2023/02/05
2022/10/25
観る前に飛ぶんだ
← 富山市内某所。拙稿「由緒ある八田橋が危ない」参照。その八田橋の数年に渡った工事も今では完了し、周辺の光景は一変した。
フィリップ・ジュリアン著の『世紀末の夢―象徴派芸術』を読了しての、かなり長文のメモを書いた。書き上げ直前、誤ってWindowsの窓を消してしまった。焦った。でも、数々の失敗があって、復元可能のはずと試したら、ちゃんと元の作成中の画面が浮上。さすがというか、皆さん、同じ失敗を重ねてらっしゃるんですね。だからこその復元ソフトの標準装備。 (10/24 20:42)
2020/10/16
ボクの世界は真っ赤な闇
← 斎藤 成也 編著『最新DNA研究が解き明かす。日本人の誕生』(河合 洋介 /木村 亮介/ 松波 雅俊 /鈴木 留美子 著 秀和システム)「2020年はゲノム概念が誕生してからちょうど百周年にあたります。本書は、最新のヒトゲノム解析から得たビッグデータをもとに、日本人の起源と成立をわかりやすく解説」
快晴無風。庭仕事 た~~ぷり。山茶花や泰山木などを脚立に昇って、さらに木の幹にしがみついて、高枝切り鋏やら剪定鋏などを使って。同じことを2度もやりたくないので、これでもかと。普通、作業後 数時間後か半日して節々が痛みだすはずが、作業直後から痛み出している。
それでも敢えて午前中に作業を済ませた。疲れは今日中に緩和させて、明日の仕事に備えたかったのだ。
2020/10/15
終わらない闇夜
← 斎藤 成也 編著『最新DNA研究が解き明かす。日本人の誕生』(河合 洋介 /木村 亮介/ 松波 雅俊 /鈴木 留美子 著 秀和システム)「2020年はゲノム概念が誕生してからちょうど百周年にあたります。本書は、最新のヒトゲノム解析から得たビッグデータをもとに、日本人の起源と成立をわかりやすく解説」
斎藤 成也 編著『最新DNA研究が解き明かす。日本人の誕生』(河合 洋介 /木村 亮介/ 松波 雅俊 /鈴木 留美子 著)を読み始めた。わかりやすく解説とあるが、第一章のゲノム解説は吾輩には難解だった。その後はまずまず楽しめているが。日本人の起源や由来を探るというテーマは、吾輩の好きな読書の対象。書店でたまたま見つけたのだが、即、手にした。
2020/03/31
大腸菌と人間の危うい共生
富山県内で新型コロナ感染者確認1号。例の京産大の県内在住者。
昨日、残念なニュースが飛び込んできたと思ったら、今日、早くも、続報: 富山の20代女性が感染 新型コロナウイルス|北日本新聞ウェブ[webun ウェブン]
暖かくなってきた。月に2度くらいは、バイクでツーリングしたい。名所巡り……富山の人間にも忘れられたような旧跡を訪ねたい。観光地でなくていいのだ、歴史を顧みる小さな旅へ。
2020/03/04
呆然自失の朝が今日も
夜陰を通り過ぎ行く人影。折々の月光が沈みがちな影をこの世に引き戻すように浮かび上がらせる。しなだれた木立や崩れかけた板塀は懸命に光を遮っている。黒い塊は痕跡を残すことを恐れているのか。
何を恐れることがあろう。抉るつもりで地を蹴っても素知らぬ顔のまま闇の中の異物を滑らせているだけ。傷一つ残すことはできやしないのだ。
お前は光を嫌っているのか。何か疚しいことがあるのか。何処から逃げている。何処へ逃げていく。辿り着く宛てなどないくせに。
凝り固まった蝋、それとも松脂。琥珀か。命の源が封じ込められているとでも? 嘗めたら水飴の味がするとでも?
2019/08/17
咳が止まらない
← オルハン・パムク 著『雪〔新訳版〕 上』(宮下 遼ハヤカワepi文庫)「十二年ぶりに故郷トルコに戻った詩人Ka」が、「雪降る街で出会うさまざまな人たちは、取材を進めるKaの心に波紋を広げていく」「現代トルコにおける政治と信仰を描く傑作」
連休の最終日。一昨日は庭仕事をへとへとになるまでやったので、昨日はサボり、今日もサボった。体力が落ちているのか、気力の問題か、喘息っぽい風邪が治りきらないからか。風邪(?)を引いてから既に二週間以上となる。症状はどんどん変わって来て、喉の痛みが気管支の痛みとなり、喘息っぽい咳が止まらなくなり、それでも次第に鼻水が出るように。ここまで来たら、完治に近いと思っていたのだが、痰の絡む咳が止まらない。外仕事などの最中はそれほど咳が出ないのだが、車だと、シートベルトをすると、胸が擦られ咳が誘発される。自宅でも、リクライニングに体を預け、安静にしていたり、読書している最中に不意に咳が出て止まらなくなる。あと一歩で治ると期待するしかない。
2018/08/28
赤い闇
どこをどう歩いて行っても、逃げるように遠ざかってみても、まして開き直ってその場にへたり込んでみても、ズルズルと後退していく。不意を打つように後ろへ飛び去ってみても、奴には同じなのだ。
→ ヴォルス Wols (Alfred Otto Wolfgang Schulze) [title not known] c.1944–5 (画像は、「Wols (Alfred Otto Wolfgang Schulze) 1913-1951 Tate」より)
高みの見物とばかり、そう、高い空を舞う鷹のように、獲物をじっくりと追っている。
こっちがじたばたしても、地上を右往左往するウサギのように、滑稽に見えるだけなのだ。
眼光は鋭い。焦点は定まっている。照準はピタリ合っている。
ああ、それだったら、じらしたりせず、いっそのこと一思いにやっつけてくれればいいんだ。
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2017/06/20
血糖値も体重も高止まり
まだ梅雨入り宣言は出ていないのだから、空梅雨というのも変だろうが、とにかく雨が降らない。
東京など関東はとっくに梅雨入りしたので、その数日後には梅雨入りするかと思いきや、曇り空の日はあっても、雨は降らない。
→ 宮本秋風「雨音」 (画像は、「株式会社 ギャラリー・トレンド」より) 拙稿「霧の作家・宮本秋風の周辺」参照。
梅雨の雨を当てにしていたのに、畑の野菜たちに水遣りを欠かせない。
まあ、そのおかげで先日の日記に書いたように、水遣りしつつ畑を見て回り、何かの虫がナシの木の葉っぱなどに付いているのを発見できたのだから、文句は言えない。でも、愚痴は出てくるのだ。
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2017/01/23
君はピエロ 僕もピエロ
読書好きなら誰しも同じかもしれないけど、どんどん読みたい本が積みあがる。読んでる本の四倍の積読本。その数倍の読みたい本。そもそも遅読の自分なので、巨大な山を前にして、日暮れの道をよろよろやっと歩いているようです。
マルコ・イアコボーニ著の『ミラーニューロンの発見―「物まね細胞」が明かす驚きの脳科学』を日曜日の未明、読了した。
その感想めいた呟きは、下記する。
今日も呟きを書き連ねるけれど、いつもと毛色の違った、やや感傷的な小文となった。
というのも、小生が注目している画家の絵を観ながらの、絵の雰囲気に引きずられての、思いがけない呟きとなってしまったからである。
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より以前の記事一覧
- ボクのブルー 2016.06.24
- 影のない女 2016.05.06
- 雨の日の公園 2016.05.02
- 雨っ垂れ 2016.03.27
- 蒼白の美を生きる 2015.11.17
- 雨の雫に濡れたい 2015.07.09
- シャボン玉飛ばそ 2015.07.04
- ガラスの月影 2015.03.08
- 旅の空にて 2015.02.06
- やばい客 2014.12.04
- ハートの風船 2014.11.30
- できたものは 2014.11.10
- 甘美な遊び 2014.11.06
- 何処へだっていこう 2014.11.02
- こんな秋の日に、こんな想い 2014.10.24
- ピエロは嗤う 2014.10.11
- 赤裸の心 2014.09.19
- 脂肪の塊 2014.09.07
- 鏡の中の白い影 2014.08.25
- 小川の思い出 2014.07.24
- 影を慕いて 2014.07.18
- 待ちぼうけ 2014.07.11
- 踏切の音 2014.07.07
- 月を眺める猫 2014.04.06
- 啓蟄の春 憂鬱の春 2014.03.26
- もうすぐ雛祭り 2014.03.01
- 筍の家 2014.02.01
- 星だけが知っている 2013.07.31
- 黒い雨の降る夜 2013.06.22
- 四面体の呪縛 2012.11.26
- 飛行機雲幻想 2012.11.05
- ロスコの音 2011.09.22
- アガパンサス…眠るとは、植物状態への還帰 2011.07.17
- 雨絡みの創作の数々(後編) 2011.05.30
- 雨絡みの創作の数々(前編) 2011.05.29
- 押し潰された蛙を見よ 2011.03.13
- 空白の頁 2010.11.05
- 狐の嫁入り 2010.10.17
- ゾラから我が旧著へと 2010.10.04
- 侘や寂じゃなく黴と錆 2010.06.24
- 3Kからいろいろと 2010.05.21
- 取り戻すんだ ! ! 2010.04.16
- 断言の世界 2010.02.01
- 複素数から虚構を想う 2010.01.24
- 南天の実に血の雫かと訊ねけり 2010.01.15
- 走れないメロス 2009.12.30
- やたらとナンセンスな… 2009.11.29
- 風雨の中のバイク感覚 2009.11.27
- 雨に絡む創作の数々 2009.07.19
- アガパンサスの花から 2009.07.05
- 「ボクの猫」へ 2009.03.05
- 「雪の轍(わだち)」アップ 2009.01.03
- 「あの場所へ」アップ 2008.12.24
- 「磯江毅…リアリティへの永久なる試み」などアップ 2008.12.17
- ル・クレジオ…物質的恍惚! 2008.10.12
- 「架空凝視という病」再掲 2008.08.11
- 「コウモリの夏」アップ 2008.08.07
- ムージルの『特性のない男』でさえもなく 2008.08.05
- 「蛍川」の周辺 2008.08.01
- マンディアルグ "オートバイ " の周囲を舐めてみる 2008.06.11
- 銀嶺創作メモ 2008.01.21
- 銀嶺創作日記 2008.01.20
- 「ケプラーの夢(ソムニウム)」再び 2007.11.18
- 「初恋の人を見た!」アップ 2007.11.17
- 「ウブ」アップ! 2007.11.13
- ボードレールと「雲」とブーダンと (前篇) 2007.11.10
- 「夜という海」アップ 2007.10.29
- 「鳥の餌」へのアクセス 2007.10.25
- 「窓 辺 の 影」 2007.10.25
- 「夜という海」書いた 2007.10.23
- 日記と虚構の間を行ったり来たり 2007.10.11
- 「あれは、オレのものだ!」書いたけど 2007.09.24
- 短編「靴職人の夢」アップ! 2007.09.11
- 短編「涸れない女」アップ! 2007.09.06
- 短編「釣銭」書きました!(追記あり) 2007.09.03
- 「ウラ版・浅草レポート」書きました! 2007.08.30
- 「夕焼け雲」書きました 2007.08.24
- 「ハーフロック」アップ! 2007.08.03
- 「月影に寄せて」アップ 2007.07.22
- 今日はNASVAへ 2007.07.21
- 「愛の電化製品生活」書いた 2007.07.20
- 創作を巡るエッセイあれこれ 2007.07.19
- 創作の世界の広さ思い知る 2007.07.18
- 「虹の彼方に」書きました 2007.07.17
- 雨だ! 創作だ! 2007.07.14
- 「ブルームーン」…この酒は甘いぞ?! 2007.07.02
- 「丘の河童」アップ 2007.06.27
- 「Mystery Circle」の夜 2007.06.23
- 「ジャスミンの愛」アップ! 2007.05.30
- コント「乗っていいのよ」書きました 2007.05.12
- 掌編「五月晴れの空へ」書いた 2007.05.05
- 春深し円をなぞってパイまみれ 2007.04.25
- まったりと過ごす日曜楽しかり 2007.04.23
- 雪国を夜窓に映し康成忌 2007.04.16
- あのゴミも浜辺に寄せし夢の文 2007.04.09
- 快川紹喜…心頭滅却の意味如何に 2007.04.03
- 愛本のちまきから泉鏡花の高野聖へ 2007.03.20
- 「沈 丁 花」余聞余分 2007.03.14
- 今年も沈丁花が咲きました 2007.03.09
- 「あの場所から」書いた 2007.02.06
- 妖怪に容喙しての要悔悟 2007.02.04
- あれこれとくねり捩(よじ)って書いてきた 2007.02.03
- 怪談は封印したの怖いのよ 2007.02.01
- 「ボクの金閣寺」へ 2007.01.21
- 掌編、書きました 2007.01.20
- 掌編を書きました 2007.01.14
- 掌編を書きました 2006.11.05
- 雪人形 2006.08.03
- 「花火大会の夜に」のこと 2006.07.30
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