2018/06/14

タイルの目地には泡スプレーがいい

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← 富山県水水墨美術館にて、「名都美術館名品展」が開催されている。副題がいい!  「恋する日本画」だって。伝統、様式美のはずの日本画を「恋する日本画」とするセンスが面白い:「名都美術館名品展 恋する日本画| 富山県水水墨美術館」  画像は、会場である「富山県水水墨美術館」の庭園。

 昨日、冷凍庫の材料でシチューを作った……作ろうとしたが、失敗。水加減を間違えたのか、ドロドロの妙なものができた。勿体ないので、完食したけど、先日のカレーといい失敗続きで嫌になる。
 恐らく、水分が足りなかったんだろう。いつも、水加減で失敗する。

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2018/05/27

フランシス・ベーコン 凶暴なる肉塊

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← ジル・ドゥルーズ 著『フランシス・ベーコン 感覚の論理学』(宇野 邦一 訳 河出書房新社) 「ドゥルーズが美術を論じた唯一の書にして80年代で最も重要な著作のひとつが新訳で復活。「器官なき身体」の画家としてのベーコンとともに新たな哲学をつくりあげる名著」とか。

 ジル・ドゥルーズ著の『フランシス・ベーコン 感覚の論理学』を読了。ほとんど理解できなかった。
 フランシス・ベーコンを巡ってではないが、生皮が剥がされ、剥き出しの感覚が無慈悲なる現実に、一切の緩衝帯もなく晒されている、そんな類のアートを巡って、あれこれ書きなぐったことがある:

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2018/05/03

音だけが息づいている

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 一人きりの空間。くしゃみでもしない限り、無音の世界。静か過ぎて時計の秒針の音ばかりが心に障る。
 もっと耳を澄ませると、蛍光灯スタンドの灯りの源から、微細な振動音が聞こえるような気がする。気のせいなのかもしれない。でも、一旦、響いてくると感じてしまうと、そう思えてならないのである。
 心とも触れ合えず、肌とも疎遠になり、心臓の鼓動ばかりが友の囁きである。
 机の上のスタンドの灯りは、何も語らず、ただ空虚な心を露わにする。 
 そんな時、十数年も以前に書いた音を巡る夢想風なエッセイを思い出してしまう。
 何も変わってはいない自分。少しも心を豊かにすることなく、ただ眼も耳も肌も嗅覚も衰えていることを思い知るのだ。

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2018/04/23

「風土記」と莫言の『豊乳肥臀』三昧

 今日も午後、庭仕事。風邪を引いていて、咳が止まらないのだが、庭の状態がひどいし、この先、雨が続くようなので、今日のうちに少しだけでもと。

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← 莫 言【著】『豊乳肥臀〈上〉』(吉田 富夫【訳】 平凡社ライブラリー) 

 動いている最中はあまり咳が出ないのだが、作業を終え、シャワーを浴び、椅子にどっかり腰かけると、途端に咳が止まらなくなる。
 外出は最小限に控え、読書三昧。とはいかず、外仕事と風邪での体調不良で、読む気力が萎えている。

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2018/01/28

『顔面考』…まともであることが幸せか

 久しぶりに、最高気温、零下じゃなかった。1度。これじゃ、雪、融けない。今夜も、帰宅したら、除雪、決まりだな。
 明日(28日)は雨かもしれない。だったら、除雪はしなくても……と、思い掛けて、今夜半過ぎの帰宅の時に、車が積雪で庭に入らないとしたら、明日は雨でも、除雪必至かも。

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← 春日武彦 著『顔面考』(河出文庫)

……やはり、夜中の1時20分頃に帰宅し、一時間半、雪搔き・樹木や屋根や庇からの雪下ろし。まあ、やり切ったという満足感と、日中、晴れたら、雪、溶けるんだろうなーという徒労感と。
……案の定というべきか、期待した通りではあるのだが、日中は気温が4度か5度ほどに。一気にというわけにはいかないが、それでも、茶の間の窓から外を窺うと、次第に分厚いふかふかの真綿のような雪原が、古びた布団綿へと薄くなっていくのを眺めることができた。

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2017/12/30

屈辱の窃盗疑惑…灰色のままに

 もう、7年の昔になるが、私には苦い思い出がある。
 苦いというべきか、憤懣やるかたない思いというべきか、受忍し難い扱いを受けたという体験である。

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→ 何処まで載せていいのか、分からないけど、心の叫びを聞いてほしい…。

 2010年の秋、手術を要する治療のため、京都の大学病院に入院した。
 その年の夏七月、父母が相次いで亡くなり、四十九日も済んだ秋、長年耐えてきたある症状の治療のため、前にも治療を受けた京都の大学病院に向かったのだ。
(その際、また親の金を浪費して治療を受けるがやね、と姉に皮肉を言われたのも苦い記憶だが、これは別の話)
 症状については当時のブログなどに縷々書いたので、ここでは省略する。

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2017/12/16

『重力波は歌う』から宇宙を想う

 富山は今は雨。氷雨。でも、まだしばらくは雪にはならない感じ。明日は分からないけれど。
 昨日は仕事で、帰宅したのが夜中の三時過ぎ。普段は夜中の一時過ぎなので、ちょっと働き過ぎ。

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← ジャンナ・レヴィン著『重力波は歌う  アインシュタイン最後の宿題に挑んだ科学者たち』 (田沢恭子/松井信彦訳 解説/川村静児 ハヤカワ文庫 NF)

 お蔭で体のリズムが狂ってか、今日の夕方近くまで爆睡だったり、うつらうつらだったりと、ほとんど横になった状態で過ごす羽目に。やはり、慣れない頑張りはしないことだ。ツケが大きすぎる。
 それでも、夕方五時過ぎには起きれるようになった。

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2017/12/15

空模様に翻弄されつつ井上安治を想う

 本格的な寒波の襲来で、北日本や北陸などの日本海側は大雪も懸念されていた。
 実際、数十センチの積雪のあった地域も。

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→ 井上安治「東京真画名所図解 駿河町夜景」(1884-89(明治17-22)) (画像は、「川越市/《所蔵作品紹介1》井上安治「駿河町夜景」より) 「井上安治 - Wikipedia」など参照。

 我が富山も北陸である。しかも、昨日(水曜日)は仕事。車を使う仕事。どうなることやらと心配していた。
 その日の朝は、十センチ足らず。これからどんどん積もるのかと憂鬱な気分のままに出勤。
 湿っぽい、重い雪が降ると、まあ、これなら積もらないなと思っていると、途端に純白の乾いた雪が降りだしてきて、車の屋根もウインドーも真っ白に覆っていく。

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2017/11/30

宮沢賢治「ポラーノの広場」再び

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→ 題名不詳「小林たかゆき お絵かきチャンピオン」より。

 私は融け去っていく。内側から崩壊していく。崩れ去って原形を忘れ、この宇宙の肺に浸潤していく。私は偏在するのだ。遠い時の彼方の孔子やキリストの吸い、吐いた息の分子を、今、生きて空気を吸うごとに必ず幾許かを吸い込むように、私はどこにも存在するようになる。私の孤独は、宇宙に満遍なく分かち与えられる。宇宙の素粒子の一つ一つに悲しみの傷が刻まれる。


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2017/10/31

独りきりの祝祭

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← 富山市の中心部にある桜橋。歩いて、あるいは車で何度も渡るこの橋が、国指定文化財だと、今日、初めて知った。鋼アーチ橋。

 拙稿(「馬橋パレード…オートバイとの別れ」参照)にも書いたように、もう十年近く前、バイクは降りたつもりだったのが、突然のライダー復活。
 いろいろ事情や思いがあるが、今日は、初めてオートバイでのロングツーリングの思い出の一場面をつづった文章を再掲する。もう、40年以上も昔の話である。

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