『今昔物語』:風のかたみ
ここしばらく、引越しの作業などで慌しく、音楽も聴けなければ本もろくすっぽ読めない日々が続いている。
CDプレーヤーのほうは、先週末、梱包したまま蔵に積み上げていた山となったダンボールの中からようやく発見、夜になってショパンやバッハなどを聴いた。
→ 福永 武彦 著『今昔物語』 (【解説: 池上洵一 】 ちくま文庫 筑摩書房)
雑多な荷物が乱雑なままの我が部屋だが、不思議なものでロッキングチェアーに体を沈め目を閉じ流れ漂い時空を満たす音楽に聞き入っている間だけは、自分が異次元の世界に導きいれられたようで、気忙しい日々の俗事を忘れさせてくれる。
本は、日記の「祈りでもなく」にチラッと書いているが、福永武彦 著『今昔物語』 (【解説: 池上洵一 】 ちくま文庫 筑摩書房)をちびちびと読んでいる。
いよいよ引越ししようという前日に買ったもの。
自分を慰撫するため、本は当分買わないという禁を破ってほぼ四年ぶりに書店へ足を運び物色し購入したのである。
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