2018/10/12

フロベールの叙述の凄みに感服

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← フロベール (著)『世界文学全集 (17) ボヴァリー夫人・聖アントワヌの誘惑・三つの物語』(菅野 昭正 (翻訳)  集英社) 発売:1976/05 吾輩の本は、昭和61年の第四刷。確か、当時、文庫本では「聖アントワヌの誘惑」が見つからず、この箱入りの本を買った。当然ながら、所収の作品は全部、読んた。

 過日より、フロベール作の『世界文学全集 (17) ボヴァリー夫人・聖アントワヌの誘惑・三つの物語』を読み始めている。
 なかなか進まなかったが、連休となり、ようやく昨日今日と読める。10数年ぶり。やはり、文章が素晴らしい。人物描写も風景描写も卓越している。そもそも、風景描写は状況説明であり、情景を表現しつつ実は心理描写をしている。小説はストーリー展開や登場人物の会話の妙もだが、情景や風景描写に作家の腕前が如実に出る。

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2018/10/10

西部開拓時代のアメリカを映画に

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← ディー・ブラウン著『わが魂を聖地に埋めよ(下巻)』(鈴木主税訳 草思社文庫) 「シャイアン、アパッチ、コマンチ、ナヴァホ、スー…。1860年からわずか30年間で殱滅させられた諸部族のあまりにも痛ましい歴史を詳細に描きあげた名著」。

 今日(水曜日)、固まる土を買ってきた。人が通る庭地には除草剤を撒きたくない。といって、雑草の草むしりは厄介。コンクリートで固めるのも、野暮だし殺風景。なので、固まる土を撒き、水を灌ぐと、天気さえ良ければ、反日か一日で固まる。色も土の色なので、庭に違和感もない。数年前にこの土を敷いた場所は、歳月の刑かと共に、カビ(苔)が生えてきて庭に馴染んでいる。
 その新たな地面の上を歩いてみないと、固まる土だとは分からないだろう。

 ディー・ブラウン著の『わが魂を聖地に埋めよ(下巻)』を昨日、仕事中に読了した。


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2018/10/09

つがいでいるのも大変

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← ディー・ブラウン著『わが魂を聖地に埋めよ〈上〉』(鈴木 主税【訳】 草思社文庫) 「北米先住民の側から書かれた19世紀後半のアメリカ西部史」。

 日曜日未明、ディー・ブラウン著の『わが魂を聖地に埋めよ〈上〉』を読了。

 読むのが辛い。ネタバレどころではない、歴史の示す結末は分かり過ぎるくらい分かっている。
 白人のあまりの蛮行と横暴。騙し討ちし、頭皮を剥ぎ、首を切り落とし、頭は茹でて頭蓋骨を記念品にと売り払う。女子供は殺すか奴隷に。土地と欲(金)に目が眩んだ白人らの国。今もアメリカは、金融業などを見ても、海外での政権転覆などの野蛮さを見ても、その貪欲さと非情さは変わらない。

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2018/10/07

金子文子『獄中手記』読了

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← ヨゼフ・チャペック 著『ヨゼフ・チャペック エッセイ集』(飯島 周 編訳 平凡社ライブラリー ) 商品説明によると、「ロボットという言葉の創案者による「人造人間」やチェコの文化、政治や戦争に関するエッセイ26篇とナチス収容所で書かれた詩9篇」。今日(金曜日)から車中での待機中に読む。著者は、ロボットという名称を創案した人物。小説の「ロボット」を書いたカレル・チャペックの兄。弟のカレルは、小説で有名にした。この点、クイズ番組でも間違えていることが多い。 

 今夜にも台風が富山に最接近する見込み。といっても、はるか日本海沖合なので、直接の影響は少ないか。あるいは、雨、風は避けられないか。
 そんな中、今日も庭仕事。農作業小屋に移し終えた数年分の枝葉。枝の類は、ポリ袋などに詰め込む作業。葉っぱは、腐るのも早いだろうから、コンポストにため込んでいく。
 三か月以上に渡った作業も、今月中には目途が付きそう。
 作業中、五時半ころだったか、不意に風が強まってきた。
 六時過ぎには作業を終え、入浴。

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2018/10/04

高岡・伏木の芥川賞作家 堀田善衛

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→ 画像にあるように、三日(火曜日)、「堀田一族と伏木」展へ。堀田善衛は、富山県高岡市出身の芥川賞作家(『広場の孤独』)。小生は、『広場の孤独』や『方丈記私記』『ゴヤ』などを読んできた。でも、彼が、高岡市とはいえ、富山県出身の作家だとは、十年ほど前、『方丈記私記』を読んでようやくだったような気がする。

両親が富山県出身 ノーベル医学生理学賞に本庶佑さん チューリップテレビニュース」によると、ノーベル医学生理学賞された本庶佑さんは、両親が共に富山県出身だとか。
 去年8月、富山市で講演をした本庶さんは自らのルーツについて次のように語りました。「先祖が富山県ということで、私の先祖は中老田村。祖母は県庁で薬事行政に携わっていました。現在も親戚は高岡から黒部まで散在いたしておりまして」。本籍地は富山市の西田地方町に今もあるとか。

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2018/10/03

山本義隆著『近代日本一五〇年 科学技術総力戦体制の破綻』は必読

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← 山本 義隆 著 『近代日本一五〇年 科学技術総力戦体制の破綻』(岩波新書) 「明治100年の全共闘運動,「科学の体制化」による大国化の破綻としての福島の事故を経たいま,日本近代化の再考を迫る」とかといった内容。

 山本義隆著の『近代日本一五〇年 科学技術総力戦体制の破綻』を読了した。
 日本の近代を改めて根底から問い直すべきと思い知らされる書だった。
 既にメモ書きの形で、折々要点を綴ってきた。
 小生の下手な感想など要らない。とにかく一読を勧めたい。
 以下は、ここ数日で呟きの形でメモった数々。可能な限り、原文そのままの転記を心掛けたが、車中での待機中のことなので、多少の吾輩の主観が混じっているのは容赦願いたい:

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2018/10/02

『わが魂を聖地に埋めよ』を読み始める

 今日も庭仕事。運動不足解消の意味もあると、自分に言い聞かせて、せっせと頑張っている。
 ところで、車。車検切れだった。この前、車検をお願いした業者から、当然、車検の通知ハガキか連絡が来るものと思い込んでいた……のが甘かったようだ。

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← パトリシア・ハイスミス 著『見知らぬ乗客』(白石 朗 訳 河出文庫) 「妻との離婚を渇望するガイは、父親を憎む青年ブルーノに列車の中で出会い、提案される。ぼくはあなたの奥さんを殺し、あなたはぼくの親父を殺すのはどうでしょう?」だって。

 パトリシア・ハイスミス作の『見知らぬ乗客』を読了。

 本作品は、交換殺人を扱った作品では、最初に公刊された小説だとか。アイデアでは前後して使われている作家(作品)があるらしいが。
 交換殺人を扱った小説やドラマはその後、かなりな数、世に出ている。だが、本書の素晴らしいのは、そのアイデアの秀逸さというより、犯人たちのみならず、周辺の人物たち相互の倫理描写やドラマにこそある。
 なので、交換殺人が云々と云っても、ネタ晴らしにはならないのだ。

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2018/09/30

読書は進むよ…これでいいのか

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← パトリシア・ハイスミス 著『見知らぬ乗客』(白石 朗 訳 河出文庫) 「妻との離婚を渇望するガイは、父親を憎む青年ブルーノに列車の中で出会い、提案される。ぼくはあなたの奥さんを殺し、あなたはぼくの親父を殺すのはどうでしょう?」だって。

 家で読んでいるのだが、庭仕事や何かでなかなか手につかなった。でも、今日(日曜日)は、外仕事は雨で止めたので、読書に専念。今日中に半分以上読めそう。いよいよ殺人に手を染める。その心理描写がなかなか優れている。読ませる。さすがの作家であり作品だ。
 ちなみに、昨日は仕事だったのだが、あまりに暇で、そんなにせっせと読んだわけでもないのに、200頁以上も読めてしまった。嬉しい悲鳴か。

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2018/09/27

幽霊画のジャンルは世界に類を見ない?

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← 田中 圭子著『うらめしい絵 日本美術に見る 怨恨の競演』(誠文堂新光社) 「負の感情を描いた絵に秘められた物語をひもとき、画家たちが描いた恐ろしくも人を惹きつけてやまない「うらみ」の世界を紹介」とか。

 今日(水曜日)も、庭仕事に汗を流した。庭のあちこちに山積みだった枝葉をようやく、農作業小屋に移した。これで、野外には刈り取った枝葉の山はなくなった。
 ここまで来るのに三か月を要した。

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2018/09/26

「土の話」から「うらめしい絵」へ

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→ 勝川春英「蚊帳に入る女幽霊」 田中 圭子著の「うらめしい絵: 日本美術に見る 怨恨の競演」(誠文堂新光社)にて再会。うらめしい春画。

 ショック。今日(火)は30日に一度の通院の日。血糖値の検査の数値が思わしくなく、薬がまた強いものに。ああ! 気を取り直 し、今日も夕方、庭仕事。溜まった庭木の片付け。汗だく。健康とリフレッシュのため、プール通いを再開したいしたいけど、あと数ヵ月は難しそう。

 スマホ契約を変更するにあたって、そもそも自分のデータ使用量がどれほどか、分からずにいた。ネットで確認の仕方を調べたら、なんと簡単にわかるのかって、驚いた。分かったことは、自分はYouTubeやテレビやゲームなどを一切しないので、契約している上限をはるかに下回るってことが分かった。知らずに、随分、損な契約していたんだ。勿体ないこと。

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