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← 『夏目漱石全集〈12〉』 (角川書店 1974年)「道草」「硝子戸の中」「私の個人主義」「津田青風君の画」「点頭録」「『硝子戸の中』自序」「日記・断片」「書簡」「同時代人の批評」「解説:吉田精一」「作品論:安岡章太郎」「注釈」
角川書店版の『夏目漱石全集〈12〉』 を昨日読了。本巻では、「道草」「硝子戸の中」「私の個人主義」などがメイン。いずれも漱石らしく楽しめた。特に「道草」は、漱石の自伝風な作品であり、出生時や幼いころの養子に絡む経緯が時に息苦しいほどに描かれていて、漱石理解には読まないではいられないだろう。さ、次は、第13巻へ。大好きな「明暗」である。
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