2023/09/14
2023/01/22
休日は休日にあらず
← 坂野徹 著『縄文人と弥生人 「日本人の起源」論争』(中公新書) 「縄文/弥生人モデルが二〇世紀後半に定着するまで、(中略)様々な説が唱えられてきた。(中略)近年はゲノム解析により、縄文/弥生人の図式もゆらぐ。起源を訪ねた研究者たちの足跡を辿り、日本人の自画像を描きだす。」
21日の土曜日は休日だった。が、二度の洗濯、買い物、庭での落ち葉掃き、畑での初のネーブル収穫、収穫したネーブルの親戚への送付、この三日間分のブログ日記など雑用多々。仕事より忙しい。
読書はお蔭で思ったようには進まない。坂野徹 著の『縄文人と弥生人 「日本人の起源」論争』を読了し、斎藤 幸平著の『ゼロからの『資本論』』 (NHK出版新書 )を読み出した。合間には、息抜きに伊坂 幸太郎作の『ゴールデンスランバー』 (新潮文庫)を少々。後者は一気読みしたかったが、そうもいかなかった。
2023/01/02
ミネルヴァの梟は黄昏に飛び立つ
← 三浦佑之著『古事記の神々 付古事記神名辞典』( 角川ソフィア文庫) 「なぜ出雲神話は詳細に書かれたのか? なぜヤマトタケルは悲劇の英雄なのか? 古事記には「滅びゆく者を見守る」思いがある。そこに記された敗者たちの記録とは。」
年が明けた。年賀である。謹賀新年…というにはあまりに例年通りの暮らしぶりが既に始まっている。大晦日は仕事。未明に帰宅し、洗濯。まずは洗車用の雑巾類。ついで、ワイシャツや普段着などの洗濯と二回。
大晦日は買い物に行かなかったし、元旦はスーパーが休みなので、ありあわせのもので食事。幸い、親類からのもらい物があったので、冷蔵庫の中を片付けるように雑多なメニュー。もらい物は、普段目にも口にもしたことのないものばかり。舌がびっくりしそう。
2022/04/18
2022/04/17
今年初めて散髪!
← 篠田謙一 著『人類の起源 古代DNAが語るホモ・サピエンスの「大いなる旅」』(中公新書)「古人骨に残されたDNAを解読し、ゲノム(遺伝情報)を手がかりに人類の足跡を辿る古代DNA研究。近年、分析技術の向上によって飛躍的に進展を遂げている。30万年前にアフリカで誕生したホモ・サピエンスは、どのように全世界に広がったのか。旧人であるネアンデルタール人やデニソワ人との血のつながりはあるのか。アジア集団の遺伝的多様性の理由とは――。」
今年初めて床屋さんへ。自分でも昨年末以来、床屋さんにご無沙汰だったとはと驚いている。昨年末に比べると結構 盛況だった。昨年までは閑散だったからなー。世の中、様変わりか。 (04/17 21:23)
散髪後は、帰宅だが、スーパーで買い物へ。床屋からの帰り道にスーパーはあるのだが、敢えて遠目の店へ。通い慣れた店だからでもある。近年はレジもICやら何やら機械化が進んで、年配者には戸惑うことが多い。自然、足の遠退く店が増える。店はカード会社からのキックバックもあるんだろうが(客へのサービス向上の名目もあろうが)、時代の変化においてけ堀を喰らうばかり。(04/18 00:38)
2022/01/24
うんちくを傾けたい?
← ローランド・エノス著『「木」から辿る人類史 ヒトの進化と繁栄の秘密に迫る』(水谷淳訳 NHK出版)「類人猿の樹上の巣から、交易に活用された木舟、多様な建築技術、エネルギー源としての木炭まで、つぶさに語られる木の驚くべき汎用性を通して、今まで見えていなかった新しい歴史の姿が現れる」
今日も安静に。除雪もしない。屋根の雪や庭の根雪もかなり溶けてきた。仕事復帰へのウオーミングアップを兼ねて、昨日に続き書斎などの片付け。書斎というとかっこいいが、本の他、いろんなものを積み重ねたり、物置きになってる。B5のコピー紙が何束も。使い道がなくて。古い日記(キャンパスノート)が何十冊も。父母の日記、父の鉄道員時代の記録などなど。(01/24 16:51)
2021/12/14
雪囲い作業…
← 中田兼介(著)『クモのイト』(ミシマ社)「蜘蛛はその名の通り知的な生物。風を読める。チャンスを待てる。美的センス抜群(網を見よ)。スタイリッシュ(身のこなしと紋様)。巣の中央でじっとしている姿は哲学的でさえある。こんなふうに私もなりたい。――福岡伸一氏」
最近、冷凍食品ばかり食べてる。スーパーで調理済み食品を買ってきても、温かいうちに食べるなんて滅多にない。冷蔵庫で冷蔵しといて、半日か翌日に食べる。だったら、冷凍食品を解凍して、レンチンで食べるのと何処が違う? それに冷凍食品ワンパックは、丁度御一人様分の量だ。貧しい食生活。親には見せられない……もう居ないけどね。(2021/12/13 01:40)
2021/10/30
これがホントの紅葉狩り ! ?
← 近江 俊秀【著】『道が語る日本古代史』(朝日選書 朝日新聞出版)「近年の発掘調査の増加とともに、古代の道路跡が全国各地で次々と発見されている。驚くのは、直線で舗装された道路であることだ。側溝をそなえ、広いものは幅30メートルにも及ぶ。これらは時の巨大な権力が労働力、技術力を結集し、目的を持って造ったことを物語る。道づくりの技術はどこから来たのか。なぜここに道を通す必要があったのか。道の上で何があったのか。(中略)古代国家の誕生から終焉までを、5~10世紀の道路の実態から読み解く。遺跡を歩く写真・地図を多数収載。」
相変わらず、『源氏物語 A・ウェイリー版第4巻[全4巻完結]』(著者:紫式部 英訳:アーサー・ウェイリー 日本語訳:毬矢まりえ+森山恵姉妹訳 エッセイ:阿部公彦 装幀:松田行正+杉本聖士 左右社)を読み続けている。9月から読み始め、ついに最終巻へ。それも明日には読了か。読み終わるのが惜しくて、敢えてゆっくりと思うのだが、つい頁が捲れてしまう。
2021/04/15
PCR検査結果陰性でした
← 瀬田 勝哉 著『戦争が巨木を伐った 太平洋戦争と供木運動・木造船』(平凡社選書 236)「第二次世界大戦中、軍需造船のために、神社、町並木、私人の屋敷の巨木を供出する「供木運動」が起こる。その知られざる実態とは」
濃厚接触者だから2週間 自宅待機って 飯はどうするんだ? 天から降ってこんぞ。待機させるなら食事の用意しろって! 即席麺も尽きそう。
PCRの後、係の方が帰りにコンビニなどに寄らないで帰ってくださいと。明日の午前までは、カップ麺やインスタントのカレー、ビスケット、レンチンのご飯数個があるので持ちます。本夕、検査結果が通知されます。陰性だったら、スーパーへ買い物に。別にお喋りもしないし、午前なら密にならない。問題は陽性だったら。今夜ゆっくり考えます。
2020/06/20
より以前の記事一覧
- ハーンのイギリスへ嘗ての中国へ 2020.05.30
- 土偶は火事が産んだ? 2020.05.24
- 『日本の渡来文化』再読 2020.05.11
- 『ビッグヒストリー』を読んだ 2020.05.05
- チャタル・ヒュユクは世界最古の都市か 2020.04.29
- へそ曲がりの大腸のせいなのか 2020.02.26
- 神々は今も君臨するのか 『白鳥伝説』再び 2019.05.21
- 梅原猛さん死去 2019.01.15
- 高輪ゲートウェイ駅に違和感 2018.12.09
- 水谷千秋著『継体天皇と朝鮮半島の謎』にロマンを感じる 2018.08.06
- 越中素通りの「風土記」は物足りない 2018.04.24
- 石膏でできた「砂漠のバラ」 2018.04.15
- <夜>を喪失して数十年 2018.03.20
- 東から西への視点を軸とした弥生時代像 2018.02.07
- 「ヤポネシアへの三段階渡来モデル」を提唱 2017.12.29
- イザベラ・バード著の『朝鮮紀行』を読み始めた 2017.12.13
- 古事記神話と火山学・地球物理学 2017.07.19
- 邪馬台国位置論争はまだ続く 2017.07.03
- 日本の縄文時代から中南米の現代の縄文の世へ 2017.06.07
- 「先史のかたち―連鎖する土器群」を見たい 2017.05.30
- 群盲 縄文という巨象を撫でる 2017.05.27
- 「六国史」は六部の歴史書の呼称である 2017.02.13
- 「邪馬台国論争」に決着を 2017.01.02
- 三貫地貝塚 縄文人ゲノム解読 私たちのルーツは? 2016.10.13
- 「ゆかり発言」の上田正昭著『渡来の古代史』を読む 2016.06.25
- 岩峅寺と磐座信仰? 2016.06.09
- 海部 陽介『日本人はどこから来たのか?』に納得と期待 2016.02.28
- 北陸新幹線を掘る:小竹貝塚 2015.10.17
- 渦のこと少々 2015.10.04
- ポラーニョから「日本列島人の歴史」へ 2015.09.15
- ムージルから『孝謙・称徳天皇 出家しても政を行ふに豈障らず』へ 2014.12.17
- 「卑弥呼の墓」?箸墓古墳、初の立ち入り調査 2013.02.21
- 「 羽毛ふさふさ恐竜 中国で化石発見 」だって 2012.04.05
- 梅原猛著『葬られた王朝』を読んで(後編) 2011.10.10
- 梅原猛著『葬られた王朝』を読んで(前編) 2011.10.09
- 縄文遺跡の紅白な話(後編) 2011.07.08
- 縄文遺跡の紅白な話(前編) 2011.07.07
- 大山誠一『天孫降臨の夢』をめぐって(後編) 2010.12.28
- 大山誠一『天孫降臨の夢』をめぐって(前編) 2010.12.27
- せめて草むしりだけは 2010.10.16
- 一重瞼が二重に 2010.09.24
- 武光 誠著『邪馬台国と大和朝廷』の周辺 2010.06.23
- 「卑弥呼の居館跡」発見 ? ! 2009.11.12
- レンズの汚れは傷む心の現われか 2009.09.06
- もぐべきか育てるべきか、それが問題だ 2009.07.14
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- 最古のビーナス像発見のニュースに関連して 2009.05.16
- 『〈出雲〉という思想』のこと(後篇:「まえがき」を読む) 2008.10.31
- 『〈出雲〉という思想』のこと(前篇:『夜明け前』へ) 2008.10.30
- 「千木のこと」「竹樋・懸樋」追記 2008.09.29
- 千木のこと 2008.09.21
- 上野原遺跡から神話へ、そして邪馬台国のこと 2008.09.14
- 「富山の薬売りと薩摩藩」の周辺 2008.07.29
- 髑髏の色は「白」を意味する… 2008.07.12
- バスク人はクロマニヨン人の正統な後継者? 2008.05.14
- 富山……佐伯有頼そして立山 2008.03.09
- 人間国宝3人が弥生の木器の復元に挑む 2008.02.20
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- 時津風部屋傷害致死事件と朝青龍バッシング騒動と 2007.09.27
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- 陵墓公開へ一歩前進かな?! 2007.09.22
- 洪水は今、現場で起きつつある! 2007.09.08
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- 神坂次郎著『時空浴』…「鈴木姓」をめぐって 2007.08.01
- 秀逸! 工藤隆著『古事記の起源』 2007.07.27
- 「日本人になった祖先たち」の周辺 2007.06.04
- スカタンな話をもったいぶってみた 2007.04.04
- 夢にてもいざ鄭和の大航海 2007.02.22
- 建国も温故知新で意義新た 2007.02.11
- 古(いにしえ)の先の先にも人のあり 2006.10.29
- 神無月…神々の集いし月や喧(かまびす)し 2006.10.26
- ウロボロス…土喰らうその土さえも命なる 2006.10.08
- 鯨面文身(いれずみ)は人間の証? 2006.09.15
- カーニヴァルテーマ「太陽」(1) 2006.08.30
- 月の山脈と天の川と 2006.07.07
- 「蛍は…火垂る? 星垂る?」追記 2006.06.28
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