2018/12/27

『悪魔祓い』から『大洪水』へ

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← ル・クレジオ【著】『悪魔祓い』(高山 鉄男【訳】 岩波文庫) 「無文字社会に生きながらも、あらゆる書字言語(エクリチュール)に先行する叡智を保持し、近代人の病である所有という概念に抵抗するインディオ社会の宇宙観。西欧文明と先住アメリカ社会のヴィジョンの対立をストレートに描く、現代文明批判の書」

 年末は天気が荒れるということで、買い出しに行ってきた。ついでに、年越しそばも買ってきた。が、もう、食べてしまった。我慢できんかった。これじゃ、明後日くらいには、買い出し、もう一回、いかんといけんな。ソバ、久しぶりに食べたら、美味かった。

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2018/12/23

カフカと量子論と

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← フランツ・カフカ/著『カフカ全集 6 城』(前田敬作/訳 新潮社)

 今日は冬晴れ。気温もツーリングに絶好。けれど、昨夜少々残業して、帰宅したのが丑三つ時。
 なれない残業で、日中はぐったりして、自転車で買い物に行くのがやっとだった。
 せっかくの上天気だったのに、勿体ない。
 例によって(?)、庭の落ち葉拾い。松葉がすごい。まだまだ落ちそうだ。栄養が足りないのだろうか。

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2018/12/16

ジョン・スタインベック『ハツカネズミと人間』に感動

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← ジョン・スタインベック/著『ハツカネズミと人間』(大浦暁生/訳 新潮文庫) 「からだも知恵も対照的なのっぽのレニーとちびのジョージ。渡り鳥のような二人の労働者の、ささやかな夢。カリフォルニアの農場を転々として働く男たちの友情、たくましい生命力、そして苛酷な現実と悲劇を、温かいヒューマニズムの眼差しで描いたスタインベックの永遠の名作」とか。

 今朝は今冬一番の冷え込み。でも、まさか零下だったとは。
 日中は晴れたのだが、寒風が頬に痛い。
 そんな中、連休でもあり、明日からは氷雨が降る予報なので、今日のうちにと、バイクを駆って書店へ。
 二か月ぶりに本の買い出し。まとめ買い。
 書店で本を物色する楽しみは、書店が次々と減っていく中で、なかなか気軽にはできない。
 家から下駄をはいて、近所の書店へ、なんて日常は、遠くなってしまった。
 淋しいものである。

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2018/12/13

佐藤春夫『田園の憂鬱』に親近感?

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← ボードレール/著『巴里の憂鬱』(三好達治/訳 新潮文庫) 「パリの群衆の中での孤独を半ば自伝的にしるした散文詩全50篇を収録」とか。

 今日も庭仕事。落ち葉拾いに一時間半。葉っぱはほぼ落ちたはずだけど、庭のあちこちに吹き寄せられている。庭の一部、雑草除けに砂利にした。これは失敗だとつくづく。モミジの葉っぱが散ると、砂利に混じって拾うのが大変。トングを使って一枚一枚拾う。辛気臭い作業を延々。連日。あと一回くらいやったら落ち葉拾いは終わる……はず。そしてあとは、雪が降ってくるのを待つだけ……待っちゃいないけど。

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2018/12/06

『今昔物語』あるいは犬死の語源?

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← 福永 武彦編訳著『今昔物語』 (【解説: 池上洵一 】 ちくま文庫 筑摩書房) 拙稿:「『今昔物語』:風のかたみ

 昨日(火曜日)の季節外れの暖かさから一転、今日(水曜日)は一気に冬の寒さが襲来した。今週末には雪さえ予報されている。
 そんな中、冷たい雨の降る庭で、傘を差しながら落ち葉拾いをやっていた。前夜からの風雨で紅葉もほぼ散り終えた感がある。落ち葉掃除もそろそろ終わりに近づいた……と思いたい。

 福永 武彦編訳著の『今昔物語』 を読了した。

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2018/11/28

谷崎潤一郎変身綺譚から李承雨へ

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← 李承雨 (イ・スンウ)著『植物たちの私生活』(金順姫 (キム・スニ)訳 藤原書店) 「すべての木は挫折した愛の化身だ…。」

 午後四時から庭木の剪定など庭仕事。僅か一時間で汗が滲む。その後のシャワーが楽しみ。浴室暖房で寒さに悴むことなく浴びられる。勢いで、風呂場の流しを掃除。栓などに髪の毛などが絡んでいる。ヌメリが嫌だね。でも、素手でやる。洗剤も使わない。あとは棕櫚タワシでゴシゴシ。ピカピカ。壁も布地のたわしでゴシゴシ。目地に沿って拭う。その勢いで、浴室マットも布地のタワシでゴシゴシ。普段、お湯で流すだけで、たまに日干しするだけだが、たまにはタワシで擦ってみた。お湯をかけると、結構、濁り水が流れる。
 浴室は、改装するつもりだったけど、予算が都合つかなくて、暖房機だけにとどめた。となると、手作業で綺麗にするしかない!

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2018/11/23

谷崎潤一郎再び

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← 『変身綺譚集成 新刊 谷崎潤一郎怪異小品集』(東 雅夫 編 平凡社ライブラリー ) 「超自然の怪異を描いた「変身綺譚」系の作品や怪奇幻想文学ジャンルの仲間らについて語った作品を収録する」。

変身綺譚集成 新刊 谷崎潤一郎怪異小品集』を読み始めた。
『痴人の愛 』とか『卍 』とか『瘋癲老人日記』、『陰翳禮讚 』、『蓼喰ふ虫』、『春琴抄』、『さらには『文章読本 』なども、文庫本で読んできた。流石に全集は読めない。こういう世界もあると知りたくて読む。

 拙稿「今日は「谷崎忌」…『細雪』の頃

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2018/11/21

野間宏『真空地帯』を読了

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← 今日は、雨。昨日(日曜日)は晴れていたのでバイクを駆って巨石見学へ。常願寺川の中流域の土手の周辺に、冬の立山での地震に由来する鉄砲水で流された大小の岩が点在している。殿様林に近い土手に立ち立山連峰を眺めていると、150年余り過去の惨害が夢のよう。運動場では、サッカー大会。

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2018/11/17

ナボコフ作『青白い炎』から春と修羅へ?

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← 流しの掃除。古いタワシで流しやタライや、生ゴミ網、ビニールマットなどを擦り洗った。ピカピカ! 洗剤を使うと環境汚染になるからね。但し、月に一度はハイターで殺菌。タワシでは、眼に見えない雑菌は退治できない。食器も、基本的に(夏場は水)お湯。油(脂)が多い時は、ティッシュで拭ってからお湯で洗う。せいぜい、牛乳石鹸をたまに使う程度。洗剤はできるだけ使いたくない。タワシでほぼ間に合いますからね。

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2018/11/15

虚実皮膜の自伝

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← 篠田 鉱造 著 『増補 幕末百話』(岩波文庫) 「幕末維新を目のあたりにした古老たちの話は想像もつかない面白いことずくめ.日本社会の激変ぶりを語る実話集」、さらに、「明治も半ば,篠田鉱造(1871-1965)は幕末の古老の話の採集を思い立った.廃刀から丸腰,ちょんまげから散切,士族の商法,殿様の栄耀,お国入りの騒ぎ,辻斬りの有様,安政の大地震,道具の投売……幕末維新を目のあたりにした人々の話は,想像もつかない面白いことずくめだった.日本社会の激変期を語る貴重な証言集」とか。

 篠田鉱造著の『増補 幕末百話』を読み始めた。幕末など江戸時代もの、明治や大正、昭和の初期の思い出話や実話風な本を読むのが好き。

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