春の雨は(1)
冬の日の冷たい雨でもなく、夏の日の浴びることを厭わない通り雨でもない、春の雨。そんな春のある日、今にもバラけそうな塊を抱えて、静か過ぎる街を歩いていた。
傘を叩いては弾け散る雨の音に、近くの屋根や塀にぶつかっては飛沫となる雨滴の末期の悲鳴を聞くことはできない。
ましてアスファルトに砕ける雨の雫の遠い叫びなど、誰が聞く耳を持とうか。
傘を支え持つ左手。ふんわりとした塊をやっとのことで胸に押さえ込もうとする右手。頭には無残に雫の形を失いつづける惨劇の現場。裾の辺りは、もう、とっくの昔に歩くたびに跳ね返る水と雨とにずぶ濡れになっている。
雨が早く上がって欲しい。けれど、もし、今、急に晴れ上がってしまったなら、途方に暮れるだろうことが予感できて、このままがいいのだという思いもないわけではない。何事に付け、中途半端で宙ぶらりんなのだ。
ゴム風船よりも定まりない、胸に抱きかかえられた正体の知れない塊は、塊という表現を嘲笑うかのように、今にも空中へ飛散してしまいそうだった。未だに不定形とはいえ、局所の空間に集まっていること自体が、そもそも不可思議なのは、分かっている。
一体、何の皮膜がそのゼリー状にブヨブヨする擬似的な生き物を囲い込んでいるのだろうか。あるいは、皮膜というより、ゼリー塊の表面が空気に晒されて質的な変化を起こし、内部の依然として液体状の集合体を取りあえずは一個の纏まりに見せかけているだけなのか。
その塊は、実は表面張力でたまさかの凝集力を得ているだけのことなのか。
もしかしたら懸命な思いをしてまで、右腕が今にも上がりそうなのを我慢してまで抱いているのは、意味はないのかもしれない。
そうだ、試しに右手を緩めてみたらいい。そしたらその得体の知れない集塊は、その塊の形を変幻させつつも、喜び勇んで空中に踊りだしていくかもしれないではないか。
けれど、右手を緩める勇気はないのだった。もはや、今では傘の柄を握る左手の痺れ始めた感覚と、とっくに痺れて感覚を失った不思議な肉体的喪失感と、胸に受ける圧迫感とが、今の彼の全てなのだった。彼には、もう、他に何もないのだ。
生きることへの恐れが、彼に過剰なまでの処世術を育んだ。それは他人との、まして自分との接触を一切、消し去ってしまうほどの完璧さに至っていた。凡そこの世の何物とも、彼は擦れ違うことはなかった。いつも彼とこの世のモノやコトとは、捩れの位置に立つように心がけてきたのだ。
それでも摩擦という事態を避けがたいと予感した時には、体の表面に特殊な分泌液を滲ませて、摩擦の熱と衝撃を和らげた。
彼は、一個の透明なカプセルに入った錠剤だった。この世の喉元に何の痕跡も印象も残さずに、肺腑へ嚥下されていく。そうして今や、彼は、この世の奥底で雨に降られて何処から来て何処へ向かうとも知れずに歩いているというわけだった。
飲み込まれ肺腑の奥へ滑り込んだはいいけれど、その存在の闇の中でさえ、彼は異物に他ならなかった。
振り返るのは無意味だった。異常なほどに漂白された大地に前も後ろも右も左も意味を持つはずがないのだ。座標軸のない地図の上に放り出されたようなものだった。
地番はあるけど、町名がないのだ。ただの無意味な数字の羅列に過ぎない住居表示のプレートが、乱雑に方々の壁や電柱に貼り付けてあるだけだった。
茫漠とした吹き曝しの町。どこを歩いても場末でしかない町。誰一人、互いに知り合いであることを拒否した町。塵一つ落ちてはいない、能面の町。凡そ、人気など感じられない町なのだった。
でも、彼は知っていた。彼が来る前は、そして彼が立ち去った後には、町が賑わいを取り戻すことを。掃き清められていた塵や埃が、煙草の吸殻や吐き捨てられたガムの塊が、路面を化粧し、そそくさと人間的な表情を取り戻すようにを。
雨さえも彼がいなければ慈雨のように潤いを思い出すに違いないのだ。
彼は涙のように溢れる雨の中、懸命に己の心の豊かさを見出そうとした。書物の世界に浸る限りは、彼だって世界の豊饒さを読み取ることができなくはないのだ。古よりの人の思いの繋がりの連鎖に、きっと繋がりを持てるはずだと思いたかったのだった。
天から雨の降る如く、心から涙の溢れる如く、透明な悲しみと喜びの情とが、何処に源があるかどうかは分からないとしても、絶えることなくコンコンと溢れ出すことがある、そんな自分の本当の姿を、自分だけは知っている…。
ああ、でも、彼は誰ともその熱く湧いてやまない情の泉を分かち合うことはできないのだった。あまりにこのよを滑らかに生きることを学びすぎたのだった。
そうした日々が続いたある日、彼は、思いがけないコトに遭遇した。凡そ彼には遭遇なんてことはありえないはずだったのだから、それは<事件>に他ならなかったろう。
ある児童公園の脇を歩いていた。その日は、何故か雨ではなかった。彼は雨の日以外は、実は外出しない人間だったのだ。傘を持ち、後生大事にフワフワするような、それでいて頑固に一個のまとまりを守りつづけるかのような例の塊を抱いて歩くのでないと、外出ができない人間になっていたのだ。片手でも空いていようものなら、途方に暮れてしまって、一歩だって歩くことはできない。否、部屋から外に出ることを想像することすら、彼にはできないのだ。
その日、彼は何故、晴れ渡った空の下を歩く羽目になったのか今でも思い出すことができない。その幾度も傍を通り過ぎたはずの公園には、数個の人影があった。昼下がりの、太陽の天に鎮座する時間帯であれば、何の不思議もないことなのだろうけど。
不意に公園を縁取る網のフェンスを越えて何かが彼をめがけるかのように飛んできた。同時に、「危ない!」という女の子の叫び声も上がるのが彼にも聞えた。
視野が急に狭くなり暗くなった。ボンヤリと歩くのが癖の彼は、自分では注意深いつもりなのだが、実は外界に何の用心もしていないのだ。彼の繊細なる神経は、彼の関心の向くところにしか向いていないのが、この<事件>で、一気に明らかとなった。
右の瞼の辺りに燃え上がるような感覚を彼は覚えた。鞠がぶつかったのだ。「あーあ」という嘆くかのような溜め息も聞えた。
その何かというのは、そう、鞠だった。女の子達が、何か鞠を使って遊んでいたらしかった。彼は、妙に世界が明るくなったような気がした。「ぶつかっちゃったね」と公園の反対側にいた誰かが小さく呟くのが聞えたくらいだった。
彼は、ボールを拾って、公園の中に投げ返した。そして急いでその場を立ち去った。少なくとも立ち去るつもりだった。
が、女の子達のほうが脚が早かった。彼の前に三人の小さな女の子が並んで立っていたのだ。ぶつかった拍子に、埃が目に入ったのか、涙が流れたり、瞼の周辺を擦ったりして、案外と時間を費やしていたのだ。
「おじちゃん、大丈夫? ごめんね」「ごめんなさい」と彼女たちは口々に謝った。
「いや、別に何でもないから…」と、彼は口の中で呟いた。声になったのかどうか、自分でも覚束なかった。そういえば、ここ数年、他人と口を聞いたことがなかったことに、今更のように彼は気づいた。
しかし、それは明らかな嘘だということも彼は気づいていたのだ。だからこそ、散々、夢想の中で何処の誰を相手ともなく、打ち解けた、それこそウイットに富んだような会話を交わしていたのではなかったか。自分にも会話が出来るんだと、想像の中で彼はしばしば力んで見せた。誰を相手に勝手に熱くなるのか分からないままに、とにかく己の人間的無能を必死になって打ち消そうとしていた。
そして、ふと気がつくと、一人部屋の片隅で蹲っている自分を見出して落胆してきたのだ。一人でいる時でさえ、誰彼に弁解して回る自分にうんざりしていたのだ。
それでいて、幼い頃から他人との接触を最小限にするべく、あらん限りの知恵を振り絞ったのも彼自身だったのである。そんな彼も既に女の子には小父さんと呼ばれる年齢に成り果てていた。
見ると、女の子達は依然として立ち去らないで居た。一人の黄色のトレーナーと黒いジーパンを穿いた女の子が鞠を抱えていた。ちょうど、彼が得たいの知れない塊を抱くように、あるいは、彼以上に胸一杯に鞠を抱えているとさえ、言えたかもしれない。
なんとなくその女の子に共感を覚える自分がいた。が、彼はその感情を慌てて否定した。誰に向かってというわけもなく。
「あの、ホント、なんでもないから…。みんな、いいんだよ。大丈夫だからね」
そう言いながら、彼は無数に夢想の風船を膨らませた中の一つとして、そんな言葉を吐く自分の姿を思い浮かべたことがあるのを思い出して、つい苦笑してしまった。
その笑顔が女の子達をホッとさせたらしい。
それまで表情を固めていた彼女たちも、彼の無垢なような笑みに、同調してしまったのだ。彼には実は、思わず知らす女の子を和ませてしまう、そんな特技があることを、彼は気づいていなかった。
女の子たちがやっと自分が大丈夫だということを分かってくれ、解放してくれそうだと、ただ、そのことをのみ、思っていた。
女の子達は彼の右目の周辺が真っ赤になっているのを見逃してはいなかった。どこか片目の周りが真っ赤なパンダのように思えて、親近感さえ覚えているのだった。
「ねえ、おじちゃん、何処行くの」
「え、何処って、その…」答えらるはずもなかった。自分でも何故、こんな晴れがましいような昼の最中に歩いているのか分からないのに。「散歩さ」と言うのがやっとだった。
「散歩? フーン…」そう、ねずみ色のチェック柄のシャツと吊りスカートを穿いた女の子が言って、左右の女の子と目を交し合った。「何処へ行くの?」と聞いたのも、その女の子だった。どうやらその子が、三人のリーダー格のようだった。
彼はとっくに、居たたまれなくなっていた。街中でこんな小さな女の子と立ち話をしている。誰か親が見ていたら、きっと意見されるか顰蹙を買うか、どっちにしても変に思われるに違いないのだ…。が、幸か不幸か、生憎、周囲に大人の影は見当たらなかった。
女の子達は、彼が、今では右目の周辺だけではなく、顔全体が真っ赤になっているのをしっかり見て取っていた。
「ねえ、暇なんでしょ? おじちゃん」
「えっ? 暇だって」あまりに予想外の問い掛けに、人には初心な彼は返答に窮するばかりだった。「用事はないけど…」と、間抜けな返事を捻り出すのがやっとだった。
夢想の中での当意即妙な会話とは雲泥の差があった。こんなはずではなかった。結構、会話のヴァリエーションはあったはずなのだった。埃っぽい部屋の片隅に蹲りながらも、頭の中は空想とはいえ、会話で充満していた。小さな女の子との言葉の遣り取りだって考えたことがあったはずだ。
が、肝腎な時に、女の子を懐柔する言葉が浮かばないのだった。彼はただの木偶の坊になっていた。
「ねえ、おじちゃん、遊びましょ。一緒に遊びましょ、ね」と真ん中の女の子が言い始めた。すると、それまで一言も発していなかった青いワンピースに焦げ茶色のベストを羽織った女の子も「遊んで」と可愛い声で訴えた。
「遊んでって…」彼は絶句するしかなかった。これは、彼の想像の限りを尽くした夢想の中でも、初めてのパターンだった。何だって女の子達に、こんな風にせがまれるのか、彼には見当も付かなかった。
「あのさ、知らない小父さんと話をしたりしちゃ、いけないんだよ。お母さんとか、学校の先生にそう、言われてるんだろう?」
すると、真ん中の女の子は瞳をキラキラ輝かせて言った。
「あのね、知らない小父さんについてったらダメなの。でも、声掛けたらダメって言われてないの」妙な理屈だった。
「そんな…、そうだったっけ」彼は、大真面目に考え込んだ。誰かこの子達の親が来ないものかと周囲を見渡したが、無駄だった。自分の狡さをちゃんと自覚しているに違いない。彼にもそれくらいは、察しがついた。が、それでも無邪気な、それでいて必ず彼が言うことを聞いてくれるんだという根拠のないはずの自信には、圧倒されるしかなかった。
すると、公園の端を誰か男が通り過ぎるのが見えた。これはチャンスだ。見咎められたんだし、それを潮に、立ち去ろう、そう彼は思った。が、
「おじちゃんが遊んでくれないなら、誰か知らない人についてっちゃおうかな」と紺色の吊りスカートの女の子が、何か言い寄るような愛想を振り撒くような奇妙な笑みを浮かべながら言うのだった。
黄色のトレーナーを着た女の子は、鞠をギュ―と抱き締めながら、ニコニコして、頷いているのだった。焦げ茶のベストの女の子も、笑みを浮かべ首を傾げながら、真っ直ぐ彼の目を見詰めていた。
何だってこんなに気弱に女の子とお喋りしなきゃいけないんだと、仕舞いには彼は腹が立ってきた。すると、ますます顔が真っ赤に茹で上がるのだった。そうして、尚のこと、頭に血が上り、何を言えばいいのか分からなくなってしまう。
(俺はからかわれているんじゃなかろうか)
しかし、彼女たちの目は人懐っこさに、輝いていた。こんなにも真っ直ぐに目を見詰められてお喋りをしたことがあったろうか。
もう、彼はお手上げだった。立ち往生するばかりだった。心の中で誰でもいい、生の情に触れたいという欲求にこんなにも苛まれていたことに、驚くばかりだった。すっかり葉桜となった桜の木々の緑が、陽光を跳ね返して彼女たちに負けないように眩く輝いていた。
(生きる感覚。これじゃなかったのか、俺が求めていたのは)
が、彼には手を彼女たちに差し伸べる勇気も才覚もなく、ただ、立ち竦んでいるだけだった。そんな彼に、一番、大人しげに見える焦げ茶のベストの女の子が、擦り寄ってきて、彼のスラックスの裾を引っ張り始めた。彼にその子の手を振り払う気力があるはずもなかった。途方に暮れている彼をいいことに、黄色のトレーナーの女の子も腕を一杯に伸ばして、彼のベージュのシャツの右腕の裾の辺りを握ってしまって、「あや、掴まえた!」と叫んだ。
リーダー格の女の子は「みよも放しちゃダメよ!」と、ベストの女の子に、命令というよりそうするのが嬉しいでしょとでも言っているかのように、目配せしつつ言った。
気がつくと、彼の腕は、抱え込んでいるはずの塊をとっくの昔に手放していた。
傘を持てないままに手持ち無沙汰だった左手も、塊を抱えて塞がっているはずの右手も、相変わらず宙を彷徨ってはいるけれど、でも、まるで日の下で初めて自由を得たかのように、生き生きしているのが自分でも分かっていた。
なんだ、こんな簡単なことだったんだ。一体、今まで何を護持していたんだろう。
「アヤちゃんに、ミヨちゃんに…」と二人の子の名まえを呼び上げ、それから真ん中の女の子の目を見た。
「あたし、ゆうきっていうの」
「アヤちゃん、ユウキちゃん、それからミヨちゃん…、か」
「そう、でも、もう一人いるの」
「えっ、もう一人?」
「そう」ユウキちゃんは、そう言って公園の木立の方を見遣った。すると確かに、もう一人、女の子がいた。
「マミ!」と不意にユウキちゃんが叫んだ。呼ばれた女の子は、チラッと此方を見て、一瞬、微笑んだように見えた。
しかし、それは気のせいかもしれない。
「あのね、おじちゃんにね、あの子のこと、可愛がってほしいの」
「あの子のこと…、可愛がる…」改めて、とんでもない話に驚くしかなかった。
「おじちゃん、雨の日、よく、この公園の脇、通るでしょ。私たち、知ってんだから」
「それはそうだけど、だからどうしたの」
「おじちゃん、公園にいつもあの子がいるの、知ってたでしょ。でも、いつも無視してたでしょ」
「あの子が、まさか。無視ったって」
「うそよ。いつも、ここ、通る時、公園の中、のぞくじゃない。それって、いつもマミのこと、見てたからでしょ!」
確かにそうだった。言われてみれば、否定はできなかった。それどころか、雨の日、ここを通りかかるたびに、公園の中のベンチに一人、腰掛けている女の子が気になってならなかったのだ。ただ、自分でその事実に気づいていなかっただけなのだ。それとも、あまりに雨の公園という光景の中にマミちゃんとやらが馴染んでいるものだから、すでに一種の出来上がった絵画作品、点景として女の子が居る、居なければ逆に気掛かりとなる風景にさえ、成り果てているのだった。
胸のうちを探ると、彼はその子が、訳もなく、何処か自分に似ているような気がした。遠い昔、彼も雨になると、一人、家を出て、近くの公園に向かったのを思い出した。普段は、孤独な彼にも友達がいて、一緒に遊んだりもするのだったが、さすがに雨の日は、みんなそれぞれの楽しみを見つけ出しているようだった。
彼だけが、ボンヤリしているしかなかった。元々彼は、いつも誰かに誘われない限り、殊更、外出などしない子だったのだ。ただ、雨の日は、誘い出されるようにして家を出て町中を歩き回ったり、公園の木立の下に雨宿りしたりするのだった。
三人の女の子は、背中を押したり、腕を引っ張ったりして、彼を公園の中に居るマミちゃんのほうへ向かわせた。そこで初めて彼はその女の子をじっくりと眺めることができた。他の女の子と年恰好は似たり寄ったりで、小学校に上がったばっかりという感じだった。ただ、表情というのか、雰囲気だけは全く違っていた。
迂闊というのか、彼はマミという女の子に見惚れてしまった。可愛いといえば、年相応に可愛いのだが、何処か不安げな眼差しがあった。自分で自分を繊細な神経の持ち主だと思いつつ、その実、実際には感づいたところにだけ敏感なだけの彼だった。そうでも思わないと、何の取り柄もない彼にはプライドが保てないの
だ。
いい加減な年ともなると、いくら世間知らずに育ったとはいえ、そんな自分の正体も薄々ながら自覚しないわけにはいかなくなっていた。が、人一倍、神経が研ぎ澄まされる状況がないわけではなかった。
それは、物心附いた時には既に傷ついた心への共感に根ざすものだった。
気がつくと、辺りには誰も居なくなっていた。居るのは彼とマミという女の子の二人だけなのだった。
(02/04/21)
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