2023/02/23

沈湎する日常

 ← ジョン・マーティン(英:John Martin, 1789年 - 1854年)作 (「ハーンとドレとマーティンと」(2020/06/21)より)

 この世界の中にあって、ひとりの人間がとことん何かの世界、自分の世界を追求し始めたなら、きっと<この世>へは戻れないのだろう。後戻りの利かない泥沼のような世界が、口をぱっくり開けて、そこにも、ここにも、ある。
 しかし、理解不能な絵や記号を蜿蜒と描く行為にしろ、常人には窺い知れない動機によるだろう、飽くことのない何かの仕草にしろ、当人たちには、決して止められない営為なのだろう。その営為があるからこそ、他人には狂気の淵に陥ってしまったと思われつつも、しかし、その崖っ淵の何処かで片手で、あるいは指一本で、<この世>に繋がっていると感じているのに、違いない。

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2022/10/16

ボールペン2本 謎の行方不明事件

 ← 「冬の使者飛来 富山にコハクチョウ|北日本新聞ウェブ[webun ウェブン]」 富山市某所にコハクチョウ飛来。親戚の方が撮った写真が地元の新聞に名前入りで載っていた。……何度目かな。 (10/17 04:47)

 今日は庭仕事。仕事があるので一時間だけ……のつもりが……自制できるはずもなく……疲れた。まだまだ残ってる。仕事中 寝ちゃいそう。 (10/14 13:16)

 ガソリン代や電気代の高騰を防ぐため国が予備費などを業界へ。ガス業界へもか。一部(?)は業界にプールされるんだろうな。旅行業界も助ける。政権の支持層へは手厚く。カネの使い方が片寄ってる。政権基盤や関連業界は安泰だ。 (10/14 10:50)

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2022/07/30

真相は藪……納屋の中

 ← 稲垣 栄洋 著 『身近な雑草の愉快な生きかた』(イラスト:三上 修  ちくま文庫) 「本来か弱い生き物であるはずの雑草は、さまざまな工夫により逆境をプラスに転換して、したたかに生きのびてきた。(中略)全50種の雑草に付けられた繊細なペン画イラストも魅力。」

 夕方、シャワーを浴び、扇風機の風で火照った体を癒していたら、不意に虫が飛び込んできた。真黒な大きめの虫。羽音がブーンと。虻か熊蜂か。そのうち、奴は正体を現した。なーんだ、源五郎(正確な名称不明。仮称である。昔、そんな名の昆虫がいたような)だ。光沢のあるボディが美しい。図体がデッカイ。我が茶の間を飛び回る。奴も出口を失って、正体を失っているのか。吾輩の方が冷静になった。 (07/26 22:25)

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2022/04/21

芽吹きの庭や畑で庭仕事

 ← 車道に面する出窓(南向き)に陽射し避けのカーテンを張った。十年ほど前に張ったビニールのシートが苛酷な陽光や風雨にボロボロになっていたので、張替えした。なんだか薄手のマスクみたいだ。(04/19 00:47)

 

 上の呟きに、「重い紫外線を遮断するカーテンを窓の内側に直接掛けたほうがいいのではないでしょうか」というコメントを頂いた。以下は、そのコメントへのレス:

 これは苦し紛れです。窓の右側の壁面の惨状。トタンの壁。そこに蔦が這ってました。下には細長い花壇(擬き)があり、昔はほんとに花壇だったようですが、いつしか蔦や熊笹が蔓延るように。数年前、徹底的に駆除作戦を決行。取り敢えずは(見掛け上は)無くなりましたが、土の中には根っ子が生き延びている……。トタンの壁は蔦に荒らされ塗装は剥げ落ち、出窓すら荒れ……。要するに壁面は改装しなきゃアカンのです。今は弥縫策で凌いでます。いつかお金が用意できたら改装……を夢見てます。(04/19 02:26)

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2021/07/23

灯油ストーブを25度に設定したら…

Okinawa ← 川満 彰 著『沖縄戦の子どもたち』(吉川弘文館)「太平洋戦争末期、激しい戦禍に遭った少年少女たち。彼らの体験や視点を通し、二度と戦争を起こさないために何ができるのかを考える。」

 

 過日の呟き…。冬場は灯油ストーブは20度……高くても25度に設定している。ある時、真夏に灯油ストーブを25度に設定したら、室内は25度になるかなと、友人に話したら笑われた。我輩は理屈が分からなかったが、一緒に笑わないとバカにされそうで、取りあえず笑っておいた。

 川満彰 著の『沖縄戦の子どもたち』を今朝未明読了。  

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2020/08/02

我が家の最後の秘境を片付ける

 過日の燃えるゴミ置き場トラブル。回覧を回して以降、今のところトラブルはない。ただ、トラブルを巻き起こした当人は、常識的なルールに不満なよう。彼はゴミが溜まったら袋に入れて、いつでも自分の都合で出す(前はコンビニに出していた。警察に通報され、我が家のゴミ置き場に随時 出すようになった)。

 奴、我輩の行動を監視しているのか、我輩が自転車などで出掛けると、その先で擦れ違う、あるいは姿を見せる。脅しのつもりか? 直接我輩の家に怒鳴り込む勇気はないようだ。そのうち嫌がらせがエスカレートするかな。

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2020/07/01

ベートーヴェン「エロイカ」はエロいイカじゃない

Hotaru_20200701205001 ← 生け垣のホタルブクロ。ここに咲くのを忘れて網を設置してしまった。それでも彼等は隙間から顔を覗かせた。近所には、色違いのホタルブクロを見かける。なんとか色違いで揃えたいのだが。

 少年の頃、ベートーヴェンの「エロイカ」と聴いて、エロに反応して、嫌らしい曲なんだろうと(マジで)思い込んでしまった。エロいイカ! 「英雄」って見聞きしても(曲を聴いても!)、「エロイカ」とは結び付かなかった。さすがベートーヴェンだ、こういうテーマでも交響曲を作る。なんて偉い奴だ……少年の頃からいつまで、そう思い込んだままだったのか……は、定かでない。

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2020/04/26

イチゴなどの苗を植えた

Botan  ← 畑の隅っこに花一輪。

 朝方は、いい天気で、ウグイスの堂に入った鳴き声に魅入られ、でも姿は見えないことに焦らされていた。そのうち風に木立ちが揺れだし、不穏な雲が。いかにも雨になりそう。案の定、雨に。これは今日は外仕事なしだなと、瞬間湯沸し器のお湯で洗髪。スッキリ。読書に専念……と思ったら、雨、小降り。昨日買ってきた野菜の苗を植えちゃおう!と、着替えし、用心に雨具を羽織り外へ。

 が、雨が強まり、納屋で寄せ集めてある枯れ枝や落ち葉の整理。するとまた小降りになり、思いきって苗を植える作業に着手。と、また雨が強まる。もうどうでもいいやと、合羽着てるし、鍔の広い帽子(多分、お袋が畑仕事に被っていたと思われる、女性用作業帽)も被っていることだし、苗植え作業続行。

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2019/06/29

アリさん 雨粒はつらくない?

 NHK-BSでやっている「空港ピアノ・駅ピアノ」という番組が好き。 「空港・駅に置かれた1台のピアノ。世界中から訪れた人々が、思い思いに音を紡いでいく。どんな曲をどんな思いで弾いたのか。定点カメラで見つめる」というもの。いいなー。通りかかった駅などで置いてあるピアノを弾く。一曲引いたら、去っていく。

 食事時などに楽しみます。フラッと訪れて、サッと弾いて、さりげなく去っていく。できたらいいなー。我輩は、学生時代、友人に誘われてピアノ教室へ。1年ほど通って、バイエル(上巻)の最後までやってやめた。編曲してある「エリーゼのために」を弾けたところで、資金切れ(値上げ)。内緒ですが、初めて楽譜を読めるように。……今では遠い夢です。

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2019/03/24

椿に馬酔木に

200501000066  森村 誠一 著『タクシー』(角川文庫) “死体”という客を乗せたタクシードライバーが体験する戦慄のサスペンス!
 森村さんのある小説(の登場人物)には、ある因縁がある。この作品の題材にも、これまた因縁がある。車中での待機中に読む。
 富山の売薬さんが登場する……のだが、なんと、売薬さん崩れの戦闘的暴力団になっていて、主人公らを追う悪役という設定。ショック。売薬さんの中に、そんな連中がいたんだろうか。あくまで、小説の中の設定なの? 何も実態がないと、そんな富山の(売薬)たちを敵に回すような設定は考えないよね。

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