2025/07/07
2025/06/03
読書三昧を願いつつ庭仕事に精を出す
← 数十年前、三島由紀夫がべた褒めしていた『ポポル・ヴフ――マヤ文明の古代文書』を読んだことがある。文庫本だった。書庫に残っているか…。近年再刊されたらしい。その「ポポロ・ヴー」にキマラーの『植物と叡智の守り人』にて再会。びっくり。 (06/02 16:51)
下記するように、昨日2日(月)は、汗だくでの庭仕事に疲れ果てた。読書三昧を願いつつ、庭や畑の維持管理を怠るわけにいかない。土、草、木肌、枝葉、根、花粉、木屑、埃、虫、風、曇天越しの薄日、完全装備の中の汗…。その汗には脚立や梯子に昇っての冷や汗も混じっている。本では得られない感覚が体の内外に満ち溢れる。そして夕食後には本を片手に寝落ちである。 (06/03 09:06)
2025/05/20
2025/04/18
2025/03/26
宇宙物理学からいつしか人生論に
← ジョン・D. バロウ (著)『無限の話』(松浦 俊輔訳 青土社) 「無限の人数が泊まれるホテル。有限の時間で無限の計算が出来るコンピュータ。無限に反復する宇宙。永遠に続く命。無限をめぐる論争で人生を失った人びと……」
ジョン・D. バロウ (著)『無限の話』(松浦 俊輔訳 青土社)を25日(火)夜半近くに再読了。
「宇宙論の第一人者が、物理学、数学、哲学、宗教など、あらゆる分野を経めぐり語りつくす、無限の知的興奮に満ちたサイエンス・エンタテインメント」という内容。最後は永遠の命に絡めて人生論(?)にまで至る。 やはり面白い。再読なのだが、まさに二度目であり且つ流石に三度目はないだろうとゆっくり読んだ。でも、面白くて正味三日余りで。 (03/26 04:05)
2025/03/13
確定申告ならず!
← 内山節/著『「里」という思想』(新潮選書) 「確かな幸福を取り戻すヒントは「里=ローカル」にある。「現代人の不幸」を解析し、新しい生き方を提示する思索の書」
内山節/著『「里」という思想』(新潮選書)を一昼夜で一気読み。12日(水)確定申告の会場である県民会館にて入手。「近代化社会の申し子といえるグローバリズムは、継承される技や慣習、説話など、私たちの足元にあった「もの・こと」を次々に解体していった。その結果、私たちは手ごたえのある暮らしや幸福を喪失してしまった。」というが、グローバリズムの影響も大きいだろうが、日本国内の政策の影響も見逃せないはず。
30年続くデフレでは時代閉塞の憂鬱はきつい。東京などの一極集中の一方、地方の疲弊は目を覆うほどの惨状。地方見殺しの政策は終わらせないと。 (03/13 05:08)
2025/03/07
サルトルと平気で雑談してたり
野暮用から帰宅したら、庭に散在してる枯れ葉が気になった。風の日のあとは特に。竹箒でザッザッと。竹箒も十年も使うと柄がへたり、箒の先などが随分と磨り減ってる。酷使したわけじゃないが。葉っぱは植木の根元に。ここでは火事にはならないか。山火事が増えそう。逆に大雨で崖崩れとか。国土の3分の2が山あるいは森林と云われるが、残りの平野部にしても大概山が迫ってる。地球大気温暖化の影響は一層苛烈になる。
国土防衛は軍備ばかりじゃない。山や川や平野部の保全こそ肝要。林業は漁業と共に農業の基本。予算も知恵も人材も大いに投入すべき。日本の宝は山に、すぐそこにある。
と力みつつ、我輩は庭仕事に齷齪してる。これからは草むしりの季節だよ。 (03/06 15:49)
2025/02/21
<無>を求めて慌てふためく
← ジョン・D・バロウ著『無の本 ゼロ、真空、宇宙の起源』(小野木明恵 訳 青土社) 「数学、神学、哲学、文学、素粒子物理学、宇宙論……さまざまな角度から無の探究の歴史をはじめ、音楽や文字おける無の表現も多彩に紹介しながら、「無(=nothing)」を語り尽くす!!」
通院。これで8ヶ月になる肩などの痛みについては診察の際、訴えなかった。これまで二回訴えたが、何故かスルーされたしね。喉の痛みも告げず。診察時間いっぱいで先生も急いでおられる。待合室には誰も居なかったが、皆さん駆け足モード。食事休憩タイムで浮足立ってる。 (02/21 05:36)
一昨日の大事な封筒行方不明騒動。我ながら自分の行動が理解できない。封筒は自宅に持ち帰るべきもの。よって、一旦マイカーの座席に置いた。じっくり現認した。それから嫌いな洗車作業に。夏でも冬でも素手で。さあ、洗車が終わったと安堵して、ふと封筒が見当たらないことに気付いた。 (02/21 01:31)
2025/02/18
ふるさと納税でコメ不足に!
← 我輩が某所から撮った立山連峰。「立山連峰の大迫力を体感するなら、このドライブルートが最高です。 国道8号 豊田町交差点 → 金泉寺 → 雄峰大橋」 吾輩は、営業の際にお客さんに眺望スポットとして岩瀬浜と共に紹介することが多い。 (02/17 21:38)
このところ、スチール製のリクライニングチェアで寝ている。これまでは、奥の書斎のソファ風なリクライニングチェアで寝ていた。が、僅か四畳の書斎なのに、設置して三年にもならない立派な(十畳向きの)エアコンの効きが悪く、寒くてたまらず、茶の間でパイプ製のリクライニングで(普段は食事やら読書に使ってる)過ごすことに。
さすがに窮屈。身体を縮めるようにして寝ている。寝返りなど論外だし、身体に悪いに違いない。冬の峠が超えたら、また書斎のソファ風なリクライニングチェアで寝ることにする。こっちだって体を横にして寝れるわけじゃないのだが。 (02/18 09:55)
2025/02/14
早く春よ来い!
← 「ミンストレル・ショー(minstrel show)とは、顔を黒く塗った(ブラックフェイス)白人(特に南北戦争後には黒人)によって演じられた、踊りや音楽、寸劇などを交えた、アメリカ合衆国のエンターテインメントのこと。ミンストレルとは、原義では中世ヨーロッパの宮廷にいた吟遊詩人や宮廷道化師たちを指すが、アメリカではミンストレル・ショーに出演する芸人たちのことをミンストレルと呼んだ。」(以上、Wikipediaより) モリスンの「暗闇に戯れて」にて知った。遠い昔、漫画(?)で観たような。当時は無自覚で詰まらないなと漫然と眺めてたような。(02/13 18:34)
奥の書斎兼寝室のエアコン(設置して二年ほど)の調子が悪く、茶の間で寝ている。こちらのエアコンは30年は経っているベテラン。 書斎ではソファ風なリクライニングチェアで寝ていた。茶の間にはリクライニングチェアがある。まさにチェアであり、寝るには厳しい。
より以前の記事一覧
- 寝不足気味の日々 2025.01.28
- 夜の底に沈んだ気分 2025.01.15
- 初めて自分でレジ打ち 2025.01.14
- いつか掃除機も綺麗にしたい 2024.12.31
- しらすとちりめんじゃこの違い 2024.12.06
- 書いてはいけない 日本経済(日航ジャンボ機)墜落の真相…追記 2024.11.24
- 書いてはいけない 日本経済(日航ジャンボ機)墜落の真相 2024.11.23
- キミガヨランの花言葉は「勇壮」 2024.11.21
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- 試合の始まる朝の五時に就寝 2024.10.15
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- 「呼吸」の「呼」は「呼ぶ」だけど「息をはく」 2024.07.14
- 虫を愛でる文化は日本だけ? 2024.07.10
- 「へこたれるな」談義? 2024.06.04
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- 素九鬼子の『旅の重さ』を思い出す 2024.04.30
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- え~え、どうせ私はボケですよ 2024.03.25
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- 多極化、多様化する世界が訪れる 2023.07.20
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- 剪定ハサミの柄が折れた 2023.06.27
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- 地に足を付けた生活 2023.05.03
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- ウグイスの初鳴きは半端なまま 2023.04.18
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- 「聊斎志異」と「今昔物語」と 2019.09.10
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- 理系も文系も 2019.04.26
- 語りえること語りえないこと 2019.04.06
- タコもスタンダールも 2019.03.31
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- ヴォルテール パスカル「パンセ」を論評する(上) 2018.03.27
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- L.ウィトゲンシュタイン著の「ウィトゲンシュタイン『秘密の日記』」を読了 2016.07.08
- 哲学的考察でここまで考えられるものなのか! 2014.08.17
- 宇宙像の大変貌 2014.05.04
- 「祈り」を巡って(その3) 2012.01.04
- 「祈り」を巡って(その1) 2012.01.02
- 「真言密宗大本山 大岩山 日石寺」へ(後編) 2012.01.01
- 報恩講の意味も知らず 2011.12.10
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- 死海文書と陰謀説と(2) 2011.09.29
- 死海文書と陰謀説と(1) 2011.09.28
- セミ時雨の夏、おしょらいの夏(前編) 2011.08.14
- 夏と言えば幽霊(後編) 2011.08.11
- 「無限」に魅入られた天才数学者たち(後編) 2011.04.04
- 季節外れとは思うけど雪のことなど 2011.03.26
- アクゼル著『神父と頭蓋骨』(後編) 2011.02.17
- 富山の「奥田神社」(後編) 2011.02.14
- 富山の「奥田神社」(前編) 2011.02.13
- 『中世の秋』 それともメメント・モリ(前編) 2011.02.09
- スタイナー それとも死に至る病としての言語(後編) 2011.01.14
- スタイナー それとも死に至る病としての言語(承前) 2011.01.13
- スタイナー それとも死に至る病としての言語(前編) 2011.01.12
- 大山誠一『天孫降臨の夢』をめぐって(前編) 2010.12.27
- ルドルフ・タシュナー『数の魔力』の周辺(後編) 2010.12.22
- スタイナー それとも原初の単一言語(後編) 2010.12.19
- 魔女狩り(後編) 2010.12.13
- 魔女狩り(前編) 2010.12.12
- 魔女のネット宅配 2010.12.11
- ケルトの装飾表現再考 2010.11.09
- 寒さにめげずスピノザのこと 2010.10.27
- ワインを嗜むように読書する 2010.08.16
- 精進料理から宇宙を想う 2010.07.17
- オオカミは獰猛な害獣です…か 2010.03.13
- ボーマルシェの知られざる功績 2010.01.08
- 水は万能の溶液 ? ! 2010.01.03
- 我が『若い芸術家の肖像』余談 2010.01.01
- 夏の終わりの気配を感じつつ 2009.08.27
- 今日は「悪魔の詩」訳者殺人事件の日 2009.07.12
- フレデリック・ハートの《無から》の周辺 2009.07.11
- 魔女狩り……出口なし! (前篇) 2009.04.22
- 今日はサルトルとジュネの忌日 2009.04.15
- 無限の話の周りをとりとめもなく 2009.04.08
- カプラン著『ゼロの博物誌』と「蜘蛛のいる風呂場」と 2009.03.08
- 槍ヶ岳の開祖・播隆上人 2008.12.01
- サイード著『晩年のスタイル』…読書拾遺追記 2008.11.13
- 『〈出雲〉という思想』のこと(後篇:「まえがき」を読む) 2008.10.31
- 『〈出雲〉という思想』のこと(前篇:『夜明け前』へ) 2008.10.30
- 梅の木に見守られ…読書・音楽拾遺(後篇) 2008.10.26
- 自転車を駆っていそいそと…読書・音楽拾遺(前篇) 2008.10.25
- フランケンシュタインと出産の神話(後篇) 2008.10.18
- 「砂時計の情感」(『砂時計の書』より) 2008.10.13
- 消えゆく蒟蒻畑を惜しみつつ 2008.10.10
- 「末期を描く…ターミナルケアの原点?」アップ 2008.10.07
- ユンガー「砂時計の書」をめぐって 2008.10.05
- 一人ぼっちの墓参り 2008.09.24
- 読書拾遺…胡弓のメロディに抱かれて 2008.09.11
- 吹き溜まりの国 2008.08.20
- 「架空凝視という病」再掲 2008.08.11
- 「止まない雨はない」アップ 2008.08.11
- ムージルの『特性のない男』でさえもなく 2008.08.05
- 蝉時雨に沈黙を聞く 2008.07.27
- 今日は幽霊の日 2008.07.26
- 汗水垂らして御簾(みす)のこと? 2008.07.20
- 「たばこ1箱千円」から大麻の話へ 2008.06.22
- 読書拾遺……我がサドの時代 2008.06.02
- お地蔵さん……ん?(後篇) 2008.05.13
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- 「バナナは木ではなく草である」本編アップ 2008.04.26
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- ベラスケス「侍女たち」の風景(前篇) 2007.11.30
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