04/18
風船を膨らます胸や息弾む 2006/04/19
風船の行方を追いし時を追う
風船や漲るものは歓声か
風船やはしゃぐ子の息吸って飛ぶ
木の枝の高みに憩う風船さん
風船が歩いているよな子らの列
風船につかまり飛べば鳥の空
風船売りにならんと思いし遠き空
パンパンと叩いて遊ぶ紙風船
お手玉の代わりと舞いし紙風船
勿忘草…かくは思へど恋多し 2006/04/21
あの雲の形に君が勿忘草
目を閉じる勿忘草やら都忘れやら
初恋を勿忘草と今日も恋
勿忘草かく思いし日はるかなり
連翹や花盛りにも影のあり 2006/04/23
連翹の黄色き鐘の空に満つ
連翹は漢字変換あるのみぞ
春筍の歯ごたえ覚え年を知る 2006/04/23
春筍を美味しく思う年となり 2006/04/24
春筍の勢いありし昔かも
ゆびさきの憂いさえもが馥郁と 2006/04/25
昼夜と精魂尽くし咲くツツジ 2006/04/30
(不作のお詫びのしるし…というわけじゃないけど、別窓には旧作の数々を!)
汗駄句仙柳(4)
13日から16日に掛けて帰省してきた。
今回の帰省、田舎ではお袋中心の日常と草むしりに尽きるが、往復の高速道路を含め今回は、川柳尽くしとなった。
駄句の洪水だが、せっかくなので集めておく。
" 吹く風に秋を嗅ぎ取る弥一かな
2004/08/13 (金) 16:03
" 握りっ屁分けてあげたいあなたにも
2004/08/13 (金) 18:24
" 去年(こぞ)の田は夢かとばかりに飛ぶトンボ
2004/08/13 (金) 23:29
" 月の端や見る影もなく時は過ぎ
" 片雲の陰に隠れし情の緒か
2004/08/14 (土) 05:44
" 握りっ屁最後っ屁より可愛いね
2004/08/14 (土) 13:42
" 草むしり虫も驚く手際よさ?
2004/08/14 (土) 17:44
" 夏の風秋の香添えて草の陰
2004/08/14 (土) 23:48
" 毟るとも尽きることなき命なり(草むしり)
2004/08/15 (日) 14:31
" 団らんの賑わい消えてテレビ見る
" 雑草と花とを分ける人のエゴ
2004/08/15 (日) 22:08
" 夏の日に負けず駆けゆく蟻の群
2004/08/16 (月) 14:16
" この世をば浮き世とは思えどもローンの憂さは変わらざりけり
" 夕暮れに草露はじく蛙かな
" 夕空に飛行機飛んで子らの声
2004/08/15 (日) 夜半過ぎ
" 月の端を千切って折って短冊さ
2004/08/13?
" 秋の風待てど暮らせど吹きゃしねえ "
" 秋来ぬと言ってはみても秋遠し "
" 秋の風海路の便りも届かざり "
" 陽炎を焼き焦がさんと照る日かな "
" 切ないの…三度も求めて何言うか! "
" 殿中でござる今日もウ○コが出んちゅうてござる "
2004/08/12 08:31:36
汗駄句仙柳(5)
18日の仕事は暇だった。もう、川柳三昧だった。注釈を付けないで、ズラズラと昨日の成果を披露しちゃう:
秋の日をじらすがごとき残暑かな
月の影千々に散らして川の面(おも)
池面をイケメンと読むいじらしさ
客の影待てど暮らせど見えもせず
宮城野に夕焼けひとつ落ちてけり(歌枕の宮城野を使いたくて)
夏の宵胸騒ぎの如(ごと)雨の降る(17日夜半以降の雨)
夏祭り並ぶ提灯揺れてけり(某駅の天祖神社で祭り)
蒸し暑さ背後霊の如まといつく
夏風や鼻水垂れて夏風邪だ(知り合いが風邪引いた)
秋風よチョー気持ちええと吹いとくれ
夏の暮れ野分けに揺れるなずなかな
2004/08/19 08:11:03
(昨日も暇だった)
" 画用紙や豆腐の上の雲と雪 "
" 画用紙や裏返しても画用紙だ "
" 画用紙をクルクル巻いてメガフォンに "
" 画用紙を千切って折って化粧紙 "
(麻布十番の祭り…)
" 祭りの日ここを先途の意気たぎる "
" 祭りの日声を嗄らして女伊達 "
" 祭りの日人目を忍ぶ恋路かな "
(蛇足。分かる人は分かるかも)
" 宮城野で萩の月など食べてみる "
2004/08/21 09:47:30
" 夏の月昼の暑さを癒すごと "
" 夏の蚊や一寸の魂ここにあり "
" 山の水体の芯から目覚めけり "
2004/08/21(Sat) 16:03
(蛇足)
「世の中のうきをも知らず澄む月の
かげはわが身のここちこそすれ
西行」をもじって
「世の中の憂きを知るとも澄む月か
我が身を映す鏡とぞ思う
無精」
2004/08/17 01:44:45
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コメント
こんにちは。
「目を細め手を差し伸べる背伸びする~」
の歌に目が留まりました。
冬の間俯きがちだったのが、春の眩しさや暖かさに気づいて伸び伸びと息をしているような、とても気持ちの良い歌ですね。
特に「る」「る」と続いているところの、穏やかな明るさを含んだ耳に心地よい響きが好きです^^
投稿: 縷紅 | 2006/05/11 13:37
縷紅さん、コメント、ありがとう。
「目を細め手を差し伸べる背伸びする~」は、春らしい歌をというテーマがあったので、それに応じた伸びやかな歌を作ってみたのです。
語感やメロディって大切ですね。
投稿: やいっち | 2006/05/12 07:29