2024/12/26

サピエンスに分化はありえるか

 ← 土屋 健著『サピエンス前史 脊椎動物の進化から人類に至る5億年の物語』 (ブルーバックス) 「約5億年前に脊椎動物が誕生し、それ以来生命は様々に分化し多様化して現在に至り、我々ホモ・サピエンスは何十万種もいる種のたった一つである。様々に枝分かれを繰り返すなかで、たった一本の道筋がホモ・サピエンスへとつながっているのだ。」

 土屋 健著『サピエンス前史 脊椎動物の進化から人類に至る5億年の物語』 (ブルーバックス)を26日…というか25日の夜半過ぎに読了。車中の愉しみで読んできた。

「約5億年前に脊椎動物が誕生し、それ以来生命は様々に分化し多様化して現在に至り、我々ホモ・サピエンスは何十万種もいる種のたった一つである。様々に枝分かれを繰り返すなかで、たった一本の道筋がホモ・サピエンスへとつながっているのだ。」我々ホモサピエンスへのたまたま繋がった細い糸。…我々自身の手で途絶えさせかねない危機。

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2024/12/01

立山に 降り置ける雪を 常夏に…疑問

 ← 『図録 歌人大伴家持: 現代と響き合う詩心』(中西進監修 高志の国文学館 (編集) シー・エー・ピー) 

『図録 歌人大伴家持: 現代と響き合う詩心』(中西進監修 高志の国文学館 (編集) シー・エー・ピー)を29日読了。企画展の図録。なかなか充実。改めて大伴家持や時代背景、万葉集などに関心を強められた。富山…高岡…射水…能登などと巡行した。ブログ日記にても、幾度となく特集してきた:「立山に 降りおける雪を とこなつに…」「今夜も小雪の降りかかる」など。 (2024/11/29)

 優れた歌は数々あるが、和菓子絡みで吾輩の好きな歌は下記:

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2024/11/23

書いてはいけない 日本経済(日航ジャンボ機)墜落の真相

 ← 森永 卓郎 著『書いてはいけない 日本経済墜落の真相』(フォレスト出版) 「私はステージ4のがん告知を受けた」著者が、「なんとか自分の命のあるうちにこの本を完成させて世に問いたい。そのことだけを考えた。その意味で本書は、私の40年にわたる研究者人生の集大成であると同時に、私の遺書でもある」

 森永 卓郎 著『書いてはいけない 日本経済墜落の真相』(フォレスト出版)を22日読了。

 仕事の車中の待機中に読む本ではなかったのだが、とにかく読みたかった。まさに読むべき本。ザイム真理教については既に読んでる。ジャニーズの闇も(テレビ業界の長年の怠慢…不誠実など)重大な関心事だが、本書では、日航ジャンボ機123便の章が特に読みたかった。衝撃。これは必読。青山透子の詳細な調査本もあるが、手にするのを躊躇っていた。森永卓郎の太鼓判で彼女の本も必読となった。……繰り返す。必読だよ!

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2024/11/12

逆コースだってありえたのでは?

 ← 秋吉 巒/相馬 俊樹著『秋吉巒 挿画集 夢幻の悦楽郷』 (TH ART SERIES) 「澁澤龍彦が賛した伝説の画家、秋吉巒(らん)。求められても自作を売らず、(中略)一方、風俗雑誌に多くの挿画を描き、熱烈な支持を得る。」

 秋吉 巒/相馬 俊樹著『秋吉巒 挿画集 夢幻の悦楽郷』 (TH ART SERIES)を11日の夜半か夜半過ぎに一覧した。

 「大正11年、旧日本帝国支配下の京城に生まれた秋吉巒。 戦後、さまざまな風俗雑誌の表紙や挿画を描くようになるが、やがて、 澁澤龍彦が「ひたすら自分の夢をつむいだ」と賛した独特な幻想絵画の制作に没頭。 その超現実的(シュルレアリスティック)な幻想風景を生む想像力と卓越した画力が いかんなく発揮された稀有な挿画の数々を収録!」うーむ……テイストは嫌いじゃない、というより好きなんだが……

 画風というより何処か絵が単調に感じてしまった。すぐに見飽きてしまうのだ。

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2024/11/08

立山初冠雪過去2番の遅さ

 ← 画像は納屋で拵えた薪など。棚一段で1時間分。今朝から寒波襲来。薪ならぬ柴ストーブには、大量の柴が要る。ちゃんとした薪は高くて買えない。我が柴ストーブは、あくまで庭木の枝葉を燃やすための、謂わば屋内用焚き火設備なのだ。 (11/07 21:52)

 晴れの休日。慌ただしく過ぎた。ホームセンターへ資材など買い物。スーパーに寄ってからガソリンスタンドへ。給油し、タイヤの履き替え。車を買って14年。ついにタイヤを交換。冬用。我輩は年中冬用タイヤ。季節ごとの交換はしない。

 交換工事終了まで客室で読書。…40分待った。帰宅して庭仕事。通路や畑で庭木の枝葉落とし。納屋で柴作り。日暮れには汗だくになって活動終了。

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2024/10/24

親族の訃報…

 ← 22日昼頃のホトトギス。明日は(富山)29℃まで上がるとか。昨日は20℃だった。ジェットコースターだよ。 (10/22 20:57)

 ファラデー著『ロウソクの科学』 (岩波文庫)は自宅で。代わって井上 亮著『比翼の象徴 明仁・美智子伝 上巻』(岩波書店)を仕事の車中に持ち込んだ。分厚い(四百頁のハードカバー)が、なんとかドアポケットに収まるし、活字も文庫本より大きい。

…それにしても予想されたこととはいえ、仕事が暇。市街地が閑散。  自宅では相変わらずデイビッド・モントゴメリー/アン・ビクレー著『土と脂: 微生物が回すフードシステム』(片岡夏実訳 築地書館)を牛歩してる。ようやく七分目。(昨日、親族の訃報が。)(10/24 13:07)

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2024/10/21

早くも暖房に縋る

 ← 夜になって寒さにふと台所の薪…柴ストーブに目が行った。画像は、今冬(今秋?)最初の薪(柴)ストーブ使用の光景。燃料はまだない。昨冬伐採した枝葉の残り物を炉に放り込んだ。パサパサに乾いた枝葉だからか、あっさり燃え付くしてしまう。ま、今夜はやたらと寒いので。薪(柴)ストーブの試運転みたいなものか。今冬も宜しく! (10/20 21:05)

 四日ぶりの休日。例によって庭仕事。生け垣の柵を完成(?)させ、今日のメインイベントに。隣家との間の玉砂利の入れ換え作業。玉砂利の下には数年前、ビニールシートを張った。これが失敗で、雑草はあっさりビニールシートを突き破って生えてくる。これに懲りてゴムシートを張ることにする。その上に玉砂利を敷く。が、旧の砂利などの撤去作業が難儀だった。雑草が絡まっていて、砂利の撤去が儘ならない。気が付くと宵闇が早くも迫ってきた。かの流星を観たかったのだが断念。

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2024/10/15

試合の始まる朝の五時に就寝

 ← 雑に設置したラティス柵の画像。昼間の撮影だと粗が出る。なので敢えて夜に撮影した。…見直してみたら、墓場…卒塔婆の乱立に見える… (10/14 21:08)

 夕べ…夜半過ぎからは、読書メーターは静かだった。大抵は夜半過ぎでも誰かが更新するのだが、ほとんど吾輩のみ。一人で下記するハンコック絡みの情報を挙げていた(火曜日が吾輩は休みなので余裕)。せっせとグラハム・ハンコック著『人類前史 失われた文明の鍵はアメリカ大陸にあった(下)』( 大地 舜/ 榊原 美奈子訳 双葉社)を読んでいたが、寝落ちの繰り返しで読了ならず。デイビッド・モントゴメリー/アン・ビクレー著『土と脂: 微生物が回すフードシステム』(片岡夏実訳 築地書館)のほうは全く読めず。未明のメッツとドジャースの試合が始まる五時前に就寝。幸か不幸か八時前、トイレで目覚め、最後の二回だけ間に合い、ドジャースの負けを確認して二度寝へ。 (10/15 13:11)

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2024/10/14

日本被団協ノーベル平和賞授与!

 ← 裏庭のミカン。それなりに。一方、柿の木に実がない! (10/11 16:24)

 自宅では、下記するデイビッド・モントゴメリー/アン・ビクレー著『土と脂: 微生物が回すフードシステム』(片岡夏実[訳] 築地書館)と共に、児島 恭子著の『アイヌ語地名の歴史 (604)』 (歴史文化ライブラリー 604 吉川弘文館)とを交互に読んでる。どちらも関心あるテーマ。

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2024/10/10

富山は与党が楽勝なのか

 ← 藤かんな著『はだかの白鳥 阪大大学院卒でAV女優に』(飛鳥新社) 「両親には愛されて育ち、大阪大学大学院(理系)を卒業して、一部上場企業に勤めた。そしてその会社で六年半働いた。この本は、そんな私がなぜAV女優の道を選んだのかを書いたものである」(「まえがき」より) 「藤かんな (@fuji_kanna8) / X」「藤かんな|note

 藤かんな著『はだかの白鳥 阪大大学院卒でAV女優に』(飛鳥新社)を仕事の車中の待機中に読み出して、あまりの仕事の暇ぶりに四日目にて読了。並みの男たる吾輩も興味津々。「両親には愛されて育ち、大阪大学大学院(理系)を卒業して、一部上場企業に勤めた。そしてその会社で六年半働」らき、子供の頃からバレエに打ち込み、講師も務めていた、そんな容姿端麗な方がなぜに…。でも、正直読んで感動しました。あるいは彼女の(文章に現れる)人間性に魅入られたのか。一方、同時に旧弊な常識に囚われている我輩として疑問も数々。親とか親族はどう思うか。

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