2017/10/16

太陽がいっぱい火山もいっぱい

 パトリシア・ハイスミス 著の『太陽がいっぱい』を読了した。一級の文学作品というわけにはいかないが、サスペンス感に溢れた一級の娯楽作品。

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← パトリシア・ハイスミス 著『太陽がいっぱい』(佐宗 鈴夫 訳 河出文庫) 「息子を呼びもどしてほしいという、富豪グリーンリーフの頼みを引き受け、トム・リプリーはイタリアへと旅立った。息子のディッキーに羨望と友情という二つの交錯する感情を抱きながら、トムはまばゆい地中海の陽の光の中で完全犯罪を計画するが…」といった物語。 映画「太陽がいっぱい」の原作。

 映画「太陽がいっぱい」の原作ということで一度は読んでみたいと手に取った。
 ルネ・クレマンの映画はかなり脚色されていることが分かった。小説の細かな細部は生かしきれないが、その代わり哀愁に満ちたサスペンス映画となっている。
 映画のストーリーや、あの印象的な結末は、あくまで映画の話。
 小説では、なんと、犯罪者たる主人公は……(あとはネタバレになるので略す)。

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2017/10/05

眼を凝らさなければ見えてこない世界へ

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→ 仲秋の名月とか。晴れの夜なので、月見がしたくて、夜、台所から外に出てみたら、母屋の先に照射されたような明るい光り。手前は真っ暗。明かりの正体を確かめに明るい辺りに立つと、なんとそれは月光。東の低い空に満月。名月を撮りたかったが、スマホでは朧な月にしか写らない。チャンスだったのに。

 ラブ、ラブ、ラブ♪ は、ELTの歌の一節……じゃなく、それぞれ違う英単語をカタカナ表記したもの。ラバー、ラバー、ラバーもそう。それぞれの英単語を示すと、泥棒「robber」、ゴム「rubber」、恋人「lover」。吾輩には、ちゃんとした発音はできない。英語が苦手な日本人がラブって歌っている時、英語のプロパーの方は、どう聞いているのだろう。

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2017/10/03

『生物はウイルスが進化させた』は衝撃的

 最近、テレビやラジオでこんなプロジェクトの話題に接した:
日産:#猫バンバンプロジェクト 猫も人も安心して過ごせる社会のために。

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→ 50匹の個性あふれる#「猫バンバン ロゴ」のうちの一匹。(画像は、「日産:#猫バンバンプロジェクト 猫も人も安心して過ごせる社会のために。」より)

「寒くなると街の猫たちがエンジンルームやタイヤの間に入ってしまうことがあります。気づかずにエンジンをかけてしまった…そんな悲しい事故を防ぐのが、猫バンバン」だとか。

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2017/09/29

数学からコケへウイルスへ

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← マリオ・リヴィオ著『神は数学者か?──数学の不可思議な歴史』(千葉 敏生訳  ハヤカワ文庫NF) 「宇宙構造から経済、言語まで、なぜ数学はわれわれの世界を説明するのにこれほど有効なのか。数学史を辿りながら壮大な謎に迫る」といた本。

 マリオ・リヴィオ著の『神は数学者か?──数学の不可思議な歴史』を読了した。
 数学には(も)門外漢の小生だが、数学の魅力に嵌って久しい。古代ギリシャ(あるいはその前から?)の昔から、数の持つ想像を絶する力には多くの哲学者らが問いを投げかけてきた。このところ、文系の本が続いたので、久々に理系(っぽい)の本を読みだしてた。

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2017/09/24

初めての栗拾い

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→ 初めての栗拾いの収穫。

 初めて、我が家の庭で栗拾いした。栗の木を植えて四年目。実は苗木を植えた最初の年から生っていた。でも、生っているなーと、眺めているだけ。いつ収穫すればいいか分からなかったし。いつ、収穫するの? どうやって? ふと、栗拾いという言葉が浮かんできた。ネットで調べると、9月下旬がピーク。収穫は、今でしょ!
 収穫したはいいけど、あとをどうするか? これもネットで。うーむ、ここから先は、吾輩の出る幕ではない。とりあえず、塩水に浸ける。あとは、人まかせ。誰かにあげちゃうんだ。

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2017/08/30

書庫の奥から外から……李賀など

 昨年、新しい洗濯機に替えたのだけど、調子が悪い。なぜか、脱水になると、ギッタンバッタンしてフリーズしちゃう。中身が重すぎるか偏っていたりすると止まるというから、何度も置き換えて再稼働させようとするけど、ダメ。機能が多すぎて、ダメ。前の洗濯機は単純明快だった。ああ、ああいうシンプルな洗濯機が懐かしい。使いこなせない。

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→ 「マグネシウム合金/特性/特徴/性質

サイエンスZERO「軽い!強い!燃えにくい!夢の新素材 新マグネシウム合金」」を録画して観た。
 日本の研究者が、夢の新素材・マグネシウム合金を生み出した。強度・難燃性という課題を克服。ジュラルミンよりも優れていると、産実用化研究が加速している。:
 

日本から、夢の新素材・マグネシウム合金が誕生した。燃えやすく、強度が不足しているという課題を克服。燃えにくいだけではなく、ジュラルミンよりも軽くて強度が高いと、産業界から注目を集める。開発したのは、専門外だった研究者。材料の選定や製造方法など、全く新しい方法で、課題を乗り越えた。今、航空・自動車・医療など、さまざまな産業で実用化研究が加速している。マグネシウム合金の誕生の秘密と、その可能性に迫る。

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2017/07/31

里山は日本の原風景という幻想

 一昨日、これでもかというくらい、野菜を収穫したのに、今日、畑を観たら、キュウリもナスも、ミニトマトも山盛り。キュウリは、今回は人にあげないで、浅漬け。ミニトマトは、どんぶりに盛って、冷やして、明日にでも食べるかな。ナスは温存。明後日、もっと育ったところで収穫し、人にあげちゃう。

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← 田中淳夫 著『森と日本人の1500年』(平凡社新書 ) 「時とともに変わる風景。今ある緑は、どんな経緯を経て生まれたか。その景観に人はどのように関わってきたか」。

 写真、撮るの忘れてたけど、スイカ、数日前とはまるで違う大きさ。いよいよスイカっぽくなった。さて、いつ収穫するか。
 自宅では、相変わらず、ポール・オースターの自伝と、イサベル・アジェンデのノンフィクション(でも、小説以上に物語だ)を並行して読んでいる。まるで異世界。文学の世界の幅広さを日々、痛感している。

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2017/07/26

山野井徹著『日本の土 地質学が明かす黒土と縄文文化』に学ぶ

 今日、親戚の夫妻が来訪してくれた。
 日頃、野菜をもらっているお礼ということで、親戚の料亭で作ったうな重を持ってきてくれたのである。

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← 山野井徹[著]『日本の土 地質学が明かす黒土と縄文文化』(築地書館) 本書の内容案内に、「日本列島を覆う表土の約2割を占める真っ黒な土、クロボク土。火山灰土と考えられてきたこの土は、縄文人が1万年をかけて作り出した文化遺産だった」とある。本書の存在は、『ユリイカ 2017年4月臨時増刊号 総特集◎縄文 JOMON』の中の山野井徹氏著「土からみた縄文文化」で知った。

 作り立て。さすがご飯までが旨い。そのまた返礼ということで、昨年作った梅酒(氷砂糖じゃなく、蜂蜜仕立て)や余ったリカー、お米、お祝い事の際に使う、蓋つきお椀十個セット、畑から取れたてのナス、キュウリ、プチトマトなどをあげた。

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2017/06/18

セシウムボール あるいは 不溶性放射性粒子

 朝、玄関の戸を開けたら、柳眉な野鳥が驚いてか飛び立ち、すぐ近くの内庭の木立に消えた。一瞬見たその姿はオナガだ! 我が家の庭にはいろんな野鳥が飛来してくる。なかなか撮影が叶わない。鳥、撮りたい。

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← アンズ。かなりの実が生っている。アンズ酒か、実を食べるか、嬉しい悩み。

 それにしても、空梅雨なのか(梅雨入り宣言はまだ)、雨が降らない。梅雨の雨をあてにして、水遣りはサボれると思っていたのに、今朝も水遣り。ただ、そのお陰で、梨の木に虫が付き、葉っぱなどを食い散らかし、紗のような薄い網が懸かり、卵らしき黒い点が一杯散在しているのを発見。

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2017/02/17

動植物は微生物の海を泳いでいる

 最近、柿の種とキムチのマイブーム。塩分も甘いものも、炭水化物(の食品)も、脂っこいものも控えろって言われているけど、なんだか無性に食べたくて。いいのか? でも、やめられない。

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← モイセズ ベラスケス=マノフ著 『寄生虫なき病』(赤根 洋子訳 福岡 伸一解説 文藝春秋) 本書を昨日、読了。本書は、ジャーナリストの著ということで、幾分危惧の念が無きにしも非ずだったが、杞憂だった。本書は決定版といっていい本だと感じたのだが、惜しむらくは、索引がないこと。せっかくの本なのに!

 今日もプールへ。8年ぶりだし、運動不足なので、まだまだアイドリング段階。最低3ヶ月を掛けて、徐々に泳ぐ距離を伸ばしていくつもり。夏には体型も変わるか! とにかく、継続あるのみである。
 泳ぎながら、体の運動にもなるけど、お腹の中の腸などにもいい刺激になっているだろうと、つい期待してしまう。

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