2021/02/04

ダンテ『神曲 地獄篇』と源信の『往生要集』を比べてみたい

Sinkoku_20210204202701  ← ダンテ 著『神曲 地獄篇』(平川祐弘 訳 河出文庫)「一三〇〇年春、人生の道の半ば、三十五歳のダンテは古代ローマの大詩人ウェルギリウスの導きをえて、地獄・煉獄・天国をめぐる旅に出る」

 

 男社会の負の典型。彼を会長に選んだ時点で日本の社会の旧弊の根深さが露になったんだな。
 森喜朗の女性差別発言……。ああいうのに頼るしかないのが情けない。誰も文句を言わなかったのが情けない。どうやら居すわるようだ。日本でもだが、世界から森氏の素性は見透かされているんだが。国内は力で抑えても、日本における女性の地位の低さは目を覆う惨状だ。

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2021/01/03

除雪は経費不要のダイエット

Hera_20210103203801 ← エルヴィン・シャルガフ著『ヘラクレイトスの火 自然科学者の回想的文明批判』 (村上陽一郎 同時代ライブラリ-)「分子生物学の誕生と生化学の確立に深くかかわった科学者が自らの研究生活を回想し、現代科学文明を鋭く批判、そのあるべき姿を示す。(中略)「青春の文学」とまで評価された自叙伝の名著」

 エルヴィン・シャルガフ著の『ヘラクレイトスの火 自然科学者の回想的文明批判』を一昨日読了した。ワトソンとクリックがDNA二重らせん構造を提唱したが、そのお膳立てをしたと言っていい、生化学者、分子生物学者。だが、尋常じゃない素養の持ち主だった。十数か国語を操る。原典主義。原著者の表現表記をとことん尊重する。自負している業績ほどには評価されてないようだ。長く務めたコロンビア大学からも定年で普通にさよならされた。本人としてはもっと厚遇されてしかるべきと思っていたようだ。古き良き手応えのある時代の科学者。彼は科学者と専門家とは峻別している。科学者は自然に向き合う存在。対して専門家は際限もなく細分化される科学の小さなタコ壺に安閑とする存在にすぎない。

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2020/12/21

富山県内の自殺者数二か月連続で全国最大の増加率

Uchu_20201221212001  ← 伊藤玲阿奈/著『「宇宙の音楽」を聴く 指揮者の思考法』(光文社新書)「この変わりゆく時代に生じてくる苦しみや怒りから、どうすれば解放されるのでしょうか。これに対する私なりの答えを皆さんにご提案すること――それが本書のテーマです」

 先日 親戚(隣家)から貰い物……中元? 普段 カップ麺や電子レンジ食品しか食べない我輩の胃がびっくりするような珍品の数々。今日も昼間、除雪作業をしていたら餅を貰った。数日はしのげる。

 昼過ぎ、例のゴミ置き場の件で近所の方と談義。その方はあれこれ折衝したり動いてくれている。例のアパートについては、独自にゴミ置き場を設置することになった。但し、年末年始は間に合わず、当面、従来通り。なので、金網ゴミ置き場にゴミを出す。溢れそうなので、従来通りのネットを設置させてほしいと。了解。

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2020/12/15

雪…積もるほど頭を垂れる庭木かな

Mono ← ルクレーティウス 著『物の本質について』(樋口勝彦 訳 岩波文庫)「ローマの詩人哲学者ルクレーティウスの現存唯一の長詩でありエピクロス哲学の原子論的自然観を詳述した科学的啓蒙書として現在無二の史料的価値をもつ作品」「一切の現象を因果関係において把え,原子と空間から成る世界の自然法則を説明して現実の生を楽しむことを教えた」

 エアコン 昨日午後から使いだした。20度に設定。暖かい。それまではオイルヒーターの弱か中だったから、室温12度ほど。20度は天国。
 余談。 最初 冷房の20度に。間違いに気付いて 暖房の20度に。これ、冷房のままの20度じゃダメなのかな。
 余談その2。数年前までは、冬は灯油ストーブだった。春になって暖かくなって、灯油ストーブの設定が20度だったら、夏になったら20度になるのか……なんて一瞬 期待したことも。

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2020/12/14

雪の中 ブコウスキーからルクレーティウスへ

Poketo_20201214203401  ← チャールズ・ブコウスキー 著『死をポケットに入れて』(中川 五郎 訳 ロバート・クラム イラスト 河出文庫)「郵便局勤務の傍ら創作活動を行う。50歳から作家に専念、50作に及ぶ著作発表。『町でいちばんの美女』『詩人と女たち』等」

 

 昨日からの雨が、朝の9時頃から雪に。午後の3時にはすっかり雪景色。買い物からの帰り、小学生(低学年)の下校に遭遇。雪の礫(つぶて)を投げ合ったり、はしゃいでる。無邪気でいいな。
 先程三時過ぎからエアコン(暖房)使用開始。20年モノのエアコン、頑張れ! 20度に設定。これまでは、体感室温15度以下だったので、暖かい。

 

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2020/11/25

だんまりの瞬間湯沸かし器

Kami_20201125201601 ← シモーヌ・ヴェイユ 著『神を待ちのぞむ』(今村純子 訳 河出書房新社)「自分にとって「灯台のような存在」と言い、「ユダヤ人が教会のそとにあるかぎり、じぶんはカトリック教徒にはならない」という言葉に「息もできないほど感動」した須賀。不滅の輝きを放つ名作」

 瞬間湯沸かし器、とうとう点火しなくなった。電池は新品。怖いのは不完全燃焼だが、そもそも点火しないのだから大丈夫か。帰宅しての、瞬間湯沸かし器シャワーができない。浴室のシャワーもぬるま湯しかでないので、寒くてあかん。ん? ガスコンロは大丈夫だぞ。ってことは、湯沸かし器が故障か。

 ガス瞬間湯沸かし器が使えない(温水が出ない)ので、食器洗いが辛い。諦めて修理か交換するか。シャワーは望めない以上、流し台での洗髪くらいは 再開したい。

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2020/11/19

追体験する気持ちで漱石を読む

Kami_20201119205501 ← シモーヌ・ヴェイユ 著『神を待ちのぞむ』(今村純子 訳 河出書房新社)「自分にとって「灯台のような存在」と言い、「ユダヤ人が教会のそとにあるかぎり、じぶんはカトリック教徒にはならない」という言葉に「息もできないほど感動」した須賀。不滅の輝きを放つ名作」

 晴れの日が数日続いた。富山は二日続きの夏日。そんな暖かな気団が去り、雨雲が近づいている。だからだろう、風が強まってきた。夕方、この二日のハードな庭仕事のご褒美にと、銭湯へ行ったのだが、自転車を漕ぐのが辛いほど。風が暖かいから耐えられる。夜半を回る頃からは雨のようだ。

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2020/06/22

ハーン再発見 土地再認識

Buki_20200622213301 ← 白井聡著『武器としての「資本論」』( 東洋経済新報社)「なぜ格差社会が生まれるのか。なぜ自己啓発書を何冊読んでも救われないのか。資本主義を内面化した人生から脱却するための思考法」

 今日も午後の五時過ぎから庭仕事。杉や泰山木、バラ、柘植、などなど剪定。
 それより、今日のメインは、午前中の土地関連調査の立ち合いだろう。我が家の私有地のうち、合計四か所…百坪近くが道路として使われてきた。私有地ではあるので、固定資産税も払っている。何年か前、何とかならないかと要望し、一部は固定資産税の課税対象から外してもらった。ただ、未だに田圃扱いとなっている。この度、法務局の調査に立ち会うことで、これらの土地が正式に富山市の公道扱いとなる。税の対象から外れるが、同時に、私有地でありながら、最早手が出せなくなる。ま、実際、今までだって住宅地の道路として使われてしまっているから、手が出せなかったのだが。

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2020/05/27

ひとはなぜ限りない可能性をもつのか

Hen ← 『ラフカディオ・ハーン著作集 (第12巻)』(野中涼/野中恵子訳 恒文社 1982/12/1)

ラフカディオ・ハーン著作集 (第12巻)』を書庫の奥から引っ張り出してきた。再読だとは、読んだときの我輩なりの印で分かった。が、読んだ記憶がまるでない。ところが、読み出して、当時の感覚が甦ってきた。好きな作家は数々居るが、馴染みのない、名前しか知らない詩人が次々と。詩。さすがにハーンである。テキパキと捌いていく。英文学史なんて門外漢の我輩だが、今だから読む、ハーンだから読む。 

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2020/04/29

チャタル・ヒュユクは世界最古の都市か

B1936 ← 「チャタル・ヒュユク母神像。二匹のライオン(ないし、猫科動物)が脇にいる」 (画像は、「チャタル・ヒュユク - Wikipedia」より)どことなく我が日本の縄文式土器の土偶…ビーナスを連想させる。

 昨日(29日)は、死ぬほど暇だった。とうとう営業中に一度も客が来なかった。売上ゼロ。読書ばかりがはかどる。読んでいたのは、日本の朝鮮よりの渡来文化の本と、永井荷風を追想する本。
 さて、気分一新。

 チャタル・ヒュユク は、「チャタル・ヒュユク(ホユックあるいはフユクとも)は、アナトリア地方南部、現在のトルコ共和国、コンヤ市の南東数十km、コンヤ平原に広がる小麦畑をみおろす高台に位置する新石器時代から金石併用時代の遺跡である。その最下層は、紀元前7500年にさかのぼると考えられ、遺跡の規模や複雑な構造から世界最古の都市遺跡と称されることもある」(「チャタル・ヒュユク - Wikipedia」より転記)。

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