2018/08/18

幻想より怪奇なのか

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← ルソー (著)『告白録〈上巻〉』(井上 究一郎 (翻訳)  新潮文庫) 画像は、我が所蔵本。手垢も付いているし、赤茶色に変色している。書庫の奥から引っ張り出してきた。

 学生時代以来、久しぶりに本書を手にする。ルソーは、どちらかと言えば嫌いな人物。けど、代表作はだいたい読んでいる。「孤独な散歩者の夢想」は、高校生の頃からの愛読書。繰り返すけど、人物は近寄りになりたくないんだよ。

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2018/08/15

巴金 著『寒い夜』に暗澹たる思い

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→ カネのなる木。いっぱい何やら生えている。どうしたらいい? 今日、くれた人が来たんだから、聞けば良かった。

 昨年は、我が手作りカレー元年だった。ふとした思い付きで作ったら、大成功。これはいいぞと、二度三度。さらに、シチューまで作った。が、四度目からダメに。あれこれ凝りはじめたら、ぐじゃぐじゃになってしまった。以来、手作りカレーのマイブームは半年で消滅した。今秋、再挑戦するか、やはりレトルトに戻るか、思案中。

 親戚の家族がやってきた。お盆。お墓参り。家の仏壇に参る。仏壇へのお供えに、ナシ8個を。

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2018/08/04

白石『折たく柴の記』からE・ガレアーノ『収奪された大地』へ

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→ 画像はミニトマト。疲れたので、キュウリは止めた。

 今日も庭仕事。数年前、謎の原因で枯れ木と化した貴重な樅ノ木の伐採作業を開始した。いつか再生するのではと待ち続けたが、ついに諦めた。取りあえず、枝の刈り込み。と言っても、手や腕っぷしでパキパキ折れる。雨が降らないのに、雑草は元気。負ける……負けないぞ。

 新井白石著の『折たく柴の記』を一か月以上を要して、懇切な注釈を頼りに読み通した。

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2018/07/18

なぜ水俣病患者は「チッソを許す」と言い始めたか

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→ 昨日は、ミニトマトだけの収穫。中1日置いて、これだけ。人にあげるほどじゃないので、冷やして我輩がたべる。さすがに一度では食べきれず、二度(二日)に分けて食べた。

 冷蔵庫には、お茶の冷や水出しと、この丼トマトで充実。冷蔵庫には、水道水もコップ一杯分、常時、冷やしてある。何を飲むにしても、まず、冷水を軽く飲んでから。飲料代を減らす意味もあるけど、冷やした水道水が美味いんだ!

 富山には、融雪装置がある。この猛暑なのだから、この装置で市街地などに散水したらどうだろう。水不足じゃないし、費用対効果は大きいのでは。
 散水した地域の気温は、下がるとして2から3度位だろうけど、それでも一定の効果が見込めるのでは。

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2018/07/14

『ペドロ・パラモ』から『折たく柴の記』へ

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→ 昨年晩秋に戴いたカネのなる木。半年あまりを経て、気持ち大きくなったよう。土壌からは小さな芽吹き。さて、これからどうする。まだ、植え替えは早いかな。ちなみに、この木を置いて、少なからず期待していた懐具合のほうは、ダイエット状態。

 読書メーターには、漫画の本はアップしていない。子供の頃は漫画にどっぷりだった。記憶に残る漫画は多々あるが、印象に残り、ある意味思想にも影響した漫画というと、白土三平の名をあげるしかない。『忍者武芸帳 影丸伝』『サスケ』『カムイ伝』『ワタリ』『シートン動物記』など。『忍者武芸帳』などは全巻揃えていたのに、大学生となって郷里を離れている間に整理されちゃった。
 申し訳なくも、非常に失礼にも、白土三平さんは、とっくに物故されていると思い込んでいた。今、調べたら、健在。すみません。

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2018/07/12

真実とは玉ねぎの皮をむくようなもの?

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← プルースト 作『失われた時を求めて 12  消え去ったアルベルチーヌ』(吉川 一義 訳 岩波文庫) 「アルベルチーヌの突然の出奔と事故死――.そこからの絶望が忘却へと変わる心理の移ろいを繊細に描く」とか。

 プルースト 作の『失われた時を求めて 12  消え去ったアルベルチーヌ』を読了した。
 一度は愛した人、己のものにした彼女。失って初めて気づく、愛おしさと、身近だったころには自覚しきれなかった鬱陶しさ。その人の謎を探ろうとすると、彼女について全く予想外の<真の姿>が垣間見える。が、見えてきた姿が真相だったという保証など、何処にもない。現実は一つしかない。真実だって一つしかありえない。

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2018/07/07

初めて清少納言の「枕草子」に感心

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← これは過日読了した、ボリス・ヴィアン著の『お前らの墓につばを吐いてやる』(鈴木 創士【訳】 河出文庫)の表紙装画。絵のセンスが気に入ったので、改めて紹介。制作者のホームページ:「JUN TADA」 ただじゅん氏の初作品集:『Dear , THUMB BOOK PRESS』(SUNNY BOY BOOKS)

 それにしても、豪雨の被害が甚大だ。我が家で濁流が襲ったら。我が家には二階がない。屋根裏部屋が辛うじてあるけど。じゃ、屋根の上に上る? そこが西日本とは違う。屋根が瓦葺きだし、そもそも屋根が急傾斜。怖くて、追い詰められても屋根には上れない。屋根の雪下ろしをする際は、命綱が必要なほど。逃げ場は我が家にはない。まあ、近所の小学校へ逃げるか。

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2018/06/16

老舎作『駱駝祥子』に感服

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→ 向日葵、開花。今日も寒くて可哀想。 向日葵や陽光浴びる日を待てり

 今日(水曜日)も夕方、庭仕事。内庭の落ち葉拾いに、蔓延る笹の退治。地下茎を見つけ出しては、ハサミでぶつ切り。サンダルだったけど、手袋だけは嵌めて。築山風の内庭の地面がようやく半分だけ見えてきた(← 苦笑)! 
「赤の女王」やら「平家物語」などを読み続けている。特に後者は900頁近い。読書に専念できないけど、庭仕事がいい気分転換になっている?!
 今日(金曜日)も、お昼頃、サンダルに素手で(つまり部屋での格好で)二時間近く庭仕事。つい、やっちゃう。蚊に刺されてしまった。

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2018/05/01

4月の読書メーター

 四月は、三月以来読み続けてきた、懸案の古典「風土記」を読了したり、フェルディドゥルケなんて奇天烈な作品に出会ったり、莫言の豊乳肥臀に圧倒されたり、一方、ロレンスの『息子と恋人』を再認識したりと、いろいろ充実していたと思う。
 山本淳子さんの著書を読む楽しみも新たな世界。源氏物語を一層深く楽しめそう。

4月の読書メーター
読んだ本の数:9
読んだページ数:4065
ナイス数:1868


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2018/04/19

『フェルディドゥルケ』に「カハマルカの惨劇」に唖然

 雨が上がったので、庭を見て回った……案の定、つい先日、草むしりしたばかりなのに、雑草が水を得た雑草のごとくに生き生き。ちょっとだけよのつもりで、目立つ雑草を毟ったのが、気が付くと30分以上も素手で草むしり。指先が泥だらけになる。

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← ジャレド・ダイアモンド【著】『銃・病原菌・鉄〈上〉―一万三〇〇〇年にわたる人類史の謎』(倉骨 彰【訳】 草思社文庫)

 卓上のカレンダー、欲しいな。毎年、年末になると、誰かくれないかと期待するけど、ありきたりのカレンダーばかり。なんとなく、買うのが嫌なのだ。気が付くと、もう、四月も半ばを過ぎてしまった。また年末に期待だな。
 思い返すと、自分でカレンダーを買ったのは、もはや十年前。ヌードのカレンダーを買ったっけ。未だに壁に掛かっている。

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