2023/03/07

外出もしたい読書三昧もいい

 ← ジェニー・クリーマン【著】『セックスロボットと人造肉―テクノロジーは性、食、生、死を“征服”できるか』(安藤 貴子【訳】 双葉社) 「「性愛」「肉食」「生殖」「自死」。それはテクノロジーの、最後のフロンティア。」

  月曜の今日(既に昨日だが)は、快晴。外出日和。だけど出かけたのは昼前の歯医者さんだけ。やはり朝方まで仕事で、いつものように午後の二時過ぎまでは寝てしまう。三時頃になってようやく少しは頭もすっきりして読書できそうに。

 自宅で読むのは、バロウと高山の本。

 昨日は、「一昨日辺りから読んでるジョン・D・ バロウの「科学にわからないことがある理由―不可能の起源」と高山宏の「鎮魂譜: アリス狩りVII」と、このボルヘスとが微妙に架橋してる。高山の本を読んでるはずが実はバロウだったり。このありえないトライアングルを更にあり得なく(その実有り得)させているのがルイス・キャロル。……ライプニッツに解きほぐしてもらう?」なんて呟いた。休日の今日はどっぷり読書三昧したいが、雑用が多すぎてどこまで望みどおりになるか、分からない。

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2023/01/16

知的障害ではなく、精神疾患でもなく

 ← スティーブ・シルバーマン著『自閉症の世界 多様性に満ちた内面の真実』(正高信男/入口 真訳 ブルーバックス) オリバー・サックス序文。 「現代は自閉症が増えている!? 天才や起業家には自閉症的傾向が多い!?20世紀初頭に研究が始まった自閉症。さまざまな誤解と偏見を経て脳科学的に理解されるまでをたどりながら、「自閉症スペクトラム」と呼ばれる人たちの真の姿に迫る。「脳多様性」という新たな視点から捉え直す科学ノンフィクション」

 スティーブ・シルバーマン著の『自閉症の世界 多様性に満ちた内面の真実』を昨夜半読了。「現代は自閉症が増えている!? 天才や起業家には自閉症的傾向が多い!?20世紀初頭に研究が始まった自閉症。さまざまな誤解と偏見を経て脳科学的に理解されるまでをたどりながら、「自閉症スペクトラム」と呼ばれる人たちの真の姿に迫る。「脳多様性」という新たな視点から捉え直す科学ノンフィクション」というもの。

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2023/01/05

浴室の温風機は微妙

 ←  チャールズ・C.マン著 『魔術師と予言者 2050年の世界像をめぐる科学者たちの闘い』(布施 由紀子 訳 紀伊國屋書店) 「現代の環境保護運動の礎となる理念を構築した生態学者ウィリアム・ヴォートと、品種改良による穀物の増産で「緑の革命」を成功させた農学者ノーマン・ボーローグ。2人の対立構図を軸に、人類が直面する環境上の難問に迫る。」

 年末年始の1週間は2日を除いて仕事。珍しく忙しかった。なのに体重が1キロ 増えた。何故だ? (01/04 23:31)

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2022/12/19

ネアンデルタール人やら宇沢弘文など

 ← レベッカ・ウラッグ・サイクス 著『ネアンデルタール』(野中 香方子 翻訳 筑摩書房) 「けが人をケアし、肉を加熱調理し、ホモ・サピエンスと交配した「わたしたちにもっとも近い人類」。その文化や暮らしを、最新の研究をもとにいきいきと描く。」

 レベッカ・ウラッグ・サイクス 著『ネアンデルタール』を19日(月)の夕方読了。二週間を費やして。中身が濃厚だし、読み出して名著の呼び名もありかと感じたので、600頁余りの大著を敢えて日に30頁ずつ読んできた。

 実際、「人類の親戚としてのネアンデルタール人を、最新の研究の知見をもとに親愛をこめて描く。人間に関心のあるすべてのひとに――ユヴァル・ノア・ハラリ」という評が刊行された昨年早々と出たほど。

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2022/02/11

新しい「雨水利用システム」

Image_20220211220501 ← 拙稿参照

 本日は晴れ。昨日の日記に次のように書いた:

 軽く庭仕事。庭木の惨状を見て回ったり、カーポートの隙間からの雪解け水の垂れ零れをどうやって防ぐか思案に暮れたり。カーポートの屋根の状態を観るため、久々に脚立に登った。ギックリ腰をやった時は、こうしてまた庭を見て回れるとは夢にも思わなかった。が、同時に、この先は今までのようにはいかないという感懐も深く抱いた。

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2021/01/13

圧雪に潰れた車庫から車 本日脱出

Darwin_20210113204401  ← チャールズ・ロバート・ダーウィン著『人及び動物の表情について』(浜中浜太郎訳 岩波文庫 1931年刊)「さまざまな種類の動物や人間の表情について,解剖,宗教,言語,心理学など諸方面からの多数の観察例をもとに動物から人間までを進化論的に論じた著作.表情の研究としても貴重な文献であり,比較心理学・動物心理学の先駆をなす」

 

 日々、一人きりの単調極まる生活。潤いの欠片もない。誰か苦労を分かち合える相手が欲しい。正直な気持ちだ。そろそろ限界かもしれない。でも、人に甘えることができない性分。雪で倒壊したパイプ車庫からの車の脱出作業。誰か一人でも助けてくれたと思う。が、そんな人間が一人もいない。ま、自業自得なんだろうね。
 あくまでリアルな世界では誰も知らないからこその呟き。現実には愚痴を言う場は皆無。

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2018/11/10

「ロボットの脅威」と移民問題

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← マーティン・フォード著『ロボットの脅威―人の仕事がなくなる日』(松本剛史 訳 日本経済新聞出版社) 「ロボットの脅威 日本経済新聞出版社」によると、「シリコンバレーのソフトウェア開発ベンチャー創業者としてITに通暁する著者がAI、ロボットの普及と、人間の職、雇用との関係、ロボット時代の経済についていち早く警鐘を鳴らした名著。関心を集める「AIと人間との関係」についてじっくり考えるうえで役立つ視点を提供」といった内容。

 マーティン・フォード著の『ロボットの脅威―人の仕事がなくなる日』を読了した(金曜日)。再読である。

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2018/11/02

秋色深まる中 読書の秋

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← 秋色、深まる。つい先日までなら、雑草だとばかりに、即座に毟り取っていたものだ。でも、段々、作業が追い付かなくなる。気が付くと、秋が深まって、常緑樹は別にして、多くの樹木や雑草は秋の装いをまといだす。あの小憎らしい雑草(たぶん、ドクダミ)が、こんなに侘びた、深い味わいの色に変わってしまう。となると、毟るのもはばかられるのだ。

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2017/12/22

脱炭素革命へ舵を切るべし

 一昨日、銭湯へ行って体重を量ったら、衝撃の事実が。なんと、その三日前に測定した体重より1.5キロも少ない。わずか三日で!

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← 「マンデルブロ集合のズーム動画」 (画像は、「マンデルブロ集合 - Wikipedia」より) 拙稿「サイエンス・イメージは美しく楽しい!

 その銭湯の体重計が故障したのか。
 今日、行きつけの銭湯が定休日だったので、別の銭湯へ。計ってみたら、一昨日の測定結果を裏書きする数値だった。
 メタボ気味なので、減るのは嬉しいが、わずか三日で1.5キロというのが、どう受け止めていいのか戸惑っているのである。

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2017/01/03

竹村公太郎著『水力発電が日本を救う』に共鳴

 親せき宅へ年始。というか、御馳走になってきた。手ぶらも失礼なので、(もらいものの)数の子や(同じくもらいものの)モロゾフのチョコレート、(これまたもらいものの)干しシイタケパック、(富山では有名な青山の)鱒ずしなどを持参。 

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← 竹村 公太郎著『水力発電が日本を救う』(東洋経済新報社) 世界にも稀な地形と気象の日本は、既存ダム徹底活用でエネルギー大国になれる! 著者は、元国土交通省河川局長。旧建設省時代、川治ダム、大川ダム、宮ケ瀬ダムの現場に立ってきたとか。

 親せき宅では、お雑煮、ハムチーズのコロッケ、(持参した)鱒ずしを一切れ、などを食べてきた。帰り、豆入りのお餅をひと箱。今夜の夕食は、豆餅だ。
 親せき宅(の一帯)は、冬が近づくと、白鳥の飛来を愛でることができる。撮影スポットの一つ。梅雨の頃には、ホタル狩りのスポットにも近い。

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