疫病のもたらすもの
← 小雨の中、内庭散策。カエデの新緑が瑞々しい。椿の赤紅や濃緑とのコラボ。
トルストイの『世界文学全集 48 戦争と平和Ⅱ(1978) 』(集英社)を読み続けている。
今日は風雨。終日、家に籠っていた。外仕事もせずに。読書に専念し、本書の残り150頁を読み終えたかった。でも、頓挫。活字が細かくて、数頁読むごとに休憩。老眼の悲しさ。初めて読んだときは肉眼だったなんて、我ながら信じられない。
← 小雨の中、内庭散策。カエデの新緑が瑞々しい。椿の赤紅や濃緑とのコラボ。
トルストイの『世界文学全集 48 戦争と平和Ⅱ(1978) 』(集英社)を読み続けている。
今日は風雨。終日、家に籠っていた。外仕事もせずに。読書に専念し、本書の残り150頁を読み終えたかった。でも、頓挫。活字が細かくて、数頁読むごとに休憩。老眼の悲しさ。初めて読んだときは肉眼だったなんて、我ながら信じられない。
ひたすら好奇心と、多少の(?)スケベ心で買い求め、読んでしまった本。
昨日は仕事がやたらと暇だったもので、残り160頁ほどを一気に……じゃなく、ダラダラ読んで行っても、余裕で読み終えてしまった。悲しい現実……。
← 中野 明 著『裸はいつから恥ずかしくなったか ─「裸体」の日本近代史』 (ちくま文庫) 「幕末、訪日した外国人は混浴の公衆浴場に驚いた。日本人が裸に対して羞恥心や性的関心を持ったのはいつ頃なのか。「裸体」で読み解く日本近代史」とか。
江戸時代に関連する本を読むと、そういった話(や絵)は折々出てくるので、気になってならないでいた。
さすが、世の中は広いもので、小生のようなスケベ心に……じゃなく、関心に見事に応えてくれる書き手(調べる人)がいるものである。
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
ニック・タース著の『動くものはすべて殺せ アメリカ兵はベトナムで何をしたか』を読了した。副題にあるように、「アメリカ兵はベトナムで何をしたか」がテーマの本で、アメリカ軍の方針は「動くものはすべて殺せ」である。
← 藤永 茂著『アメリカ・インディアン悲史』(朝日選書 21) 著者のブログ:「私の闇の奥」
戦争である以上、戦争に勝つために何でもやるのは当然のようだが、アメリカ軍には、一般の兵士もだが、上官も指揮する将軍も、あるいはアメリカ大統領も含め、アジアの民への思い入れは全くなかったことが分かる。
というより、ベトナム人への人種的偏見が露骨なのである。
| 固定リンク
| コメント (2)
| トラックバック (0)
いろいろあって、数日の連休となった。組合の会合(当然のごとく、関連書類作り)、町内会の会合、そこへ不意に入ってきた親戚の訃報と葬儀、車検、タイヤ交換、灯油の買い出しなどなど。
← ポール・オースター【著】『最後の物たちの国で』(柴田 元幸【訳】 白水Uブックス) (画像は、「紀伊國屋書店ウェブストア」より)
会社でのトラブルがあって憂鬱な日々でもあった。不祥事は自分が引き起こしたわけではないが、責任は役員たる自分に問われてくる。会社の姿勢に落胆失望。
でも、諦めるわけにはいかない。
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
昨夜、サッカー日本代表のチュニジア代表との国際親善試合があった:「キリンチャレンジカップ:日本vs.チュニジア(会場:大分スポーツ公園総合競技場) サッカー 実況 スポーツナビ」
→ チュニジアの国旗 (画像は、「チュニジア - Wikipedia」より)
残念ながら仕事で、ほんの一部をワンセグで観ただけ。半分はラジオで。結果的に「ハリルホジッチ監督の初陣を勝利で飾った」ということで、まずは幸先のいいスタートを切った、と思いたい。
| 固定リンク
| コメント (2)
| トラックバック (0)
ほぼ終日の雨だった今日、外仕事もできず、録画しておいた、「NHKスペシャル|狂気の戦場 ペリリュー~忘れられた島の記録~」(8月13日(水))を観た。
→ 輸送船からLVTでペリリュー島の海岸に向かう海兵隊 (画像は、「ペリリューの戦い - Wikipedia」より)
日本軍とアメリカ軍の戦争については、少しは関心を抱いてきたが、ペリリュー島というのは、全くの初耳である。
観て、その戦闘の過酷さと不毛さに圧倒された。アメリカ海兵隊の中でも精鋭部隊だったが、彼らにとっても、尤も過酷な戦闘だったという。
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
『日本滞在日記』(レザーノフ著、大島幹雄訳、岩波文庫刊)を今日、読了した。
これはロシアの全権大使レザーノフが日本に通商を求めてやってきた際の、交渉ドタバタ劇とも言うべき本である。
← ニコライ・レザーノフ著『日本滞在日記 1804‐1805』(大島幹雄訳、岩波文庫刊) 「本書は長年出版が禁じられ、1994年に初めて公刊された」。
彼、レザーノフが日本にやってきたのは、1804年 9月であり、長崎に長い航海の末到着した。彼は半年余り日本に滞在し、すったもんだの交渉の挙句、通商は拒否されるのだが、この日記は、この間の日本側の役人とレザーノフの長い、先の見えない交渉の舞台を日記の形で綴っている。
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
先々週末(22日)、図書館へ返却に。
当然、CDや本を新たに借りる。
CDもだが、できるだけ聴いたことのない曲を聴こうとする。
本も可能な限り、新入荷本を物色、なかったら返却された本の棚を一瞥して、書庫へ向かう。
→ アンブロージョ・ロレンツェッティ(Ambrogio Lorenzetti)作『悪政の寓意』 以下に紹介するマリオ・バルガス・リョサ 著『チボの狂宴』(八重樫 克彦/八重樫 由貴子【訳】 作品社)の表紙に使われているフレスコ画。(画像は、「アンブロージョ・ロレンツェッティ - Wikipedia」より)
しかし、今回は、新入荷の本を並べてある平棚で足止めされた。
そう、マリオ・バルガス・リョサ 著『チボの狂宴』(八重樫 克彦/八重樫 由貴子【訳】 作品社)が棚の上にデーンとあったからだ。
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
今また大部の本を読んでいる(ジュールズ・キャシュフォード【著】の『図説 月の文化史〈上・下〉―神話・伝説・イメージ』(別宮 貞徳【監訳】 片柳 佐智子【訳】 柊風舎)で、上下巻併せて850頁ほど)。
この本に掛かりきりでは、やや鬱陶しいので、決して息抜きというわけではないが、図書館で合間に読む本として軽い本を物色していたら、エリ・ヴィーゼル著の『夜 [新版]』 (村上光彦訳 みすず書房)が新入荷本の平棚にあるのを見つけ、思わず手にとった。
→ 今朝未明、仕事の最中、とある民家の軒先で月影を撮る。このさと一時間もしないうちに雨模様となった。だから束の間の晴れ間で、月光を浴びつつ、月影を追いつつの楽しい仕事のひと時だったのである。
無論、決して軽い本などではない。小生が言う軽いは、手に持つ重みや大きさのことで、大部の本を寝床で手に持って読むのは大変なので、就寝の際には、手に負担の少ない本を常に備えておくことにしているのだ(職業病なのか、左腕が痛い。筋肉痛のようだ)。
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
Mystery Circle お知らせ オートバイエッセイ・レポート サンバレポート・エッセイ スポーツ タクシーエッセイ ダンス ツイッター テレビ情報 ドキュメント ドライブ ナンセンス ナンセンス小説 ニュース ベリーダンス ボクもの ラジオ ラジオ情報 伝統・民俗学 伝記 俳句・川柳 写真日記 創作・虚構・物語 創作(オレもの) 古代史・考古学 古典 哲学・思想・宗教 国外情勢・歴史 夢・夢談義 季語随筆 宗教 富山情報 富山散歩 小説(幻想モノ) 島崎藤村『夜明け前』 思い出話 恋愛・心と体 携帯投稿 文化・芸術 文学散歩 旅行・地域 日本中世史・考古学 日記より 日記・コラム・つぶやき 旧稿を温めます 映画・テレビ 書籍・雑誌 書評エッセイ 番外編 目次・索引 社会一般 祈りのエッセイ 科学一般 科学技術評論 童謡・唱歌 経済・政治・国際 美術エッセイ 自転車散歩 観劇レポート 訃報 読書メーター 近代・現代史 運転代行 音楽 音楽エッセイ 駄洒落・戯文・駄文
最近のコメント