2024/08/25

“ずぶ濡れ”の美人レポーター

 ← 中島 敦著『ちくま日本文学012 中島敦』 (ちくま文庫) 「名人伝 山月記 弟子 李陵 狐憑 木乃伊 文字禍 幸福 夫婦 鶏 マリヤン 盈虚 牛人 巡査の居る風景 かめれおん日記 悟浄出世 悟浄歎異 和歌でない歌 河馬」

 中島 敦著『ちくま日本文学012 中島敦』 (ちくま文庫)…本書は4年前に再読してる。そもそも個別の作品は高校の教科書で中島敦を知って以来、文庫本などで何度となく親しんできた。好きではなかった現代国語の授業…教科書の小さな効用かな。書架で目にしてそろそろまた楽しみたくなった。車中の楽しみで読むよ。 (08/22 18:49)

 昨夜…土曜日の夜も仕事は暇だった。お蔭で(?)、文庫本の本書を50頁も読めた。やはり「山月記」が好きだ。若い頃、生意気にも身につまされる思いで読んだのが今も痛切な記憶。ブログ日記でも何度か中島敦特集したことがある。 (08/25 13:06)

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2024/07/14

「呼吸」の「呼」は「呼ぶ」だけど「息をはく」

 ← 「去年の田は夢かとばかり舞うトンボ」なんて句(?)を十年ほど前捻ったことがある。その頃はまだ田圃の名残が濃かった。宅地造成真っ最中の今では、舞うトンボどころかカエルの鳴き声も搔き消されて…。 (07/10 14:53)

 四日連続勤務はきつい。三日ならなんとか。四日目は疲労が溜まって大変。今朝は休みの日なので、朝は食事前に二度寝三度寝。今日は終日の雨の予報だが、さて。このところ、休日の前日の予報だと終日か、少なくとも夕方には雨の予報が出ていたのに、いざ当日になると曇天という日が続いている。で、ギリギリまで降雨を期待して待ち、降りそうにないので、外仕事の格好をして庭仕事に汗だく。で、夜は寝落ちの連続というわけである。

 今日はどうなることやら。雨なら堂々休めるのだが。 (07/14 14:00)

 

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2024/07/10

虫を愛でる文化は日本だけ?

 ← 佐藤 勝彦 (著)『最新・宇宙創世記: インフレーション宇宙から観測の時代へ』(徳間書店)「真空のゆらぎが成長し、何百桁もの急膨脹(インフレーション)を経て、ビッグバンが始まり、今の宇宙ができあがった。人工衛星COBEの成果など最新のデータで宇宙像を描く。ホーキングも評価した"佐藤理論"が今、証明されつつある。」

 佐藤 勝彦 (著)『最新・宇宙創世記: インフレーション宇宙から観測の時代へ』(徳間書店)を9日(火)再読。

 30年ほど前の本。当時はホーキングの人気絶頂で来日も再三。人工衛星COBEの成果など最新のデータが佐藤勝彦のインフレーション理論を傍証しつつあった時代でもある。

 本文、分かりやすくと心掛けているようだが、吾輩にはつついていけなかった箇所も。それでも面白い。当初は仕事の車中の待機中に読んできたが、連休ということもあり、半分は自宅で一気に。

 この手の本は大好物なのだ。素人の吾輩には、多少古くなって構わない。この世界に触れたいのである。 (07/10 11:20)

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2024/06/04

「へこたれるな」談義?

 ← 画像は、夜の公園脇で見付けた…紫陽花? (頂いたコメントに)柏葉紫陽花ですね。ありがとうございます。 「カシワバアジサイ - Wikipedia」 (06/03 12:59)

 四日(火)は、会社の制服の新調で採寸のため、某紳士服店へ。紳士服の店だから店員は男性だけなのか? 初めて入る店。というか紳士服の店自体初めてかもしれない。

 店で示されたサンプルの制服上下は、吾輩が現役当時に供されたものから見ると随分と安手の素材に感じられた。吾輩が最早嘱託だからか。ま、文句は言えないか。案の定ワイシャツも供されない。これまた自前。十年以上支給されてこなかった。

 いずれにしろ、十年以上前に供された制服はボロボロで、昼間の明るい時間帯はさすがの吾輩でも恥ずかしくて着用は憚られていた(会社の名誉にもかかわるだろう。だから勤務を夜に変更した)。

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2024/05/01

『マクベス』における魔女像

 ← 画像は庭先の謎の植物。シダ科? (04/30 15:23)(頂いたコメントに)ありがとうございます。Wikipediaで確認。ワラビですね。山菜。食べられる…処理は大変そうですが。 (04/30 16:55)

 今日は耐震診断受けた。結果報告は後日。診断対象じゃない蔵や納屋もチラッと観てもらった。蔵はやなりやばいみたい。 (04/30 15:22)

 今日はやたらと疲れ気味で、珍しく夜半に椅子からリクライニングチェアに移動し本を手にする間もなく眠ってしまった。その前に机に突っ伏しての居眠りもしている…のだが。 (05/01 04:11)

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2024/04/30

素九鬼子の『旅の重さ』を思い出す

 ← 蔵の脇の花壇には鈴蘭棚。可愛い花もちらほら。(04/29 19:22)

 庭仕事…やり出すとむきになる。高枝挟みも持ち出して棕櫚などの庭木も剪定。午後5時から作業始め、7時に終了。直後に雨。ラッキー!(04/29 19:29)

 休日の日中は寝ること、洗濯や買い物、庭仕事にと忙しい。入浴する元気はなくて、シャワーだけにとどめた。夜の十時頃になってようやく読書する元気が少し出てきた。 (04/30 03:19)

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2024/04/16

二時間余りの草むしり

 ← 畑の片隅に水仙群 

 洗濯2回、スーパーへ買い出し、ブログ日記更新のあと、草むしり没頭。今日は表の庭や内庭など。自分としては綺麗になったと思うのだが、他人は苦労の成果なんて気付かないね。 (04/15 18:22)

 仕事から未明に帰宅し、断続的な睡眠のあと、何とか起きて上記のあれこれ。二時間のウンチングスタイルでの草むしりはかなりな難行で、その後、一週間ぶりに入浴し食事を済ませた…案の定、その後は寝落ち。

 本日(15日)の読書は夜の九時を回ってようやく開始。リチャード・パワーズ著の『惑う星』(木原善彦訳 新潮社)を一気に読了し、前川淳著の『空想の補助線――幾何学、折り紙、ときどき宇宙』(みすず書房)を少々。 (04/16 02:45)

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2024/04/07

去年の田は夢かとばかりに舞うトンボ

 ← 昨夜は未明までの氷雨。仕事の最中、車中から夜桜見物暫し。 富山市…夜の市街地は(雨のせいもあろうが)閑散。大企業の若手社員中心の賃上げはあるが、物価高に苦しむ大多数の庶民は蚊帳の外。春の雨なのに氷雨に感じる。(04/04 11:38)

 自宅では相変わらずデヴィッド・グレーバー/デヴィッド・ウェングロウ共著の『万物の黎明 人類史を根本からくつがえす』(光文社)と、新たに中沢新一著の『精神の考古学』を読み始めた。「人類の心の「普遍的構造」を求めて。中沢人類学の集大成となる、決定版!」だって。中沢氏の本は久しぶり。何処かいま読んでる「万物の黎明」に通底してる気がする。 (04/03 16:01)

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2024/03/25

え~え、どうせ私はボケですよ

 ← え~え、どうせ私はボケですよ。梅でなくてわる~ござんしたよ! (03/24 17:10)

 ゾンカ著の「地衣類…」にて、久々リゾーム(根茎)なる概念に遭遇。40年以上前に流行ったかな。 (03/24 14:45)

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2024/01/10

もっと早くに知りたかった

 ← 横山秀夫/著『深追い』(新潮文庫) 「骨太な人間ドラマと美しい謎が胸を揺さぶる、不朽の警察小説集――。」

 今日は寒いが酷寒ってほどじゃない。薪ストーブは使ってない。夜、シャワータイムに使うかな。 (01/10 13:32)

 

「縮小と停滞」脱す戦略急げ 人口8000万人国家を民間提言

 日本は縄文時代以来(あるいはその前から)渡来人の国。弥生人も古墳時代の人々も渡来人。今こそ門戸開放の時。新たに移民という名の渡来人を歓迎するべき。もっと視野の広い多様な価値観を醸成する、開かれた国家を目指すのが望ましい。 (01/09 21:44)

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