2020/01/16

この世で一番汚いものは

Child_20200116211501 ← ロバート・カレン著『子供たちは森に消えた』( 広瀬順弘訳 ハヤカワ文庫NF )「八年間に五十人の少年少女を手にかけた異常殺人者の素顔を暴く、犯罪心理ノンフィクション」

 この世で何が汚ないって、おカネほど汚ないものはない。お札は、手垢まみれ。おっさんなんかは、指に唾して数える。財布(札入れ)は、たまったもんじゃないね。可哀相。ぬくぬくってわけにはいかないね。

 若き日の愛読書に『初期ギリシア哲学者断片集』がある。哲学者らの語りの断片の数々。哲学的思弁、省察なのに、どんな詩集より透徹した美しさを感じた。気紛れに開くと、夢想を誘ってやまない。邪道かもしれないが、至上のアフォリズム集として、座右の書だった。

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2020/01/13

読み手を置いてけ堀に

Silto ← ジュリアン・グラック 作『シルトの岸辺』(安藤 元雄訳 岩波文庫) 「「この小説は,その最後の章まで,決して火ぶたの切られない一つの海戦に向かってカノンを進行する」――宿命を主題に,言葉の喚起機能を極限まで追求し,予感と期待とを暗示的に表現して見せた」

 本日は雨。堂々と庭仕事サボれる。
 一瞬、雨があがって焦った……が、すぐにまた降りだした。小降りなら、カッパを羽織って作業するつもりでいたけど、もう今日はやらない。冷たい雨で 体を壊したくない。

 結局外出したのは、ホットモットへの買い物だけ。

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2020/01/03

年内には、トルストイ「戦争と平和」を再読!

Tolstoy ← 『世界文学全集〈47〉トルストイ  戦争と平和 1』(原 久一郎/原卓也訳 集英社 1978年)

 書庫から引っ張り出してきた。中学生の頃、ダイジェスト版で読み、社会人になって、全編を読んだ。四半世紀経ったし、そろそろ再読したい。あの感動を再び。
 新しい本も読みたいが、古典への目配りもしたい。「アンナ・カレーニナ」や「復活」などは既に再読している。本編も年内にはトルストイ再読本の列に加えたい。

 ガチャで、金閣寺をゲット!という呟きで、子供の頃、金閣寺のプラモデル、作ったの、思い出した。なぜ、金閣寺だったのか、思い出せない。マニアック?

 

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2020/01/01

語りえないことについては、沈黙するほかない

 あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。大晦日は仕事で年越しそばは食べられなかった。帰宅して、カップ麺を食べた。

 野菜も果樹も、農薬や除草剤は一切使わない場所で作っているので、食べるのは安心。ただし、肥料も一切、与えていない。コンポストで作った土だけ。実が生ったら収穫なので、形も大きさも不ぞろい。売るのは難しい。収穫するなら、勝手に持っていけというスタンスで行きます。

 昨年末、親戚の方に頂いたお歳暮。高級な白みそ堤のブリやタイなどに、昆布モチ、ローストビーフのスライスなど。今日は、昆布モチをインスタントの味噌汁で煮て、雑煮。あとは、ミカン。

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2019/12/29

畑を維持するモチベーション

Mind_20191229202301  ← ダニエル・C・デネット 著『心の進化を解明する -バクテリアからバッハへ-』(木島泰三 訳 青土社)「原始的生物バクテリアはいかにしてバッハの創造性を手に入れるに至ったか」。

 つぶやきに「罪と罰」を読み始めた(読んだ)ってのを折々目にする。吾輩の青春の書。日本語訳だけでも5回は読んだ。何故か英訳でも一度。マルメラードフや、特にスヴィドリガイロフに感情移入。

 パソコンを立ち上げると、「MSN Japan - ニュース」が出る。それはいいけど、なぜか、女性の下着のCMが。吾輩、女性の下着なんぞ、買わないぞ。商売にならないよ。でも、CMの下着姿の女性モデルたちは、しっかり見るけどね。

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2019/12/21

ほこり高き弥一 掃除機を買うよ

Budo2  ← ジョン・スタインベック/著『怒りの葡萄〔下〕』(伏見威蕃/訳  新潮文庫)「ロッキー山脈を越え、アリゾナ沙漠を渡り、夜は野営地のテントで過ごしながらカリフォルニアを目指すジョード一家。途中、警察から嫌がらせを受けるも、ひたすら西へ西への旅が続く。希望に満ちて“約束の地”に到着したが、そこは同様な渡り人であふれていた。彼らを待っていたのは、不当に安い賃銀での過酷な労働だけだった……。旧約聖書の「出エジプト記」を思わせる一大叙事詩」

 ジョン・スタインベック作の『怒りの葡萄〔下〕』を読み始めている。上巻の感想も描いていないのだが、読むのに夢中。
 長年住んでいた土地を追われ、仕事のある土地目指して長途の辛い旅に出る。小さな安らぎと度重なる失意。家畜も含め大家族だったのが、次第にバラバラになっていく。まだ、旅の途中(読んでいる最中)。明日にも旅は終わる(読み終わる)はず。辿り着く先(結末)が怖い。

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2019/12/06

通販の品物が届いたはいいが

Hatuyuki  ← 寒い! 富山市の平野部もうっすら雪化粧。初雪としては早くも遅くもないのかな。家の中が寒いのが辛い

 初雪は雨に変わり、一時はザーという強い降りに。ま、例年ならこれが雪だったはず。雨でまし。しかも、午後には薄日も。
 チャンス。自転車を駆ってスーパーへ。当分、お粥かお茶漬け中心の食事になるので、ご飯やお茶漬けの素など買ってきた。

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2019/12/04

入院中に古典に親しむ

Koten ← 黒澤 弘光/竹内 薫著『サイエンス・ライターが古文のプロに聞く こんなに深い日本の古典』(ちくま文庫)「サイエンス作家竹内薫の母校では文系理系を問わず生徒達を魅了する古典授業があった。行間や一語一句の深みに迫るその読み方を、恩師に今改めて聞く」

 本日は入院。内視鏡により大腸のポリープ切除(電気で焼却)。この6月、大きなポリープは取ったが、低血圧となり、小さなポリープは残して止めた。今回、残りの措置。先程(多分)無事に終了。本書『こんなに深い日本の古典』持参は病院での待ち時間のため。かなり待たされたので、夕方までに380頁のうち180頁読んだ。

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2019/11/29

ルシア・ベルリン発見

Tutuji  ← モミジの紅葉は、今年は叶わず。満天星躑躅はまずまず。灯台躑躅とも表記する。満天星躑躅って、誰が命名したんだろう? 凄い名称だよね。調べたら、「「ドウダン」は、枝分かれしている様子が昔夜間の明かりに用いた灯台(結び灯台)の脚部と似通っており、その「トウダイ」から転じたもの」(「ドウダンツツジ - Wikipedia」)とか。満天星もその流れかな。

 晴れていたので、バイクで外出。帰宅して部屋に入ってびっくり。暖かい?! エアコン、消し忘れてた。がっくり。玄関に、下ろしてきたおカネをちょっと置いた……のだが、数時間後に思い出した。コーヒーを呑むため、お湯を沸かしたんだが、すっかり忘れて、他の用事で台所に行って気付いた。etc. この頃、こんなことばかり。薬のこともあるし、まずいなー。
 他に仕事から帰って来て、手を洗おうと台所へ行ったら、水が出っ放し。滅多にないけど、戸締りも忘れることが。実にまずい。用心してるんだけど。

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2019/11/24

コーヒーブレイクを楽しむ日々

9784309253701_20191124205101  ← デイヴィッド・R・ビガン 著『人類の祖先はヨーロッパで進化した』(馬場 悠男 監訳・日本語版解説 野中香方子 訳 河出書房新社)「ヨーロッパからアフリカへ逆戻りして、人類が誕生した! 人類の特徴は、いつ、どのように進化したのか? 人類誕生以前の、3000万年にわたる知られざる類人猿の進化を明かす」。書店で、細菌観連、宇宙論、苔の話、脳科学、などなど迷ったが、久しぶりに人類進化の話を読もうかなと選んだ。

 今日は暖かな陽気。我輩は今年は班長。町内会の所用(消雪装置の割当金の集金)で班内の各家を歩いて回った。だらだらと歩いたのだが、うっすら汗ばんできた。いつもは在宅だったり不在だったりするのが、今日は驚いたことに、全戸ともに在宅。一回りで集金が済むなんてびっくりだ。日曜だと在宅の可能性が高いとの読みが当たったというべきか。

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