2022/05/22

関取が取り組みの前におなかを叩くのはなぜ

 ← 樋口一葉 著『にごりえ たけくらべ』(注・解説=菅聡子 岩波文庫) 「吉原遊廓という闇の空間とその周辺に生きる人びとに目を向けた一葉の名篇を収める」

 樋口一葉 作の『にごりえ たけくらべ』を読了した。先週木曜日読了した。今回で三度めかな。そのたび、新たに本を入手してる。読むたび、哀切痛切の念が深まる。結核での24歳での死。「生活に苦しみながら、『たけくらべ』『にごりえ』『十三夜』といった秀作を発表。文壇から絶賛され、わずか1年半でこれらの作品を送り出した後、24歳6ヶ月で肺結核により夭逝した。」

 ガロアじゃないが、白鳥の歌にしても凄絶過ぎるな。感想なんて書けそうにない。

 

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2022/03/24

水仙咲いた

Kaigakan ← 川瀬巴水等の版画が展示販売されているということで、富山市のアート ギャラリー「GINZA絵画館」へ。初めて入る。販売額は、十数万から二十数万。決して高くはないが、我輩には高値の花。久しぶり……15年ぶりに川瀬巴水を観た。東京在住最後に観た展覧会が川瀬巴水展だったのだ。店の在庫で我輩の好きな作品はなかったが、幾つか観れただけでうれしい。驚いたことに、清宮質文の作品が1点あった。大好きな作家。 (03/24 17:08)

 富山市のアート ギャラリー 絵画館へは、自転車を転がして。暖かくはないが、寒くもない。マスクしてるから、顔に当たる風が和らぐ。
 この絵画館は前々から気になっていたのだが、我が家からは自転車を駆っても二十分ほどだし、GINZAという冠が貧乏人の吾輩の敷居を高くさせる。

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2022/03/18

万葉集の中の無常観

Mange_20220317191901 ←  折口信夫 著『口訳万葉集 (下)』(解説=夏石番矢 岩波現代文庫)「折口信夫は,29歳の若さで,日本の大古典に挑んだ.『万葉集』全歌の口述筆記による現代語訳を敢行した.本書を以て大古典『万葉集』は,広く国民に愛読される契機となった.下巻には,巻第十三から巻第二十までを収める」

 

  折口信夫による『口訳万葉集 (下)』を昨日、全巻読了した。感想の類は随時、読書メーターで呟いてきた。感想に盛り切れなかった雑文を本稿にて綴る。

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2022/03/05

山鳥の尾のしだり尾の

Mebuki ←肌寒いけど、冬の寒さではなさそう。雪がほとんど消えたので、裏庭を見て回る。春を告げる芽吹き。 いろんな実や蕾を見かける。 毎年、芽吹くなんて羨ましい。(03/03 14:34) 

 

 夕方から未明にかけて働く我輩はこの歌を日々実体験してる…仕事中に寝ることはないので余計に長々しい…:
 

2802 「足引きの山鳥の尾のしだり尾の、長々し夜を独りかも寝む」は、異本の詠み……  (03/03 04:44)
 

 

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2022/02/20

薬玉にハネズに

Hanezu ← 棠棣(ハネズ 波泥孺 唐棣花 翼酢 朱華)(画像は、「万葉の植物  はねず   を詠んだ歌」より)

 寒波がまたやってきているようだ。特に北海道などが強風に見舞われているとか。夜の11時になるいまの時点では、雪は薄化粧程度。このままなのか、明朝、カーテンを開けたらショックを受けるのか、疑心暗鬼である。腰痛は小康状態。腰に爆弾を抱えているような。とにかく、姿勢をきちんと保つようにと心掛けている。

 折口による「口訳万葉集(中)」を詠んでたら薬玉なる言葉が。くす玉…端午の節句に駅の構内などで飾るあれの原形かな。(02/20 18:07)

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2020/09/16

塀の家 生垣の家

246593 ← シューマン 著『音楽と音楽家』(吉田 秀和 訳 岩波文庫)「シューマンは「春の交響曲」や「子供の情景」などの曲で親しまれるドイツ初期ローマン派の作曲家であるが,またすぐれた音楽評論家でもあった.本書はその論文の大半を収めたもので,ショパン,ベルリオーズ,シューベルト,ベートーヴェン,ブラームスなど多数の音楽家を論じ,ドイツ音楽の伝統を理解する上に貴重な読物である」。 

  明日は休み。気温も低い。庭仕事ばっちり。庭の整備のつもりが、用水路が悲惨な状態になっていることに気付いた。しばらく目を離している間に、雑草が生い茂っていた。ちょっと油断すると、手がつけられなくなる。用水に蔓延る雑草なので、堆肥に使うわけにいかない。折しも隣家から排水が。こうした汚染された雑草は、どうしたものか。棄てるしかない?

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2019/08/30

光の洪水も騒音だ

9784062924207_w_20190830202201 ← 『新版 平家物語(一) 全訳注』(杉本 圭三郎 (翻訳)  講談社学術文庫)「「おごれる人も久しからず」――権力を握った平清盛の専横は、平氏一門の運命を栄華の座から滅亡へと転回させる。院庁と山門の紛争、天台座主明雲の流罪、鹿ヶ谷の謀議。清盛激怒の末の鬼界が島への流罪と、俊寛の客死。さらに後白河法皇鳥羽離宮幽閉などなど、物語序盤にして時代は末期的様相を呈する」

 激しかった雨も上がり、日も差してきた。昨夜半過ぎに干した洗濯物は、雨に濡れたのか、しっとりしたまま。これから乾いていくのかな。

新版 平家物語(一) 全訳注』を読んでいる最中で、今、まさにかの俊寛の悲劇の下りに至っている。
 その注釈に、鬼界が島にて、発掘がなされ、掘り出された骨の鑑定が鑑定された。その結果、俊寛の可能性ありと。なので、ネットで情報を検索してみた。その結果が以下:

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2019/08/24

我田引水も極まれり

 家の中に虫が生息している。久しぶりのゴキブリか。それとも鈴虫か何かの昆虫が迷い込んだのか。最初に観たのは一昨日、男子トイレで。窓が開いていたので、そこから忍び込んだものと思われる。今日また玄関で観た。ゴキブリなら殺っちゃうが、秋の虫ならなんとか外へ自分で出てほしい。奴の動きが素早いので、正体を確かめられない。今度、見かけたら正体を確認するぞ。

9784062924207_w ← 『新版 平家物語(一) 全訳注』(講談社学術文庫)「「おごれる人も久しからず」――権力を握った平清盛の専横は、平氏一門の運命を栄華の座から滅亡へと転回させる。院庁と山門の紛争、天台座主明雲の流罪、鹿ヶ谷の謀議。清盛激怒の末の鬼界が島への流罪と、俊寛の客死。さらに後白河法皇鳥羽離宮幽閉などなど、物語序盤にして時代は末期的様相を呈する」

 昨日、庭仕事に精を出したこともあり(仕事の前日は庭仕事しないという決まりもあって)、今日は買い物や洗濯などを除き、雑事は控え、読書と居眠りに終始した。

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2018/07/08

『源氏物語の時代 一条天皇と后たちのものがたり』を一気に

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← 山本 淳子著『源氏物語の時代 一条天皇と后たちのものがたり』(朝日選書) 「『源氏物語』成立に強い影響を与えた一条と后たちの愛の物語、皇位や政権をめぐる権謀術数のエピソードを、史料と最新の研究成果で紡ぎ上げる」とか。

 山本 淳子著の『源氏物語の時代 一条天皇と后たちのものがたり』を一昨日、ゲット。
 もう、十日ほどになる風邪が本復しないまま、当日の夕方から読みだし、今日の午後、読了した。明日も仕事を休む。それなのに、本夕、二時間余り、庭仕事で汗をたっぷり流した。いいのか?

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2018/07/07

初めて清少納言の「枕草子」に感心

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← これは過日読了した、ボリス・ヴィアン著の『お前らの墓につばを吐いてやる』(鈴木 創士【訳】 河出文庫)の表紙装画。絵のセンスが気に入ったので、改めて紹介。制作者のホームページ:「JUN TADA」 ただじゅん氏の初作品集:『Dear , THUMB BOOK PRESS』(SUNNY BOY BOOKS)

 それにしても、豪雨の被害が甚大だ。我が家で濁流が襲ったら。我が家には二階がない。屋根裏部屋が辛うじてあるけど。じゃ、屋根の上に上る? そこが西日本とは違う。屋根が瓦葺きだし、そもそも屋根が急傾斜。怖くて、追い詰められても屋根には上れない。屋根の雪下ろしをする際は、命綱が必要なほど。逃げ場は我が家にはない。まあ、近所の小学校へ逃げるか。

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