2019/04/06

語りえること語りえないこと

Hidden_l  ← シャンカール・ヴェダンタム 著『隠れた脳 好み、道徳、市場、集団を操る無意識の科学』(渡会圭子訳 インターシフト) 「無意識の小さな思い込みが、暮らしや社会に与える大きな影響について明かした」とか。

 ちょっと息抜きに、あまり馴染みじゃない分野の本を。えっ、脳科学の本は結構読んできたって? 本書は、どちらかというと社会学の分野かな。人が思わず知らずにいろんなことに影響されて(バイアスを受けて)行動してしまう、そのメカニズムに迫る。ま、人は(自分もだが)自分の意思で自由に動いているつもりでも、案外とそうじゃないよって話。

及したのである。

続きを読む "語りえること語りえないこと"

| | コメント (0)

2019/03/31

タコもスタンダールも

 

808  ← サイ・モンゴメリー著『愛しのオクトパス 海の賢者が誘う意識と生命の神秘の世界』(亜紀書房 ) 個性豊かなタコたちと、八本の腕と吸盤を通して交流を重ねるうち、著者は他者なるものが持つ「もうひとつの知性」の可能性を感じ始める。

 タコ、凄いし面白い。心臓が3つだって。ニューロンの数もかなり。犬7億、タコ5億。中枢神経が頭にあるけど、脚にもある。脚が千切られても、しばらくは勝手に餌探しして、吸盤付きの脚で掴むと、(今はなき)口へ運ぼうとする。あれれ、である。滑稽? 不気味?

続きを読む "タコもスタンダールも"

| | コメント (0)

2019/03/26

サイエンス本を読むわけは

514hmavucll__sx344_bo1204203200__1 ← ピーター・ゴドフリー=スミス (著)『タコの心身問題――頭足類から考える意識の起源』(夏目 大 (翻訳)  みすず書房)


 こうしたサイエンス本を読むのは、好奇心もあるか、最先端のサイエンスが哲学的課題を惹起していると思うからでもある。本書にしても、題名からして心身問題とある!  古くて新しいテーマ。


 

続きを読む "サイエンス本を読むわけは"

| | コメント (0)

2019/03/13

熱き血潮に触れもみで

1552369089851465

→ サザンカじゃなさそう。椿かな。赤紫色のもある。和菓子っぽい。

 TOKYOディープ!「のんびり ゆったり 新井薬師前駅界わい」 哲学堂公園、童謡「たき火」発祥地の垣根」を録画で観ている。懐かしい。上京して最初に住んだアパートの最寄りの駅が新井薬師前駅だった。新井薬師さんにも行ったはずだが、哲学堂のほうが印象的。アパートの名前も哲学堂プリンス荘だってっけ。ただ、当時、同様「たき火」の発祥の地だと知っていたかは、覚えていない。

 サザンカ 咲いた道……じゃなく、今は我が家にサザンカが数本ある。落ち葉だって、溢れるほどに。だけど、富山市では、焚き火は市の条例で禁止されているのが口惜しい。
 遠い昔、焚き火して、サツマイモ、焼いたこともあったが。

続きを読む "熱き血潮に触れもみで"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2019/02/12

池江の白血病公表!

270297

← 『 中国名詩選 上』(松枝 茂夫 編 ワイド版岩波文庫 26) 「中国の詩歌は3000年もの豪華絢爛たる歴史をもち,質量とも世界に類を見ない.「天上の星の数」ほどもあるそれらの作品の中から愛誦するにたる詩篇約600首を精選,読み下し文と現代語訳,注釈と作者略伝を付す」。 

池江の白血病公表 世界のメディアも衝撃「日本の天才水泳少女が…」「東京五輪の顔」
 夕方だったかに接したこの一報に驚いた。こんなことがあるのか。現代は、治療可能な病気らしいが、第一線での活躍、まして東京オリンピック出場は、どうなのだろう。
 今は、完治を待つだけ。

続きを読む "池江の白血病公表!"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2019/01/19

魂に息づく科学 今に息づく明治劇談

0000000140342_2vpwedy

← リチャード・ドーキンス著『魂に息づく科学──ドーキンスの反ポピュリズム宣言』(大田直子訳 解説/鎌田浩毅 早川書房) 「ブレグジット、トランプ大統領誕生に象徴される理知軽視のポピュリズム的傾向に異を唱える声明をはじめ、進化学から世相までをとりあげたエッセイ・講演録などから厳選」。

 冬なのに、雪が降るはずなのに、少なくとも雨が降っていいはずなのに、晴れている。となると、草むしりに落ち葉拾い。一時間余り。運動だと思って。足腰にはいいが、落ち着いて読書したい。ようやく、今から少々。

 読書後、今日も銭湯へ。気持ちいい!

 地元のケーブルテレビで近所の家が取材されていた。昭和レトロな看板多数などで有名な家。でも、近隣には他にも取材してほしい場所があるのに、道が一本違うので気づかない 。惜しい。

続きを読む "魂に息づく科学 今に息づく明治劇談"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018/03/28

ヴォルテール パスカル「パンセ」を論評する(下)

1522126176873220

← 雪柳が咲き誇って、眼前の車道に鎮座している。車道を行くと、この雪柳が目立つ。

パ) もしひとりの神あれば、彼のみを愛すべきで被造物を愛すべきではない。
ヴ) 被造物を、それもいつくしみ深く愛さねばならぬ。自分の祖国を、妻を、父を、子供たちを愛さねばならぬ。紙が我々の心にもあらずこれらのものを我々に愛させるように仕向けているのを見ても、それらをよくよく愛さねばならぬ。(以下、略)

続きを読む "ヴォルテール パスカル「パンセ」を論評する(下)"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018/03/27

ヴォルテール パスカル「パンセ」を論評する(上)

1522147547358020

← 27日(火)の夕方、半年ぶりにヤモリと遭遇。窓の外なので、観たとは言えないかな。春になって活動開始だね。フラッシュにびっくりした?

 昨日来た電気代の請求書、先月より六千円、下がった。来月はさらに六千円以上、下がるはず。次の冬に向けて、対策を練らないと。
 冬季は(夏場は別にして)春や秋より15000円以上、電気代が高い。ってことは、冬の三か月で45000円以上(たぶん、5万円)。十年で元を取るとしたら、数十万の投資をしても、十分値打ちがあるということか。

続きを読む "ヴォルテール パスカル「パンセ」を論評する(上)"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018/03/26

「源氏物語」からロレンス 著の『息子と恋人』へ

1495453440542436

→ 2016年、作った枝葉投棄用のサイト。高さ2メートルのサイトは山盛り。雑草は、二個のコンポストに入れる。

 このサイロ(?)風の枝葉投棄サイトだが、今冬の大雪で倒壊してしまった。積雪で傾き、気が付いた時には横倒しに。
 春本番の暖かさになってきたので、本日、二時間半を費やして、片付けた。トタンや縄などは、再使用可能なので、確保し、枝葉は農作業用の納屋に収納(この小屋の中の整理にも結構、時間がかかった)。

続きを読む "「源氏物語」からロレンス 著の『息子と恋人』へ"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017/10/20

想像を超える自然現象 とんでもない傑物

160003

← 一休宗純著『狂雲集』(柳田聖山 訳 柳田聖山 解説 中公クラシックス) 「『狂雲集』は漢詩の形をとった禅語録である。自ら狂雲子を名のり、はぐれ雲のように生きた一休は、新しい時代の幕開きをまえに、混迷と倦怠に覆われた室町の世相を激しく痛罵した」とか。

狂雲集 - Wikipedia」によると、「『狂雲集』は、一休宗純による風狂破格の世界を呈する漢詩集。ほとんどが七言絶句で、狂雲とは一休の号である」とか。
 その一休宗純著の『狂雲集』を読み始めた。

続きを読む "想像を超える自然現象 とんでもない傑物"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

より以前の記事一覧