2024/02/01

途方に暮れる夢続き

Nancy ← 拙稿「ベリーダンスでお腹からやせる…小生は雪掻きで身も細る」より。

『セクシー田中さん』 (フラワーコミックスアルファ)の作者である芦原 妃名子さんの不幸な死を知った。読みたい本登録してあったのに、まだ一冊も買わないうちに。こんなことになるとは。冥福を祈るしかない。
 今時のテレビドラマは滅多に見ない。「セクシー田中さん」は例外。東京在住時代、ベリーダンスショーのあるカフェなどに通っていた。好きなダンサーもいた。だからこのドラマは大歓迎だったのだが。拙稿「ベリーダンスでお腹からやせる…小生は雪掻きで身も細る」参照。 (01/30 18:42)

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2023/10/26

名前を覚えるのが苦手

 ← 『白土三平選集 新装版 14 ワタリ 2』(秋田書店)

『白土三平選集14 ワタリ(一)』の感想がドクメに。懐かしい。

 漫画大好きなガキだった。好きな漫画家は幾人も。この人1人をと言われたら白土三平。「ワタリ」「カムイ伝」「忍者武芸帖」……。(10/26 07:31) 選集……大人買いの誘惑。(10/26 08:32)

 古井由吉の「半自叙伝」の熱の籠った解説で初めて佐々木中を知った。 (10/26 07:26)

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2022/12/23

毛布に包まって寝入るだけ

  ← 崎山 多美 (著)『月や、あらん』(なんよう文庫) 「濃く、冷たく、残酷に、痛々しく、そして悲しく漂い続ける戦争の影。その呪縛から逃げることは難しい−。沖縄県生まれの著者がそんな思いと葛藤しながら綴った表題作」や「水上揺籃」など。「『月や、あらん』 他なるものたちのほうへ - 琉球新報デジタル|沖縄のニュース速報・情報サイト

 寒い。今、22日の夜半をとっくに回って未明の四時近く。一番寒い時間帯か。家の中にいても体が震える。一応はエアコンが入っているのだが、手が悴む。これからこんな日々が続く。耐え難い。

 昨日、五回目のコロナワクチン接種。夜半から射った箇所が傷み出しているが、体調に大きな変化はないようである。もっとも、この異常な寒気も副反応だというなら、あとは毛布に包まって寝入るだけにしよう。

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2010/02/05

ベリーダンスでお腹からやせる…小生は雪掻きで身も細る

 このところ、NHKでベリーダンスを特集する番組を何度か目にした。
 …というか、自分が好きだから新聞のテレビ番組表を見ると、「ベリーダンス」という文字に目が勝手に焦点を合わせてしまうのかもしれない。

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→  「上原多香子 トルコ ベリーダンス ベリーダンスの心にふれる」といった番組をNHKでやっていた。早くも「上原多香子が出会った、ベリーダンスとアラビアンナイトの国・トルコ。そんな彼女の旅を描き出したドキュメンタリーに加え、日本初!セマのレッスンを収録」といったDVDになっている。ベリーダンスに魅せられている小生、とりあえず録画。「多くのファンを持つベリーダンサー、セマ・ユルディズの元で踊りだけではない、ベリーダンスの世界を学んでいく」というが、テレビでは、「セマ・ユルドゥズ」と表記されていた(尚、本画像は、テレビ場面をデジカメ撮影したもので、セマ・ユルドゥズの若き日の姿)。そのうち、観る。楽しみ。ああ、富山でもライブでベリーダンスショーを観たい!

 正月だったか、「上原多香子 トルコ ベリーダンス ベリーダンスの心にふれる」といった番組をNHKでやっていた。
 それについては、既に「雪の日や背を向けられしは我がことぞ ? !」にて若干、紹介している。
 その記事で載せた画像とト書きを上に再掲した。

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2008/09/17

「ベリーダンサーさんサイト情報」アップ

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ベリーダンサーさんサイト情報」をアップしました。

 富山にベリーダンスショー(ライブ)を見せてくれる店や、富山で活躍するベリーダンサーはいないかと探していて、いつの間にかこんな頁ができてしまった…。

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2008/02/26

その人の名はマタ・ハリ

 それは衝撃的な出会いだった。
 実際には、そして結局は擦れ違いに終わったのだとしても。
 サンバダンサーのダンスをこの数年見てきた。
 多くは打楽器の演奏とボォーカルとの饗宴だった。
 書くことでの自己表現を細々ながら続けてきた小生だが、自己の身体のみを使ってのパフォーマンスは嫌いではない。

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 今は体が鈍ってしまって自分で試みることがやや億劫になっているだけであって、自分であれこれ出来なくなると、逆に身体表現への憧れが増すようである。
 身体を使ってのパフォーマンスといってもいろいろあるが女性の身体美ということでサンバに始まりベリーに到ったというわけである。
 何かを思う、何かを言いたい、何かを伝えたい、何かを表現したい、自己表現を通じて人に喜んでもらいたい。
 肉体を使っての感覚的快感や満足感を追い求めるなら、それはそれでいいし、ある意味それだけでも充足するあり方に終わっても十分でありうる。

 しかしそれだけでは飽き足らないと思うような人も居る。

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2007/12/06

飛行機雲は陽炎の如く?(後篇)

[本稿は、「飛行機雲は陽炎の如く?(前篇)」の続編です。]

 でも、曲がりなりにも大人となった今、子供の頃のようなわけにはいかない。
 子供の頃は、郷里(富山)にあっては、飛行機雲を見る機会自体が稀だったこともあるのだろう(か)。

 段々、自分なりに飛行機雲なんて珍しくもなんともないし、要するに、寒い朝、息を吐いたら息が白くなる、その原理と基本的に同じだと分かってくると、神秘性も幻想味も薄らいできてしまった…のだろう。
 それとも、感じる心が荒んできてしまったのか。心のゆとりがなくなっているのか。

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← 「中村紘子 ピアノ・リサイタル」 2008年2月16日(土) 18時開演 サントリーホール

 さて、以下の話はもっと野暮な話。

 本書を読んで、飛行機雲は地球温暖化(小生はこの表現は大袈裟だと思う。あくまで大気や大地(の表面)の温暖化であって、地球自体が温暖化しているわけじゃないのだし。まあ、事態の生物や環境にとっての深刻さを思うと、地球温暖化という表現のほうが警告を喚起する意味でも、相応しいということなのだろうけど)と深い関連があることを知らされたのである。
 環境問題や科学、そして気象学などに関心のある方には、3年ほど前にも若干世上を賑わせたことでもあるし、常識なのかもしれないが、まあ、自分のためにもメモしておきたい。
 当初は、関連頁を本書から転記しようと思ったが、転記すべき頁が十頁ほどにもなるので断念。
 ネットで関連サイトを物色し、明示することにした。

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2007/10/16

ラジオ聴き、右の耳から左へと(2)

 ほとんど月に一度の楽しみとなっている、ベリーダンスのライブを楽しんできた。
 二人のベリーダンサーの踊り。それぞれに個性が大分違っていて、その二人を代わる代わる単独で、あるいは二人同時でという形で見ることができた。
 今は感想を書く余裕がない。

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→ 日本で初めてのベリーダンス専門誌が誕生! 『Belly dance Japan ベリーダンス・ジャパン Vol.1』(ムック、イカロス出版 9月7日発売) これは創刊号。残部少なし!

 数年前、あるサンバダンサーの屋内でのライブを見て書いた感想の一部を転記しておく:

 踊りの世界はまさに踊りの世界として自らの目と肌と体で受け止めるしかないのだろう。それは音楽に感激し、メロディーラインに乗り、リズムに体が揺さぶられる、ただ、そのことを堪能するようなものだろう。曲を聴いて、それなりの分析や薀蓄などを傾けられるのかもしれないが、まずは、聴いて(あるいは歌っているところを見て)楽しめるかどうか、なのである。

 あるいは、そんなことの一切は、まるで見当違いであって、大地というより、この世界、この宇宙そのものをイメージしているのかもしれない。それとも、大地から宇宙へ至るエネルギーの通路としての自らの体を意識しているのであって、踊るとは、そのエネルギーの充溢と発散のことなのかもしれない。つまりは、自在に動く体への喜びなのかもしれないし、自らの肉体と大地や世界や宇宙との交歓そのものを実現させているのかもしれない。

 むしろ、時に体をしなやかにくねらせるダンスを眺めながら、アフリカの乾いた草原を豹かライオンのような猫族の猛獣が、特に獲物を狙うでもなく、ただ足音も立てずにのし歩く、その様を想ってみたりしただけだ。白っぽい土煙。吹き抜ける熱い風。何処か血生臭かったりする大気。容赦なく照り付ける太陽。影と日向との輪郭が、匕首よりも鋭い大地。
 肉体。人間は、どうしても、モノを想う。思わざるを得ない。言葉にしたくてならない。
 言葉にならないことは、言葉に縋りつくようにして表現する奴ほど、痛く骨身に感じている。

肉体は、肉体なのだ。肉体は、我が大地なのである。未開のジャングルより遥かに深いジャングルであり、遥かに見晴るかす草原なのであり、どんなに歩き回り駆け回っても、そのほんの一部を掠めることしか出来ないだろう宇宙なのである。
 肉体は闇なのだと思う。その闇に恐怖するから人は言葉を発しつづけるのかもしれない。闇から逃れようと、光明を求め、灯りが見出せないなら我が身を抉っても、脳髄を宇宙と摩擦させても一瞬の閃光を放とうとする。

 踊るとは、そんな悪足掻きをする小生のような人間への、ある種の救いのメッセージのようにも思える。肉体は闇でもなければ、ただの枷でもなく、生ける宇宙の喜びの表現が、まさに我が身において、我が肉体において、我が肉体そのもので以って可能なのだということの、無言の、しかし雄弁で且つ美しくエロチックでもあるメッセージなのだ。
 そんなことを思わせてくれた裸足のダンスなのだった。
                (「裸足のダンス」より転記)

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2007/09/23

植物由来の宝石・琥珀の魅力

 いきなり余談もなんだが、今朝、奇妙な夢を見た。なんと、夢の中にかのアベ前首相が登場してきたのである!
 夢の詳細は後日、気が向いたら書くかもしれない。
 それにしても、どうしてアベ前首相がわざわざ小生の夢に出てきたのか。
 分からん!
 何か恨まれているようで怖い!

 さて、気を取り直して…。
 過日、図書館へ返却のため寄った際、せっかくなので何か借りようと書架を物色。
 今、リサ・ランドール著『ワープする宇宙 5次元時空の謎を解く』(向山信治/監訳 塩原通緒/訳、日本放送出版協会)やジョージ・エリオット著の『フロス河の水車場』(工藤好美・淀川郁子訳、『世界文学大系85』 所収、筑摩書房)を自宅ではゆったりのんびりと読んでイ最中(後者は手にしてから既に一ヵ月半以上を経過!)。

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→ 俵万智著『トリアングル』(中公文庫)

 なので、車中で、あるいは就寝前に読むような(本のサイズにおいて)軽めの本が狙い目。
 新書か文庫本で何かと思ったが、なかなかヒットしない。ピンと来るような本に出会えない。

 最近、サンバに加えベリーダンスに惹かれていて、その流れで岡野玲子作による初のベリーダンス漫画『イナンナ』が始まるという話題を採り上げたが、その記事を書くときに、あれこれ情報をネットで探していたら、偶然、「TANNKA 短歌」という映画が昨年放映されていたことを知った(この情報は黒谷友香さんが主演ということもあり話題になったころ既に察知していたが、すっかり忘失してしまっていた)。

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2007/09/16

禁書(?)の禁を自ら犯してしまった!

●今、図書館から借り出している本、実に面白い。
 が、明日の日曜日は例によって勉強会があるし予習も必要だったりして、本を読む暇がない。

 返却期限が来たら一旦、返却してまた借りるという手もありえる。
 でも、この本、人気があって、多分、何人か予約しているはず。今だって、一ヶ月は待たされてようやく借りることができたのだ(予約した本が届きましたという連絡のあった日は、喜び勇んで図書館へ向ったものだ)。
 なので、仮に予約しても、次に借りられるのは早くて一ヶ月先になりそう。

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← リサ・ランドール著『ワープする宇宙 5次元時空の謎を解く』(向山信治/監訳 塩原通緒/訳、日本放送出版協会 )

 実に面白い本なのである。途中、理解が及ばないところがあっても、もっと知りたい、世界を広げたいという一心で頁を捲る。
 でも、返却の日が迫っている。
 時間に急かされて、慌しく読みたくはない。
 それに、蔵書に価する本である。

 で、土曜日の午後、本書を読んでいるうちに、せかせか読むことにどうにも我慢ができなくて、夕刻、小生は我が身の貧乏暮らしを省みず、04年の4月に本(雑誌・新聞も含む)は当分、買わないと決めた、その禁を破って本を買ってしまった(雑誌については、何ヶ月か前にエロ本を一冊、衝動買いしてしまった!)。
 幸い、昔、貰った図書券が少々あったので、それほどおカネは必要じゃなかったし。

 その本とは、リサ・ランドール著『ワープする宇宙 5次元時空の謎を解く』(向山信治/監訳 塩原通緒/訳、日本放送出版協会 )である。

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