2012/05/08

ルビーの涙

 どす黒い粘液が一面を覆っている。
 詰まっていて息ができない。
 吐きたい!
 でも喉は微動だにしない。

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 手を口に突っ込んでネバネバした何かを取らなくては。
 手は? 手は視界の彼方で棒っきれとなっている。
 手どころか、足も身体全体が身動きできない。

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2012/02/18

感覚は嘘をつかない

 包まれているのか、覆われているのか。
 膿みが瘡蓋になっているだけなのか。

 何も見えない。何も感じない。
 真っ白…というより蒼白の空。
 雪のせいなんかじゃない。

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2011/10/04

児童画のこと(後編)

 町中で見かけた児童画を見て驚いたというか、感動したことがある。
(返す返すも、その(小生の目を惹きつけて止まなかった絵を撮影しなかったことが悔やまれる。)

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← 裏庭の片隅にひっそりと置かれている大きな甕。今はもう、小さな蓮池となっている。春には花も一輪、咲いたけど、今は葉っぱだけが水面に漂っている。

 当該の文章の行方は分からなくなったので、関連する一文(の一部)を転記しておく:

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2011/10/02

真冬の夜の月

 仕事柄の賜物というべきか、夜の空とたっぷり付き合えるのが嬉しい。古来より美しいものとして和歌にも歌われてきた雪月花。その三つを味わえるのが1月の中旬頃から今ごろなのではなかろうか。

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← 画像は、「月の魔力?」より。

 月は別に満月である必要はない。が、満月の凄みは格別なものがある。まして、冬の月となると、何か徒事ではないような気分にさせてしまう。一月の満月は月初めの頃で(八日だったと思う)、まだ、その頃は梅も蕾だったはずである。

 というより、公園の脇で休憩していても、梅の木の傍にいることさえも全く気付いていなかった。

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2011/09/30

またもや奇妙な夢を見た(前編)

 過日、また奇妙な夢を見た。

 先日も、「三匹の仔トラ」が登場する、変てこな夢を見た。そのことは、本ブログ日記にも書いた
 何が変って、登場するのは三匹の仔トラばかりで、人間は、小生を含め、誰も現れない。

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→ 富山市某所の交差点で、今まさに太陽が沈まんとする光景に遭遇。

 人間不在の夢ってのは、小生の心の殺伐さを物語っているのか、それとも、三匹の仔トラという、動物ではあっても、生き物が主役として現れていることで、命や生き物の端くれに、辛うじて引っ掛かっていると思っていいのか。
 
 先日、見た夢は、ロマンの欠片もない、むしろ、自分の体の異変を告げ知らせるかのようなもの。

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2011/09/27

九月の雨のこと(後編)

 夏から冬の間に、秋がある、そんなことは分かりきっているが、秋の爽涼を楽しみつつも、またやってくる冬、冬の齎す難儀の数々が思いやられてしまう。
 寒気が極端に怖くてならないのだ。

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 まあ、とにかく九月の雨は、夏の雨とは、まるで降られる身にしてみると、それも、体力の衰えを痛感している身にしてみると、何か心を打つような、心を揺さぶるような、緩やかな斜面を容赦なく転げ落ちていくしかないことを宣告されているような、そんな印象を抱かせてしまうのだ。

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2011/09/26

九月の雨のこと(前編)

 九月になって、雨の日が増えてきた…気がする。
 気がするだけなのか、実際、八月までと比べて多いのか、分からない。

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 九月の雨というと、夏場の雨とは違うから、雨の印象が強くなり、実際に降った回数以上に、雨の日が多いなと感じる…のだろうか。
 九月の雨は、夏の真っ盛りの頃の雨とは随分と違う。
 夏の雨は切望の果ての雨である。

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2011/09/25

白いハトは何かの使者?(後編)

 花壇に異常のないことを確認して、西隣の家へ回覧板を持っていった。
 すると、その家の前に止めてある、隣家の白い車の上に、先ほどの白いハトが止まっているではないか。

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→ 回覧板を届けようと、隣家へ向かったら、白いハトが玄関前の白い車の屋根に止まっていた。ハト、先回りしていた?

 白いハトが二羽、逃げ出したとは思えないし、まず間違いなく、さっき、玄関隣りのトイレ(小)の窓辺に止まっていたハトに違いないだろう。

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2011/09/20

三匹の仔トラの夢(前編)

 三匹の可愛い仔たちがいた。
 大人の猫よりやや大きいが、仕草や歩き方の覚束なさ、三匹の常に行動を共にし、戯れ合う様子かは、明らかに生まれて間もない、恐らくはトラの仔たちだった。

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→ 道路沿いの花壇の緑のカーテン。ゴーヤとマンデビラのツルや葉っぱ同士が絡み合って。ゴーヤに伍して咲くマンデビラの花。

 咬み合うような真似をしたり、追いかけっこをしたり、おい被さったり。
 かと思うと、何に惹かれたのか、三匹して、一斉に同じ方向へ掛けて行ったりした。

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2011/09/18

晴耕雨読もどき(前編)

 今日、午前は、草むしり作業に没頭した。
 大概は、草むしり作業と言うと、午後、それも一日で一番暑い時間帯にするのが慣わし。
 でも、今日は午前に決行した。

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← ガブリエル・ガルシア・マルケス著『コレラの時代の愛』(木村 榮一【訳】 新潮社) マルケスの本を読むのは、これで何冊目だろう。今年は、『百年の孤独』を購入して、三度となる読書体験をしたばかり。驚くほどのリアリズム表現で、『百年の孤独』との表現手法のあまりの違いにびっくり。読書する時間は、草むしり作業などに奪われ、日に一時間もあるかどうか。ま、読み始めたばかりだし、じっくり楽しもう。

 というのも、朝方の天気予報では、午後の何時からかは分からないが、雨の予報が出ていたからだ。
 今日、草むしり作業したのは、畑。

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