2017/04/15

草むしり作業などの合間に読書

 本日は晴天なり。外出日和。でも、生憎、吾輩は庭仕事。病院通いに草むしり。合間に読書。充実している?
 
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← 釜谷武志著『陶淵明』(ビギナーズ・クラシックス 中国の古典  イラスト/デザイン 谷口広樹 角川文庫) 「帰りなん、いざ…。そう言って田園に帰った詩人が残した魂の叫び!」だとか。

 釜谷武志著の『陶淵明』を読み始めた。
 折々だが、こうした中国の古典を読む。漢詩が好き。読み下し文がないと読めるわけじゃない。その意味で、読み下し文を呈してくれる学者に感謝しないといけない。漢詩に魅力を感じたのは、高校時代、漢文の授業で。決定打は、中島敦の山月記かもしれない。

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2017/04/14

懊悩は肉体の異変の結果に過ぎないのか

 NHK総合で放送されている、「総合診療医 ドクターG」は好きな番組で、録画してでも見るようにしている。

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← R.D.レイン 著『引き裂かれた自己 ─狂気の現象学』 (天野 衛 翻訳 ちくま学芸文庫) 「ドゥルーズ=ガタリらの現代思想や、今日のサブカルチャーにも多大な影響を与えつづける古典的名著」です。ある意味、我が青春の書でもある。

 毎回、興味ある展開で見逃せない。
 体への関心もあるが、自分の体が心配だからでもある。

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2017/03/16

ハードボイルド?

 プールへ行きたかったけど、今日は月一で通院している内科医院へ。
 運動不足解消のため、廊下などを吹き掃除。雑巾を使って手で拭き拭き。40分だけ。結構な運動量だ。拭き掃除は、今年初めて。三ヶ月ぶりか。

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←  三浦 佑之 著『古事記を読みなおす』 (ちくま新書) 「「国家の歴史」以前から列島に底流する古層の語りとして、古事記をとらえ返す」という本。記紀神話に捉われない古事記理解が納得できる。同氏の本はこれで何冊目かな。拙稿の「三浦佑之『口語訳 古事記』」や「三浦 佑之著『古事記講義』」などを参照のこと。

「日本書紀」は、ほとんど読んだことがない。浩瀚な書ということもあるが、正史の退屈さについていけない。一方、「古事記」は三浦氏の著を始め、各種の本につい手が出てしまう。中でもこの数年は、大和岩雄さんと三浦さんの本がメイン。梅原さんの本を嚆矢に、記紀神話幻想から脱却しつつある現状を理解しないとね。

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2017/03/02

梯久美子著『狂うひと ──「死の棘」の妻・島尾ミホ』読了

 プール通い5回目。25メートルプールを8往復。基本、クロールだ。時々、平泳ぎを交えて。平泳ぎは苦手。追々、平泳ぎでも長距離、泳げるようになりたい。

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→ 宮本秋風「夏の月」(画像は、「株式会社 七彩社」より) 拙稿「霧の作家・宮本秋風の周辺」参照のこと。

 7世紀半ばに壊されたんだから、蘇我蝦夷だろうな。蘇我馬子の墓も壊されたしね:
謎の遺跡、未知の巨大古墳だった 被葬者は蘇我蝦夷かも:朝日新聞デジタル
 古代史や考古学、年に何冊かは必ず読みます。近代や中世史より、古代史が気になってならないのです。奈良近辺に住んでいたら、古墳巡りする! 石舞台も観たい!

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2017/02/25

『里山資本主義』やら中村 弥作「 幼い記憶」など

 今日は火事に、じゃない、家事に専念。この数日の強風で家の外が心配で見て回ったら、案の定だった。車道沿いの出窓の庇に被せてあったトタンが破れ一部、出窓のほうへぶら下っていた! むろん、手で引き千切った。見ると、庇自体、古くてトタンの下の板切れが腐敗し始めている。
 腐敗しかけているのは、他にも何か所も。

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← 塩田武士 作『罪の声』(講談社) グリコ森永事件の真相に迫った本。未読なのだが、この表紙の絵が気になった。調べてみたら、中村 弥氏による「 幼い記憶」という作品だった。「シェル美術賞2005」の入選作品。 (「シェル美術賞2005 受賞・入選作家一覧」参照。) この方の他の作品も観たくなった。

 家の外、他に日除けのシートをぶら下げている金具が外れかけていた。畑などの防草シートなども一部、剥がれていた。一番、心配だったパイプ車庫に被せてある防水シートだけは、無事だった。いつもながら、強風吹き荒れる翌日は、パイプ車庫自体が飛ばされていないか、心配でならない。

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2017/02/21

ジョージ・エリオット『ダニエル・デロンダ』読了

 今日、プール通い再開3回目。初日の倍を泳いだ。といっても、25メートルを6往復。まだまだアイドリングです。泳いだ後の抹茶カフェが美味しい。

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← ジョージエリオット 作『ダニエル・デロンダ〈3〉』(淀川 郁子訳 松籟社)

 未だに日本は単一民族国家だという幻想に囚われている人が多い。夢見るのは勝手だけど、アジアの中で極東の島国だって位置を忘れちゃいけない。北方系、南方系、大陸や半島系など(さらにはインドや中東など)の寄せ集め国家だという厳然たる事実は遺伝子研究からも動かないのだ。:
記者会見「日本列島3人類集団の遺伝的近縁性」 東京大学
崎谷 満著『DNAでたどる日本人10万年の旅』!
「日本人になった祖先たち」の周辺

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2017/02/09

蕩尽あるいはエロティシズムへの欲望

 エロティシズムへの欲望は、死をも渇望するほどに、それとも絶望をこそ焦がれるほどに人間の度量を圧倒する凄まじさを持つ。快楽を追っているはずなのに、また、快楽の園は目の前にある、それどころか己は既に悦楽の園にドップリと浸っているはずなのに、禁断の木の実ははるかに遠いことを思い知らされる。

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← ジョルジュ・バタイユ著『宗教の理論』(湯浅博雄訳、ちくま学芸文庫)

 快楽を切望し、性に、水に餓えている。すると、目の前の太平洋より巨大な悦楽の園という海の水が打ち寄せている。手を伸ばせば届く、足を一歩、踏み出せば波打ち際くらいには辿り着ける。

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2017/01/08

『ぼくたちが本当にシタかったこと』って何だろう

高齢者を75歳以上に=65歳は「准」、定義変更提言―老年学会」なんてニュースが木曜日、流れた。

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← 白都くろの著『ぼくたちが本当にシタかったこと』(イラスト/珈琲猫 ガガガ文庫) 「学校が「成年向けコンテンツ」つまりアダルトなコンテンツを作るための勉強をする学校であり、アダルトなビデオの現場の実践学習もあり、あれやこれやをシテしまう可能性があるということ」。「好きになった女の子が、「女優志望」だったら、どう考えてもハートが耐えられる自信がない」。

 大方の意見でもあるのだろうが、小生、某SNSサイトで、こんな呟きを吐いたよ:
 いよいよ更なる年金支給年齢の引き上げに繋がっていくんでしょう。大多数の高齢医者(65歳に満たない)は、働かないと生きていけない。75歳で健康体なのは、今のアベノミクスで恩恵を受けているような人々が圧倒的なんじゃないかな。

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2017/01/06

残穢は至る所に

 今年は酉年なので、大好きな鶏のから揚げや焼き鳥なんかは、自制しようかな。庭などに飛来する野鳥を眺めて、野性を愛でるのもいいよね。

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← 小野不由美/著『残穢』(新潮文庫) 「この家は、どこか可怪(おか)しい。転居したばかりの部屋で、何かが畳を擦る音が聞こえ、背後には気配が……。だから、人が居着かないのか。何の変哲もないマンションで起きる怪異現象を調べるうち、ある因縁が浮かび上がる。かつて、ここでむかえた最期とは。怨みを伴う死は「穢(けが)れ」となり、感染は拡大するというのだが――山本周五郎賞受賞、戦慄の傑作ドキュメンタリー・ホラー長編!」 ストーリーなどの概要については、「残穢 - Wikipedia」などを参照願いたい。小野作品は本書が初めて。作者が女性だと初めてしった。

 今日は外出日。銀行でお金をおろし、百円ショップへ行って、雪囲いのための杭を物色(ちょっと品揃いは薄い)。スーパーで買い物(年越しそばを食べ損ねたので、今夜、食べる)。コインランドリーへ。最後は、庭木の剪定。いよいよ来週、雪のマークが続くので、雪囲いもとりあえず杭打ちだけ。

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2017/01/05

ポパーとウィトゲンシュタインとのあいだで交わされた世上名高い10分間の大激論の謎

 四日、テレビで高梨選手の年越しそばを食べて…というコメントを聴いて(見て)、今更だけど、年越しそばを食べるのを忘れていたと気付いた。明日にも食べるか…意味ないか。

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← デヴィッド・エドモンズ/ジョン・エーディナウ 著『ポパーとウィトゲンシュタインとのあいだで交わされた世上名高い10分間の大激論の謎』 (二木 麻里 翻訳  ちくま学芸文庫) 「このすれ違いは避けられない運命だった? 二人の思想の歩み、そして大激論の真相に、ウィーン学団の人間模様やヨーロッパの歴史的背景から迫る」という内容。論議の一部は、例えば「火掻き棒事件をめぐる〈熱い〉[=厚い]記述」を参照。

 我が家は築60年以上の家。かなり建付けが危うくなっている。畳の部屋など、べこべこの畳を酔っぱらいのようにフラフラ歩いちゃうので、よろめくことも。建て替えも改築も経済的に無理。いっそのこと、車庫を作り、電気自動車を停め、車で暮らそうかと、マジに検討している。

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