2024/03/22

緑苔生ず苔深くして掃う能わず

 ← 冠松次郎 著『黒部渓谷』(朋文社 1957年初版 コマクサ叢書 ; 第5巻) 「著者が黒部を書いた紀行の中から主なもの六篇を選んだ本。黒部探検時代の思い出。」

 冠松次郎 著『黒部渓谷』(朋文社 1957年初版 コマクサ叢書 ; 第5巻)を21日(木)読了。

 父の蔵書。昭和32年の初版本。父は若い頃登山好きだった。剣とか登ったんだろう。旧字体や著者独特の表記(熟語)もあって読むのに難儀。一週間余りでの読了。なんとか遭難せずに最後まで。

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2024/01/11

明日の我が家を観る思い

 ← D.H. ロレンス (著)『鳥と獣と花』( 松田 幸雄訳 彩流社) 「(前略)それらの詩集のなかで『鳥と獣と花』は、スケール、主張、重量感のすべてにおいて、圧巻である。私は基本的に詩人の評価は最高レヴェルの詩をもってすべしと考えるので、ロレンスの世界を反映したこの詩集を、彼の詩を鑑賞するに最適のものと考える。彼の生命主義の顕現、ロマンティシズムの精華として、ここに『鳥と獣と花』を訳出する所以である」

 この二日は連休。初日は納屋での柴作りがメイン。疲れて夜は寝落ち。二日目のメインは書店での本のまとめ買い。下記するようにみすず書房フェアに遭遇し、分厚い単行本を何冊も。立ちっ放し二時間に疲れて、夜はまた寝落ち。読書は捗らなかった。薪ストーブはシャワータイムと未明時に使っただけだが、薪ならぬ柴がどんどん燃えていく。火力が凄い。火の凄さ怖さを感じた。連休の初日に田中家の全焼というニュース(「出火原因は線香か?田中角栄元首相宅火災で娘の真紀子氏「ろうそくに火をつけ線香を2本たいた」」)が飛び込んできた。明日の我が家を観る思いでテレビ画面に見入ってしまった。 (01/11 11:51)

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2023/09/28

扇風機点けっ放しを繰り返す

 ← 町田 康版『口訳 古事記』(講談社BOOK倶楽部) 「アナーキーな神々と英雄たちが繰り広げる、〈世界の始まり〉の物語。(中略)日本神話が画期的な口語訳で生まれ変わる!町田康の新たな代表作。(中略)奔放なる愛と野望、裏切りと謀略にみちた日本最古のドラマが、破天荒な超絶文体で現代に降臨する!」

 市川 沙央作『ハンチバック』を昨日から。紙の本を呑気に読んでる奴の一人の我輩。ブラックホールの初めての撮影プロジェクトの本も、昨日読了した町田口訳「古事記」も厚さ4センチのハードカバー。車でに、「ヒトは生成AIとセックスできるか:人工知能とロボットの性愛未来学」なんて持ち込んでる。窓際族ならベテランの我輩。宇宙から地の底まで、肉と血と骨のしがらみまで。 (09/27 15:43)

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2023/05/16

自己満足…自分の勝手?

 ← 富山駅構内……南北通路フロアー。七周年……? (05/16 01:09) 画像の花の模様(富山の高校生の手になる)は、G7の教育相会議が富山・金沢で開催された記念のモニュメントのようだ。翌朝になって気が付いた。 (05/16 18:26) せっかくなので調べてみた:「「G7教育大臣会合」に向け高校生が花の装飾でおもてなし

 安藤昌益の「自然真営道」を理解するには荀子の思想理解が必須のようだ。荀子は全くノーマークだった。老子止りじゃダメなのね。荀子に限らず諸子百家は全く手つかず、未読。情けない。 (05/13 08:14)

 児玉 聡著の『オックスフォード哲学者奇行』を読みだした。学生時代、ヴィトゲンシュタインの周辺の哲学者群像。当時、ヴィトゲンシュタイン以外は、ラッセルすら眼中になかった。 (05/12 19:47) 児玉聡の本は初めて。全く存じ上げない人物。

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2023/05/12

今はもう叶わない

 ← 加藤楸邨著「芭蕉秀句〈下巻〉 (1954年)」 (角川新書) 画像が不鮮明なのは、かぶせてあるパラフィン紙のせい。「人さまざまな人生は即ち旅だとした詩人は、漂泊の思ひやまず、江戸の草庵を棄てて、奥の細道へいざなはれてゆく。旅は彼の人間性や詩を完成させたが、旅は彼の生命を遂に奪った。」と帯にある。

 加藤楸邨著の「芭蕉秀句〈下巻〉 (1954年)」 (角川新書)を一週間を費やして読了。こういう本は読了とは言えないか。自分なりに味わった。父の蔵書の一冊ということも常に念頭にあった。そろそろ70年前となろうとする経年変化で赤茶けてる。ヘビースモーカーの父の書斎にあって、ヤニまみれ。
 それでも本を大切にする父らしく、カバー代わりのパラフィン紙も端っこが擦れているだけ。

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2023/05/11

秋風の吹くにつけてもあなめあなめ

 ← 画像は昨夜半 見掛けた立看板。闇夜に浮かぶような青っぽい光。普通の立て看板は前から照らすが、これはLEDか何かで画面自体が光っているような。目立つ。新しい学科が手来ましたよという大学の宣伝広告。この数年、市内に大学の宣伝広告が多くなってきた。大学も生き残りに懸命なのね。 (05/10 17:22)

 晴れ微風。仕事のある日は慌ただしい。帰宅してシャワー、洗濯し干して、仕事の内容記録、朝刊を取り込み、パラパラ捲るうちに居眠り(まとまった時間 眠りたいが叶わない)。尿意で目覚め朝食……野菜入りラーメンとバナナ。 (05/10 12:19)

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2023/05/07

天才は天才を知る

 ← 裏に続く小道の一角に苧環の叢。 (05/05 12:17)

 ドンドコと朝からやけに賑やかと思ったら町内の祭りだった。小さな神輿を子供たちが担いで回ってる。我が庭にも来てくれた。

 ふと気付いたのだが、町内はともかく我が班には高校生以下の子供が一人もいない!

 予め用意してた祝儀袋を見守りの美人の母さんに渡しつつ、決して小さくはない我が町の将来を思って暗澹たる思いだった。

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2023/04/30

安藤昌益『自然真営道』に手を付ける

 ← 『バルテュス(新装復刊)』(阿部 良雄/与謝野 文子 編集(2001/05発売)白水社) 「バルテュスの世界への案内書。バルテュスに魅せられた詩人・文学者たちによって語られたオマージュと多数の図版を集めて、巨匠の全貌に迫る!」

 29日(土)は休みだった。日中は快晴ではないが晴れていた。午前中の畑での草むしりや落ち葉拾い作業で疲れ、日中は読書…本を手に寝落ち。コンビニの女子店員の相変わらずの意地の悪さ(吾輩への接客はしない)の不快感を洗い流したくて、夜、三年ぶりの自宅の風呂での入浴再開二回目。やはり本を片手に寝落ち。

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2023/03/24

ムスカリや空の青に負けじ咲く

 ← 春(畑)の片隅では、各種の水仙たちが競うように咲いてる。この向こうには嘗て我が家の田圃があった。今では人手に渡り、放置されて…… (03/23 16:03)

 23日は、午前は曇り。昼頃から雨という予報で、買い物もいろいろあるので、自転車じゃなく、車で外出。まずは、歯医者さん。次いでスーパー。さらにウエルシア。ここではペットボトルの水やお茶を三本。半熟卵二個入りパックを買いたかったのだが、なかった。

 家では、下記するように、コリン・ウィルソン著の『アトランティスの遺産』やマリオ バルガス=リョサ作の『官能の夢―ドン・リゴベルトの手帖』を交互に。いずれも古本。というか、この頃古本読みが多くなっている。普通の書店では売ってないし、悲しくも生活防衛の意味もある。

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2023/03/20

我が世の春はいつ来る…

 ← アンズ。一昨日 蕾だったのが、今日 畑を覗いたら開花してた。水仙もあちこち咲き出している。我が家のユキヤナギも咲き始めていた…けど、今一つ。昨年末に剪定し過ぎた? とにかくせいぜい緑一色の世界だった地味な我が家の庭にも春が来た、彩の季節が来たのだ。…我が春はいつ来る…もう終わった? (03/16 21:10)

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