2019/04/01

3月の読書メーター

先月来、アウグスティヌスの「告白」を読んできたので、冊数などは少ないが、中身は濃いと思いたい。

 

3月の読書メーター
読んだ本の数:10
読んだページ数:3680
ナイス数:3737

 

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2019/03/19

サックス最後の著「意識の川をゆく」を読む

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↑ オリヴァー・サックス著『意識の川をゆく──脳神経科医が探る「心」の起源』 (大田 直子 訳 早川書房) 「脳科学の最新成果も貪欲にとりいれた、脳神経科医サックス最後の医学エッセイ集。養老孟司氏解説」。
 いま読んでいるオリヴァー・サックスの「意識の川をゆく」にて参照されている。偶然にも(偶然じゃないかも)、いまダマシオの「進化の意外な順序」を読んでいるところで、内容的に一部重なるところがある。進化上後発の中枢神経系(動物を動物たらしめている神経網(叢))と、ずっと前から進化していた自律神経系との関係と異同について。中枢神経系は、比較的分かりやすい(自覚的だ)が、自律神経系は、なんとなく変とか気分がいいとか、曖昧だけど、自分がどういう状態かの基本的感覚、暗黙の意識の感覚。
 ホメオスタシスが不調になると、不快になったり外見も元気そうでなくなる。

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2019/02/09

新聞の書評頁から

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← レールモントフ 作『現代の英雄』 (中村 融 訳 岩波文庫 )  「英雄とは,時代の犠牲者に他ならない.二十七歳にして決闘でたおれた反逆詩人のもっとも完成度の高い散文作品」。

 昨日(木曜日)は、雨が降りだす前にと、せっせと庭仕事。一時間半ほど作業したところで、雨がポツポツ。作業を切り上げて、茶の間で寛ごうとしたら、なんと汗びっしょり。真冬の庭仕事で汗だくになったのは、(雪掻きは別)初めて。気温、高かったんだ。今日は、一転して雪。小雪。

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2019/02/07

「唐詩選(上)」読了

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← イレーヌ・ネミロフスキー 著『血の熱』(芝盛行 訳 未知谷) 「田舎の生活の奥底に眠っていた情熱の、時を越えた驚くべき噴出を明らかにする(……)ほとんど何も起こらない、死んだような田園生活と、そこに眠り忘却されていた情熱の激しさのコントラストに、読者は唖然とすることになる」(塚本昌則氏評「週刊読書人」7月15日号)

 読ませる作品。負のマトリョーシカのような世界。フランスの片田舎の村が舞台。顔見知りの人ばかり。誰彼の素性や人間関係も知悉している。澱んだ空気が息苦しい。今日も明日も同じような日が続く……はずだった、ある死亡事故が起きるまでは。

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2019/02/02

『タタール人の砂漠』から『死者の奢り・飼育』へ

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→ 昨日は、むきになってしまい、草むしりや落ち葉拾いをやり過ぎた。いざ、読書しようとしたら、足腰の疲れ、それと、部屋着だったことでの負荷もあったのだろう、居眠りウトウトがいつもよりひどく、ほとんど読めなかった。天気がいいからって、調子にのるもんじゃない。画像は、富山市石倉にある延命地蔵尊。湧き水を汲みに、日中は人影が絶えない。夜は、ひっそり。

 怒り! 学校のアンケートに、少女が、父親に暴力を振るわれている、と書いた。そのアンケートを父親が学校に要求。学校はさすがに、個人情報だとして拒否。ところが、父親が教育委員会に要求したら、コピーを渡してしまった。父親の怒りを鎮めるためだって。ひどい。アンケート用紙を見たことが、引き金になり、死に至る暴力になったのではないか。

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2019/01/30

サファイアからイサベル・アジェンデへ

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← サファイア 著『プレシャス』(東江一紀 訳 河出文庫 ) 「父親のレイプで二度も妊娠し、母親の虐待に打ちのめされてハーレムで生きる、十六歳の少女プレシャス。そんな彼女が読み書きを教えるレイン先生に出会い、魂の詩人となっていく」。

 今日、水曜日。快晴である。小春日和と言いたい。午前中、ちょっと生ごみをコンポストに捨てに行ったのが運の尽き。
 なぜか。例によって、部屋着のままで草むしりに落ち葉拾い作業を始めてしまったのだ。
 ほんの一か所か二か所の雑草を毟り取るだけのつもりが、あっちもこっちもとなって、いつしかムキになり、気が付いたら一時間半。
 サンダルだし、素手だし、部屋着だし、天気はいいけど、寒風が身を刺す。でも、ムキになる性分は変えられないね。

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2019/01/23

「懐風藻」から「唐詩選」へ

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← ブッツァーティ 著『タタール人の砂漠』(脇 功 訳  岩波文庫) 「辺境の砦でいつ来襲するともわからない敵を待ちながら,緊張と不安の中で青春を浪費する将校ジョヴァンニ・ドローゴ―」。

 カボチャと焼き芋、食感、まるで違います! ポテトサラダ、OKです。中のキュウリも(小さければ)ニンジンも食べられます(生だから)。不思議に、酢の物の中のキュウリもOK。多分、生だから。

 雪が降らないものだから、冬のこの時期も草むしり。地上部分はようやく生えている程度だけど、根っこの張り具合の凄さときたら! 根っこが、文字通り、蔓延っている! 根っこ網のほうが立派! 力付くで引っこ抜くと、地面が剥がれる勢い。土と根っこが一体だ!
 なるほど、冬は、寒い地上より、暖かい地中で思いっきり羽根を延ばしてるんだね。ごめんね、お休みのところ、邪魔しちゃって!

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2019/01/16

地球以外にも生命の星はある

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← 阿部 豊【著】『生命の星の条件を探る』(阿部 彩子【解説】 文春文庫) 「東大の地球惑星科学の最先端の研究を初めて一般向けに書き下ろす」とか。

 阿部 豊著の『生命の星の条件を探る』を読了した。解説をしているのは、奥さんの阿部 彩子氏である。
 あまりに暇で昨日の待機中に半分以上を読み、残りは帰宅してから一気に。

 生命の育まれた地球の環境を列挙すると、①地表に水があること。②大陸があること。③プレートテクトニクスがあること。④生命がいること。これでも条件を緩めにしたもの。生命体にはリンが不可欠とか、そのほか、生命が誕生し持続するには、様々な条件が不可欠となる。

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2019/01/05

山茶花の花は散るよ 延々と

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← エムラン・メイヤー【著】『腸と脳 体内の会話はいかにあなたの気分や選択や健康を左右するか』(高橋 洋【訳】 紀伊國屋書店) 「腸と腸内の微生物と脳が交わす緊密な情報のやりとりが心身に及ぼす影響や、腸内環境の異変と疾病の関係などについての最新知見をわかりやすく解説する」

 昨年末から読んできていた、エムラン・メイヤー著の『腸と脳 体内の会話はいかにあなたの気分や選択や健康を左右するか』を読了した。
 腸を問わず、人体の内外に共生(であってほしい)する細菌類への関心は、小生ならずとも、世界的に深まっている。
 というか、その影響を受け、関連の諸著がどんどん翻訳されていて、小生は、その大半を読んできた。

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2018/12/31

この宇宙の片隅で腸に拘る

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← ショーン・キャロル著『この宇宙の片隅に 宇宙の始まりから生命の意味を考える50章』(松浦俊輔訳 青土社) 「私たちの信条、希望、夢は無限の空間の中で重要性を持っているだろうか?人類の目的と意味は科学的世界観に合致することができるのだろうか?

 今夜は、年越しぞばを食べる。昨日、2食分買ってきて、1食分は昨夜、食べてしまったが、1食分は死守してあるのだ。

 ショーン・キャロル著の『この宇宙の片隅に 宇宙の始まりから生命の意味を考える50章』を読了した。
 なかなかの好著だった(校正ミスが目立つが)。

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