落句拾遺 5-1
お待たせしました!
待たせ過ぎました!
五月前半の拙句(駄句・雅句・落句・川柳・標語etc.)をまとめて披露!
急がないと六月になっちゃう!
俳句に川柳に短歌に警句に標語にと、持ち味いろいろ。
「それにしても、ちょっと収穫が少ない。五月は頑張らなくっちゃ!」と思っていたのに、相変わらず不作気味なのが情けなく、また申し訳なく思う。
それでも、楽しんでもらえたら嬉しいのですが。
と、同じ文句を書いている。
けど、気持ちはいつも新鮮!
いつもながら、句をひねるのは、誰かのサイトの記述を読んでコメント欄に書き残す場合が多い。その本文との絡みがあってこそ生きる(?)小生の句だが、句しか載せられないのが残念(日付にリンクが貼ってないものは、人様のサイトのコメント欄に残したものです)。
と、繰言はこれくらいにして……、
では、いざ、句の杯盤狼籍の席へ、どうぞ!
春の空天がける鯉の君と我 2006/5/1
今こそとステージ泳ぐ君と我
銭湯を温泉と思う床しさよ 2006/5/1
あの鯉といつか一緒に泳ごうね 2006/05/01
あの空は鯉の踊るステージさ
大漁の鯉の踊りに加わらん
陽を浴びし日頃を忘れ吐く息仄か 2006/05/02
樹の影をいや増し濃くし月の照る 2006/05/03
おにぎりの我が手に余るでっかさよ
あざなえる禍福残して人の逝く
咲く花に面影探しただ見入る 2006/05/04
衣更え母の監督背に受けて
乗る人も撮る人一緒にキャイーン 2006/05/04
神仏の背中合わせの時遥か 2006/05/04
石楠花の目に綾なせる絹の生地 2006/05/04
我もあの空の青にと夏に入る
晴れやかににこやかに咲くチューリップ 2006/05/05
陽光に負けじと背伸びチューリップ
チューリップ花の妖精机にも
鈴蘭の打ち出の小槌の花床し 2006/05/09
鈴蘭の夏呼ぶ鈴の音の涼し
募れども君影草の恋なるや
鯉のぼり海より広い空に舞う 2006/5/13
かの山を深山霧島悲しかり 2006/05/14
踏む道の深山霧島消え果つる
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