2025/02/07
2024/08/06
日蔭ノナクナツタ広島ノ上空ヲトビガ舞ツテヰル
← ジェームズ・ブライドル著『WAYS OF BEING 人間以外の知性』(岩崎晋也訳 早川書房) 「知能は人間の独占物ではない。自動運転車もチンパンジーもタコも木も菌類も、独自のあり方で知的といえる。それらが体感する「世界」とは?」
自宅では相変わらず、司馬 遷著『史記 (1) 』(ちくま学芸文庫 )とアンドレ・ブルトン 著『魔術的芸術 普及版』(巖谷 國士 監修 谷川 渥 訳 河出書房新社)とを交互に。前者も記述を辿るのが大変だが、後者は掲載されている作品画像が珍しいものが集積されていて眺めるだけでも楽しい。本文はやや退屈だ。シュルレアリスムが吾輩の好みからするとやや今更の感があるからかな。 (08/06 13:06)
2024/01/29
キリスト教の茶の湯への影響…
← 増淵宗一著『茶道と十字架 』(角川書店) 「茶道の様式に見られるキリスト教の影響については、これまでも断片的に指摘されてきた。本書は、キリシタン大名と茶の湯の関わりあいから、茶道の作法―茶器、茶室とその思想―とミサの儀式にいたるまでをつぶさに検証する。新しい観点から、茶道のもつキリスト教的な側面に光をあて、比較文化論・美学の立場から、その実体を解明する。」多分、未読。
雪融け進んだ。小雨の中、柴作りに裏の内庭に面する縁側下の片付け、5ヶ月ぶりの髪カット。更にスーパーへの買い物ついでに一昨日届いたスラックスのウエスト出しなど。洗濯も2回。休日だったが、雑用多々。読書は夜半になってようやく。
2024/01/05
数日分は貯えたと思いたい
← アガサ・クリスティー著『死との約束』 (高橋豊訳 ハヤカワ文庫―クリスティー文庫) 「謎に包まれた死海を舞台に、ポアロの慧眼が真実を暴く。(解説 東野さやか)」
早くも年が改まって五日(金)に。年々時の過ぎ方が早まる気がする。何も出来ないでいる。せめてのつもりで旧稿や創作を昼行燈シリーズとして週に二作か三作ずつアップしている。これだけは続けたい。
薪ストーブ。このところ比較的寒さが厳しくないので登場の機会はない。まもなく寒波がやってくる。備えとして、昨日も納屋でせっせと薪…ならぬ柴作り。数日分は貯えたと思いたい。 (01/05 14:00)
2023/09/16
「昼行燈2」を夜になって書いた
久々庭仕事。草茫々。やること溜まってしまった。まずは目立つ雑草むしり。夾竹桃の枝葉も伸びきってた。高枝鋏を使ってせっせと頑張ってたら、車道の側溝の雑草が目についた。他人の駐車場(元はF家の敷地で、街道沿いにはローソン、その裏手が狭くはない駐車場になっている。管理は不動産屋だろうが、それもF家)の側溝だけど、我が家の向かい側なので目立つ。余儀なく草むしり。(09/15 20:57)
2023/08/23
2023/03/02
2023/02/23
沈湎する日常
← ジョン・マーティン(英:John Martin, 1789年 - 1854年)作 (「ハーンとドレとマーティンと」(2020/06/21)より)
この世界の中にあって、ひとりの人間がとことん何かの世界、自分の世界を追求し始めたなら、きっと<この世>へは戻れないのだろう。後戻りの利かない泥沼のような世界が、口をぱっくり開けて、そこにも、ここにも、ある。
しかし、理解不能な絵や記号を蜿蜒と描く行為にしろ、常人には窺い知れない動機によるだろう、飽くことのない何かの仕草にしろ、当人たちには、決して止められない営為なのだろう。その営為があるからこそ、他人には狂気の淵に陥ってしまったと思われつつも、しかし、その崖っ淵の何処かで片手で、あるいは指一本で、<この世>に繋がっていると感じているのに、違いない。
2021/04/05
時を空費している
← 開花してるジャーマンアイリスを撮ろうとしてたら、その背後に謎の植物が。開花してる? これから咲く? それにしても、一昨年まで毎年 咲いていたアガパンサス。去年から姿を見せてくれない。我輩のせい? (拙稿参照のこと:「アガパンサスの花から」「アガパンサスは愛の花」「梅雨空もアガパンサスの花の色」)
ボタン付け一ヶ所 やった。約10分余りで。我輩としては驚異的速さ。さもあらん。たまたま数年前にボタン付けした際の 針に糸を通した遺産があったからだ。但し今回は黒。他に、Yシャツのボタンも1個 取れてるが、白糸で、こちらは糸通しから始めないとならぬ。年内は実行しない。
…なんて呟いたら、梁に糸を通す、「ニードルスレイダー」なんて道具があると教えていただいた。
2021/01/24
久しぶりの五輪真弓特集に感激
← 細井 和喜蔵(著)『女工哀史 改版 』(解説=大河内一男 岩波文庫)「紡績業は日本の資本主義の発展にあずかった基幹産業の一つである。ヒューマニスト細井は、この産業を底辺で支えた女子労働者たちの苛酷きわまりない生活を自らの体験と調査に基づいて克明に記録した。本書をひもとく者は誰しも、近代資本主義の残した傷痕のいかに深く醜いかを思い知らされずにいない。」
今日も「明暗」所収の角川版『夏目漱石全集〈13〉』 と、リンダ・リア著の『レイチェル―レイチェル・カーソン『沈黙の春』の生涯』とを交互に読んでいた。
「明暗」流石、漱石。物語にぐいぐい引き込んでいく。男女……夫婦の機微を描く卓抜さ。実体験が重い?
「レイチェル」はやはり名著だ。浩瀚な書だが、読ませる。慌てず弛まず読んでいく。
より以前の記事一覧
- ツワブキの名の覚え方 2020.11.10
- ボクの世界は真っ赤な闇 2020.10.16
- 終わらない闇夜 2020.10.15
- 屋根裏部屋に熊が侵入 2020.06.01
- ジェネシス 1 2019.01.17
- 井田川幻想 2017.02.16
- ニワのカモ 2016.11.26
- 淋しさは氷雨のように 2016.11.10
- 靄の中の女 2016.07.31
- 豪雨から究極の再生エネルギーを夢想する 2016.07.16
- 永遠と一瞬の美しき目合ひ 2016.06.27
- 137億年の孤独の海 2016.06.26
- ボクのブルー 2016.06.24
- 正常なる幻想 異常なる明晰 2016.06.16
- 点々は 宇宙を攪拌しないのです 2016.06.11
- 麦わら帽子の少女 2016.06.04
- 夢のない夢の話 2016.05.13
- 影のない女 2016.05.06
- 雨の日の公園 2016.05.02
- 前日の夢の続き(?)を見た 2016.04.24
- 今朝見た、意味不明な夢 2016.04.22
- 4月1日 影の女 2016.04.02
- 春眠惰眠暁を覚えず妄想的考察(後篇) 2016.03.29
- 春眠惰眠暁を覚えず妄想的考察(前篇) 2016.03.28
- 雨っ垂れ 2016.03.27
- アズールの空 2016.03.05
- ホワイトアウト 2016.02.16
- 影の女へ 2016.02.03
- 埃は生きている証し ? ! 2015.12.27
- 蓑虫 2015.11.28
- 蒼白の美を生きる 2015.11.17
- 最後の一葉 2015.11.10
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