2024/07/23
2024/02/20
徒労なる情熱それとも執念
← フォークナー【著】『野生の棕櫚』(加島 祥造【訳】中公文庫)「悲しみ(grief)と虚無(nothing)しかないのだとしたら、ぼくは悲しみのほうを取ろう。」
自宅では、下記するリチャード・パワーズ著の『黄金虫変奏曲』(みすず書房)と、読み始めて一週間になるカール・エリック・フィッシャー著の『依存症と人類――われわれはアルコール・薬物と共存できるのか』(みすず書房)とを交互に。特に前者は今月中の読了は初めから諦めている。確定申告もあるし、他に深刻な課題もある…。
2023/11/29
指紋認証は止めた!
← 蔦(?)も紅葉。 (11/28 17:13) (『蔦燃』なんて小説を思い出したという頂いたコメントに)鳥清恋愛文学賞ってだけでビビビと来ます。愛欲の情は灰までだろうと、吾輩ですら思います。 (11/28 18:17)
夜半に、昼行燈(番外2「音という奇跡」)アップ。旧稿を温めてみた。 (11/29 02:30)
富山市…ドドーンと雷鳴数発。地響きからして落ちたかも。 (11/28 21:27)
マリオ・バルガス=リョサ作『フリアとシナリオライター』 (河出文庫)を昨夜半から。 ガルシア=マルケスと云えば、次に続くのはバルガス=リョサに決まってる…かどうか分からないけど、兎に角リョサに移ります。 (11/28 23:39)
2023/11/19
あまりの寒さに我慢がならず
← 台所の屋根から煙突がニョキッと。築70年の家の屋根には負荷の掛かる工事だった。家…あと10年持てばいい…我輩も。 (11/16 17:42) (頂いたコメントに)冬を庭の柴だけで越そうなんて考えてないです。柴を束ねてもえる燃えるゴミに出すより、燃料にする。柴がなくなったら、また柴が溜まるまで薪ストーブは休止です。ホントは師走になってから本格的にと思っていたんですが…。 (11/16 22:38)
自宅では、日本植物病理学会編著『植物たちの戦争 病原体との5億年サバイバルレース』 (ブルーバックス)と川崎 長太郎作の『抹香町・路傍』 (講談社文芸文庫)を交互に読んでる。後者は初読みの作家。いい意味で(?)しょぼくれている。
仕事の車中では、神坂 次郎著の『サムライたちの自由時間』 (中公文庫)を。父の蔵書か吾輩の本か不明。読んでて、同氏は南方熊楠に傾倒していたことを知って、つい先日まで中沢新一の『森のバロック』という熊楠論の本を読んでいたこととの附合に驚く。
2023/11/15
横川の釜めし今も健在
← 画像は、あれ懐かしや横川の釜めし…の容器。東京からの帰省の折に横川で停車する際に買って食べるのが楽しみだった。貧乏性で立派な容器は捨てられない。数十年物かな。値打ちはないけど、大切なもの。他の食器類は廃棄するが、この器は保存する。これで御飯炊いたら美味しいだろうなー。 (11/14 18:24) 「峠の釜めし本舗おぎのや」や「益子焼を救った人気駅弁「峠の釜めし」誕生秘話 | 中川政七商店の読みもの」を読むと、今も現役健在なのだと分かって、嬉しい。さすがに駅で買うわけにはいかなくなったけど。 (11/15 13:42)
(頂いたコメントに)一気には出来ないので徐々に。食卓はテレビが我が家に来るまでは食事など生活の中心でした。ハエ避けの傘みたいなネットが印象的。食器も母用、父用とか、父が晩酌に使う容器が奥に鎮座してた。
自分用のものは自分の判断で処分できるけど、父母のものは、家の奥に遺品室を設けてる。倉が空っぽなので、蔵書や遺品の蔵に模様替えするのがささやかな夢です。
2023/10/19
秋明菊はまだかな
← ミシェル・ウエルベック 著『ウエルベック発言集』(西山雄二 /八木悠允 /関大聡 /安達孝信 訳 白水社) 「テロ事件やコロナ禍のなか、どのような思考が可能か?「冷笑的で厭世的」な作家が小説の素材としての理論的省察を語るエッセイ集。」
古井由吉著の『半自叙伝』 (河出文庫) 数年前に読んだ。恥ずかしながら、当時は古井の作品未読。慌てて何作か読んだ。その上での再読。今年二月に亡くなられたこともあるし。さて。(10/18 21:36)
深夜ラジオで防災の専門家の話少し。
「南海トラフ沿いの大規模地震(M8からM9クラス)は、「平常時」においても今後30年以内に発生する確率が70から80%」 降雨の確率70%だったら、間違いなく雨が降るだろうと傘を用意する。とにかく大震災は発生する。 (10/19 01:16)
(頂いたコメントに)日本は年間数千回の(有感)地震が発生するとか。何事も明日は我が身ですね。 (10/19 01:51)
2023/08/22
朋あり遠方より来たる?
← バルザック (著)『セラフィタ 』(蛯原 徳夫 (翻訳) 角川文庫 リバイバル・コレクション ) 「1568夜 『セラフィタ』 オノレ・ド・バルザック − 松岡正剛の千夜千冊」
親戚の夫妻が事情があって午後三時頃来訪。滅多に行き来できないし、よもやま話に花が咲く。二時間近く滞在され、午後五時からの庭仕事は取りやめ。薪ストーブの導入について相談。庭木を薪にするのはやはり相応しくないみたい。
湯浅 邦弘著(監修・訳)の『荀子 ビギナーズ・クラシックス 中国の古典』 (角川ソフィア文庫)に先立ち、マルグリット デュラス作の『愛人 ラマン』 (清水徹訳 河出文庫)を読んでいる。こちらは、主人公の語り口というか表現が独特で慣れるのにやや頁数が要った。が、一旦世界に入ると女性ならではの描きがあり面白い。愛人は自分でもあり、男のほうでもある? (08/22 17:11)
2023/02/05
2022/10/17
ほぼ終日の冷たい雨の休日
← ル・クレジオ著『ル・クレジオ、文学と書物への愛を語る』(鈴木雅生訳 作品社) 「世界の古典/現代文学に通暁し、人間の営為を凝縮した書物をこよなく愛するノーベル文学賞作家が、その魅力を余さず語る、愛書家必読の一冊」【本書の内容をより深く理解するための別冊「人名小事典」附】
今日は休日。ほぼ終日冷たい雨。小雨だが庭仕事には適さない。お蔭で堂々と外仕事をサボれる。読書三昧するには、洗濯二回やら雑事、あと先週末は珍しく忙しく、疲れ気味で、居眠り三昧になったのは、残念。
2022/09/12
炭酸水じゃなく炭酸飲料
← シェイクスピア 著『シェイクスピア全集 1 ハムレット』(松岡 和子 翻訳 ちくま文庫)「数々の名セリフを残したシェイクスピア悲劇の最高傑作の新訳。脚注・解説・日本での上演年表付き。」
さて、またガブリエル ガルシア=マルケス作の『エレンディラ』 (ちくま文庫)と、スタニスワフ・レム作の『マゼラン雲(スタニスワフ・レム・コレクション)』を自宅では交互に読むことに戻る。
車中ではまた、今度は吾輩の書庫から古い本を引っ張り出して読むことになりそう。
より以前の記事一覧
- スマホの不調に参った 2022.09.10
- 積ん読本が十冊を切った 2022.08.28
- 庭で久しぶりに蛇と遭遇 2022.08.22
- 毎日仕事に追われている 2022.05.31
- カルヴィーノ作『パロマー』の不思議な世界 2022.05.03
- 梅は花の盛りだが 2022.03.19
- 万葉集の中の無常観 2022.03.18
- 「みだれ髪」の歌詞は万葉集の歌を踏まえて 2022.02.10
- 「知覚の扉」とメスカリン 2021.12.24
- 雪囲い作業… 2021.12.14
- 中秋の名月を想いつつ白楽天など 2021.09.21
- ヴァージニア・ウルフ 作『オーランド―』の周辺 2021.06.03
- スタインベック『チャーリーとの旅』にアメリカの病根を知る 2021.01.16
- 漱石「思い出す事など」にしみじみと 2020.12.06
- 「デカメロン」昔 読んだことがありました 2020.11.17
- 街灯はオレンジ色の光を 2020.10.11
- 秋への入り口に立つ 2020.09.21
- 「二百十日」のシュールな味わい 2020.09.17
- 塀の家 生垣の家 2020.09.16
- 夏休みの課題は過大でした 2020.09.09
- 漱石と猫と鼻 2020.08.24
- 漱石と自転車との不幸な出合い 2020.08.11
- 汗の出ない入浴 2020.07.27
- 一週間ぶりの庭仕事 2020.07.19
- 炭酸水はありかなしか 2020.06.11
- M.K.ローリングス 発見 2020.06.04
- 詩人シェリー発見 2020.05.28
- 「方丈記」も「方丈記私記」も 2020.05.08
- 荷風の韜晦趣味? 2020.04.30
- 「幼年時代」作家足らんとする意志 2019.08.11
- イタイイタイ病の被害地域が限定されるのは 2019.07.20
- イニシエーションの旅は続く 2019.06.21
- トランプ大統領が国賓とは 2019.04.25
- 苗字・名前の順がいい 2019.04.18
- アストゥリアスに跳ね返される 2019.04.11
- 春の雪が桜に 2019.04.03
- 『タタール人の砂漠』…タタール人とは? 2019.02.03
- 『悪魔祓い』から『大洪水』へ 2018.12.27
- カフカと量子論と 2018.12.23
- ジョン・スタインベック『ハツカネズミと人間』に感動 2018.12.16
- 佐藤春夫『田園の憂鬱』に親近感? 2018.12.13
- 『今昔物語』あるいは犬死の語源? 2018.12.06
- 谷崎潤一郎変身綺譚から李承雨へ 2018.11.28
- 谷崎潤一郎再び 2018.11.23
- 野間宏『真空地帯』を読了 2018.11.21
- ナボコフ作『青白い炎』から春と修羅へ? 2018.11.17
- 虚実皮膜の自伝 2018.11.15
- 山茶花が早くも咲き誇る 2018.11.13
- 詩とは……マルクスの自殺論 2018.11.08
- 芭蕉に「何もないっちゃ」と答えたわけは 2018.11.06
- フローベールから生命の起源へ 2018.10.24
- 堀田善衞に遭いに行く 2018.10.19
- ラーメンにはスライスした蒲鉾が 2018.10.18
- J・キーツを巡る偶然 2018.10.17
- 作家の直面する現実というマグマの凄み 2018.04.27
- ロレンス 28歳で『息子と恋人』 2018.04.08
- ロレンスの本のカバー表紙にターナーが 2018.04.06
- 『漱石書簡集』にて漱石の人徳に触れてみる 2018.03.29
- 与謝野晶子版『源氏物語』読了 2018.03.24
- 屋根の雪下ろしのアイデア発見 2018.03.01
- 列挙の修辞の快感 2018.01.18
- 富山にゆかりの作家たち(東部編) 2017.11.23
- 柏原兵三・前田普羅の面影を求めて(下) 2017.11.13
- 柏原兵三・前田普羅の面影を求めて(上) 2017.11.10
- 原石を探しにヒスイ海岸へ 2017.11.08
- へそ曲がりの人生か 2017.10.29
- 最後の挑戦になるのか 2017.10.22
- 書庫の奥から外から……李賀など 2017.08.30
- オースターのリアル アジェンデのリアル 2017.08.06
- オースターの内面とアジェンデの血肉の世界の間 2017.07.29
- 倉橋由美子著の『偏愛文学館』の世界へ 2017.07.24
- 鬼の霍乱でしょうか 2017.07.17
- 『精霊たちの家』に感激 (下) 2017.06.22
- 『精霊たちの家』に感激 (上) 2017.06.21
- 草むしり作業などの合間に読書 2017.04.15
- ジョージ・エリオット『ダニエル・デロンダ』読了 2017.02.21
- 『ダニエル・デロンダ』いよいよ佳境へ 2017.02.11
- エリオットワールドに微生物ワールド 2017.01.31
- 「蒲原」ならぬ茅屋の窓から世界を想う 2017.01.27
- 『十五少年漂流記』から『蠅の王』へ 2016.11.28
- 民俗学のテーマは、山奥の村にだけ転がっているのではない! 2016.10.20
- ジョイスとプルーストと 2016.10.03
- 『橘曙覧全歌集』を詠む 2016.08.12
- 『日影丈吉 幻影の城館』と昭和前半の世相 2016.06.10
- コンプレックスの塊こそが人間 2016.04.26
- トマス・ハーディ「テス」読了! 2016.04.12
- 『テス』も気になるが、日本に迫る脅威のほうが 2016.04.05
- これ幸いと(?)読書三昧 2016.03.10
- 母なるロシアはでっけえでなあ! 2016.02.13
- ル・クレジオ『物質的恍惚』再び 2016.01.19
- 「富山文学ゆかりの地」の周辺 2015.12.12
- 『ナナ』から『脳のなかの天使』へ 2015.11.18
- 堀田 善衛 著 『定家明月記私抄』 の周辺 2015.10.29
- ゾラ『居酒屋』を読む 2015.10.28
- 観光タクシードライバーの心得 2015.10.11
- 「好色一代男」で男の夢を想う? 2015.09.26
- ボラーニョ 著『2666』と映画「ボーダータウン 報道されない殺人者」 2015.09.02
- 「TOYAMAキラリ」での出会い 2015.08.23
- 村上訳で『フラニーとズーイ』を読む 2015.07.24
- 市街地に小説の舞台を求めて 2015.06.17
- 富山ゆかりの文人 2015.05.16
- ポピーから虞美人草へ 2015.04.18
- 堀田 善衞『天上大風』から 2015.03.26
- 我が家の庭にも春が来ている 2015.03.23
- 『醜の歴史』から『フランケンシュタイン』へ? 2015.02.15
- 『醜の歴史』から『ピノキオの冒険』へ? 2015.02.10
- 池澤夏樹版『古事記』を読む 2015.01.29
- ディケンズ著の『イタリアのおもかげ』を読んで 2015.01.16
- 『帝国の慰安婦』から古山高麗雄や田村泰次郎へ 2015.01.14
- もっと哀れなのは 忘れられた女です 2014.12.08
- 『肉体の迷宮』から『失われた足跡』へ肉の闇つながり 2014.11.17
- 富山市は平坦な町 2014.09.14
- 虫愛づる姫君からギリシャへ 2014.07.28
- 風邪を引いて『隔離の島』へ 2014.07.22
- 「問はず語り」…桂宮家つながり? 2014.06.22
- 富山に地貌を 2014.06.14
- 『蜻蛉日記』怨念の日記はなぜ残ったか 2014.06.07
- 「さらさらと」をさらっと 2014.06.01
- 丸谷才一から『摘録 鸚鵡籠中記』を知る 2014.05.12
- 断食芸人の末期の言葉 2014.02.12
- 黒雲覆い始める中、マン「ファウスト博士」の下巻へ 2014.01.26
- 祝婚歌のこと 2014.01.21
- スローなゴンチャロフがいいのです 2014.01.19
- プルーストからドノソへ 2014.01.04
- 『八月の光』に嗅ぎ取るべきは 2013.09.24
- プルーストの耳からバルトの箸へ 2013.09.08
- 莫言…言う莫(なか)れ…もう、云えん 2013.09.04
- アラレからマドレーヌへ 2013.01.07
- 「帰りなんいざ」とは云うものの 2012.08.11
- トルストイ…野アザミ…ダッタン草 2012.05.31
- トルストイ 『コサック』 『ハジ・ムラート』 2012.05.30
- 悪い奴ほど… 2012.04.01
- 今年は源氏鶏太の生誕百年 2012.03.27
- 忘れられた?作家・ 源氏鶏太の周辺 2012.03.26
- 猫絡みの小説など 2012.03.05
- ゴーゴリ「鼻」の周辺 2012.03.03
- チンドン屋がテーマの作品 2012.03.02
- ランボー 共感覚の世界? 2012.02.01
- ル・クレジオの中の「アコマ」(後編) 2012.01.11
- ル・クレジオの中の「アコマ」(前編) 2012.01.10
- 『サルガッソーの広い海』あるいはジェイン・エア異聞(後編) 2011.12.23
- 『サルガッソーの広い海』あるいはジェイン・エア異聞(前編) 2011.12.22
- ウルフ『灯台へ』の周りをふらふらと(後編) 2011.12.17
- ウルフ『灯台へ』の周りをふらふらと(前編) 2011.12.16
- 風向きは変わったのね 2011.11.30
- ナボコフの魔術的描写(後編) 2011.10.19
- 中島敦から土方久功へ(後編) 2011.09.04
- 中島敦から土方久功へ(前編) 2011.09.03
- 久しぶりに書店へ(後編) 2011.08.28
- サナトリウムとライと(後編) 2011.03.04
- 『セルボーンの博物誌』の周辺(後編) 2011.02.08
- ゾラから我が旧著へと 2010.10.04
- ホイットマンを早く読みたい! 2010.09.26
- 武光 誠著『邪馬台国と大和朝廷』の周辺 2010.06.23
- ディラン・トマスあるいは愚者の夜 2010.06.12
- ディラン・トマスの世界へ 2010.06.11
- ガロアとアーベルが出遭っていたらなー 2010.06.09
- 昨日はツイッターがやっとでした 2010.06.08
- 「仏頂面」のお二方の表情からちょっとだけ 2010.06.03
- 七分米を試してみます 2010.05.31
- 3Kからいろいろと 2010.05.21
- 遠くて近いは男女の仲 2010.04.22
- オースター『ティンブクトゥ』の周辺 2010.04.20
- ル・クレジオ 空を飛ぶ少年 2010.04.19
- 雨の表現あれこれ 2010.04.17
- 馬酔木のこと少々 2010.04.11
- 「馬酔木(あしび)」のことを調べる前に 2010.04.10
- 写真は嘘を吐きません! 2010.04.02
- 書きつかれ筆置くころの藤の花 2010.03.30
- 『ジョージ・エリオット 評論と書評』からストウ夫人へ? 2010.03.29
- サブレって、あのサブレー ? ! 2010.03.24
- 寺田寅彦「病院の夜明けの物音」の周辺 2010.03.18
- ピンチョンの『ヴァインランド』に空回り 2010.03.01
- シートン著『オオカミ王 ロボ』の読後感のほろ苦さ 2010.02.19
- マイルス・デイヴィスの絵画へ(序) 2010.02.08
- ひょんなことから『ミドルマーチ』へ 2010.02.02
- ドストエフスキーの<命日>にちなんで 2010.01.28
- 虚構というロマン 2010.01.23
- 今日は久女忌 2010.01.21
- 次の寒波が来る前に根雪よ溶けて! 2009.12.26
- 今日の漱石忌に思う 2009.12.09
- 枯れ枝に止まるカラス(後篇) 2009.11.02
- 枯れ枝に止まるカラス(前篇) 2009.11.01
- ガリバー観音崎上陸300年 ? ! 2009.10.19
- アナトール・フランスの小説を初めて読んだ 2009.09.29
- ゴーヤからヘチマへ政権交代! 2009.09.24
- 『オブローモフ』にはまった頃のこと 2009.09.15
- 世の中ピンク色! 2009.09.13
- 茶の間から物干し竿を眺める 2009.09.05
- 春かしら夏かしら 2009.08.18
- 世界は広く深い 2009.08.04
- 梅雨明けを待ちわびる日々 2009.08.03
- 今日、富山市は花火大会… 2009.08.02
- 時計草に心も溶け…そうです! 2009.07.31
- 今日は「谷崎忌」…『細雪』の頃 2009.07.30
- 今日は河童忌・芥川の風呂嫌いを詮索する 2009.07.24
- 何を聞き取るかは、自分次第 2009.05.31
- 宮沢賢治、地図の裏に未発表詩 2009.05.25
- 久しぶりの辻邦生著『海峡の霧』 2009.05.17
- 「小寺菊子作「念仏の家」(一・二・三)」アップ 2009.05.15
- 「小寺(尾島)菊子のこと(追記)」をアップ 2009.05.14
- 「古井由吉『杳子・妻隠』の周辺」をアップ 2009.05.08
- 今日はサルトルとジュネの忌日 2009.04.15
- 綿きせて鉢の小菊をいとほしむ 水落露石 2009.04.11
- 小寺菊子のこと 2009.04.10
- 無限の話の周りをとりとめもなく 2009.04.08
- 時節柄、桜二題 2009.04.07
- 古井由吉の論考は難しい 2009.04.03
- 綱渡り師とオースターとクレーと(後篇その2) 2009.04.02
- 綱渡り師とオースターとクレーと(後篇その1) 2009.04.01
- 綱渡り師とオースターとクレーと(前篇) 2009.03.31
- 地中の鉱石だったとき 2009.03.30
- 風雲急を告げるも波穏やか? 2009.03.27
- 『白鯨』と『復讐する海』と(後篇) 2009.03.18
- 『白鯨』と『復讐する海』と(前篇) 2009.03.17
- 「トゥルー・ストーリーズ」へ! 2009.03.13
- 春の雪 静かなる家(前半) 2009.03.06
- 「香西と久世と無言坂」から6年! 2009.03.02
- オースターそしてブレイクロックの月(前篇) 2009.02.23
- 鈴なりのスズメたち 2009.02.20
- 村上春樹氏のエルサレム賞受賞スピーチ 2009.02.19
- 物質的恍惚の世界を描く! 2009.02.19
- 『フェイド・アウト』から十年 2009.02.12
- ユイスマンスをさかしらに語る ? ! 2009.02.05
- フランケンシュタインショック! 2009.01.18
- 今年最初の読書拾遺 2009.01.17
- 同人誌(?)を出した頃 2008.12.27
- ランペドゥーサ『山猫』を小林惺訳で 2008.12.23
- 十川信介著『近代日本文学案内』からちょっと 2008.12.16
- 行きずりの女に…ボードレール 2008.12.05
- 寅彦そして病院の物音のこと 2008.11.21
- 『〈出雲〉という思想』のこと(前篇:『夜明け前』へ) 2008.10.30
- 動物園の動物のことから「ぼろぼろな駝鳥」へ 2008.10.24
- 「「小諸市北国街道ほんまち町屋館」…小諸というと藤村だけど(後篇)」アップ 2008.10.23
- フランケンシュタインと出産の神話(後篇) 2008.10.18
- フランケンシュタインと出産の神話(前篇) 2008.10.17
- 「宝泉寺蔵地獄極楽図から我が地獄の夢へ」アップ 2008.10.16
- ル・クレジオ…物質的恍惚! 2008.10.12
- 「蕗谷虹児…花嫁人形幻想」アップ 2008.10.11
- 「末期を描く…ターミナルケアの原点?」アップ 2008.10.07
- 月長石…ムーンストーンは妖しく光る 2008.10.06
- 「鰭崎英朋…今こそ大正ロマン!」アップ 2008.10.03
- 長谷川春草…独り居の夏になりゆく灯影かな 2008.08.19
- ムージルの『特性のない男』でさえもなく 2008.08.05
- 熱帯夜ファンの風浴び夢心地 2008.08.04
- 「蛍川」の周辺 2008.08.01
- 「蜘蛛の巣」という永遠 2008.07.24
- 汗水垂らして御簾(みす)のこと? 2008.07.20
- 今年は源氏物語千年紀 2008.07.05
- ジョイス…架空のイメージとの遭遇(序) 2008.07.01
- 「湯真藤子のユーモレスクワールド」アップ 2008.06.18
- 島崎藤村とラスキンと雲と…少し賢治 2008.06.15
- 作家名を駄洒落する ? ! 2008.06.13
- マンディアルグ "オートバイ " の周囲を舐めてみる 2008.06.11
- 無言坂…早く昔になればいい 2008.04.20
- 花びらをめぐる雑念 2008.04.05
- 屋根裏部屋の秘密 2008.02.16
- 海の宇宙ステーション:シーオービター 2008.02.06
- 梁 石日著『タクシー狂躁曲』未満 2008.02.04
- 芝浦のこと、再び 2008.01.11
- マイスター魂「電球・小川愛明」 2008.01.06
- 紙魚・白魚・雲母虫・本の虫 2007.12.26
- 「レンブラントの風景・風俗素描(後篇)」へ 2007.12.24
- オランダ風景画の巨匠アルベルト・カイプ(後篇) 2007.12.10
- ボードレールと「雲」とブーダンと (前篇) 2007.11.10
- 水、海、と来ると、次は雲である! 2007.10.19
- 雲行き怪しき禁書(?)の禁(1) 2007.10.18
- 日記と虚構の間を行ったり来たり 2007.10.11
- 埴谷雄高「死霊」の構想メモ見つかる! 2007.10.06
- 植物由来の宝石・琥珀の魅力 2007.09.23
- 「チェーホフ『六号室』」に戴いたコメント 2007.09.10
- 車中でも自宅でも、音楽三昧! 2007.09.07
- 真夏の夜は怪談…でも怖い! 2007.08.22
- エリオットとスピノザとモームと 2007.08.20
- 「熊野」を「ゆや」と読むとは知らなんだ 2007.08.18
- 「漱石の白くない白百合」の色話 2007.08.17
- 「ジョージ・エリオット」作品について 2007.08.10
- 島崎藤村『桜の実の熟する時』の周辺 2007.08.09
- 「ジョージ・エリオット」解説 2007.08.05
- 創作を巡るエッセイあれこれ 2007.07.19
- 世の中は勧善懲悪じゃ済みません?! 2007.06.18
- 文が解くベートーヴェンの不滅の恋 2007.05.11
- 千の星生みしは辛苦の賜物か 2007.04.26
- 銃と薬コズモポリスの主役なり?! 2007.04.20
- 雪国を夜窓に映し康成忌 2007.04.16
- バルザック誰もが主役の小説か 2007.04.01
- 愛本のちまきから泉鏡花の高野聖へ 2007.03.20
- ディケンズ…虐げしは何者か? 2007.03.13
- 南北に東西越える劇を見る 2007.03.03
- 春雨を待ちわびる日々花粉症! 2007.03.02
- オルフェ…目と耳と古今東西駆け巡る 2007.02.27
- 野見山朱鳥…ただに見る死して滾れる赤と火と 2007.02.26
- ホラなのか島清の言悲しかり 2007.02.25
- 土井さん、「超新星発見」から定家のこと 2007.02.23
- マノンなら煽られし挙句地の果ても 2007.02.14
- 何想う今日は北方領土の日 2007.02.07
- 草城の句境を知らず人は過ぎ 2007.01.29
- ヴァージニア・ウルフ……クラゲなす意識の海に漂わん 2007.01.26
- 天神とウルフつなぐは弥一のみ 2007.01.25
- ぬりかべを透かしてみても壁のあり 2007.01.22
- ポー世界迷路の渦に呑まれしか 2007.01.19
- 百年の風流夢譚に愉悦せん 2007.01.18
- マン世界エヒョー挿話に垣間見る 2007.01.13
- 松瀬青々…淋しさを青山に見る薄道 2007.01.09
- 美と醜と相身互いの深情け 2007.01.07
- 漱石やグールド介しマンにまで 2007.01.05
- マンの山のぼりつめても鍋の底 2007.01.04
- 寅彦忌…海月(くらげ)なす湯殿の髪の忘れえず 2006.12.31
- 銀の匙掬ってみれば苦き恋 2006.12.27
- 蕪村忌や語る人なき苫(とま)のあり 2006.12.25
- 地と海とグランブルーに繋がれる 2006.12.23
- 貫之の渡りし川を空に見ん 2006.12.21
- 古今なる異形の人とトークせん 2006.12.19
- 山口青邨…ひたむきに秋海棠を愛しけり 2006.12.15
- マンディアルグ形而上下の愛に生き 2006.12.13
- ラディゲにはのらくろ生きる我遠し 2006.12.12
- 誰彼と知る人多き年の瀬か 2006.12.07
- 中島敦の命日…遥かなる島より子恋う敦かも 2006.12.04
- プルースト…明日の記憶文字にせし 2006.11.18
- デイヴィー、メアリー・シェリーを感電させる?! 2006.11.15
- スティーヴンスン…松蔭の面影つまる宝島 2006.11.02
- 宮沢賢治…若き日も春と修羅との旅にあり 2006.10.22
- 金子みすゞ…野暮天も不思議愛しむ心あり 2006.10.20
- スウィフトや遠路はるばる風刺かね 2006.10.19
- 山川登美子…紅き花胸を焦がして命果つ 2006.10.03
- 宗鑑忌我が句の先も杳(よう)として 2006.10.02
- 今日は宮澤賢治忌…それとも…お絵描き記念日?! 2006.09.21
- 路傍の草、子規忌を想う 2006.09.19
- 賢治の俳句…花はみな四方に贈りて菊日和 2006.08.13
- 人麻呂と長明の「泡」つながり 2006.08.10
- ジュール・ヴェルヌ著『月世界旅行』 2006.08.05
- 「口ぶえ」と折口信夫の性愛 2006.07.31
- メルヴィル著『ピエール』の周辺 2006.07.23
- ホーソーンとアメリカの闇 2006.07.05
- 蛍は…火垂る? 星垂る? 2006.06.27
- 鏡と皮膚と化粧と…白雪姫の謎 2006.06.25
- 「石原裕次郎と啄木と」追記など 2006.06.10
- 芝浦のこと、「城の崎にて」のこと 2006.05.06
- ハムレットとスミレとオフィーリアと 2006.04.26
- 嗅覚の文学 2006.03.02
- 山崎方代の周辺…甲斐つながり 2005.12.30
- 国境の長いトンネルを抜けると雪国であつた 2005.12.28
- 嶋岡 晨著『現代詩の魅力』抜粋(9) 2005.10.08
- 嶋岡 晨著『現代詩の魅力』抜粋(8) 2005.10.06
- 嶋岡 晨著『現代詩の魅力』抜粋(7) 2005.10.04
- 嶋岡 晨著『現代詩の魅力』抜粋(6) 2005.10.02
- 嶋岡 晨著『現代詩の魅力』抜粋(5) 2005.09.30
- 嶋岡 晨著『現代詩の魅力』抜粋(4) 2005.09.28
- 嶋岡 晨著『現代詩の魅力』抜粋(3) 2005.09.26
- 嶋岡 晨著『現代詩の魅力』抜粋(2) 2005.09.25
- 嶋岡 晨著『現代詩の魅力』抜粋(1) 2005.09.21
- 詩人の数々…峠三吉や森鴎外 2005.09.19
- 川路柳虹再び 2005.09.18
- 川路柳虹のことを少々 2005.08.31
- 池田晶子と埴谷雄高にオン!? 2005.08.26
- ジュール・ヴェルヌ…オリエント 2005.07.14
- ヒースの丘 2005.07.08
- 青柳いづみこ、ドビュッシーを語る 2005.07.02
- 倉橋由美子さん死去…旅の重さ 2005.06.14
- センス・オブ・ワンダー…驚き 2005.06.04
- 東京は坂の町でもある 2005.06.01
- 東風吹かば 2005.03.07
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