2018/12/04

李承雨『植物たちの私生活』に魅了

1543821223104285

→ 内庭の樹木。名称不明。天に向かって何処までも伸びる。

 午前中に雨が上がり、風も午後には弱まった。
 せっかくなので、バイクで散髪や買い物へ。
 信号待ちのたび、先頭へ。なので移動時間がかなり節約できる。

 靴下で拭き掃除。無論、穴の開いた古い靴下です。たぶん、一か月以上、部屋の掃除はしていないので、捨てる布地のもので台所を含め拭きまくりました。床がピカピカして、びっくり。

続きを読む "李承雨『植物たちの私生活』に魅了"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018/11/27

『山海経』に古代中国を観る

1543293567491228

← 玄関の戸を開けると、いきなり!とばかりに、紅葉の鮮烈な赤。もう数日も経てば、裸木になる瀬戸際の、無音の絶唱。周りの常緑樹は、素知らぬ顔でいつに変わらぬ風情を保っている。常緑の葉っぱもまた凄いと感じる。枝からはぐれ落ちても、何日も艶のある緑を失わない。命への執着? 紅葉し、樹木の毒素の排出を兼ねて散らせる生き方もあれば、さて、常緑樹は樹木の中の毒素をどうやって排除してるのだろう? この疑問にネッ友が答えてくれた。常緑樹だって、新芽が生まれ、古い葉は落ち葉となると:「常緑樹は、なぜ緑を保っているのか

 今日は秋晴れ。十月下旬の日より。いつものように、午後四時から庭仕事に汗を流した。
 ほとんど中腰での作業なので、30分もしないうちに汗が滲む。
 五時過ぎには鶴瓶落としとばかりに一気に宵闇が辺りを包む。暗い中、作業を終えて風呂場へ。

続きを読む "『山海経』に古代中国を観る"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018/11/24

メルヴィルから福永訳「今昔物語」へ

247500

← メルヴィル 著『ビリー・バッド』(坂下 昇 訳 岩波文庫) 「ある日突然,商船「人権号」から軍艦「軍神号」へ強制徴募された清純無垢の水夫ビリー・バッド.その彼が,不条理で抗いがたい宿命の糸にたぐられて,やがて古参兵曹長を撲殺,軍法会議に付され,死刑に処されようとは…….孤絶のなかで沈痛な思索の火を絶やさなかった『白鯨』の作者メルヴィル(一八一九‐九一)の遺作」。

 メルヴィル作の『ビリー・バッド』を読了した。
 本文そのものは180頁ほどなのに、最初は戸惑うことばかりで、日に30頁を読むばかり。途中から小説らくなって、後半は一気に読めた。

続きを読む "メルヴィルから福永訳「今昔物語」へ"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018/11/15

虚実皮膜の自伝

246526

← 篠田 鉱造 著 『増補 幕末百話』(岩波文庫) 「幕末維新を目のあたりにした古老たちの話は想像もつかない面白いことずくめ.日本社会の激変ぶりを語る実話集」、さらに、「明治も半ば,篠田鉱造(1871-1965)は幕末の古老の話の採集を思い立った.廃刀から丸腰,ちょんまげから散切,士族の商法,殿様の栄耀,お国入りの騒ぎ,辻斬りの有様,安政の大地震,道具の投売……幕末維新を目のあたりにした人々の話は,想像もつかない面白いことずくめだった.日本社会の激変期を語る貴重な証言集」とか。

 篠田鉱造著の『増補 幕末百話』を読み始めた。幕末など江戸時代もの、明治や大正、昭和の初期の思い出話や実話風な本を読むのが好き。

続きを読む "虚実皮膜の自伝"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018/11/04

シェイクスピア『テンペスト』をベートーヴェンと共に

205496

← シェイクスピア 著『テンペスト』(小田島 雄志 訳  白水Uブックス)

 欧米文学というと、何としてもギリシャローマの古典はもちろん、聖書や、ダンテ、フランソワ・ラブレー、セルバンテスなどの巨人、そしてシェイクスピアは必須だろう。
 学生時代に一年間、シェイクスピアの「ヴェニスの商人」の原書講読できたのは、貴重な体験となった。
 車中で折々、これ(↓)を聴く。心騒ぐとき、あるいは心を掻き立てるために?
ピアノソナタ第17番 「テンペスト」第3楽章(ベートーヴェン) 横内愛弓 - YouTube
 となると、やはり、シェイクスピアの戯曲を読まないと。

続きを読む "シェイクスピア『テンペスト』をベートーヴェンと共に"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018/10/25

命懸けの庭仕事 ? !

1540459227728355

→ 表の庭から裏に続く小道。柘植(?)と苧環に挟まれた砂利道。これでも、かなり刈り込んだのだが、他人には、これから始めるのかなと思われてしまう。悔しい!

 暮れるのが早い。
 6月末から始めた(自分にとっては)大掛かりな溜まっていた枝葉の型付け作業も、十月中旬には峠を超えた。
 その間、大概は暑さを避け、夕方五時過ぎから作業を始めていた。気が付くと七時を回っている。さすがに暗くて、既に灯り始めている街灯が頼りだったりする。

続きを読む "命懸けの庭仕事 ? !"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018/10/19

堀田善衞に遭いに行く

Phpthumb_generated_thumbnailjpg

← 「堀田善衞―世界の水平線を見つめて」(高志の国文学館

 高志の国文学館で昨日から開催中の「堀田善衞―世界の水平線を見つめて」展へ、自転車を駆って行ってきた。天気はそこそこにいいが、空模様は安定しているとは言えない。バイクで遠出するのはためらわれた。
 堀田善衛は、1918年生まれで『広場の孤独』で芥川賞受賞。ジャン=ポール・サルトルとも親交 宮崎駿が最も尊敬する作家ということで、「スタジオジブリの宮崎吾朗監督が描いた「路上の人」のイメージボードや絵コンテなどを紹介する特設コーナー」も。

続きを読む "堀田善衞に遭いに行く"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018/10/12

フロベールの叙述の凄みに感服

41q6tmkecl__sx350_bo1204203200_

← フロベール (著)『世界文学全集 (17) ボヴァリー夫人・聖アントワヌの誘惑・三つの物語』(菅野 昭正 (翻訳)  集英社) 発売:1976/05 吾輩の本は、昭和61年の第四刷。確か、当時、文庫本では「聖アントワヌの誘惑」が見つからず、この箱入りの本を買った。当然ながら、所収の作品は全部、読んた。

 過日より、フロベール作の『世界文学全集 (17) ボヴァリー夫人・聖アントワヌの誘惑・三つの物語』を読み始めている。
 なかなか進まなかったが、連休となり、ようやく昨日今日と読める。10数年ぶり。やはり、文章が素晴らしい。人物描写も風景描写も卓越している。そもそも、風景描写は状況説明であり、情景を表現しつつ実は心理描写をしている。小説はストーリー展開や登場人物の会話の妙もだが、情景や風景描写に作家の腕前が如実に出る。

続きを読む "フロベールの叙述の凄みに感服"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018/10/10

西部開拓時代のアメリカを映画に

9784794219527_2

← ディー・ブラウン著『わが魂を聖地に埋めよ(下巻)』(鈴木主税訳 草思社文庫) 「シャイアン、アパッチ、コマンチ、ナヴァホ、スー…。1860年からわずか30年間で殱滅させられた諸部族のあまりにも痛ましい歴史を詳細に描きあげた名著」。

 今日(水曜日)、固まる土を買ってきた。人が通る庭地には除草剤を撒きたくない。といって、雑草の草むしりは厄介。コンクリートで固めるのも、野暮だし殺風景。なので、固まる土を撒き、水を灌ぐと、天気さえ良ければ、反日か一日で固まる。色も土の色なので、庭に違和感もない。数年前にこの土を敷いた場所は、歳月の刑かと共に、カビ(苔)が生えてきて庭に馴染んでいる。
 その新たな地面の上を歩いてみないと、固まる土だとは分からないだろう。

 ディー・ブラウン著の『わが魂を聖地に埋めよ(下巻)』を昨日、仕事中に読了した。


続きを読む "西部開拓時代のアメリカを映画に"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018/10/09

つがいでいるのも大変

Frontier

← ディー・ブラウン著『わが魂を聖地に埋めよ〈上〉』(鈴木 主税【訳】 草思社文庫) 「北米先住民の側から書かれた19世紀後半のアメリカ西部史」。

 日曜日未明、ディー・ブラウン著の『わが魂を聖地に埋めよ〈上〉』を読了。

 読むのが辛い。ネタバレどころではない、歴史の示す結末は分かり過ぎるくらい分かっている。
 白人のあまりの蛮行と横暴。騙し討ちし、頭皮を剥ぎ、首を切り落とし、頭は茹でて頭蓋骨を記念品にと売り払う。女子供は殺すか奴隷に。土地と欲(金)に目が眩んだ白人らの国。今もアメリカは、金融業などを見ても、海外での政権転覆などの野蛮さを見ても、その貪欲さと非情さは変わらない。

続きを読む "つがいでいるのも大変"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

より以前の記事一覧